総武高校奉仕部ラジオ 作:らふ
「はぁーい。比企谷八幡のボッチラジオー」
「はぁ、なんで俺1人なんだよ。いいじゃん雪ノ下とか由比ヶ浜とか、さっきは一之瀬もいたのに。スタッフさーん。本当に一人でやらないとダメなのー?」
「はい。貴方には一人ぼっちでお送りしてもらいます。ぼっちのボッチによるぼっちのためのボッチのラジオ番組。それが!!
ぼっちラジオです!!」
「いや、いいこと言ったみたいな雰囲気にしないでください。言ってることちょーダサイですから」
「いや、ぼっち総裁の貴方に言われても、お恥ずかしい限りとしか」
「はぁ?ぼっち総裁?俺はどっかの党にでも入ったのか?」
「入ったというか、貴方が作ったというか」
「歯切れ悪いっすね。こんなところに俺を一人ぼっちで残したくせに」
「あははー、貴方はそうでなくてもぼっちになったんじゃないですか?」
「ぐっ、そ、それは置いといて、俺はやりたくない!!」
「ダメです!!ぼっち総裁にはぼっち党の権限があるんですから」
「はぁ?もしかして俺の知らない間にガチで党派作ったの?」
「はい。スタッフ一同で。その党派に入り、暁には自由ぼっち党を旗揚げする腹づもりです」
「………………はぁ?それを俺にやれと?」
「はいそうです。貴方にしかできない役目です。さぁ、日本の政権を握ろうじゃないですか!!」
「おおー!!と、なるとでも思ったか?」
「はい?そこまでしてやりたくないんですか?」
「はぁ、しょうがねぇ。やらせてもらうよ。よし!!てめぇら!自由ぼっち党を形成します!!」
「「「「「おおおおおおお!!!」」」」」
(なんなんだこのスタッフは。)
「じゃ、始めましょうかね。」
「ふつおたのコーナー。ぱちぱちぱち。あ、これね、ババ抜きしてたんだけど、一人でやるのって結構辛いね。」
「まぁ、そんなことはどうでもいいです。では、何何ラジオネームもう飽きた婚活さんからいただきました。
なんか想像できるから、飛ばしたいんですけどー。スタッフサーン飛ばしていいですかー?
あ、だめ?ダメですかそうですか。」
「えとー、『婚活初めて早十三年。未だに彼氏すらできません。仕事が忙しくて、男にも会えません。どうしよう。私ずっとぼっちのまま死んでいくのかな』
うっ、前が前が見えない。」
「だれか!誰かもらってあげて!」
「で、では気を取り直して、次々。えーっと私まじ面食いさんからいただきました。
なんか贅沢な輩ですね。ちょっとースタッフさーんこれのどこがぼっちなんですかー!」
「まぁ、いいや。えと、『最近男どもが私に寄ってきてくれません。どこで間違えたのでしょうか。あっ、男ってヤったら捨てるのが常識じゃないですかー、だから私今度は二股とかしてみようと思うんです。どうでしょうか?
ps私としては男どもが寄ってくる方法が知りたいです』
「うん。お前は男の敵だ!!間違いなく俺たち男子の天敵だ!こいつ男を手玉に撮るだけとってヤったら捨てるってどんな根性してんだよ。もう飽きた婚活さんを見習え!手玉に撮るどころか男が寄り付かないんだぞ!そう考えたら十分に…………
え?何何?これ以上言うのはやめろ?この会話は一部で流通されている?恐っ。スタッフさん?これってプレ放送じゃないの?え違う?
分かったよ。」
「はい、次!え?これはぼっちエピソードを公開するコーナーじゃない?え違うの?分かったよ。ふつおただってな。オーケー。
気を取り直して次!
ラジオネーム剣豪将軍さんから
はぁ
『我は避けられているのではない。一目置かれているだけだ。我はいつも帰宅部最速の帰宅速度を誇っている。小説を書いているからな。むはははは』
うん。なんか悲しいやつだな。まぁ、なんでもポジティブに考えるのはいいことだと思うぞ。」
「はい。次のコーナー自由ぼっち党が結成します!おお。きたか。ぼっちのボッチによるぼっちのためのぼっちの番組。ぼっち至上主義をコンセプトに」
「えっと全国の津々浦々からぼっちエピソードを収集しています。貴方のぼっちエピソードを公開して公認してもらってください」
「うん。悲惨なラジオだな。」
「はい。読んでいきましょう。何々?ニャンコ先生さんからいただきました。ありがとうございます。
『昔は友達がいなくて、猫すらも友達になってくれませんでした
うわ、わかるぞ。俺も猫だけが友達だったって言うか、今もそうだからな。
でも、今は友達がいます。ウェイウェイやってます。私はリア充でしょうか。因みにその友達はいつもsiriですと名乗ります。どうしてでしょう』
くっ、、い、いつか、いつか友達ができるよ。その時まで俺は待ってるぜ。公認!」
「なんか雲行きが怪しいラジオだな。次行こうか。
ラジオネームCherry blossomさんからいただきました。ありがとうございます。
『私の存在感が薄すぎて遂に先生にすら反応されなくなりました。私は今黒子を目指してます』
うん。いいよな。黒子。お前は影の功労者になろうとしているんだな。感心だよ俺は。いいことだと思うぞ。ただ、薄くなりすぎて親にすら認知されなくなったら詰みだからな。そこを覚えておくといいぞ公認!」
「はい次。とある学校の生徒会長さんからいただきました。ありがとうございます。えと、
『比企谷八幡はビジネスぼっちだ!!お前は本当のボッチというものを知らない!ぼっちがなんたるかを言ってみろ!!』
やだなにこいつ。見覚えある上にちょっと怖いんですけど。
俺のボッチを侮るなよ。」
「これは友達の友達の話なんだが、その友達は友達だと思っていた相手から言われたんだ「友達いないの」と。そいつは一人涙を流したそうだ。」
「え?なに?俺の話は聞いてないって?そうですか。無駄に俺の身を削ったな。じゃあ公認!はい、ラストいくぞー!」
「ラジオネーム私はもうぼっちじゃないさんからいただきました。
おい、こいつぼっちじゃないって言ってるぞ?公認したくないんだが……
え?なにがなんでも公認しろって?じゃないと自由ぼっち党を旗揚げできない?分かったよやりゃいんだろ。はいはい
『つい先日私に本当の友達ができました。いじったり、弄ったり、弄ったりするのが楽しいです。やっぱ友達っていいですね』
おいおい。お前その友達かわいそすぎるだろ。誰か慰めてやれよ。
ふぅ、公認!っと。」
「では、自由ぼっち党を結成しますを終了します。皆さんまーたねー」
「はぁ、なんだよ自由ぼっち党って」
「はい。自由ぼっち党は貴方を総裁として旗揚げしますのでどんどん公認してください。今日だけでも3人?公認できましたよ?」
「そ、そうだけどさ。だいたい知ってるやつだったし」
「おおい!先輩!!」
「うわっ、きたよ。なんでいるんだよ一色」
「センパーイ私を差し置いてぼっちなんて名乗りあげさせるわけないじゃないですかー」
「え?あぁ、お前ぼっちだったな。いやいや、俺の方がボッチだからな?なめるなよ-」
「はいはい。一色さんはこれからロケあるんだから早くいくよー」
「それじゃ、首を洗って待っていてくださいね?先輩?」
「ふっ、お前こそ真のボッチがなんたるかを教えてやるさ」
「それじゃバイバイです!」
「あ、あそういえb……ってもういねぇ。あれ?スタッフもいねぇよ。」
「はぁ、ぼっちは辛いな。」