ようやくマリージョア近海の停泊予定地へと辿り着いたのだが、振り返って見なくとも分かるくらい、とても長く感じる旅路だった。いや、立ち寄らせてもらった島との交易も元より予定していた商船との取引も問題なく終わってくれたのだが、あの異常に濃密な修行が印象に残ってる。
結局は六式とやらの訓練も追加されてしまった。指銃・鉄塊・紙絵・剃・月歩・嵐脚の内で覇気の修行に比較的似通っていた鉄塊と紙絵を習得でき、指銃は威力が足らず、剃が制御できないが速度は出せるようになった。月歩と嵐脚?あんなの直ぐに出来るかい!!
「それで、まだレヴェリーまで時間があるようじゃが、どうするつもりなんじゃい」
シャボンディ諸島に向かう予定だと伝え、念のためと言うより護衛としてしっかりついてきてもらう。シャボンディ諸島はヤルキマン・マングローブで出来ているので操れる土がどうしても少ない。一応この服の下に動きを阻害しない程度に土を入れているけど念には念を入れる。
「ふん、覇気が一応じゃが使えて六式を甘く採点して半分使える奴が前半の海でやられるわけないと思うがな」
能力に頼って生きてきたから能力が全力で使えない場所に不安を感じるんですよ。オレの覇気だって能力あってのものだしな。こちとら新興とは言え王族ですよ。世界政府にお金払ってますし、海軍との取引も勉強してますから仕事してください。まあ、小人の護衛も居ますけど目に見える護衛がいた方が人が寄りにくいからね。
それにしてもシャボンディ諸島の名前通り、ふわふわとシャボンが漂ってて面白い。生息に適した気候で無いとシャボンは十分に効果を発さなくなるそうだが、どうにかヤルキマン・マングローブを島に植えれないかと考えてしまう。
種子を手に入れられたら適した土で苗レベルまで育てて、適した海底の土に植える事は出来るだろう。でも気候まではどうしようもないだろうから諦めるしかないな。ウチの二人も樹木は管轄範囲外だからどうしようもない。4季が揃っていてヤルキマン・マングローブの生息にも適した場所なんて都合のいい場所は流石に無いだろう。
シャボンがあれば荷運びなどでも役に立つだろうし、シャボンディ諸島の文化を借りることだってできるから本当に欲しいんだよな。モクモクの実の樹木人間とかどっかに居ないかな?まあ、無い物ねだりしてもしょうがないのでボンチャリで遊ぶか。
いや、これ楽しいな。漕ぐと楽に進めるので面白い、因みに風を感じたいので中に入るのでなく上に座席を載せるタイプのをレンタルした。ふむ、饅頭が美味しいな。あ、煎餅も買いましょう二人で分けません?ああ、美味しいけどお茶が欲しくなるな。あ、みんなの分も買うから国に戻ったら全員で食べようね。
今いるのは40番GR~49番GRの旅行者向けの観光・お土産エリア。1番GR~29番GR概して無法地帯となっている場所へ赴いて人間屋さんを訪ねるとしましょう。
「流石にワシが堂々とそこに入る訳にはいかんからな、さっさと済ませてこい」
事情は話してあるとはいえこういった場所は嫌いなようでどうにも機嫌が悪い。オレも別に奴隷が好きなわけではないので許してほしい。とりあえず、案内の店員に奴隷について尋ねるが基本的な説明だけなので自分で見て回った方が良いだろう。
待機してもらう予定の奴隷はビブルカードを不特定多数に配ってもらうからどうしても危険が伴ってしまうので多少腕っぷしに自信がある人物の方が良いと思っている。だが、そこまで強いと思える人材は居なかった。それで電話の応対が出来る様な人材を探したところ使えそうな人材がいたので買った。大人が男2人、女3人、子どもが男女2人ずつだ。
全員警戒しているが、とりあえず必要な物を揃えてもらう必要があるから日用品や服や家具をそろえて一度荷物を置きに行こう。その後で特別な奴隷はオークションに流される事が多いと聞いたので、戻ったら今度は1番GRへと向かうとしよう。
シャボンディ諸島を新興国王と海軍の英雄が観光している。
六式……完璧なのは鉄塊と紙絵、中途半端なのが指銃と剃、出来てないのが月歩と嵐脚。
この頃はまだドフラミンゴのオークションハウスは無いと思うけど、オークション自体はあってもおかしくないので同じ1GRにある設定にしました。
因みにキャラの名前を考えるのが苦手で、まだ殆ど名無しです。お義父さん国王、小人の能力者二人(ハナハナ女、クサクサ男)、奴隷のビブルカード役と電話役の代表一人くらいはきちんと登場させたいが、性格とかも難しい。
次でオークション会場で天竜人と関わらせるかで少し悩んでいる。後必要な奴隷以外になんかしら濃いめのキャラを入れたい。まあ、あくまで予定ですけどね。
ではいつもの挨拶でさようなら。
読んでくれている方々に多大なる感謝を。