心に傷を負った艦娘を受け入れる鎮守府があるらしい   作:きめら

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キャラ目線はこうやって書いていこうかなと思ってます。


なんかご意見あったら募集してます。


ではどうぞ。


閑話休題1 不知火

 

 

 

私は、所謂トップランカーと言われるような敏腕提督のもとに着任しました。

だからと言って、私はそこで使われるわけでもなく、練度もほとんど向上しないまま、戦力外になりました。

 

 

分からない事ばかりで、まず着任の挨拶で提督のもとに訪れた際、残念そうな顔をなされていた事を覚えています。

 

 

 

 

 

 

私が事務作業に指名された時、もうそこには暁、雷、そして吹雪が居ました。

まだ大淀さんがおらず、事務作業の人手が足りなかったからこその任務でした。

 

 

楽しい、辛いというような感情は、特にはありませんでした。

 

そんなことより、自分の存在はこれでしか認められていないような気がして、必死に毎日を過ごしていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうしていると、鎮守府に大淀さんが着任しました。

私たちが半日かけてこなしていた事務作業は、気付けば大淀さんが二時間ほどでこなせてしまうようになってしまいました。

 

 

 

 

 

 

「彼女たちはもう解体処分してしまおうか。」

 

 

 

これが私たちのことかは、実際は分かりません。

でも、その時の私は確実に私たちのことだと確信していました。

 

 

 

そんな時でした。

全鎮守府に、伝達事項として、異常をきたした艦娘を受け入れる鎮守府を開設し、艦娘を募集する、といった内容が届いたのは。

 

 

 

 

「君達、解体とここへの派遣、どちらが良い?」

 

 

次の日、私たち4人は執務室に呼び出され、そう言い渡されました。

私はすぐ、後者を選びました。

後の3人も同様、後者を選びました。

 

 

とは言っても、期待も何もありませんでした。

辞令としてであっても、解体と同価値に置かれる状態で、良いイメージは何もありませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

着いて挨拶を述べると、そこに居た青年、新しい司令官は、少し戸惑っておられました。

私たちのような練度の低く、見て異常をきたしていると判断されない艦が何故ここに派遣されたのか。

そんな事を何一つとして分かっていないような顔をしていました。

 

そんな表情で、私に説明を求めました。

 

 

 

 

私たちはどのように扱われるのでしょうか。

病人として、或いは異常者として。

又は慰み者として。

 

 

憲兵という存在があるにしろ、こんな場所では何をされてもおかしくないと思っていました。

駆逐艦に劣情を抱く指揮官もいると聞きます。

どんなことでも受け入れる覚悟で臨みました。

 

 

 

 

 

 

 

そんな彼は、私たちに何をしたいかを尋ねてきました。

 

私の頭は真っ白になりました。

 

 

 

 

何がしたいのか。

「したい」と思うことが許されているのか。

何ができるのか。

 

何も考えたことがありませんでした。

 

 

 

暁や雷には、夢のようなものがあったようで、少しの間の後、すぐにダムが決壊したかのように言葉を漏らしました。

私には、ない。

 

一つもありませんでした。

 

吹雪も同じでしょう。

吹雪は初期艦で、初めは戦力として活躍していたものの、途中から様々な方々に先を越され、いつしか事務艦となっていました。

 

「また戦場に出て提督に褒められたいな」

 

そう彼女は言っていました。

 

 

 

 

私はそのまま、私たちの夢は戦闘で活躍する事だと報告しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・二人にお仕事を頼みたいんだけど、いい?」

 

 

そう彼は言いました。

何の任務か、一瞬身構えました。

 

 

 

 

「これを工廠の妖精さんに渡してきてくれない?」

 

 

何の冗談か、と思いました。

とは言え、一度受けてしまった任務は完遂しなければいけません。

そのため、吹雪とともに工廠に向かいました。

 

 

12cm単装砲

 

 

開発の結果としては、ハズレに当たるものでしょう。

何と言われるかも分からないまま、私たちは司令官のもとに向かいました。

 

 

 

「・・・どうでしょう。」

 

 

 

もし、成果の責任を追及されるようなことがあれば、一歩前に出て吹雪をかばう、そのつもりでいました。

すると、彼は私たちの頭をポンポン、とした後、撫でてきました。

 

 

 

なんてこともない、少し過度にも思えるスキンシップ。

それが、なぜか私にはとても沁みました。

 

 

隣で吹雪も、涙をこらえるために手をギュッと握りしめながら、少し震えていました。

始めは私もその様子を見ていましたが、どんどん霞んできました。

 

ものすごく、暖かくて、柔らかい何か。

そんなものが、私を包むような気すらしたのです。

 

 

 

 

 

 

彼は、私たちに休むように言うと、一人執務室に戻って行きました。

 

 

 

 

その後は、特に何もなく、夕食をとり、風呂に入り、寝室を整えて就寝しました。

 

 

 

 

 

 

暁と雷、電が寝静まった頃、私と吹雪は布団に横になりながら、一言ずつ交わしました。

 

 

「私、嬉しかった。」

 

「・・・私もです。」

 

 

 

それだけを交わして、私たちは眠りにつきました。

 

 

 

 






こんな感じでどうでしょう?

感想は本当に力になるので、ガンガンコメントしてください!

不知火型以外と話している印象があまりにもなく、ちょっと堅物感がすごいことになってしまいました。


個人的に胸糞展開は嫌いなので、このぐらいのダークさをラインにしたいと思っています。
暗すぎるとすごいことになりそう・・・


と言うわけで、今回はここまで






次の艦何がいいですか?
もうネタ切れだったりします。


ではでは〜

暗いの(艦娘の過去)ってどこまで?

  • ひどいトラウマ可(けっこうやばいの)
  • あっさり目で(今ぐらい)
  • ほのぼの重視(ほぼ描写なし)
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