戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜   作:saint shine

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87話

「お前は…」

 

「マム」

 

「貴方達は‼︎マムどう言う事なの‼︎」

 

翌日俺とセレナは匿名で東京スカイタワーに来る様にと言う通信を受けたので葉月を同じくスカイタワーに来ていた響と未来に預け暫くするとマリアと車椅子に乗る老女が待って居た

 

「初めまして私はナスターシャ・セルゲイヴナ・トルスタヤF.I.S.のブレーンとしてマリアやあの子達を従えて居ます」

 

「お前か俺とセレナの所に通信を行ったは」

 

「ええ、久しぶりですねセレナ」

 

「うん、マムも元気そうで良かった」

 

セレナはマリアから目を逸らしながらそう言う

 

「まだそんな世迷言を‼︎」

 

「待ちなさいマリア彼女は間違いなく貴方の妹セレナ・カデンツァヴナ・イヴです」

 

睨みを効かせてそう言うマリアをナスターシャが止める

 

「でもセレナは6年前のあの時に…」

 

「分かって居ます」

 

「そんな事の為に俺やセレナを呼び出した訳じゃないってのは分かってんだ本題に移って貰おうか」

 

俺がそう言うとナスターシャは頷く

 

「切歌から聞きました。イガリマの件」

 

「成る程な、そう言う事か」

 

「イガリマがどうかしたのマム?」

 

「イガリマのシンフォギアは5年前F.I.Sがフランスに無断で米国に持ち帰った物です。そしてイガリマの前任装者であるリュー・クリスティア彼女の死の影にF.I.S.が関与して居ました」

 

ナスターシャは拳を強く握りながらそう言う

 

「まあそんな事だろうとは思ってたけどな、んでその謝罪だけで俺達2人を呼んだって訳じゃないんだろ」

 

「ええ、ですがそれは私達に着いて来て頂ければ分かって頂けると思います」

 

ナスターシャがそう言うとマリアは車椅子を押す

 

「マム、あれはどう言う?」

 

「言葉通りです。フィーネを宿して居ると演じる必要はないと言う事です」

 

「それってマリア姉さんにはフィーネは宿っていないって事?」

 

「ええ、ですが私達がして来た事はテロリストの真似事に過ぎません真になすべき事は月がもたらす最悪の被害を如何に抑えるか違いますか?」

 

此奴らの所にも真面な考えの奴が居たのか

 

「つまり今の私達では世界は救えないと?」

 

マリアがそう言ってナスターシャに指示された部屋に入るとそこにはエージェントが数人居た

 

「マムこれは」

 

「米国政府のエージェントです。講和を持ちかける為私が招集しました」

 

「講和を結ぶつもりなの?」

 

「ドクターウェルには通達済みです。さあこれからの大切な話をしましょう」

 

マリアはそう言ったナスターシャに困惑して目を向けて居た

 

「異端技術に関する情報、確かに受け取りました」

 

「取り扱いに関してはベッド私が教授致しますつきましては」

 

ナスターシャがそう言うとエージェントは俺達に銃口を向ける

 

「マム!」

 

「貴方の歌よりも銃弾は遥かに早く躊躇なく命を奪う「成る程な、こうなる事が分かってて俺とセレナを呼んだって訳か」貴方は、まさか‼︎総員銃を降ろせ」

 

エージェントの男の内の1人が俺の声を聞いた途端に全員にそう言う

 

「マムもしかしてこの事が分かって居て彼を?」

 

「ええ、米国が取引に応じるつもりが無い事は初めから分かりきって居ましたから」

 

「だがどうもこれで終わりそうも無いみたいだぞ」

 

そう言って外を見るとノイズに囲まれて居た

 

「これもあんたらの思わく通りか」

 

「恐らくドクターウェルの独断でしょう」

 

「そうかよ」

 

〜Girar desig sandalphon tron〜

 

〜Granzizel bilfen gungnir zizzl〜

 

