心に傷を負った艦娘を受け入れる鎮守府があるらしい   作:きめら

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艦これ、敵のインフレやばない?
初期レベリング場所少なくない?


みんなすごいな・・・


というわけでまだこの六人だけの話です

次で増えるかも?




003 はじめてのおしごと 地獄級

 

 

戦闘にしか存在意義を見出せない、というのは実に問題だったりする。

何故ならそれは、それ以外の時の自分の存在意義がないから。

 

 

何を当たり前なことを、と思うかもしれないけど、これは大問題。

特に今の場合だったら、「戦闘しない」じゃなくて「戦闘できない」わけで、その状態で初対面の人に生きる意味なんて諭されたところで好感度落ち待った無し。

 

だからと言って何もさせないわけにもいかず、とりあえず鎮守府散策をみんなでしたわけなんだけども。

 

 

 

 

「「・・・」」

 

 

 

 

夕方。

未だに不知火と吹雪は何にも喋らない。

雷と暁は彼女たち用の部屋を作る話をして、それが4人部屋だとわかった時に顔がパァッと明るくなったから大丈夫だろうけど、あの二人だけはいくら電の励ましがあってもすぐにはこの場所に落ち着いてくれなさそうな気がする。

 

 

 

 

一つ思うことがあった。

本当に、この子たちの存在意義は「戦闘」なのか?

もちろん、この子たちが戦闘に固執していることはわかっている。

もし本当に戦闘にしか存在意義がないのなら、正直言って今解決は無理だと思う。

でも、例えばそれが「認められる」ことなのだとしたら。

それなら、今の僕にもできるんじゃないだろうか。

 

 

 

 

「・・・二人にお仕事を頼みたいんだけど、いい?」

 

 

 

電が自分が行こうとするけど、今はいいよ、と手で合図する。

今は二人で行ってほしい。

 

 

 

 

「・・・分かりました。」

 

 

 

 

初めて吹雪が話してくれた。

とりあえずやってみて、それから考えようか。

 

 

 

「これを工廠の妖精さんに渡してきてくれない?」

 

 

 

手に持っていた開発資材と書類を吹雪に渡して、「お願いね」と声をかける。

二人は戸惑いながら、駆け足て工廠に向かって行った。

・・・場所わかるかな。

と思ったら、妖精さんが一匹ついて行ってくれた。

あとでお菓子あげよう。

 

 

 

 

「いいのです?」

 

「うん、そこまでやってあげなくていいと思う。」

 

 

 

 

雷と暁の二人は、持参の掃除用具でこれから二人、というより第六駆逐隊の部屋になる部屋を掃除している。

二人は元々同じ、心の許せる友達、でいいのかはわからないけど、そんな人がいるから早く適応できているのかもしれない。

どちらかと言うと、吹雪と不知火はそんな仲間がまだいないのかもしれない。

これから艦娘、いろんな人が増えたら、そんなこともなくなるのかもしれない。

 

 

 

 

「提出して来ました。戦果はこれです。」

 

 

 

 

12cm単装砲

 

やろな!と言う感じの妖精さんがいた。

と言うか、そう書いた名札を持って妖精さんが来た。

 

こうやってこれから装備開発の結果を把握すんの?

妖精さんで判断するの結構やばくない?

 

 

 

「・・・どうでしょう」

 

 

 

吹雪が、そんなことを言い始めた。

正直、良いも悪いも分からない。

だって、何も分からないから。

でも、こんな反応するってことは、反応を待ってるんだろう。

 

 

 

「僕はまだ何も分からないからわかんないけど、成功したんだね、持って来てくれてありがとう」

 

 

 

そう言って、二人の頭を撫でた。

前に小学校研修で友好な関係になったらやって良いって教わった。

・・・今はそんなんでもないけど。

憲兵さん、今だけは許してほしい。

他の鎮守府では提督の職業についた人が地位を利用していかがわしい事をする事案で憲兵さんのお世話になることがあるらしい。

少なくとも個人的にはそんなつもりは毛頭ない。

 

言い訳だよ、でも本当だから!

 

 

 

「今はこんな事しかお願いできないけど、また戦闘とかもできるようになったらお願いするから、その時はよろしくね。」

 

 

 

 

今の自分には、こう言う以外の方法がない。

「これから戦闘できるように頑張る!」なんてのは口が裂けても言えない。

全く知識がないから、すぐにはできないから。

今は、こう言って励ます事しかできない。

 

 

 

 

二人は黙ったままだ。

そんなに意味もないかもしれないけど、気休めにでもなったのかもしれない。

電がちょっと二人の顔を見て顔がほころんでいるから、ちょっとはマシなのかも。

 

 

 

「とりあえずは、五人でこの部屋使ってね。今日はもう遅いから、このまま解散しよっか。」

 

 

 

「第六駆逐艦の部屋」は、臨時で「みんなの部屋」になってます。

 

 

 

これから色々頑張らないといけないな、と思う。

とりあえず本部から届いたダンボールに入った書類全部読み込むところから始めよう。

電にお風呂と食事を指示して、みんなを連れて行ってもらう。

とりあえず、今からは自分のなすべき事をなす時間だ。

 

文章しかないアホほどあるページの束を持ってソファーに寝転がって、ペラペラめくる。

 

 

 

 

 

 

やっべ、これ全部読まなきゃいけないの・・・?

 

 

 

 




一日遅れました。さーせん。


なんでこの4隻、と思った方もいるでしょうが、理由から説明しますと、とっても簡単。

自分が好きな艦と初期艦、あと第六駆逐艦のグループ関係が好きだから。です。


重巡、戦艦はもうちょっと後から書き始めます。


アンケートつけるので、回答お願いします!


また活動報告書くかも?

ではでは〜

暗いの(艦娘の過去)ってどこまで?

  • ひどいトラウマ可(けっこうやばいの)
  • あっさり目で(今ぐらい)
  • ほのぼの重視(ほぼ描写なし)
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