戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜   作:saint shine

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69話

〜マリアside〜

 

「此処は…」

 

私が目を覚ますとそこは移動用の戦闘機の中だった

 

「マリア目が覚めたデスね」

 

「良かった」

 

そこに切歌と調が来た

 

「私は一体…」

 

「覚えてないの?」

 

「彼奴に海に落とされた後に電気を浴びて気を失ったデスよ」

 

切歌と調にそう言われて思い出した。そうだ私は彼(雪音湊)に負けたんだ

 

「あんなの負けた内に入らないデスよ」

 

「そうだよ、戦う場所が悪かっただけ」

 

「いいえ、彼と私には埋められない差があったわ。それは並大抵の事じゃ絶対に埋められない差よ」

 

実際私は最初から最後まで圧倒されっぱなしだった

 

「あれがフランス最強の装者、まさかこれ程までの実力だった何て」

 

「大丈夫デス、私と調が力を合わせれば勝てない相手じゃないデス」

 

「うん、私と切ちゃんなら」

 

「貴方達2人だけでは返り討ちに合うだけです」

 

そう言ってマムが中に入って来る

 

「ごめんマム」

 

「貴方が悪い訳ではありません。全ては彼の実力を軽視して居た私がいけないんです」

 

「人類を救った本物の英雄雪音湊、やはり彼は要注意人物の様ですね」

 

少し遅れてドクターとアリスも入って来る

 

「アリスから彼の事を大方聞きました。彼は8年前に終止符を打ったシンフォギア軍事兵器化実験の被験者だったそうです」

 

「それって確かアリスも被害に合った言うあれデスか?」

 

「その様です」

 

切歌の言葉をマムは肯定する

 

「彼と貴方の間に何があったのアリス」

 

「うん、話すよマリア」

 

そう言うとアリスは彼との間にあった事を話す

 

〜マリアside out〜

 

〜アリスside〜

 

兄にとの思い出の中で一番最初に出て来る記憶は真っ暗な部屋そして泣き叫ぶ子供の声

 

『入れ』

 

『……』

 

その時兄には何も言わずに入って来て少し怖かった。でも此処に来る人でそう言ったのは珍しくはなかった。自分と同じ無理矢理親や家族から引き離された人だと思って居たから

 

『はぁ、辛かった』

 

その人が居なくなると兄にはそう言って壁に移動する

 

『ねえ、何て名前なの?』

 

『アリス…アリス・フェアリス』

 

『そっか、僕は雪音湊宜しくアリス』

 

『うん…』

 

それが私と兄にの初めての会話だった

 

『大丈夫アリス?』

 

『うん『テメェ何休んでんだ』ごっごめんなさい』

 

『アリスの運ぶ量どう考えても他の子よりも多いんだし少しくらい良いじゃん!』

 

『ガキが口答えてんじゃねえよ‼︎』

 

兄は振われた鞭を避けようとせずに私を守る様にして立って居る

 

『此奴は良いぜ、おいそこのお前此奴を抑えてろ』

 

『そんな…『ああ?折角情けを掛けてやってるてのにそれを棒に振るのか?』はっはい!』

 

私は恐怖のあまりその人の命令を聞く事しか出来なかった

 

『これからも頼むぜ』

 

男は兄にを暫く鞭で打ち続け満足したのかそう言って何処かに向かって行った

 

『ごめんなさい…私怖くて…本当にごめんなさい』

 

『気にしないでアリス、僕は大丈夫だから』

 

兄にはそう言って私の頭を撫でてくれた

 

『兄に…その兄にって呼んでも良いですか?』

 

『兄に?何だか良く分からないけどアリスの好きに呼んでくれて良いよ』

 

『はい‼︎宜しくお願いします兄に』

 

その日から私はあの人を兄にって呼ぶ事にした。私はどんな時でも兄にと一緒に居た。どれだけ辛くても兄にと一緒に居れば耐える事が出来た。でもあの日から兄には変わっていった

 

『そこのお前出ろ』

 

『分かった』

 

『兄に…『心配しなくて良いよアリス直ぐに終わったら直ぐに戻って来るから』うん』

 

そう言って兄には私を残して男と何処かに向かって行った。最初の内は今まで通りの兄にだった

 

『兄に…『悪いアリス今日はもう寝させてくれ』うん…』

 

時々少し怖い日もあったけど今まで通り優しい兄にの日が多かった。でもある日

 

『兄に『煩いんだよ毎日兄に兄にって‼︎俺はお前の兄にじゃねえよ‼︎』でも…兄には兄にだし…』

 

そう言って伸ばす私の手を兄には弾いた

 

『兄に兄にって何でも俺に頼ろうとすんな‼︎』

 

『そんな…兄に…』

 

そう言って手を伸ばす私に兄には大剣を向けた

 

『だから…俺は兄にじゃない』

 

『何をやってる‼︎』

 

『別に、此奴に兄に呼びを辞めさせようとしてただけだ』

 

『…今直ぐそのギアを解け部屋の移動だ』

 

『ああ』

 

兄にはそう言って男に着いて行く

 

『兄に‼︎待ってよ‼︎1人にしないで‼︎』

 

『うるせえ、じゃあな泣き虫アリス』

 

兄にそう言われた後の事はよく覚えてない、気が付けば施設は壊れて私1人だけがそこに立って居た

 

「そんな事が」

 

「うん、その後FISに捕まって2年経った時にマリア達に会ったの」

 

私はマリア達に兄にとの事を話した

 

「酷い、アリスが寂しいって知ってるのにそんな事言う何て切ちゃんもそう思うよね、切ちゃん?」

 

「…なっ何デスか調?」

 

切歌ちゃんは調ちゃんに呼ばれて返事をするが何か考え込んでるのか少し間があった

 

「どうかしたの切歌ちゃん?」

 

「えっとデスね、私にはあの人が望んでそんな事をする様な人に思えないんデス」

 

「切ちゃんは彼奴の肩を持つの?」

 

「そう言う訳じゃないデスけど…」

 

切歌ちゃんは何とも言えない表情でそう言う

 

「何方にせよ我々の敵である以上戦闘は免れられません。接触があった場合危険ではありますがマリアとアリスの2人で交戦をお願いします」

 

「「分かったよ(OK)マム」」

 

私とマリアはマムの言葉にそう返事をした

 

〜アリスside out〜




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