上条さんが呪術世界に来ちゃった話   作:ぷくぷくたぬき

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初めて小説書きました。出来る限りそれっぽく書いていきますのでよろしくお願いします。もっとうまい人がこのクロスオーバー書いてくれてええんやで?というかお願いします書いてください


出会い

「……不幸だ」

 

 もはや何回口に出したかもわからない言葉を上条当麻は呟いた。ため息もセットである。

 

 「まさか目覚めたら知らない商店街にいるとは……。どうにかして元の世界に戻らねえと」

 

 数分前の戦いを思い出す。上条の右手と対をなす右手を持つ少年、上里翔流との戦いを。

 

 『新たな天地を望むか?』

 

 この言葉とともに理想送り(ワールドリジェクター)が発動し、上条の幻想殺し(イマジンブレイカー)はたやすく食い破られ、そして——

 

 「負けたんだな、俺」

 

 理想送り、魔神たちの願いの受け皿。幻想殺しに失望した魔神たちが保険として発現させたそれは『元いた世界を諦め、追放する力』。その力をもろに受けてしまった上条だが、その目はまだ諦めていなかった

 

 (確かあいつは異世界に人を飛ばしてるわけじゃないんだったよな?だとすると俺がいた世界とこの世界は何かしらの繋がりがあるはずだ。まだ帰ることを諦めるには早い!)

 

 理想送りは世界から余った時間で作られた世界へ人を追放する。つまり、少なからず世界どうしには関わりがある。そう信じて、上条は折れずに動くことができていた。

 

 (しっかし、これからどうするか……。ん?なんだあの子?)

 

 商店街の脇道に人影が見える。暗くて見えづらいが、どうやら小学生のようだ。道に迷ったのだろうか。そう思い、上条はその人影に声をかける。

 

 「おーいそこの子、大丈夫か?もう夜だぞー」

 

 言いながら人影に近づいた上条だったが、すぐ近くまで来てみて違和感に気づく。

 

 子供にしては動きが無いし、喋らない。そして、頭から管のようなものが伸びている。何気なくその管がどこにつながっているのか目で追ってしまった上条は見た。ニタニタと嗤いながらこちらを見下ろし、飛びかかろうとしている異形の存在を。

 

 「……なっ!?」

 

 余りの光景に一瞬だけフリーズした上条は、しかし日々の生活で鍛えられてしまった反射神経で横に転がりなんとか逃れる。そのまま転がるようにして距離を取り、混乱しながらも改めてその存在を直視した。

 

 (な、んだこいつ。やエリスみたいな魔術か?それともなにかの能力?いやそもそもなんでわざわざ人間を誘うような形なんだ?)

 

 巨大なカエルに触覚のようなものが付いている。人のように見えたのは、人っぽく形を整えられた肉だった。どうもチョウチンアンコウのように擬似餌として利用しているらしい。ぼんやりとそこまでは看破した上条だったが、何故そんな形なのかまではわからず、どういう原理でそいつが存在しているかもわからない。出来ることは一つ。

 

 (一度撒いて、落ち着いて対処法を考える!とにかくこのまま押し切られるのはまずい!!)

 

 右手で触ってもこのカエルが消えるかどうかわからない。考える時間が必要だと判断した上条は、カエルに背を向け走り出す。しかし、その目論見は一手目から外れた。

 

 「ゲッゲッゲッ!!」

 

 「嘘だろめちゃくちゃ早え!」

 

 予想外に相手が早い。これでは撒くどころかすぐに追いつかれる。とっさに上条は方向転換。破れかぶれになりながらも自身の右手を握りしめ——

 

 「おおおおおおおおおおおお!!!!!」

 

 萎縮しないよう雄叫びを上げ、カエルに殴りかかった。一瞬でもひるめば活路があるかも知れない。そう思って突き出した拳。それはカエルに届き。

 

 パキン!という音と共にその巨大なカエルは消え去った。どうやらなんらかの能力で作り出されたものだったらしい。そう思い、上条は顔を下に向けホッと一息つく。

 

 (しっかしなんだったんだ?ビジュアル的には魔術だったけど……ああくそ、こんな時にインデックスやオティヌスがいればな)

 

 カエルの風貌からなんとなく魔術っぽいと当たりをつける。しかし、素人知識ではここまでが限界だった。いつもサポートをしてくれる同居人がいないことに寂しさを感じながら考えを巡らせる上条。そんな彼に声がかけられた。

 

 「キミ、何者?」

 

 上条が顔を上げる。そこには、黒い目隠しをした白髪の青年がいた。

 

 

 




禁書世界に並行世界の概念無いんですよね。仕方ないのでバーチャロンコラボの時の設定使うぜ!
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