ヤバい大海賊に出会ってしまった北条響さんの話。   作:スクランブルエッグ 旧名 卵豆腐

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うめぇよな、イカダガキ………。

作者の妄想シリーズ第10弾。


※タイトル名と内容は、一切関係ございません。


ぷりぷり、とぅるんっ

「おっはよー、アコちゃん。今日、暇かな?」

 

ある日曜日の朝。

調辺アコが住んでいる音吉の家に訪ねてきた北条響は、そう言ってニッコリと笑った。

 

 

 

 

 

 

「こんな朝から何の用?私、お爺ちゃんの手伝いをしないといけないんだけど…」

 

「大丈夫!音吉さんには話を通してあるからさ。立ち話も何だし、ラッキースプーンに行かない?アコちゃんが、キュアミューズだって事も分かってるし。込み入る話は向こうでしよう」

 

 

サラっと、ミューズの正体はアコだと爆弾を投下する響。

アコは正体が見破られた事に内心動揺するが、何とか表情に出さずに取り繕った。

 

 

「キュアミューズ?一体、何の話?アンタの想像話に付き合ってる暇は「因みにニューゲート達にもアコちゃんの正体バレてるよ?」えっ⁉︎白ひげのお爺ちゃん達にも⁉︎そんな筈…だって完璧に変装してたのにバレる訳………あ!」

 

 

つい最近、アコ達と一緒に住むようになった白ひげ達にも正体がバレていると言われ、思わず余計な事を口走ってしまうアコ。

しまった…!と思い、口を閉ざすも時すでに遅し。

 

 

「えっと………まあ、そんな訳で。一緒に来てくれる?アコちゃんが、どうして正体隠してプリキュアをして居るのか気になってるし。何か理由があるんでしょ?」

 

「そ、それは………」

 

 

確かにアコには正体を隠す理由がある。

だが、それは深い事情があってのものだ。

もしその理由を知られれば、下手をすると大変な事になりかねない。

どうすれば良いかと悩むアコ。

 

 

「アコ、行ってくると良い。彼女達なら、アコの力になってくれるだろう」

 

「お爺ちゃん………」

 

 

いつの間か背後にいた音吉が、響と一緒に行く事を促す。

音吉は力の篭った眼差しで、響を見ると「アコを宜しく頼む」と言って家の中へと戻っていった。

 

 

「アコちゃん。どうする?無理強いはしないけど…」

 

「…………」

 

 

 

 

 

 

 

答えは、決まっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場所は変わってラッキースプーン。

今日は休業日なのだが、屋外テラスでは複数の男女が机に積まれたカップケーキタワーを囲んで騒いでいた。

 

 

 

 

「ハ〜ハハハママママ!お茶会♪お茶会♪楽しいお茶会〜♪来ない奴等は皆殺し♪地獄のお茶会〜♪」

 

 

 

 

『ビッグマム』シャーロット・リンリン

 

 

懸賞金額43億8800万ベリー

 

 

 

 

「おい、ベイビーちゃん。この店に酒はねェのか⁉︎ケーキは美味ェが、それだけってのは些か物足りなくてな!ジハハハハ!」

 

 

 

 

金獅子のシキ

 

 

懸賞金額44億4900万ベリー

 

 

 

 

「ウォロロロ!おい、白ひげのジジイ!酒の飲み比べで勝負だ!断りはしねェよなァ⁉︎」

 

 

 

百獣のカイドウ

 

 

懸賞金額46億1110万ベリー

 

 

 

 

「グララララ!俺と酒で勝負だと?いい度胸だ、格の違いを見せてやろうじゃねェか…!」

 

 

 

『白ひげ』エドワード・ニューゲート

 

 

懸賞金額50億4600万ベリー

 

 

 

 

 

 

錚々たる大海賊達が集う魔鏡と化したラッキースプーン。

今日が休みの日で良かった…!と内心思いながら、南野奏は怪物達とケーキを食べていた。

 

 

「ケーキ屋に、お酒なんてある訳ないでしょう?甘酒なら、幾つかあったと思いますけど………」

 

「ジハハハハ!なら仕方ねェな!白ひげ、カイドウ!お前らだけで飲んでんじゃねェよ!酒なら俺の方が格上だ!」

 

 

酒はないと奏に言われたシキは笑いながら、飲み比べをしている白ひげとカイドウの元へと歩いて行った。

奏は溜め息を吐きながら、ケーキを運ぶのを手伝って貰っていた弟の奏太に部屋に戻っても良いと伝えようとして………その姿が見当たらない事に気付く。

 

 

「なあなあ!おっちゃん達って響ねーちゃんの知り合いなの?」

 

「ジハハハハ!ああ、その通りだ。昔、俺達は響と一緒の船に乗ってたんだ。あの頃はムカつく事も多々あったが、中々楽しくもあったぜ?船員同士の仲は最悪だったがな!」

 

「へー…!」

 

 

シキの語る海賊の話に夢中になる奏太。

奏としては海賊に憧れられては困るのと、あの面子に奏太を関わらせると色々厄介な事になりそうだと思った為に引き離しに掛かる。

 

