戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜   作:saint shine

69 / 390
67話

「会長只今戻りまし…会長これは一体…」

 

「お帰り梨沙」

 

まあ副会長の言葉にも頷ける生徒会室に戻って来たら生徒会長が制服じゃ無いんだからな

 

「お帰りではなく…その格好は…」

 

「変かしら?私は似合ってるって思うんだけど」

 

「いえ、お似合いではあるんですが…それに彼は」

 

副会長は俺を指差してそう言う

 

「雪音湊君よ、色々とあってね今は此処に居るの」

 

「そうでしたか、私は2年の西住梨沙だ」

 

「1年の雪音湊だ」

 

俺と副会長はそう言って会釈を交わす

 

「それでこれについてよね、これは彼の試作品よ。何でもその人の任意の服装になれるそうなの」

 

「そうでしたか、では会長は自らそのドレスを?」

 

「ええ、因みに今は私の任意の服装だから雪音君は執事服なの」

 

当然だ、誰が望んでこんな格好をするものか

 

「そう言えば要件は何だったの?」

 

「申請用紙の提出でした。そう言えば1年生に彼の居場所を聞かれましたがその色々に関係があるのでしょうか?」

 

副会長がそう言うので俺は副会長に会長と同じ説明をした

 

「成る程、それで会長は…事情はわかりました。そう言う事なら私も了承しましょう」

 

「梨沙ならそう言うと思ったわ、それで梨沙はどんな服を着てみたい?」

 

「いえ、私はこのままで大丈夫です」

 

「そう、なら私が決めてあげるわ」

 

そう言って琴音はファッション雑誌を見る

 

「会長またそんな物を持ち込んで居たんですね」

 

「良いじゃ無いこれくらい」

 

「ですが「これなんて良いじゃ無い」私の話を聞いて下さい会長‼︎」

 

琴音は副会長の言葉に耳を傾けず副会長の服装を変える

 

「やっぱり似合ってるじゃない」

 

「似合いませんよ、会長の方がきっとお似合いですよ」

 

「そうかしら?貴方はどう思う?」

 

正直言ってどうでも良いがそう言うと校内放送とか使われるんだろうな

 

「俺は似合ってると思うけどな」

 

「そうよね、梨沙もせっかく可愛いんだから偶にはそう言う服を着ないと」

 

「もう知りません」

 

副会長はそう言って副会長と書かれたプレートのある席に座る

 

「大変だなお前も」

 

「会長が済まない」

 

副会長はそう言って紅茶を飲む

 

「美味いな、君が淹れたのか?」

 

「ああ、それがどうした」

 

「私達のクラスは学園祭で喫茶店をする事になってな、紅茶の淹れ方を教えて欲しいんだが構わないか?」

 

「ああ、別に良いぞ」

 

副会長の問いかけに俺はそう答える

 

「ありがとう、明日の同じ時間に生徒会室前に来てくれ」

 

「分かった」

 

俺がそう言うと副会長はもう一度紅茶を飲んだ

 

「そろそろ6限も終わりですね」

 

「そうね、終わりにしましょうか流石に1年生に見せる訳にはいかないものね」

 

「やっと終わったか」

 

俺はそう言って機械を端末に仕舞うと制服に戻った

 

「それじゃあ俺は教室に戻ります」

 

「私達も戻りましょうか」

 

「ええ、そうですね」

 

俺達はそう言って生徒会室を出た




感想や評価お願いします
誤字や脱字の報告もあると幸いです
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。