戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜   作:saint shine

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68話

『湊君‼︎聞こえるか‼︎』

 

「風鳴司令か今何時だと思ってやがんだよ」

 

真夜中の突如の通信に若干キレ気味に返す

 

『済まない、だが緊急事態が発生した』

 

「緊急事態だ?」

 

『響君達の適合係数が急に低下し始めた。このままではギアのバックファイアで自身を殺しかねない』

 

成る程な確かに緊急事態だ

 

「分かった今から向かう」

 

俺はそう言って響達の居る場所に向かう

 

「翼‼︎」

 

響達のギアの反応を頼りに向かうと上空から翼が落下して居た

 

「済まない助かった湊」

 

「気にするな」

 

俺はそう言って翼を響達の所に連れて行く

 

「湊君!来てくれたんだ!」

 

「風鳴司令から通信が来てな、さて」

 

俺が海を見るとそこにはアームドギアの槍の上に立つマリア・カデンツァヴナ・イヴが居た

 

「彼奴は!」

 

「時間通りですよフィーネ」

 

「フィーネだと」

 

姉さんが驚くが何も可笑しな話じゃない彼奴は言った自分を永遠の刹那に存在し続ける巫女だとつまり彼奴は輪廻転生を繰り返すそれが偶々彼奴だったってだけだ

 

「あれはネフィリム⁉︎何でテメェがそれを持ってやがる」

 

「それは貴方が知る必要は無いわ」

 

「だったら…力尽くでも聞き出してやろうじゃねえか‼︎」

 

《雷鳥》

 

俺は雷鳥に乗ってマリアに突っ込む

 

「見せて貰うわよ、フランス最強の装者の力を‼︎」

 

「望み通り見せてやる‼︎」

 

俺は雷鳥に乗った状態でインドラの槍を取り出す

 

「ふっ!」

 

「はあ!」

 

マリアはマントを回転させて雷鳥を防ぐと雷鳥はまるで意識があるかの様に上昇する

 

「もう終わりかしら」

 

「まだまだ‼︎久しぶりに全力でやるんだ思う存分俺が満足するまで付き合って貰うぜ‼︎」

 

《雷帝》

 

インドラの槍を空に翳すと無数の雷がマリア目掛けて落ちる

 

「ふっ!」

 

マリアはマントを回転させて竜巻の様になって雷を防ぎ俺に向かって来る

 

「はあ!」

 

「ぐっ!」

 

俺が竜巻を勢いよく突くとマントの一部が破壊されマリアが剥き出しになった所でマリアは後ろに飛ぶ

 

「はあ!」

 

「ふっ!」

 

マリアの攻撃を防ぎ槍を弾くとマリアの槍の先端が砕けた

 

「くっ!これ程までに力の差が」

 

「おいおい、最初の威勢はどこに行ったマリア・カデンツァヴナ・イヴ」

 

「はあ!」

 

《HORIZON†SPEAR》

 

マリアが槍の先端から俺に向けて放った高出力のエネルギービームを雷鳥が切り裂きながら突っ込む

 

「くっ!ぐあ!」

 

マリアは雷鳥を槍で防ごうとするが威力が殺しきれず吹き飛ばされる

 

「これで終わりだ」

 

「させない‼︎」

 

《氷菓》

 

この間の赤髪の少女が俺の背後から具現化させた無数の氷を飛ばす

 

「ちっ、邪魔しやがって」

 

「大丈夫マリア」

 

「ええ、これで形勢逆転ね」

 

「私も忘れてもらっては困る‼︎」

 

そう言って前に出ようとする翼を俺は槍で止める

 

「何のつもりだ」

 

「怪我してる奴が居ても邪魔になるだけだ。下がってろ俺1人でどうとでもなる」

 

「気が付いて居たのか…分かった」

 

翼はそう言って後ろに下がる

 

「随分と甘く見られた様ね、私もアリスも2対1でやられる程弱くはないわ」

 

「嫌弱い、お前と弱虫アリスだろ」

 

「私は…私はもうあの時の私じゃない‼︎」

 

そう言ってアリスは俺目掛けて突っ込もうとする

 

「闇雲に行くのは辞めなさいアリス返り討ちになるだけよ」

 

「うん」

 

「来ないのか?だったらこっちから行くぞ‼︎」

 

《天地雷鳴》

 

俺は周囲に雷を纏った球体を生成して2人に飛ばす

 

「ふっ!はあ‼︎」

 

「やあ!」

 

俺はマリア目掛けて突っ込んで行く

 

「ふっ!はあ!」

 

「くっ!」

 

マリアは俺にマントで防いでも意味がないと理解して居るのか槍で受け流して居るが徐々に押されて居る

 

「はあ!」

 

「ぐあ!」

 

俺が蹴りを入れるとマリアは海に落ちて行く

 

「此奴で終わりだ」

 

《雷星槍》

 

俺は上空で雷を纏った槍を巨大化させる

 

「まさか⁉︎辞めろ湊‼︎」

 

「辞めて兄に‼︎」

 

俺は翼とアリスの制止を無視して巨大化させた槍をマリア目掛けて投げた

 

「ぐあぁぁあ‼︎」

 

暫くするとインドラの槍は俺の手元に戻って来る

 

「マリア‼︎」

 

アリスはギアが解除されたマリアを助ける為に海に入って行った

 

「辞めろ湊!お前はあの2人を殺すつもりか‼︎」

 

「その程度の事想定してないでどうする、此処は戦場だ。戦場は常に喰うか喰われるかの世界だそのくらいの事幾つもの戦場を渡り歩いて来たお前なら分かる筈だ」

 

「湊お前、それを本気で言って居る訳じゃないだろうな」

 

翼がそう言うと何処からか戦闘機が姿を現しマリアとアリス目掛けてロープを垂らす

 

「チッ!」

 

俺はインドラの槍を端末に仕舞う

 

「ソロモンの杖を返しやがれ「辞めろ姉さん、あれはステルス迷彩が搭載されてるから直ぐに見えなくなる」そうか」

 

俺がそう言うと姉さんはギアを解除した

 

「俺はサンダルフォンで一度アパートに戻る」

 

「分かった師匠にも伝えておくね」

 

俺は響のその言葉に頷き雷鳥に乗りアパートに向かった




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