 

「こら、奏太!この人達に変な事聞かないの!大人の話に首を突っ込まない!」

 

「えー、いーじゃんかこれくらい!ふーんだ!ねーちゃんのケチ!大体、ねーちゃんだって子供の癖に!」

 

「奏太っ!」

 

 

話を遮られたのが気に入らない奏太は、舌を出して「あっかんべー!」と言いながら外へ出て行ってしまう。

 

 

「おいおい、良いじゃねェかこれくらい。話した所で半信半疑にしかならねェよ」

 

「そう言う問題じゃないんです。奏太に変な話を吹き込まないで下さいね?」

 

「ジハハハハ!弟思いの姉を持つと苦労するな!なあ、カイドウ?」

 

「うるせェよ、金獅子!何で俺に言いやがる⁉︎ぶっ飛ばされてェのか⁉︎」

 

 

最早見慣れた怪物達の応酬。

奏は額に手を当てながら、溜め息を吐いた。

 

 

「奏、ケーキに乗せるフルーツなんだけど………ってどうしたのよ?」

 

 

店の扉が開き、エレンが顔を出す。

朝早くから今日の集いの為に奏のケーキ作りを手伝っていたエレンは、溜め息を吐いている奏を見て訝し気に問い掛けた。

 

 

「ああ、うん。何でもないわ。それで、ケーキのフルーツがどうしたの?」

 

「………?一応、言われた通りにしたんだけど、一度見て貰いたくて。それと、響とキュアミューズが今から此処に来るって電話があったわ」

 

「キュアミューズも?その内響に捕まるんじゃないかと思ってたけど、やっぱりこうなっちゃったか………。それにしても、アコちゃんがキュアミューズだっただなんて…予想外ね」

 

 

響に前もって、ミューズの正体を聞かされていた奏とエレン。

奏は今から響に連れられてくるキュアミューズ…調辺アコに同情しながら、溜息を吐く。

何せ今のラッキースプーンには、ヤバい奴等が勢揃いしている。

もし、何かあったら守ってあげないと………!と奏は決意して気合いを入れるのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おっはよー皆『バッシャアン!』………は?」

 

 

アコと一緒にラッキースプーンの入り口の扉を勢いよく開けた響。

その頭上から、何かが降り注ぎ彼女の全身がビショビショに濡れる。

同時に虚脱感が身体中を駆け巡った。

何事かと思い、よく見てみるとそれは水のような液体。

近くの床には金盥が転がっている。

 

 

「ジハハハハ!引っ掛かりやがった!」

 

 

腹を抱えて笑っているシキ。

エレンは引きつった顔で眺め、奏はやれやれと頭を振っている。

 

 

「一つ聞きたいんだけど、これ何なの?」

 

「教えてやるよ!その液体は海水で、金盥にそれを入れて扉の上に仕掛けて置いたんだ。お前が何も知らずに入ってくると、金盥が落ちて全身ずぶ濡れって寸法だ。分かったか?中々面白いかったぜ、ジハハハハ!」

 

 

顔を俯けたまま問う響に、シキは尚も笑いながら答える。

 

 

「成る程成る程。………奏!」

 

「まあ、こうなりそうな予感はしてたけど………やり過ぎないでね、響」

 

「お、おい。何でお前らそんな物を取り出してんだ。今のはちょっとしたイタズラ「「レッツプレイ!プリキュア!モジュレーション!」」………マジかよ!」

 

 

ヤバそうな気配を感じ取ったシキは脱兎の如く背を向けて逃げる。

 

 

 

 

 

 

ま、待て!話せば分かる!

問答無用!プリキュア!ミュージックロンド×2‼︎

うおおおっ⁉︎危ねェだろうが!

プリキュア!パッショナートハーモニー‼︎

ギャアアアアッ⁉︎

 

 

「アホか、アイツらは………ったく。アコ、お前はああいう風にはなるんじゃねェぞ」

 

「う、うん………」 

 

 

プリキュアに変身した響と奏にボコられるシキを見ながら、呆れ混じりに呟く白ひげに、アコは何とも言えない顔をして頷くのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふう………シキもボコボコにしたし、漸く本題に入れるね」

 

「少しは加減しやがれってんだ!畜生、まだ顎が痛ェ………」

 

「自業自得だ、アホンダラ」

 

 

シキを奏とのタッグでぶちのめした響は、スッキリした笑顔を浮かべる。

一方、シキは顎を摩りながら文句を言うが、白ひげからそうなるのは当然だろうという指摘を受けて黙り込む。

 

 

「さて、アコちゃん。どうして、正体を隠しながらプリキュアをやっているのか…聞かせて貰っても良いかな?内容次第じゃ、私達にも何か協力してあげられる事もあるかも知れないしさ」

 

 

