これで国全体の移動が可能と決まったので正式にレヴェリーの参加が決まったら開催に合わせて聖地へと移動すればいい。しかしその間は取引を流石に中止する必要があるかな? 移動中は何処にうちの国があるのか分からなくなるだろうからな。そんなことを考えているとそれについてはいい案があるぜとモルガンズから提案があり、詳しくは今回の取材の礼として後で伝えるとのことだ。
そうだな、せっかく歓迎されているんだから自国の問題について考えるより、しっかり歓迎を受けた方がいいだろう。既に橋の手前には移動用のちゃんとした乗り物が用意されている。どうやらそれに乗って城まで行く様だが閉ざされていない見た目から考えるに道中は手を振った方が良いのだろう。はぁ、段々とこういった状況に慣れてきているのが嫌だ。手を振る度に歓声が巻き起こるのに内心すこし怖いと感じるが、表情に出す事は無かった。しかし、途中で通った広場に立っているオレの像を見た瞬間に顔が少し引き攣った。おい、モルガンズ……像の写真を撮るんじゃねぇ。
国王様については何度もあっているし、今となっては完全に身内であるため普段相手にする取引先と比べては気楽ではあるがやはり少しばかり気を遣う。と言うより何故この人はこんなにもフランクに接するようになったんだろうか? 仰々しく接して来た最初よりは良いけども、まだオレは慣れていない。
まあ、城では特別な歓待などはなく、落ち着いて過ごすことが出来そうだ。まあ、仕事の話や国王としてのアドバイスを貰う事と後は服の仕立などやる事は色々とあるのだが、外のお祭り騒ぎみたいな事は無いので良しとする。
仕立については身体を測ってもらい、どんな感じの服が良いのか方針だけでも良いから意見を出してくれという事だった。とりあえず派手な物は嫌だという事、可能であれば能力を活かす、もしくは阻害しない物である事、農業とか農家的な雰囲気だと嬉しいという事の3点を伝えた。
自分でも結構無茶ぶりだと思っているので仕立て屋にどうだろうかと尋ねると「民族衣装で参加する王族の方もいらっしゃいますので装飾と統一感を出せばご要望通りのコーディネートは可能です。是非とも私共にお任せください」と仕立て屋から力強い返事を貰えた。
自分の想像より煌びやかにはなるだろうがそれでも金銀財宝で彩ったりしたような派手な衣装に成るよりはマシだろう。お願いすると伝えるとそれでは失礼しますと深く礼をすると仕立て屋は帰って行った。良い物が出来る事を祈っておこう。
次に終わらせるのは相談とアドバイスだ。オレは王としての役割は果たすが王らしくあろうとしない事にしようと考えていると伝える。はっきり言って影響力は強くとも典型的な成り上がりで思考が平民なオレでは学ぶことを辞めはしないが付け焼刃になる。
ならば逆に王らしくない王として定着させてしまおうと考えたという訳だ。あくまで生産者であり、商売人であるオレはその立場から発していこうと、他の王を商売相手と同じように考えて接していこうと考えている。そう考えると今までと変わらない、変わる必要性が無いのだ。
そう宣言すると少し待って欲しいといい、うーんと唸りながら色々と思い出すようにしながらオレの発言について考えている。10分ほど時間がたってようやく結論が出たのか口を開くと「まあ、特異な目で見られるだろうがありかなしで言えばありだろうな」とのことだ。
何でも王と言う存在は国の代表をしているだけあって生半可な者では成り立たない。それ故か特徴的な者が多いのでそう言った王らしくない王と言うのもまあ受け入れられなくとも真っ向から否定する者は居ないだろう。逆に真っ向から面白いと笑って賛同する者が居る可能性すらあるそうだ。
先ほどまで考えていたのはレヴェリーで見かけたことのある特徴的な王を思い出していたそうだ。オレは分類的にはかなり特徴的な分類の仲間入りをするだろうとのことだ。自分を偽るのとどちらが苦労するだろうかを真剣に考えてくれていたそうだが、判断は任せると言われた。
そして最後に仕事の話だが、今回この国まで島ごとやってきた。そのため普段は船に載る量しか取引が出来ないが今回は作物の貯えそのままが取引の限度となる。まあ友達価格と家族価格でかなり勉強させてもらっているがそれでもいい取引が出来た。ついでにこちらは大物の家具や生活用品などの中で商船から買えなかった物などを揃えた。
