心に傷を負った艦娘を受け入れる鎮守府があるらしい   作:きめら

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ってなわけでお久しぶりです。
ちょっと思い出しがてら書いてるので、また誤字あると思います。
よろしくです。




ではどうぞ!




014 お仕事は色々ありますよ

 

 

 

 

 

さて、今日は大忙しだったりする。

 

 

まず、本部の方から定期確認という形の監査。

 

まぁ、僕個人のカウンセリング、後書類、装備、艦娘の確認。

風紀を乱してないかとかですね。

 

次に、派遣されてやって来る子のカウンセリング。

今日は、建造されたはいいものの完全な戦力外通告で建造二日後に派遣されて来た第七駆逐隊の4人。

後、夕張も。

彼女は左遷のようなものではなく、ただ純粋にそこの提督が憲兵さんのお世話になり、鎮守府が解体され、戦力が一番低い彼女の派遣先がうちになっただけだ。

 

 

ついでに、一時派遣として長門、陸奥が本部からの入門派遣としてやって来る。

「作戦指揮も何もわからんお前に一番いい秘書艦だろう、少しの間だが貸してやる」と、僕を派遣したあのよくわからない上官からのご好意だそう。

それなりに攻略海域も広げてるし、悪い噂は聞かないからまだまともに活動しているのだろうという考えらしい。

戦艦は初めてだし、うーん、作戦指揮どうしよう。

 

 

 

 

というわけで、今はまず憲兵が監査してますね。

他の鎮守府だと、艦娘に過度な嗜好品は罰則の対象らしいが、ここは半分例外扱いしてもらっている。

これもあの上官の指示だったりするんだろうか・・・?

なんでなんだろうな。

1人の憲兵と仲良く話しする機会を貰ってそこで聞いた話だと、艦娘とのコミュニケーションが取れていなかったり、関係が悪い所だと、艦娘があらぬ噂を流して憲兵の罰則対象となり、知らず知らずのクーデターが生じることがあるらしい。

そうならないとは信じているけど、どうなんだろうね。

されたら一瞬で解雇して欲しいと思ってますが。

 

 

 

 

 

「まぁ、カウンセリングとは言っても特に何もないので、さくっと終わらせますね」

 

「はーい、お願いします」

 

 

 

さっき言った仲良くなった憲兵さんが相手だった。

特に取り繕うこともなくやろうかな。

 

 

 

「まず、ここに就いてからどうですか?」

 

「ほとんど時間も経ってないので浅い感想ですけど、少なくとも不便はしてないので今の所は上々ですかね」

 

「気になったんですが、あなたカウンセラーで従軍してましたよね?なんでここに?」

 

「それは僕が聞きたいことなので、僕に聞かないでください・・・」

 

 

 

なんでだろうね、本当に。

自分の事だけど俺が知るわけないじゃん!

 

 

 

「では、ここはどのような方針で運営していますか?」

 

「基本的には療養が主ですね、ここは例外的立ち位置なので」

 

「では、その為に行なっていることは?」

 

「カウンセリングですかね」

 

「頻度は?」

 

「週に一度を目安に、ですね」

 

「多い?いや妥当か・・・」

 

「多くても微妙なんですか?」

 

「カウンセリングと称していろいろなことをする人がいますから・・・」

 

「・・・大変ですね」

 

 

 

ここにいると、「男でいるの大変だな」って思うことはあるけど、そこまで色々しでかすことはしないかな・・・

龍田が怖いし、何より皆美人すぎて、僕なんかが手を出してはいけないと思う。

・・・手を出すってなんか嫌な言葉だな。やめよ。

 

 

 

「あなた自身の負担はどのような?」

 

「んー、特には」

 

「理由とかはありますか?」

 

「人と関わるのは好きなのと、もともと戦闘をそこまでしないので、週に1日定休を設けています」

 

「定休、ですか」

 

「さすがに有事の時のために基本はここにいますが、それで解消できてはいるので」

 

「なるほど、他の場所で活用できるものはそんなになさそう、ですね」

 

「運動ぐらいしかないですね・・・」

 

「うーん・・・」

 

 

 