真剣な顔で、響はアコに問い掛ける。

勿論、響はアコがキュアミューズだということは当の昔から分かっている。

正体を隠している理由は、その気になれば強引かつ無理矢理にでも聞き出す事は出来た。

しかし、響はそれを決してしない。

そういう手段を響自身が好む性分では無い事が1つ。

もう1つは、明らかに何らかの事情を抱えていそうな相手には無理矢理聞き出すより、自分から言いたくなる…若しくは言わざるを得ない状況に持って行くのが一番良いと過去にロックスに教わったからだ。

まさか、こういう形で使う事になるとは響も思っていなかったが。

 

 

「……………」

 

 

アコは、どうすれば良いか分からなかった。

確かに、理由を話せば響達は協力してくれるだろう。

彼女達が力のみでマイナーランドを退けてきた訳で無い事は、かつて敵だったエレンがプリキュアとして仲間に加わっているのを見れば良く分かる。

助けを求めれば、手を差し伸べてくれるのは間違いない。

問題があるとすれば…………。

 

 

「ジハハハハ!どうした、ベイビーちゃん?折角、響が協力してやろうって言ってんのに黙っちまって!ええ⁉︎」

 

「ママママ!子供ってのはな、こうやって反抗期を迎える時があるのさ金獅子!ハ〜ハハハ!」

 

「お前と意見があうとは奇遇だな、リンリン。俺の息子にヤマトってのが居るんだが、いつもいつも反抗的で困ってんだ。オマケに直ぐ鬼ヶ島から出ようとしやがる。だから手首に嵌めた腕輪に爆弾仕込んで、逃げられねェようにしてんだが………!」

 

「アコの前で変な事ばっかり言うんじゃねェよ、ハナッタレ共が!次に妙な事言ったら沈めるぞ!」

 

 

この怪物達である。

アコにとって、白ひげのお爺ちゃんは良いとしても、この3人が問題なのだ。

とてもじゃないが話の通じる人間には見えない。

 

 

「アコちゃん?この変眉と見習いのバカとリンリンの事は放っといていいから。気にしなくて良いからね?」

 

 

誰が変眉だァ!と喚くシキを半ば無視しながら、響はそう言ってアコを椅子に座らせる。

アコが顔を上げると、自分を見下ろす怪物達が目に入った。

圧が半端ではない。

思わず逃げ出したくなるアコだったが、そんな彼女の心中を察した白ひげが声を掛ける。

 

 

「アコ…お前が嫌だってんなら無理に話す事はねェ。俺ァ、お前の意志を尊重するぜ。だが…もしも本当に困っていて、助けが必要だってんなら言えば良い。誰かに頼るのは、何も恥ずかしい事じゃねェ………」

 

「白ひげのお爺ちゃん………。うん、分かったよ」

 

 

白ひげの言葉に、アコは決心がついたのか大きく頷くと響達の方を向いて話し始める。

事の全ての始まり、そして自分が何故正体を隠しながらプリキュアをしているのかを。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「メフィストが、アコちゃんのお父さん〜⁉︎」」」

 

 

響と奏、エレンの驚きの声がラッキースプーンに響く。

それもその筈、何と今まで自分達が戦ってきたマイナーランドの国王であるメフィストが、かつてはメイジャーランドの国王でありアコの実父であると言う事実が明かされたからだ。

 

 

「驚くのは当然だと思う。だけど、本当なの」

 

「って事は…アコちゃんはメイジャーランドのお姫様って事だよね⁉︎」

 

「そうよ。一応はね」

 

 

お姫様なのかという響の問い掛けに、アコは首肯して答えた。

それを見ていたエレンは突然畏まったように頭を下げる。

 

 

「ま、まままさか………姫様だったなんて!今までとんだご無礼を!」

 

「ちょ、ちょっと!そういうのは良いから!姫様って言っても、今は人間界に避難して来ている身だし、今まで通りに接してくれて構わないわ…」

 

 

アコはエレンに平伏するのをやめるように言うと、溜め息を吐く。

お姫様も色々と大変なんだなー…と、アコとエレンを見て響がそう思っていると、今度は奏が問い掛ける。

 

 

「アコちゃんは、どうして私達の世界に来たの?」

 

「メイジャーランドに居たら危険だから人間界に逃げなさいってママに言われて、一時的に逃げて来たの。こっちには、お爺ちゃん………皆の言う音吉さんが居てるから。お爺ちゃんも、昔はメイジャーランドの国王だったんだからね」

 

 

次々と投下される爆弾に驚きっ放しの響達。

音吉さんから漂う唯ならぬ雰囲気は、成る程そういう事だったのかと響達は納得した。

 

 

「でも分からないなあ。どうしてメフィストはアコちゃんやアフロディテ様を放って、マイナーランドの国王なんかに?しかも不幸のメロディを完成させようだなんて。一体、何があったの?」

 

「それは………ある時、パパがメイジャーランドの奥にある『魔響の森』へ行った事が原因なんじゃないかって私は思ってるの。実際、森から帰って来たパパはまるで別人みたいだった。何があったらあんなに優しかったパパが変わっちゃうのか………私にも分からない」

 

 

