独りじゃなくなった島で過ごし始めたが効率的になった事以外で仕事で大きな変化は無いが、最近はかなり驚くことがあった。それと言うのも海軍から人がやってきたことだ。軍でも食料というのは多く必要になるので、安くて良い食材を多くの島々に売っているという話を聞いてやってきたらしい。軍全体の食料を賄う事は出来る訳も無いが、それでも十分な削減に成るから頼むというので契約することになった。
これからも農地は拡大する予定なので、年度ごとに契約を更新し可能な限り食料を海軍に卸すのはいかがですかと訊いたら結構感謝された。その代わりに他の取引なども尊重してもらえるように深くお願いした。海軍の方も国々に文句は言われたくないと言って了承してくれた。
しかし、そのお願いは海賊などの無法者との取引に関してへの効果を期待している。もちろん残虐な者を含め悪党と取引をしたいわけではない。この島はグランドラインに存在し、今でも海賊や旅の船も立ち寄っている。無駄な略奪をしない海賊などにも食料を売っている。基本的に商売人が海賊相手に商売してもそれが禁制品の類でなければ取り締まられる事は無いのだが、海賊相手に取引し、海軍との取引を蔑ろにしていると言われたらたまったもんじゃない。
島の拡大と商売の拡大が並行して進められ、金ばかりがどんどん溜まって行った。しばらくその状況が続いて行った。最近では王女様をマニュとようやく呼び捨てに出来るぐらい慣れ親しんでいたのだが、海軍に続く様に更にヤバい所から人が来た。まさかの世界政府だ。
世界政府の役人さんが言うにはオレの影響力、資金力共に既に世界に影響を与える立場にあるとのことで、世界政府に加わらないかという誘いに来たんだそうだ。要するにこの島を国として定め、オレに王様にならないかという話だ。
延々と小難しい話をされたのだが、要約するとこれだけの力を持った個人を放置して置けるわけがないので加入してくれない様であれば色々とこちらも考えなければいけないという脅しだった。立場を得ると更に人づきあいが面倒になりそうだが断る方が面倒になりそうなのでしぶしぶ了承し、国王一人と言うわけにはいかず、流れでマニュと結婚し、王と王妃として世界政府の正式な書類に書かれた。
マニュの父親、要するに一番慣れ親しんでいる国王、今となってはオレの義父に当たるこの人がいの一番に話を聞きつけてお祝いをしてくれた。なんでも自国でも盛大に祭りを行っていると聞かされ、わざわざ映像電伝虫で中継してその様子を見せてくれた。是非スピーチをと言われたが丁重にお断りした。遠慮せずお義父さんとこれからは呼んでくれと言われたのだが、時間をくれる様に切に願った。
一番に駆け付けたのがこの人だったが、他の取引相手達からもかなり祝われた。祝いの品として様々な代物が渡され、どうして(どう扱って?)良いのかよく分からないのでとりあえずマニュに任せた。そう言えば
他の国々への顔合わせを全くしない訳にもいかないだろうし、それとなく聞くと話題性から来年に行われるレヴェリーに早速呼ばれる可能性が高いという。王が集まる会議であるためオレも行く必要があるのだが、作物は勿論、家畜の世話に島の防衛も全てオレが行っている。あまり離れるわけにはいかない。
レヴェリー自体は7日間、それぐらいであれば人を雇えば何とかなるが移動も含めるとかなりの時間が掛かりそうだ。それ以前にオレが持ってる服は最低限のスーツぐらいで王様らしい服なども無い。マニュが言うには自分に合った物を今から何着か仕立てて貰う必要があるそうだ。はぁ、世界政府の所為で色々と面倒になりそうだ。これからを考えると憂鬱になるが使えない頭を動かしてこれからに備えるしかない。一つため息を吐いてからマニュと共に予定を立てていった。
まだまだ続くよ。
タイトルを考えられる人は凄いと思う。
後、名前や地名も。