2人で黙り込む。

なんで他の鎮守府のことで悩んで押し黙らなきゃいけんのだ。

この人となら飲めそうな気がする・・・

基本海軍の人には良いようには見られないだろうからそこまで交流を図ろうとはしないんだけど、一部良い人と関わりたい自分もいるんだよね。

 

 

 

「カウンセリングはこんなもんですね、お疲れ様です」

 

「ありがとうございます、また普通にお話しできたら良いな」

 

「お時間が合えば飲みにでも行きましょうか」

 

「是非是非!」

 

 

 

良い感じでカウンセリングは終了。

久しぶりに受ける立場になった気がする。

基本的にはこれは半年か一年に一回行われるそう。

何もやましいことはないから、特に気にすることも無いんだけど、気にだけしておこう。

女性の憲兵が何人かの子と交流して、そこで艦娘と僕の関わりを監査してるんだろう。

 

 

 

暁がこっちに気付いて走ってきた。

 

 

 

「あ、司令官!」

 

「暁、どうしたの?」

 

「前に貰った紅茶、この人たちに出して良い?」

 

「良いよ、特別なやつでもないし」

 

「ありがとう!」

 

 

 

 

「仲いいんですね」

 

「努力はしましたから・・・」

 

「今のところ鎮守府の環境だと上位に食い込むほど良いんじゃないでしょうか?」

 

「そんなランキングがあるんですか?」

 

「勝手に憲兵内で組んでるんですよ、正直結構この監査負担なので・・・」

 

「お疲れ様です・・・」

 

 

 

皆大変だなぁ。

こっちも人のこと言えないけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次に第七駆逐隊との交流。

とりあえず、見た目で思ったこと。

 

曙は、ちょっと目線が怖い。

あっちから距離を取らない限りはしっかりコミュニケーションを取りたいよね。

龍驤の一件もあるし。

 

漣は、他の子よりかは人懐っこい性格なのかな?って印象。

こういう子がいると、コミュニケーションを取る中でいろんな役割を任せてしまうことがあるから、一番大事にコミュニケーションを取っている。

そこまで極端にではないけど、ちょっとした差みたいなものはある。

 

潮は、おどおどしている。

うん、コミュニケーションしないと何もわからない。

でも、優しい子なんだろうなっていうのは分かる。

 

朧は、無愛想・・・?な感じ?

きっとそんな事はないんだろうけど、そんな気もしてしまうような表情をしている。

 

 

 

「貴方がご主人様ですか?」

 

「ご主人様・・・?」

 

「提督と同じ意味です、多分」

 

「なら、うん、それで間違いないと思うよ」

 

「キタコレ!これからよろしくお願いしますね!」

 

「よろしくね」

 

 

 

電達、六駆の皆が部屋に入ってくる。

実は、案内役とか色々込みで、彼女達にも手伝ってもらおうと思って呼んでいた。

 

 

 

「もし何かあるなら、きっと君たちの視線からでしか見えないこともあるし、この子達の方がしっかり答えられると思うよ」

 

「お任せください!なのです」

 

「ハラショー」

 

「お、お世話になります・・・!」

 

 

 

「僕は基本ここにいるし、少しずついろんな話もできたらと思うから、よろしくね」

 

「了解です!」

 

「じゃあ、あとはお願いして良い?」

 

「勿論よ!後でご褒美ちょうだいね!」

 

「手がとどく範囲のものでよろしく」

 

 

 

駆逐艦って、皆子供として見てしまうけど、どうなんだろう。

それこそ始めての感想だと、曙が反抗期の女の子にしか見えない。

もはや失礼なレベルで。

まだ年も食ってない若造が言うようなセリフでもないか・・・

 

きっとあの子達に任せても大丈夫だろう。

何かあれば、首を突っ込もう。

その決心だけはできてる。

 

 

 

 

 

 

 

さて、一番どうしたら良いかわからない戦艦2隻との会話。

本当にどうしたもんか・・・

 

 

 

「貴官がここの提督か、よろしくお願いする」

 

「こちらこそよろしくね、長門さん」

 

「呼び捨てで構わない、まあ好きなように呼んでくれ」

 

「私も好きなように、ね?」

 

「じゃあ、陸奥、よろしく」

 

「ええ、よろしく」

 

 

 

 