顔を俯けながら、今までの顛末を語るアコ。

幸せだったあの頃に戻りたい………そんな心情が簡単に読み取れるくらい、アコは悲しげに声を震わせていた。

響はそんなアコの姿を見て、何かを思ったのか傍に行くと優しく抱きしめる。

 

 

「ちょ、ちょっと………!」

 

「そういう事情があったんだね。話してくれてありがとう、アコちゃん」

 

 

急に抱き締められたアコは、顔を紅くしてワタワタと狼狽えた。

そして、響はアコから身体を離して真剣な眼差しで見据えながら問い掛ける。

 

 

「それで、アコちゃんはどうしたい?アコちゃん自身の意見を聞かせて貰えるかな」

 

「………私は、パパを元の優しかった頃のパパに戻したい。伝説の楽譜も取り戻して、昔みたいに音楽祭をして平和に暮らしたい。それだけよ。だから………その、私も一緒に……プリキュアとして…ううん…仲間になっても………良い…かな?」

 

 

辿々しく、普段のアコらしさを感じさせない程のか細い声色で言うアコ。

紡がれたアコの言葉に、響は奏とエレンを一度見すると小さく頷いて一斉に口を開いた。

 

 

 

 

「「「勿論‼︎」」」

 

 

 

 

かくして、スイートプリキュアの最後のメンバーが加わり物語は大きく動き始める。

 

 

 

 

『………響。聞こえますか?』

 

 

「ん?今、誰か私の事呼んだ?」

 

「どうしたの響?何か聞こえた?」

 

「うーん…?今確かに私を呼ぶ声が聞こえたんだけどなあ………」

 

 

 

 

 

それは、これから巻き起こる恐るべき巨大な戦いの幕開けでもあり。

全ての因縁、全ての悪、彼女達以外の全ての者達にとっての最終章の始まりでもあった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キュアミューズこと、調辺アコが仲間に加わってから早3日。

魔窟と化したラッキースプーンに、今日も今日とてヤベー奴等とプリキュアの皆が集まっていた。

 

 

「と言う訳で!第一回プリキュア会議を始めようと思います!」

 

「いや、プリキュア会議って何よ………」

 

 

唐突に謎の会議の開催を宣言する響を、呆れた眼差しで見ながら呟くアコ。

奏とエレンも同様の事を思ったのか、ウンウンと頷いている。

 

 

「アハハ!まあ、今のは冗談として。取り敢えず、やらなければならない重要な事をピックアップして行こうと思ってさ。マイナーランドもどんな手を打ってくるか分からないし、メフィスト…アコのお父さんも元に戻す方法も考えなくちゃいけないしね」

 

「ジハハハハ!お前にしちゃ、珍しく頭使って考えてんじゃねェか!」

 

「シキ、煩い。変眉を剃られたいの?」

 

 

時折茶々を入れてくるシキに応戦しながら、説明をする響。

因みに、アコの事をちゃん付け無しで呼んでいるのは本人の要望あってのものである。

 

 

「でも、元に戻すって具体的にどうするの?ネガトーンを倒す時みたいに、プリキュアの技で浄化する感じかしら?」

 

「正直な話、マイナーランドの場所さえ分かれば、リンリンとカイドウとシキとニューゲートの4人投げ込むだけで決着付きそうな気はするんだけどね。適当に暴れて貰って、その隙にメフィストを私達でボコボコにして浄化すれば万事解決………何だけど。それをしちゃうと、メイジャーランドも巻き込まれて滅びそうだし………ってどうしたの皆。冗談だって、冗談。それは最後の手段だから」

 

「そ、それだけはやめて。響が言うと冗談に聞こえないわ………」

 

 

響の恐ろしい提案に、エレンがプルプルと手を震わせながら言う。

ドン引きしているようだ。

 

 

「ま、まあとにかく!他に何か案のある人は居る?もしあるなら『響…聞こえますか?』………え?今、誰か私の事呼んだ?」

 

 

突然頭に響いてきた声に困惑しながら、響は皆に問い掛けるも全員が首を振って否定する。

 

 

「おっかしいなあ……3日くらい前にも、こんな事があった気がするんだけど」

 

「疲れてるんじゃない?ほら、昨日中間テストあったでしょ?」

 

 

奏がそう言い、響もそれかな?と見当を付ける。

確かに昨日のテストは強敵だった。

ロックス時代のどんな敵よりも強かった気がする。

 

 

「頭使ったし…やっぱり疲れてるのかな、私?でも『響…!もう時間がありません』………やっぱり聞こえる!幻聴じゃない!」

 

 

ガタッ!と椅子から立ち上がり叫び響。

 

 

「ちょっと、急に叫んでどうしたの?」

 

「ごめん、奏。少しだけ静かにして。間違いなく何か聞こえたんだよね、今」

 

 

そう言って響が立ち尽くしていると、再び声が聞こえて来た。

 

 

『響…!ようやく気付いてくれましたね』

 

「貴方は誰⁉︎何者なの⁉︎」

 

『落ち着いて下さい。私は、クレッシェンドトーン。今、貴方の心に話しかけています』

 

「クレッシェンドトーン………?」

 

 

聞き慣れない単語に、響は眉を顰める。

名前からしてフェアリートーンの仲間だろうか?