その後でお試しである事と取引がこれから重なってくるので島を元の位置に戻す必要があると伝えて、来てから3日目に帰る事にした。帰りの際にも多くの人に見送られることになった。その様子もモルガンズに撮られたり、メモされた。
あ、言い忘れていたが王様にだけ小人たちを紹介した。もちろん買った時の情報と売り込んできた商人の名前と特徴も伝えておいた。彼らの働きとそれによって出た利益をマニュが伝えると王様は目を見開いて小人を見て、小人たちはとても誇らしそうだった。
帰ってからモルガンズに良い案があると言われて聞いてみるとグランドラインの後半の海、通称新世界に存在する
モルガンズは丁寧に国王の位置を知らされる訳にはいかないから誰か国に留まって道しるべになってくれる人材を島に置いて、取引相手にビブルカードを渡せば国が何処にあろうとプラント王国へ来れる。それと電伝虫の窓口を作ったり、移動の航路を公開していいのなら新聞に載せても良いとのことだ。
最後のはうちの国の動向が気になる者が必ず新聞を買うし、うちの国の動向をいち早く知れるからだろう。だがモルガンズの案はどれも良いものに思えた。マニュに相談してみても悪くは無いとのことだ。今ならモルガンズの方でビブルカードを用意してくれるとのことだ。
とは言ってもうちには常に国に居て、居場所を公開できる存在がいない。王と王妃であるオレたちは勿論、小人族も公表は駄目だろう。となると電伝虫の窓口の事も含めて人員が新たに必要となる。スキーラにて人を募るべきだったかとも思うが、秘匿すべき内容が多すぎる事と故郷に帰れない事を考えると一般からの募集は憚られる。
小人族とは別に奴隷を買うべきだろうかとも思ったが、どうしても人を買うという考えには納得がいかなかった。しかし、普通の人には強要することが多い仕事を押し付ける事も出来ないので、奴隷の購入を検討することなった。
とりあえず来年のレヴェリーの際には取引を取りやめて、レヴェリーの準備を兼ねて前後一ヶ月も取引を止める事を現在取引中の相手に伝えた。もちろん、可能な限りその穴を埋める方法を考えマリージョアまでの経路と予定を公表し、そこに来れば規模はどうしても小さくなる上に人数も制限が掛かるが取引が出来ると伝えた。その条件でも大丈夫な人の情報を纏めて多少無理をしても多すぎる場所は争いになっても困るので優先度の高い取引先を除いて後は勝手に抽選で決めた。
そうして来年の準備がようやく整ってくると政府からまた人がやってきた。今回の騒動をモルガンズが記事にしたことで事実確認にやってきたんだそうだ。話を聞き、国の運営の都合上長く離れる訳にはいかないので国ごと聖地の近くまで向かうと伝えた。役人は話を聞くと電伝虫で連絡を取っていて、最終的に問題は無いとのことだ。しかし、移動の前にこちらにも通達するようにと厳命された。
今後の方針としては、まず作物についてはこのまま続けていけば良い。島についてはこのまま拡大していけば良い。レヴェリーについては参加が確定したら予定通りに移動する。そしてマリージョアに向かう途中か帰りでシャボンディ諸島に立ち寄って仕事を行ってもらうための奴隷を購入する。そしてビブルカードを作るのと電伝虫の窓口を作る。そっから先の事はその時に考えればいい。
それよりも今はまだ自由に移動が出来ないので難しいが、将来的にはもっと色々な作物を作っていきたいのでこの島とは違った気候の場所で空いている場所を見つけたい。可能であれば少しの移動で春夏秋冬の全ての季節が揃えばいい。本当なら冬島の冬から夏島の夏まで揃えたいが16の季節が安定している海域など流石に無いだろう。
4つまでなら4種類の島が近い海域を探せばいい場所が見つかるかもしれない。そうすれば四季全ての作物を育てることが出来る。何ならその4つのエリアを跨ぐほどに島を成長させ一気に育てられればいいのだが……まだエリアさえ見つけていない現状でこの考えは捕らぬ狸の皮算用である。
さて、それでは来年までの準備は多くしておくに越したことはない。島と販路の拡大、自分自身の勉強も含めて今年の残りを精一杯働いて行こう。
