戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜 作:saint shine
「やったなセレナ」
「湊君、うん私にも誰かを守る事が出来た」
シェルターに着きセレナと合流する
「あそれと未来、風鳴司令がお前に話したい事があるから連れて来いだって」
「弦十郎さんが私に?」
「ああ」
俺は風鳴司令が話すであろう事を知って居るが知らないふりをする
「師匠が未来に?何だろ?」
「さあな、行きゃ分かるだろ」
「分かった、響は弓美達と先に帰ってて」
「分かったよ未来」
響は未来の言葉にそう返す
「それじゃあ乗って皆んな送ってあげる」
「ありがとうございますセレナさん」
「俺達も行くぞ」
「うん」
俺は後ろに未来を乗せてバイクを走らせた
「未来を連れて来たぞ風鳴司令」
「弦十郎さん私に話って何ですか?」
「君には知っておいて貰いたい事があるんだ」
風鳴司令はそう言ってモニターにメディカルチェックの結果を表示する
「これって…まさか‼︎」
「クソッタレが‼︎」
姉さんはそう言って潜水艦の装置を蹴る
「胸に埋まった聖遺物のかけらが響君の体を蝕んでいる。湊君がくれた錠剤のお陰で多少はマシになっては居るだろうが、その錠剤も万能ではないこれ以上の進行は彼女を彼女でなくしてしまうだろう」
「そんな…」
未来はそう言って沈んだ表情を浮かべる
「そうだ!湊なら響を治せるかもしれないんだよね!前に言ってたよねFISって組織が持ってる神獣鏡なら響の聖遺物を取り除けるかもしれないって」
覚えてたか未来の奴
「どう言う事だ?」
「俺が未来に話したのはあくまで可能性の話だ。聖遺物殺しのシンフォギア神獣鏡、その中にミラーデバイスやアームドギアの扇から放たれる光には聖遺物由来の力を分解する光起電力効果という機能がある。以前その力を使えばもしかしたら響の体内の聖遺物も取り除けるんじゃないかって話をしたんだ」
「そんな物があったのか」
翼は神獣鏡の存在を知らなかったのか驚いた表情を浮かべる
「そのシンフォギアは今何処にあるんだ?」
「管理してる奴らが変わってないのならFISが所有してる」
「此処に来てFISか」
「ああ、だが絶対に出来ると決まった訳じゃない、さっきも言ったがあくまで可能性だ響みたいな例は今までなかったからな実証も何もされていない」
「そうか」
風鳴司令はそう言って難しい顔をする
「弦十郎さん、つまり今後に響が戦わなければこれ以上の進行はないんですね?」
「響君にとって親友の君こそが最も大切な日常、君のそばで穏やかな時間を過ごす事だけがガングニールの侵食を抑制出来ると考えて居る。響君を守って欲しい」
「私が響を…分かりました!」
「無論我々も立花がこれ以上戦う事の無い様最善を尽くそう、立花の事は頼んだぞ小日向」
「はい!」
そう言った未来の目はやる気に溢れていた
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