 

 

『私は訳あって、とある場所に封印されています。近い内に目覚めようとしている強大な闇の力に対抗するには、私の………ヒーリングチェストの力が必要不可欠です。早く…早く私を見つけるのです。残された時間は、限られています』

 

「闇の力?ヒーリングチェスト?一体どういう………」

 

『待っていますよ、響。一刻も早く私を………』

 

「ちょ、ちょっと待って………ああ、聞こえなくなっちゃった」

 

 

クレッシェンドトーンと名乗る者の声が消え、落胆する響。

今のは何だったのだろうか?

 

 

「ねぇ、エレンとアコ。それにハミィにも聞きたいんだけど、ヒーリングチェスト若しくはクレッシェンドトーンって単語を聞いた事ある?」

 

「う〜ん?私は聞いた事ないわね。マイナーランドにいた頃も、含めて知らないわ」

 

「ハミィも分かんないニャ。でも、名前からしてフェアリートーンの皆とも関係ありそうだニャ」

 

 

エレンとハミィは心当たりがないのか首を傾げる。

 

 

「私も聞いた事はあるけど、詳しい事は分からない。でも…もしかしたら、お爺ちゃんが何か知ってるかも!」

 

「そうだわ!音吉さんは、元々メイジャーランドの王様だったのよね。なら………!」

 

「じゃあ早速、音吉さんの所へ行こう!善は急げって言うしさ!」

 

 

アコがそう言い、響達も賛同する。

音吉さんなら、自分達が知らない事も沢山知ってるかも知れない。

一方、響達が居なくなる事を察したのか、白ひげがややの間を置いて口を開いた。

 

 

「気をつけて行けよ。こいつらの面倒は俺が見ておく」

 

「………前から思ってたけど、ロックスにいた頃より保護者が板に付いて来たよね、ニューゲート」

 

「馬鹿な事言ってねェで、さっさと行けってんだアホンダラァ!俺は保護者じゃねェ!」

 

 

こうして、響達4人は音吉の居る『調べの館』へと向かうのであった。

 

 

 

 

 

 

 

〜調べの館にて〜

 

 

 

「クレッシェンドトーンに、ヒーリングチェスト…か。懐かしい名前を聞いたのう」

 

「知ってるんですか、音吉さん⁉︎」

 

「うむ。だが、それについては儂よりアフロディテが説明する方が分かりやすかろう。メイジャーランドに行って聞いてくると良い。どの道、ヒーリングチェストを手に入れるにはメイジャーランドに行かなければならぬからのう」

 

 

意味深な音吉の言葉に、何か引っかかる物を覚えた響達だったが、兎にも角にも音吉が準備してくれた虹色の道を伝い、メイジャーランドへと向かう。

 

 

その瞳に希望の光を宿しながら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃。

 

 

 

 

 

響達を待つ、クレッシェンドトーンは言い知れぬ嫌な予感に身を震わせていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「(何なのでしょう、この胸騒ぎは………。私が感じる異質な気配。ノイズとも違う、この強大な闇の力は………全てを『支配』しようとするかのような恐ろしい力は一体…⁉︎)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

tips⑤『強化計画』

 

 

ある日の事。

今日も今日とて、怪物達が集うラッキースプーン。

その中で幸せそうにケーキを食べている響に、奏は意を決したようにグッ!と拳を握り締めて近づいていくと、意外な台詞を口にした。

 

 

「響、ちょっといい?」

 

「………?どうしたの、奏?」

 

「えっと!その、実は………私を鍛えて欲しいの!」

 

「えっ?」

 

 

奏から告げられた一言に、響は一瞬身体を硬直させる。

親友の口からそんな言葉が出てくるとは予想だにしていなかったからだ。

 

 

「な、何か変な物でも食べた?」

 

「失礼ね。私は真面目に言ってるの!」

 

 

響の言い草に、頬を膨らませる奏。

内心「怒った奏も可愛いなー」と思っていた響だったが、それを口に出すと機嫌を損ねてしまいそうなので、何とか喉元で押し留めた。

 

 

「まあ、別に良いけど………何で?鍛えなくたって、奏は強いじゃない。ネガトーンだって全然倒せてるし、プリキュアにもなれるんだから大丈夫だよ?」

 

「それじゃダメなの!変眉さんと初めて戦った時、私が力不足だったから響の足を引っ張っちゃったし………リンリンさんが来た時も、戦いは全部響に任せて私はケーキを作ってただけ。マイナーランドも今後どんな手を打ってくるか分からないし、その為には強くならなくちゃいけないって思ったのよ」

 

 

吐露された奏の胸中に、響は驚きを隠せない。

ただ、同時に奏らしいとも思っていた。

 

南野奏という人物は、真面目でしっかりしている上に面倒見も良く、優等生を絵に描いたような性格であるが、その胸の内には燃え上がるような激情と決して折れない芯の強さも秘めている。