ここまでで(修正しながら投稿したので変化してると思うけど)13500字ほどで、一気に書いた物を区切って投稿してます。どこで区切るべきかとかタイトルとかあまり考えてないので、伏線とかは基本的に無いです。
そもそも前の後書きでも言ったがオチをどうした物かと考えている段階だしね。流れやそこまでの段階は思いついてるけど、原作と関わるか、関わらないか、何をしたら終わりにするのかとかを考え中。
能力的にかなり影響力は高くなり、世界政府もあまり強く出れないぐらいの存在になる予定。位置的にはグラン・テゾーロに近い扱いになってくれればと考えている。海賊、海軍、世界政府のどれにも嫌悪感は抱いておらず、敵対してこない限り公平に取引を行う。数年の内に先進国の食料の多くを取り扱うぐらいの立場にしたい。最低でも世界の食料の数十%を担い、流通通貨の10%を握る位には成長させたい。
今現在正確には決めてませんが原作開始より20年ぐらい前、もしかしたらそれ以上前のつもりなんですよね。いまこの時間軸は、大海賊時代は始まってるけど、始まってからそれほど時間は経ってないと思ってくれ。
問題なのがオリ主の年齢の設定をしてないんだよな。ルフィに出会う頃までにあまり年を取って欲しくないので、可能な限り若くしたいが王を任せられる年齢と考えると……18~20が限界かな?となると原作開始20年前としたら18としても38か。
ルフィが確か原作開始時17だから20以上離れてるのか……まあブルックほど離れては無いから良いか。(比べる対象がおかしい)まあ冗談抜きでフランキーと4つしか違わないから別に良いか。別に仲間に成る予定は一切ないけど、ルフィ位から見て老人やおじさんキャラにはなって欲しくないと考えてます。
食べ物関係だから祭りでも開けばルフィたちと出会うだろうか?でもこれだと映画みたいな感じでの関わり方で原作との関わりが無いよなぁ。原作だと何処で出会う事にすればいいだろうか。そこを何とかしたい。オチの方は映画っぽい感じでも良い気がするというより本来なら在り得ない展開にしてこその二次創作。
原作だと出会いそうなのが他の国との交易中か、奴隷を買うためにシャボンディ諸島に来ている時かのどっちかかな?もしくは2年後の魚人島や新世界側の何処かでもいいかも。
ビッグマムと取引する予定があるからそこでもいいかも、こっそり匿ったりとか、でもそれより前に面識は必要だよな。初対面の奴らをいきなり匿ったりはしないだろうし、ましてや取引先から庇うってまずないよな。
こうして考えると出会う可能性が少しでもある場所はアラバスタ・ウォーターセブン・シャボンディ諸島・魚人島・ドレスローザ・トットランド・和の国かな。
アラバスタだと出会うのが早すぎるから、お互いに話題に出てくるが出会ってはいないぐらいかな。アスカルは内乱で大変なアラバスタに支援に来たって感じかな。でもここで面会してても面白そうではある。
ウォーターセブンは近くに美食の街があるのでそっちに出向き、アクアラグナの被害が酷かったウォーターセブンに支援かな。ここでファーストコンタクトのイメージはあまりない。
シャボンディ諸島は海軍や世界政府に食料を下した帰りに奴隷を見に来て、そこで出会って騒動に巻き込まれるって感じかな。取引中の相手を持って行かないでくれませんか?って感じで黄猿から多少庇ったり?いやそこまでやったら流石に関係が悪化するか。世界政府が無視できない存在になったとしても権力で天竜人には負けるだろうしな。そこいら辺は今後考えるとしてとりあえずファーストコンタクトはシャボンディ諸島が今の所有力かな?そもそもケイミーをアスカルが買えば解決か。問題も起こらないし、でもそうなると修行と頂上戦争への関わり方を考えないとな。
魚人島で再開するのもありよりのありで、ドレスローザもありかなしかで言えばあり、トットランドもありっちゃあり、和の国はまだ分からん。
原作との関わりはとりあえずこんな感じかな。大体の流れだけで細かい所は未定でその流れだって変更の予定はある。ちまちまと書いて行くのでよろしくお願いします。
とここで終わるつもりだったが、もう数話書けたので連続投稿はまだまだ続くのじゃ。