とりあえず軽い鎮守府紹介と、今の影の主役の大淀、明石、間宮との顔合わせだけ済ませる。

 

その後執務室で軽い会議みたいなものをやっている。

話の内容としては、どうやってこれから執務をこなして行くか、みたいなものだ。

 

長門曰く、海軍本部は、治療が終わった艦娘はもうここに置いたまま、戦闘に励んでもらう形を考えているらしい。

また他の鎮守府に派遣してトラブルが生まれると意味がないから、とのことらしい。

全くもって行き当たりばったりな本部だこと、とは陸奥の言葉だ。

 

 

 

「それで、貴官はどうするつもりだ?」

 

「あ、僕のことも好きに呼んでね」

 

「では提督で。で、どうするつもりだ?」

 

「正直、今の感じで本格的に戦闘に参加するのは無理があると思う」

 

「何故だ?それなりに戦力としては整い始めているように感じるが」

 

「今それなりに戦闘できたとしても、根本の精神的問題を解決できていないと、いずれ何かしらでトラブルが起きるだろうし、それによって作戦指揮に支障をきたすようなことがあれば問題でしょ?」

 

「確かにそうね、でも、その時は提督の権利を持ってすれば大丈夫じゃないの?」

 

「それでうまく行くものとそうでないものがあるだろうし、それに、僕は普通の人間だから、『絶対に戦え』なんてことは口が裂けても言えないよ」

 

「とは言え、何もしないのも本部からすると問題よね・・・」

 

「一応、天龍と龍田が練度向上を目的に任意で1日に1回出撃はさせてるよ、後遠征は」

 

「海域深度は?」

 

「鎮守府海域に限定してるね、まだ練度が足りていないしね」

 

「・・・なら、今はこれが妥当じゃない?長門」

 

「そうだな・・・しかしこれでは私達を送った意味が一つも・・・」

 

「えーっと、言いにくいことなんだけど、ここにきてから兵法を学んだために戦闘知識が疎くてですね・・・」

 

「・・・なるほど、そういうことか」

 

「戦闘指揮のお手伝いをしてほしい、って事ね?」

 

「知識が追いついていないのと、ちょっと今やることが多かったりすると一任することもあると思うけど、お願いできる?」

 

「無論だ。経験は私達の方が上だからな。少しは出来るところを見せなければな」

 

「じゃあこれからよろしくね、提督」

 

「こちらこそよろしく、長門、陸奥」

 

 

 

 

思ったより、うまくいきそうだ。

正直、一気に5人も増えて、かつ戦闘にも力を入れないといけない、かつカウンセリングもやらないといけないと首が回らなくなっていきそうだったので、今の時期に戦闘に注力してくれる人がいるだけで大分負担が軽減される。

勿論そこらへんの勉強については色々聞いて知識をつけては行くけれど、今は手が回らなくなることの方が問題だ。

 

 

戦闘について、僕がやってきたやり方をまとめて2人に説明した後、ある程度この2人に一任することを大淀に伝えた。

「もしかして実は迷惑されてたんじゃ」と極端にオドオドし始めたから、誤解を解いて、これからも頼りにしてるなんて下手なセリフを要求され、間宮のスイーツで納得してくれた。

3人とも、仲良くしてくれるといいんだけど。

 

 

 

 

そんなこんなして、一服しようと食堂に顔を出してみれば曙が1人。

せっかくだし声をかけようとしたら、たった一言。

 

 

「こっち来んな、クソ提督!」

 

 

 

これは、思ってたよりきついかもしれないぞ。

 

 

 






龍驤と似たような感じ?気のせい気のせい。
正直デジャブ感は感じてますが、方針は変えようと思ってるので悪しからず。
次誰だそうかな〜
というかどのぐらいで番外挟むかな〜


そんな感じでボチボチ書いていきます。


高評価、お気に入り、感想、リクエスト諸々お待ちしてます!
UA20000突破、お気に入り180、総合評価200ptありがとうございます!
これからもちょっとずつ頑張っていきますので、応援よろしくお願いします。


ではでは〜


暗いの(艦娘の過去)ってどこまで?

  • ひどいトラウマ可(けっこうやばいの)
  • あっさり目で(今ぐらい)
  • ほのぼの重視(ほぼ描写なし)
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