激情の部分が表に出る事は滅多にないが、その一端は度々目にする事もある。

かつて、シキやメフィストにも臆する事なく啖呵を切ったのがその一例だろう。

 

それを思い出した響は、真剣な顔付きになると奏に向き直る。

 

 

「分かった。ただ、無理だけはしないでね。明日から早速始めるよ?」

 

「ありがとう、響!」

 

 

響の返答に、奏は喜色満面といった表情を浮かべる。

すると、2人の遣り取りを見ていたリンリンが面白い物を見たと言わんばかりに笑った。

 

 

「ママママ!響、お前が人に物を教える姿を見るのはロックス以来だねェ。おい、カイドウ!手伝ってやりな!」

 

「あァ⁉︎ふざけんじゃねェぞ、リンリン!何で俺がガキのママゴトに付き合わなきゃなんねェんだ!」

 

 

唐突に響を手伝ってやれと言われたカイドウは、苛立ちを露わにして怒鳴るが、リンリンが怯む筈もなく尚も笑みを浮かべながらカイドウに言う。

 

 

「マ〜ハハハハ!お前、そんな口を叩ける身分かい?おれにデカい借り(・・・・・)があるのを忘れた訳じゃねェよなァ、カイドウ?」

 

「……………!昔の話だ!その話を持ち出そうってんなら殺すぞ、リンリン!」

 

「いいや、一生の恩さ…!あの日、ロックスが滅んだ日!ゴッドバレーでおれがお前に、貴重な『ウオウオの実』の幻獣種をくれてやったんだ!恩は一生だぞ、カイドウ‼︎」

 

 

最も触れられたくない過去を持ち出され、カイドウは一瞬絶句するも殺意を交えながらリンリンを睨む。

その会話を聞いていた響は、珍しく本気で驚きながらリンリンに問い掛けた。

 

 

「カイドウ、それ本当なの?リンリンに『悪魔の実』を貰ったっていうのは?」

 

「チッ…………あァ、そうだ。認めたくねェが、事実だ」

 

 

カイドウは心底嫌そうに肯定し、響は絶句する。

それもそうだろう。

ロックス海賊団では、ある意味最も『唯我独尊』を地で行くリンリンが他人、それも当時見習いに過ぎなかったカイドウに希少な動物系幻獣種の実を無償で譲ったというのだから。

カイドウがリンリンから実を貰っていたという衝撃の事実に、白ひげやシキも目を丸くしてリンリンを見た。

 

 

「おいおい、そいつは何の冗談だ?『あの』リンリンに恩を売られたってのか?とんだ災難もあったもんだ、ジハハハハ!」

 

「カイドウの小僧、お前よりにもよってリンリンに借りを作っちまうとはなァ。同情するぜ、グララララ…!」

 

「黙れ!他人事だからと馬鹿にしやがって!ぶち殺されてェか⁉︎」

 

 

シキと白ひげの若干哀れむような物言いに、カイドウが青筋を立てながら金棒を持って立ち上がる。

流石に苛つきが限界に達したのだろう。

あるプリキュアの台詞を借りるなら『堪忍袋の緒が切れました!』とでもいう状況か。

 

 

「ママママ…!落ち着けよ、カイドウ!ここで暴れんのはおれが許さねェ。この店が潰れちまったら、ケーキが食えなくなっちまうからなァ!ハ〜ハハハ!」

 

「元はと言えば、お前が昔の話なんざ持ち出すからだろうが…!」

 

 

実に彼女らしい理由で、カイドウを止めるリンリン。

それに対して、カイドウは舌打ちをしながらズン!と持っていた金棒の先端を地面に叩きつけるに留めた。

 

 

「って言うか、リンリン。貴方、前にニューゲートがケーキを食べたと勘違いして暴れようとしてたじゃない。説得力皆無なんだけど………」

 

「あァ〜⁉︎細けェ事を気にすんじゃないよ!それでも元ロックスの船員かい⁉︎」

 

「いや、この話にロックス関係ねェだろ………」

 

 

響の指摘に、どこか的外れの答えを返すリンリン。

そして、その遣り取りを見ていたシキが呆れたように突っ込む。

今日も平常運転な怪物達の姿に、奏はやれやれとばかりに肩を竦めるのだった。

 

 

 

 

 

 

翌日。

 

 

 

 

 

 

 

「ってな訳で、『プリキュア強化計画』を始めようと思います!」

 

「おおー!(パチパチ)」

 

 

加音町にある山中にて、強化計画の開始を宣言する響。

奏はやる気に満ちた目で拍手を送る。

 

 

「いや、どういう事よ………」

 

 

若干困惑が入り混じった顔で呟くのは黒川エレン。

何故、彼女がここにいるかというと、響と奏に朝から連れられて来たからである。

勿論、理由の説明はない。

理不尽だ。

因みに黒川という苗字は、音吉さんが手配?してくれたらしく名乗っているとの事。

 

 

