心に傷を負った艦娘を受け入れる鎮守府があるらしい 作:きめら
1日に3話投稿です。(予約投稿なので出す日は別)
確実に後で亀投稿になるので、その分のペースずらしだと考えて下さい。
ちなみに今は、遠征と疲労の回復時間を縫って書いてます。
二期むずいっすね。
ブランクを埋めるために頑張ってます。
ではどうぞ。
軽巡洋艦
書類で見た限り、一番の汎用性が高い艦種。
駆逐艦と同じぐらい様々な種類があり、いろんな性格の子がいる、らしい。
ネコ、クマ、キソが印象的すぎて艦名そんなに覚えきれてない。
韻踏んでていいよね、ネコクマキソ!
そんなことを言ってたら、新しく二人がやって来た。
名前は、龍田と天龍。
派遣理由は、「司令官に対して攻撃的な姿勢を取る為」とのこと。
「私は龍田。よろしくね〜。」
「よろしくね、とりあえず座って。」
前と同じように、とりあえず二人を座らせる。
前の不知火のように率先して話してくれるのは、龍田という女の人。
女の子、ではないかな。
後、浮いてる輪っかは何?
天使の輪?
どうやって浮いてるんだろう。
「それはそうと、何か二人はしたいことある?」
「そうね〜、今は演習で練度を上げたいわね〜。」
うーん、どちらかというと普通。
ものすごい執着は感じないし、何より「自分がやりたい」と言えることがすごいと思う。
いくら攻撃的とは言っても、初対面にはないだろうさ・・・
「・・・」
と思ってるんだけど、天龍?がずっと目の敵のように睨んでくる。
なんか悪いことした?
「・・・俺はお前を認めない。」
認めない、と言われた。
まぁ、提督としてはそうだろうな・・・
「うん、これから認められるように頑張るよ。」
そういうしかない。
彼女はポカーンと唖然とした顔してた。
・・・うん?
そしたら話さなくなっちゃった。
悪い返答だったの?今の?
「・・・天龍ちゃんは、偉そうにしている人に対抗心が湧いちゃうみたいなの。あとは、正義感がとっても強いのよ。」
それが天龍ちゃんのいいところなんだけどね、と微笑みながら付け加える。
偉そうだった?大丈夫?
日本刀持ってたけど斬られない?
そんなこんなで鎮守府紹介してたら、天龍が寄って来た。
斬られる?処される?
「龍田の奴、一回セクハラして来たやつに無言で切りかかったことあるからな。気を付けろよ。」
・・・セクハラする気は毛頭ないにしろ、え、あの薙刀実用なんですか?
そんなこと言ってたら笑顔で振り返って刀身を地面に刺した。
・・・あ、まじモンのやつだこれ。
「あらあら、天龍ちゃんから喋りかけるなんて、この提督とは気が会うの?」
「・・・嫌いじゃない、そんだけだ。」
嫌いじゃなかった、よかった。
話しかけてくれるだけ十分関係を作りやすいと思う。
「二人は、ここに派遣された時、率直にどう思った?」
「まぁ、妥当だろうな、と思ったよ。なんせ提督の襟首締めちまったし。」
「私もセクハラ提督に
オォ〜ウ。
結構なことしてるな。
でも、今の所、自分たちに都合の悪い艦娘を捨てているようにしか見えない。
どこもそうなんだろうか、流石に優しい提督さんもいるんだろうけど。
「まあ、俺たちは使い捨てだから辞令が出ただけでも寛大な処置だと思ってるぜ。」
「それは違うと思うよ。」
それは絶対に違う。
もちろん襟首掴むとか薙刀で半分脅すのがいいことだとは思わないけど、それでも、それが理由で捨てるなんでことはあってはならないと思ってしまう。
人間として、仲良くしていた人に相手を怒らせて殴られたとしても、「こいつとはもう関わらない」と関係性をぷっつりと切ってしまう行為は、人間として軽率じゃないのかな。
まだ良くは分かってないけど、解体っていうのは捨てるとか別れるとか、そんな言葉じゃ片付けられない残酷な何かがあると思う。
それを容易に選択して良いなんてことは絶対にない。
改装で艦娘の魂を主力の艦娘に繋げるというものがあるらしい。
分からないけど、そういう手段にすら頼ることもなく解体を選ぶのは、流石に艦娘という存在、というよりこの海を守ってくれている彼女たちを下に見すぎているんじゃないか。
「君たちは、自分を卑下する必要はないと思う。僕たちにできない仕事を君たちに『託して』いるから。きっと、兵器として扱われたり、女性だからって下に見られたりすることがあったんだと思う。けど、それはされてしかるべきことではないし、一人の女性として、生きる権利がある。だから、そんなことは言わないで。そんなことを言わせないように、これから頑張るからさ。」
まくし立ててしまった。
ちょっと引いてるかもしれないなぁ。
「フフフ、アハハハハ!」
・・・無茶苦茶天龍に笑われている。
爆笑されて、目に涙すら浮かべてるんだけど。
え、そんな?まじ?
奥で龍田もクスクス笑ってる。
「・・・そこまで言うならやってみろよ提督!ついていってやらぁ!」
あ、なんか良かったみたい。
ついでに普通に提督として活動すること半分宣言しちゃったよ。
辞める気半分だったのに・・・。
「・・・君たちに提督として認めてもらえるまで、頑張るよ。」
もう、そう言うことしかできない。
電が顔を出して、書類を持ってきた。
鎮守府正面海域
初陣をしろとの本部からの仰せらしい。
前も後ろも分からないけれど、一回ぐらい無茶をしてみてもバチは当たらないだろう。
絶対に誰も沈ませない。
そのためには、自分がしっかりしないと。
「今、出撃の任務が来たよ。早速だけど、君達にこの海を守ってもらいたい。」
「お、初陣か!天龍様の強さ、見せてやるぜ!」
「あらあら、良いところ見せないとね〜」
それっぽいことを言って見たけど、僕には似合わないな、うん。
不知火と吹雪、雷と暁を呼んで戦闘詳細を説明する。
吹雪と不知火はちょっとワクワクしていた。
逆に暁と雷は不安そう。
天龍と龍田が励ましてたから、案外うまく行くのかもしれない。
電は、分からないことの知識面でのサポートで残ってもらった。
彼女も戦闘に参加する日も遠くないのかもしれない。
それがいいことなのかは分からないけどね。
初陣なんて言葉がいい響きだとは思わないけど、ちょっとその言葉に胸を高鳴らせている自分がいる。
僕が彼女たちを守るためにできることは、なんだろう。
今は、彼女たちを送り出すこと。
そして、そのサポートをすること。
そう思って、電から渡された帽子を深くかぶってみる。
さっき天龍に言われた「提督」って言葉はどうにも荷が重いけど、皆と肩を並べても不思議じゃない人にはなっておきたい。
「皆、よろしくね。」
6人が工廠から海に出るところを見て、気合いを入れる。
あの子たちの命を背負うのは自分だ。
「総員、出撃。頼んだよ。」
最後の方自分でも何書いてるのか分かってないので、きっとまた修正します。(今しろ)
感想でもらった艦をすぐに使いました。
第六+天龍龍田は、『水雷戦隊クロニクル』で見た組み合わせなのでちょっと良いな、と思ってます。
一期の時それ再現しようとして諦めた人です。
次の話では何隻か増やすつもりでいるので、また感想とかで出して欲しい艦娘いれば教えてください!
ではでは〜
暗いの(艦娘の過去)ってどこまで?
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ひどいトラウマ可(けっこうやばいの)
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あっさり目で(今ぐらい)
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ほのぼの重視(ほぼ描写なし)