〜Hellfire chamael tron〜

 

俺達は全員同時に聖詠を行いシンフォギアを纏う

 

「やあ!」

 

「はあ!」

 

《紅炎華》

 

《雷鳴》

 

俺とセレナで部屋の中のノイズを倒して道を作る

 

「ぐずぐずしてんな行くぞ‼︎また追っ手が来る‼︎」

 

「ええ」

 

マリアはそう言ってナスターシャを担いで部屋を出る

 

「待ち伏せを避ける為上の階からの脱出を試みましょう」

 

「お前の指示に従うのは癪だがそうするしか無いな下からの脱出は不可能だからな」

 

下に行けば待ち伏せしてる米国の奴に殺されるのがおちだ

 

「たく、しつこいぞ彼奴ら‼︎」

 

「貴方達を巻き込んでしまった事本当に申し訳ありません」

 

「マムが悪い訳じゃないよ」

 

「セレナ‼︎」

 

マリアがマントで銃弾を防ぎながらセレナを呼ぶ

 

「マリア姉さん」

 

「早く来なさい‼︎」

 

「うん!」

 

セレナがそう言ってマリアの元に向かう途中にマントの弾いた流れ弾がセレナに当たる

 

「セレナ…セレナ‼︎」

 

「野郎‼︎」

 

俺は銃を発砲する米国の連中に突っ込む

 

「うわあああ‼︎」

 

俺の後ろからマリアも槍を持って突っ込んで行く

 

「はぁはぁ…くっ!私は…」

 

マリアはアームドギアに付着した血を見て悔しそうな表情を浮かべ涙を流す

 

「たく、面倒かけんなよセレナ」

 

「ごめん…ね…湊君…」

 

俺がそう言ってセレナに近づくとセレナは途切れ途切れでそう言う

 

「いや…助けて…助けて‼︎」

 

「狼狽えるな‼︎行け‼︎」

 

マリアがそう言うとそこに居た女性と男性2人は走って階段に向かって行く

 

「もう迷わない!一気に駆け抜ける‼︎」

 

そう言ってマリアはアームドギアとマントを回転させ天井を貫いて行く

 

「俺達も此処から出るぞ」

 

「うん…」

 

《雷撃》

 

俺はセレナの傷を治してから背負い大剣の先に溜めた雷を高出力のエネルギービームとして放ち壁に穴を開ける

 

《雷鳥》

 

俺は雷鳥に乗って外に出ると見知った奴が上から落ちて来て居た

 

「何やってんだよ響」

 

「湊君‼︎良かったそのまま上に居る未来も」

 

響がそう言うとスカイタワーの上空が爆発する

 

「未来‼︎湊君‼︎早く未来を‼︎」

 

「分かってる!でも無事かどうかは知んねえぞ‼︎」

 

俺はそう言って未来の居るらしい爆発の起きた上に向かうが

 

「そんな…未来…」

 

響が絶望する中俺は辺りを見渡す

 

「行かなきゃ未来が‼︎未来が死んじゃう‼︎」

 

「落ち着け‼︎響‼︎」

 

俺が大声でそう言うと響は一瞬震えて俺を見る

 

「湊…君…」

 

「人はノイズに炭素化でもされない限り突然消える事何て先ずない」

 

そう言って俺は未来の通信機の反応を探す

 

「良かったな響未来は無事だ」

 

「本当‼︎良かった。ねえ未来今何処に居るの?」

 

「そう焦んな、ん?」

 

もう一度通信機を見ると未来の通信機の反応が消えた

 

「どうしたの湊君?」

 

「いや、未来の通信機の反応が突然消えたんだ」

 

俺が通信機から目を離したのは本の数秒だった。その間に反応が消えた怪しいな

 

「響一先ず地上に降りるぞ話はそれからだ」

 

「うん」

 

俺はそう言って響とセレナを乗せて人気のない場所に向かった




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