戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜   作:saint shine

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90話

「マム少し良いかしら?」

 

『ええ、大丈夫ですマリア』

 

ナスターシャがそう言うとマリアは扉を開けて中に入る

 

「何かあったのですか?貴方は」

 

「ヒッヒイ‼︎何でお前が此処に」

 

中に入るとそこにはナスターシャとドクターウェルが居た

 

「俺は此奴を連れ戻しに来ただけだ」

 

「マム神獣鏡を借りても良いかしら?」

 

「ええ、構いません今の状態ではフロンティアの浮上に至る出力が足りてませんからね」

 

ナスターシャはそう言ってマリアに1つのペンダントを渡す

 

「神獣鏡、あれだよね響を助けられるかも知れないシンフォギアって」

 

「ああ、あれが本物の神獣鏡だとすればな」

 

俺の言葉に未来は頷く

 

「貴方名前は?」

 

「小日向未来です」

 

「そう、小日向未来これを持って聞こえた歌を歌いなさい」

 

マリアはそう言って神獣鏡を未来に渡す

 

「はい」

 

~Rei shen shou jing rei zizzl~

 

そう言って小日向が聖詠を唱えるとコアは多少反応する物の不発に終わる

 

「湊これって無理って事なのかな?」

 

「多少は反応したんだ適合係数が足りてないんだろう、シンフォギアを纏うには一定の適合係数が必要になる。適合係数が一定未満だとシンフォギアは纏えない。つまりお前は神獣鏡を使えない事もないが適合係数が一定未満だから使えないって事だ」

 

「成る程、彼女の胸に歌が響いたのですね。今一度待って頂けるのであれば貴方の為のLiNKERをご用意しますよ」

 

確かに胸に歌が響いたのだとすればLiNKERで適合係数は補える

 

「どうするかの判断はお前に任せる」

 

「うん、お願いします」

 

「では今一度お待ちを」

 

そう言ってドクターウェルはLiNKERの制作に取り掛かる

 

「ご協力感謝します小日向未来さん」

 

「いえ、私も神獣鏡を使って助けたい友達が居ますから。もうその友達が戦って居る姿を見て居るだけじゃ嫌なんです」

 

ナスターシャの言葉に未来はそう返す

 

「LiNKERの完成までは時間があるわ、今のうちに覚悟を決めておきなさい」

 

「分かりました、行こう葉月ちゃん」

 

「うん!」

 

未来と葉月が部屋を出るので俺もそれに続こうとするとマリアに止められる

 

「セレナは…あの子は無事なの?」

 

「彼奴なら大丈夫だ傷口も塞がってるし歩ける様にはなってるだろ」

 

「そう…良かった」

 

マリアはそう言って安堵の表情を浮かべる

 

「話はそれだけか?」

 

「ええ、引き止めてごめんなさい」

 

「別に」

 

俺はそう言って部屋を出る

 

「待つデス‼︎良い機会デス私達と決闘デス」

 

「私たちが勝ったら8年前の事アリスに謝って欲しい」

 

今度は暁と月読に道を塞ぐ

 

「俺にその決闘を受ける理由が無い」

 

「ほう、私達に負けるのが怖いんデスか」

 

「そう思うなら勝手に思ってろ」

 

そう言って暁と月読を押しのけて進むが直ぐに俺の前に出て道を塞ぐ

 

「私達が負けたら何でもする」

 

「だから決闘を受けるデス、さも無いとふせんぱい?でお前をアリスの所に連れてって謝らせるデス!」

 

不戦敗の言い方がかなり怪しかったが此奴らはアリスの為に一生懸命なのは伝わって来た

 

「はぁ、分かった決闘だろ受けてやるよ」

 

「最初からそう言うデス」

 

この感じだと俺が頷くまで永遠と続きそうだったので俺は渋々了承した




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