「朝から急に訪ねて来たかと思えば、山に行こうなんて………まあ良いけど。で、強化計画って具体的には何をするの?」

 

「具体的に言っちゃうと、2人には『覇気』を覚えて貰おうと思ってね」

 

「「『覇気』?」」

 

「うん。ほら、腕とか武器が黒くなる奴。こういうの」

 

 

『覇気』という単語に首を傾げる奏とエレンに、響は自分の腕を武装硬化させる。

 

 

「これは『覇気』っていうんだけど、使いこなせれば攻撃を予知したり固い物を砕いたりする事が出来る。もっと細かく言うと『覇気』は3つに分かれるんだけど、取り敢えず奏とエレンには『武装色』『見聞色』の覇気を教えるよ。向き不向きはあるかもしれないけど、頑張ってみよう!」

 

「覇気………それが響の使ってた力の正体って訳ね。成る程、ネガトーンじゃ勝てないのも納得だわ………」

 

 

合点がいったという風にエレンが呟き、奏もうんうんと頷く。

 

 

 

「という訳で。奏とエレンを鍛える為に、今回の強化計画に協力してくれる人達がいるから2人とも頑張ってね」

 

 

 

「え?」

 

 

 

「は?」

 

 

 

響から告げられた一言に、2人は一瞬言葉を失う。

それと同時に、背後から聞き慣れた声が聞こえてきた。

 

 

 

「ったく、何で俺がこんな下らねェ事をしなきゃならねェんだ………!」

 

「ハ〜ハハハママママ!カップケーキ1000個の為だ、面倒だが引き受けてやるよ!」

 

「ジーハッハッハ!ケーキで引き受けるなんざ、実にお前らしいじゃねェかリンリン!」

 

「グララララ…!暴れ過ぎて山を崩すんじゃねェぞ、お前ら………!」

 

 

 

笑い声と共に現れたのは、最強の四皇(4人)

奏とエレンは、少しだけ後悔したとかしなかったとか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※因みに、こんな感じでした。

 

 

〜カイドウとエレンの場合〜

 

 

 

「あー…取り敢えず、人獣化してみろ」

 

「………これで良いの?」

 

「そうだ。んでもって、俺に殴りかかって来い。それを俺が受け止めて金棒で殴り返す。痛みを感じたくねェなら、必死で心で念じながら覇気を纏え。いいな?」

 

「いや、おかしいでしょ⁉︎………って危ないっ⁉︎殺す気だったわよね、今⁉︎」

 

「避けんじゃねェ!受け止めろ!」

 

「理不尽⁉︎」

 

 

 

結論:超実戦形式スパルタ理不尽教育。

 

 

 

 

〜リンリンと奏の場合〜

 

 

「ママママ…!奏、お前はどうも武装色が苦手みたいだねェ………!」

 

「う………教えて貰った通りにやってるのに。何故かしら?」

 

「だが、見聞色は呑み込みが早いじゃないか。見聞色は極めれば未来を見る事も出来るんだ。おれの息子のカタクリがそれなんだが………マハハハハ!懐かしいねェ!昔、ペロスペローやカタクリ達に覇気を教えてやった頃を思い出すよ!勢い余って殺しかけた事が何回かあったがな!ハ〜ハハハ!」

 

「は、はははは………(引きつった笑顔)」

 

 

 

結論:割と真面目に教えてくれるが、時折不穏ワードが飛び出して来て草も生えない。

 

 

 

 

 

〜響とシキと白ひげの場合〜

 

 

「ごめんね。鈍った勘を取り戻す為とはいえ、2人とも付き合わせちゃってさ」

 

「ジハハハハ!この俺が態々、相手してやるんだ。みっともねェ姿見せてくれるなよ?」

 

「グララララ!気にすんな、俺も最近身体が鈍ってた所だ!だが、やるってんなら覚悟しろ‼︎」

 

「じゃあ、遠慮なく!音塊(オンカイ)』‼︎

 

「こいつを喰らいな‼︎獅子威し “地巻き”‼︎

 

「まだまだ、お前にゃ負けねェぞ響!天地鳴動ォ‼︎

 

 

 

結論:災害

 

 

 

 

 




うめぇよな、イカダガキ………。



調辺アコ………劇場版において、エレンから『生意気な小娘』と陰口を叩かれた小学生。
実際生意気だから仕方ない。
その正体は、驚くなかれキュアミューズ。
正体を隠していた理由は、実父であるメフィストと表立って敵対したくなかったから(確かそうだった筈。間違ってたらスマン)。
変身後の決めポーズは、あざとさの塊。
やっぱりロリは最高だぜぇ‼︎

今話では、突然家に訪ねて来た響に正体を看破されビビった。
まあ、白ひげ達にも前からバレていたが。
ヤベー奴等に絡まれないかヒヤヒヤしている。
一応、メイジャーランドの王族なので、それに目を付けたリンリンに政略結婚の話とか持ちかけられそう。
頑張って生きろ。
因みに、アコちゃんも覇気を習わされます。
優秀な師匠が沢山いるから安心だね(リンリンとかカイドウとかシキとか白ひげとか響とか)笑!

