ヘパイスに転生してTSアフロディと仲良くなった 作:あっかーまん
アフロディーパパの病院に通院してから2ヶ月が経ち、俺の脚は完全に復活した。
完治したのだ、今は普通に歩いていても痛みも違和感もない。
しかしまだ激しい運動はしてはいけないらしく1週間は安静に過ごすことになった。
この時からまた叔父さんの仕事を手伝い始め、アフロディーも時々作業場に連れて行き、叔父さんと一緒にお菓子を食べたりした。
「アフロディー、本当にありがとうな」
俺はアフロディーに感謝の言葉を伝えた。
「なんだい急に?」
とぼけるように言うアフロディー、普段から一緒にいるようになると、今までアフロディーのイメージのクールな感じとは裏腹になかなか茶目っ気があると言う事に気がついた。
もちろん、そういったところも魅力的なのだが。
「俺は脚がこのまま治らなくて、ずっとつまらない人生を送っていくんじゃないかと不安になってたんだ、でもお前に元気をもらって真剣にリハビリさせてもらって気づいたんだ、諦めない心の大切さに」
「だから、きっかけをくれたアフロディーにありがとうって言いたかったんだよ」
ここ数ヶ月の感謝の気持ちを素直に伝えるとアフロディーは
「どういたしまして」
と言って目を細めて笑った。
その表情が夕日に照らされていた事もあり、あまりにも輝いて見えて、自分の心臓が大きく跳ね上がり、息をするのを忘れていたのに気づくのには少し時間が掛かるぐらいだった。
その後、動揺した俺は上手く話せずに叔父さんの晩ご飯の準備を手伝うために帰宅した。
次の日、学校では久しぶりに友達と遊んだ、休み時間には鬼ごっこをしたり、体育の時間はドッジボールしたりなんかした。
そして放課後、ここ数ヶ月で待ち望んだ瞬間が訪れようとしていた。
いつもの廃工場の空き地で彼女を待つ、学校で走り回って脚の調子は絶好調だ、リフティングのイメトレをしながら待っていると
「やぁ、待たせたね」
ボールを持った女の子がやってきた、金髪で紅眼、幼いながらと完璧なほどの美少女がこの俺とサッカーをするためにやってきたのだ。
「そこまで待ってないよ、じゃあさっそくやろうぜ」
「フフッ、そんなに楽しみだったのかい?」
コロコロと笑いながら、持っていたボールをこちらに軽く蹴ってくるアフロディー
「よっと!」
イメトレ通りに胸でトラップして2.3回リフティングをしてアフロディーに返すと驚いた顔をしていた。
「キミ、今日が初めてだよね?」
「さんざんお前のプレー見てきたんだ、イメトレは完璧だぜ」
「そうか、じゃあお互い高めあっていけるね!」
この後熱中しすぎて夜暗くなり、ボールが見えなくなってから解散した。
そして2人共みごとに保護者に説教をくらったとのこと。
俺たちはこの日からほぼ毎日お互いにパス練習をしたり、1on1をしたりして技術や基礎を固めた、この時からアフロディーはオフェンスの能力が開花しており、そんなアフロディーの攻撃を防ぐために俺は自然とディフェンスの能力が上がっていった。
いつかコイツと試合に出れる日を楽しみに、今はサッカーができる喜びを全身で噛み締めていた。
ガンガンいくぞ