風は戻る   作:zzzzzz

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遅くなりました。


2話

藤襲山、其処には鬼殺隊士が捕えた鬼がいる。何故知っているかって?それは俺も柱の時に鬼を捕えてたからだ。

 

(鬼を生け捕りにしろだ何て、お館様の頼みじゃなかったら絶対に受けねぇな)

 

一人考え事をしながら歩いていると、藤襲山麓の広場に着く。

 

(っちまたここに来るとはなぁ、時期的に考えたら知ってる奴はぁいる筈もねぇか)

 

 

開始迄時間がある為実弥は辺りを見渡すと。

 

(宇髄………………………)

 

 

顔は包帯で隠し、木の上に独り座っている。その男を実弥は知っていた共に柱の地位に付いていた男だ。

 

 

(っち。まさかてめぇと同期になるとは)

 

実弥は木の上にいる宇髄から視線を外し、最終選別を取り仕きる。産屋敷一族、あまねが現れた為だ。

 

 

 

 

(何だ、あの白髪の奴はとんでもない派手な威圧感を感じたぜ)

 

 

宇髄はただ一人自身に気が付いた。実弥に興味を持っていた。

 

 

 

 

「この山で7日間生き残るそれが。合格条件です」

 

 

実弥はあまねの説明を聞き、一人先に山の中へ入る。

 

 

 

(あまね様…………って事はぁ、今現在のお館様はあの人って事かぁ)

 

 

 

3日程は襲って来る鬼を手当り次第に狩っていたが、鬼が姿を見せなくなった。実弥は日輪刀を構え辺りを見渡す。

 

(選別が始まって3日たったかぁ?。鬼の数も減ってきてる様だなぁ)

 

 

日輪刀を鞘に戻そうとするが、実弥がこの選別で斬った鬼達とは格が違うと言わざるおえない程の圧力を感じた。

 

 

「へっ、ようやく手応えのある鬼が出て来たみたいだなぁ!」

 

 

実弥はその気配がする方へ走る。

 

 

 

 

 

狐の面を付けた一人の女が息を荒げながら鬼と対峙していた。その鬼は無数の手をはやしているまさに異形と言える様相だ。

 

 

「鱗滝さんを悲しませたのはお前だな!私は絶対にお前を許さない!」

 

 

「許さない?ふざけるなあ!許さないのは俺のほうだ!こんな所に閉じ込めやがって!鱗滝の弟子は皆殺しだ!」

 

無数の手が女を襲う、何とか捕まらない様に抵抗を見せるが等々捕まってしまう。

 

「はっ!はっ!捕まえた!狐ちゃん!!」

 

(ごめん……………鱗滝さん)

 

 

女は死を覚悟するが、暴風が辺りに吹き荒れ女は無数の手から解放される。

 

「誰?」

 

「誰だぁ!俺の復讐を邪魔する奴は!!!!」

 

女と鬼は視界の端にいる者に問う。

 

 

 

「これから死ぬ奴に名を名乗っても仕方がねぇだろがぁ」

 

「ふざけるなあ!!」

 

鬼は実弥に無数の手を放つが。

 

「遅ぇよ、風の呼吸、壱の型、塵旋風・削ぎ」

 

鬼の頸は絶たれ地に転がる。実弥は鬼には感心を一切向けず倒れ込む女の元へ向かう。

 

 

「大丈夫かぁ?お前」

 

「うん、ありがとうございます私は」

 

「別に名を名乗らなくてもいい、俺も名乗るつもりはねぇ、その怪我なら半日もあれば落ちつく筈だぁその間は俺が護ってやるから安心しろ」

 

「ありがとうございます」

 

(冨岡てめぇの未来の姉弟子は俺が護ってやったぜぇ)

 

 

半日程すると女は回復したようだった。

 

 

「ありがとうございます、助かりました」

 

 

「お前は、選別が終わったらどうするんだぁ?剣士になるのかぁ?」

 

「それは………」

 

「迷うんなら辞めとけぇ、剣士になるくらないならどっかで世帯もって静かに暮らせぇ、まぁ決めるのはお前だがなぁ」

 

実弥に言われ俯く女。

 

「じゃあな」

 

 

それから2日鬼を狩っていた。

 

「おい、其処に隠れてる奴。出てこい舐めたマネしやがるならぁただじゃおかねーぞ」

 

 

 

 

実弥はここ2日何者かにつけられていた。最初の内は気にしない様にしていたが段々イライラし、ついて行動に出る。

 

 

殺気を隠れてると思わしき場所へ送ると木背後から男が現れる。

 

 

「そんなに殺気立つなやっぱ見た目通り派手な奴だぜ!」

 

「何の様だぁ」

 

実弥の前に現れたのは宇髄だった。向こうはこちらの事は知らないがこっちは向こうを知っている為、迂闊には喋れない。

 

 

「いや何、その強さに興味が湧いてな!俺は宇髄天元!派手な事が好きなだぜ!後嫁が3人いる!」

 

「あっそ、俺は興味がねぇから、じゃあなぁ」

 

「おい!待てよ!」

 

 

その日から選別が終わる迄、実弥は宇髄に追われ続け渋々自身の名を教えるのであった。

 

「実弥な!最初から素直に教えれば良いのによ!」

 

 

 

「うるせぇ」

 

 

 

 

 

 

 

 




女の正体はいずれ。
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