漸く仲間に加わり、プリキュア側も役者が揃いました。



南野奏………覇気をリンリンから教えて貰いました。
武装色は苦手な様子。
見聞色の才能はあるようだが………?

ルフィですら2年かかったのに、習得早くね?という疑問がある方もいらっしゃるとは思いますが、それはホラ。
ご都合主義だよ。プリキュアではよくある事さ、多分。


黒川エレン………巻き込まれ枠。
カイドウの理不尽教育で覇気を教えて貰った模様。
頑張ってくれ。


北条響………アコちゃんをラッキースプーンへご招待した。
クレッシェンドトーンの声を聞き、ヒーリングチェストを探す為に皆と共にメイジャーランドへ。
奏から覇気を教えてと頼まれたので、基礎のみを教えた上で後は四皇達に丸投げした。
奏とエレンが覇気を習得している中、平和な加音町で鈍った戦いの勘を取り戻す為に、シキと白ひげ相手にスパーリングをしたようだ。


クレッシェンドトーン………響に声を届けた謎の妖精。はよヒーリングチェスト取りに来い。
強大な闇の力を感じ取り、現在ガクブル中。


メフィスト………前回登場させるとか嘘ついてごめん。
多分、次の次くらいかな?



次回はヒーリングチェスト回です。
お楽しみに!





ようやく、本作も佳境に入って来ました。
とは言え、まだまだこれからですがね笑
 
さて、完結していない状況でこんな事を言うのもどうかとは思うのだが、『ちょっと思いついたけど、まだ執筆するかは未定の作品(仮)』の発表をば。
 
 
 
①『光堕ちしたプリキュア達が巡り合ってわちゃわちゃする話』
 
タイトルは仮。
内容は、光堕ちプリキュア達が巡り合って世界を遊び歩くが、各地でトラブルに巻き込まれまくるドタバタコメディ。
ポンコツビート、天然スカーレット、空回り頑張る系パッション、大食いアムールなど、その他諸々の様々な光堕ちキャラを中心に描きたい。
最終的には世界を救う戦いになっていくかも。
 
「これが………ドリル‼︎良い!良いですわね!」
 
「ルルえも〜ん!何か未来の凄い道具はないの〜?」
 
「精一杯…飛ばすわよ!このレース、負けられないわ!賞金100万は逃せない………!」
 
「これがポルトガル料理………!(ゴクリ)」
 
↑※あくまで思い付きです。
 
 
②『ひかるのモンハン珍道中』
 
タイトルは仮。
内容は、スタプリの星奈ひかるがモンスターハンターワールドの世界に転移してしまい、ハンターとして駆け巡る話。
キラやば〜⭐︎と言って様々なモンスター、果ては古龍にまでスキンシップを取りに行く彼女に周りはハラハラ。
モンスター達には『何だ、この人間?』って困惑される。
古龍達とも仲良くなって学者先生達は頭を抱える。
導きの青い星から一目置かれる。
 
黒龍に目を付けられる。
 
新大陸ヤバーい。
 
 
③『ドラえもん ひかるの宇宙大冒険』
 
タイトルは仮。
まさかの国民的人気アニメ『ドラえもん』とのクロスオーバー。
内容としては、のび太が成長し役目を終えたドラえもんが未来に帰る途中、時空間の乱れに巻き込まれてしまい、スタプリの世界に転移してしまうというもの。
観星町のプラネタリウムにタイムマシンごと墜落してしまい、何やかんやで星奈ひかると関わる事に。
プリキュア達と一緒に、宇宙を巡る大冒険が始まるよ。
肝心な時にポケットからひみつ道具が出ないのはお約束。
 
ひかるに出会った際は、「喋る青いタヌキだ!キラやば〜⭐︎」と言われて「僕はタヌキじゃな〜い!」の流れになる。
アイドルに変装しているユニに惚れる。
都合よく、ひみつ道具を強請られてデレ〜!としながら貸すんじゃねぇかな。
 
 
④『あの日、あの時、彼に出会った』
 
オリ主のONE PIECE二次小説。
ロックスに拾われ、日々を過ごす内に親子のような関係に。
世界を支配すると言うロックスに、最後は歯向かって仲違いする。
ゴッドバレー事件が終わった後は、クロスオーバー作品になるかも。
 
 
⑤『プリキュアの世界に転生したから全プリキュアのおっぱいを揉むわ』
 
タイトルは超適当。
うん、マジでごめんね。
 
内容はタイトル名通り。
 
プリキュア世界に転生したオリ主が、プリキュアの子達のおっぱいを揉む為に全力を費やす話。
強キャラムーヴかましながら、ラスボス顔して色んなプリキュア達の前に立ちはだかるが、その実ただの変態。
 
決め台詞は「おっぱいに、良いも悪いもねェ!」
 
さあ、プリキュア達よ!
最恐の(笑)変態に、抗ってみよ笑!
 
実はこれを一番書きたいなんて言えない。
 
 
 
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