心に傷を負った艦娘を受け入れる鎮守府があるらしい   作:きめら

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先に注意喚起です!


もし初めてこの話を読むなら、001からお読みください!
今回は半分番外編なので、この話から読み始めるのはおすすめしません。



自分が艦これやってて思った事と、結構な暗めな話を混ぜてみました。
自己解釈の一つです!

とはいえ、流石にトラウマとかじゃなくて、艦これにある一つの考え方とでも思ってください。


深海棲艦の話です。

ついでにきっと後日書き増します。



艦これやってる方はわかりやすいと思います。


それでもよろしければ、どうぞ!




010 死ぬよりも怖いことがある

今日は朝早く起きすぎてしまって、散歩することにした。

 

 

実は、ちょっと前から少し考えてることがある。

前に日記で、一部の敵は元艦娘なのかも、みたいな話をした。

それは、同士討ちを海軍は強要しているってことなんじゃないのか。

 

とは言ってみたものの、本当にそうなのかは全くわからない。

深海棲艦は一度本部で見た事はあったし、艦娘と似ているなんて思った事はない。

 

 

けど、そんな気がしないでもない。

 

 

 

正直よくわからないことがいくつかある。

 

一つは、なぜ艦娘という存在を作ったのか、だ。

 

もちろん、海の未知の我々を襲ってくる敵に対抗するためなのは間違いない。

でも、人型でなければならない道理はない。

正直、人型であることのメリットなんてほとんどない。

感情を持って生まれてくるわけで、無茶苦茶機械チックにしてしまえば本部で全部の戦力を維持できるし、謀反も起こされない。

誤作動はあったとしても、それだけだ。

感情を持つなら、艦娘自身も兵器として、人間としての感情に悩まされる事は否めないし、人間関係とかいろいろな、管理において面倒な問題が山積する。

 

 

 

二つ目は、なぜ建造で艦娘を作れるのか、だ。

 

さっきも言ったみたいに、敵艦からまれにこちらの仲間が生まれてくるだけならわかる。

なんで、相手が利用できるモノを増やすのか?

さらに、なぜ人間と同じ形、心をしたモノを生み出せるのか?

 

 

 

・・・さっきからモノって言ってしまっている自分も、少し彼女たちと自分は違うと思ってしまっているのかもしれない。

 

 

 

最後に、初めての深海棲艦は何者か、ということだ。

 

一部が艦娘なのを前提とした時、では他のものは何か。

そして、まずきっかけになったものは何なのか。

これは全くわからない。

 

 

 

 

 

 

そんなことをずっと考えてたら、結構離れたところまで来てしまったみたいで、水で岩が削れて洞窟みたいになっている所に着いた。

そこで、何かが倒れているのを見つけた。

 

 

 

 

 

 

 

 

それは、深海棲艦だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なにを考えたのか、僕はそこでずっと座っていた。

大淀に、少し離れられない用事が出来てしまったから、今日は頼むとだけ伝えた。

声の感じで分かってくれたのか、すぐに了承してもらえた。

今日の秘書艦は不知火だったよね、ごめん、またすぐ埋め合わせはする。

 

 

 

「・・・」

 

 

敵意はなさそうだ。

と言うより、もうボロボロだった。

鱗のようなものは剥げ、破片が散らばっている。

泥、なのか。

破片が海に溶けていっている。

ゴミ拾い用のゴム手袋で破片を回収する。

ちょっと力をいれたらすぐに崩れた。

 

 

 

「これが、深海棲艦」

 

 

 

それしか言えない。

敵を知り己を知れば百戦危うからずとは言うが、その敵が全く分からないものだったら、どうしようもない。

サイズ的に駆逐艦だろうか。

 

 

 

「なんでここに?」

 

 

 

ちょっとずつ、ボロボロと崩れていく。

これまで戦っているところを見てこなかったけど、深海棲艦が沈んでいく時は、こんな感じなのだろうか。

 

 

 

 

 

少しずつ、泥が流されていく。

少しずつ、姿形がなくなっていく。

こいつらも、もともとは戦う気なんてなかったんじゃなかろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

何分ぐらいたったのか。

やっと、大半がなくなっていった。

 

 

 

「・・・あ、し?」

 

 

人の足。

靴も見えた。

中身は人。

百聞は一見になんとやら、だ。

それにしても、なんというか、怖い。

この現実を見てしまった自分に恐怖を感じてる。

 

 

もし、艦娘が深海棲艦になっていたら。

 

 

 

 

 

敵対意思がないと攻撃しない。

本能が弄くられてなければ、そのはず。

ということは、もし改造されず、母体がただ彼女らな、だけだったら。

それは、彼女達のどこかに恨みがあるんじゃないだろうか。

 

妬み恨み辛み。

そういうものが、あの恨めしいはずの敵を突き動かしているものなのか?

 

 

 

 

 

 

 

全身が出てきた。

服は、着てる。

とは言えずぶ濡れ。

大淀に電話で詳細を伝え、色々持ってきてもらうように頼んで、ここで待っている。

 

 

 

 

 

 

扶桑と山城。

写真で見た通り。

 

 

 

 

 

響も、睦月も如月も皐月も。

 

 

みんな、死に戻りだってでも言うのか。

 

 

 

今ここであんなに笑顔に過ごしている彼女達が、ここに来るまでに死ぬほど苦しい目にあって、僕らに恨みを向けていたのか。

 

 

 

 

 

そんな、そんなことがある、のか?

 

 

 

 

 

 

 

 

俺は、思ってたよりも怖いところにいるのかもしれない。

 

 

 

 

 

死ぬよりも怖いことがある。

 

それは、死ねないことだ。

 

 

 

泥は、全部溶けて海に流れていった。

 

 

 

 

 

 

 

 





ただの想像ですが、ドロップ艦で轟沈覚悟で周回、みたいなものが無くならないと、深海棲艦はいなくならないんじゃないでしょうか。


真実ハ深イ深イ海ノ中



高評価、感想、誤字報告、お気に入り登録よろしくお願いします!

前書きでも書きましたが、きっと書き増しします。
投稿すぐ見た方は、また何日かしたら除いてみて下さい。
きっと、何か変わっているかもしれません。



ではではー

暗いの(艦娘の過去)ってどこまで?

  • ひどいトラウマ可(けっこうやばいの)
  • あっさり目で(今ぐらい)
  • ほのぼの重視(ほぼ描写なし)
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