ガンダムビルドファイターズ Re:Spelled   作:セルフィア

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第11話〜店舗大会・後編〜

[それでは泣いても笑ってもこれで最後の試合となります!それでは両者、筐体へ!]

「決着をつけるぞストライク。」

「あぁ、今回も俺が勝たせてもらう。」

 

そうして筐体を真ん中に挟んだ2人は読み取り機に機体を置く。

≪ Damage level set to B≫

 

《Beginning[Plavesky particle]dispersal.Fiard4,sity》

 

《Please set your GUNPLA》

音声に従ってガンプラを置く

 

《BATTLE START!》

「城戸 響、ストライクガンダムベルファスト!推して参る!」

 

レバーを動かし機体を発進させる。

 

今回のステージはオーブ防衛線で連邦とオーブ軍が戦闘を繰り広げた海上近くの基地だった。

 

「デュエルとやるのも懐かしいな…ここ最近あいつ何故か参加してなかったし。」

周辺の索敵には反応なし、デュエルの機動性を考えると海上を戦場に選ばないだろう…

そんなことを考えていたところ、突如水しぶきの上がる音がした。

 

「ストライクゥゥゥ!」

「デュエルか!」

デュエルASから振り下ろされたビームサーベルを強化型ビームライフルの下部ビームジュッテを発振して防ぎイーゲルシュテルンを連射しデュエルASを遠ざける。

 

「貴様!自分が射撃得意じゃないのを分かってるはずなのに射撃仕様で来るとは舐めているのか!」

「そんな訳ないだろ!このストライカーは沙希と一緒に作ったもので今回の大会の決勝で誰が相手だろうと使うって決めてたんだ…」

響は遠くを見つめ伊座宮は分からなくもないが?みたいな顔を浮かべ周囲も相手がいる者は歓喜、1人者は嫉妬の表情を浮かべていた。

 

「ん゛!それならばもう少し近接系の武装も積むべきだったんじゃないか?」

「デュエル…俺も思ってた事を言うなよ…」

再び接近線を仕掛けてきたデュエルASに向けて両肩のシールドキャノンを連射モードで打ち出しながら自身もビームサーベルを抜刀、デュエルのビームサーベルをシールドキャノンで受け止めこちらの振るったビームサーベルはビームシールドに防がれバチバチと火花が散る。

 

「やはり貴様は近接の方が似合ってるぞ!」

「そりゃどうも!けど勝ちは譲らないけどなぁ!」

もう1本振り抜いたビームサーベルでデュエルASのビームサーベルを弾き飛ばしバックステップで距離を空けるとバックパックからシールドラグーンを射出しストライクベルファストの周囲に展開。

 

「全砲門開け!運命に抗いし銃弾(フェイタルバレット)!」

ストライクフリーダムのようにストライクベルファストの周囲に展開されたシールドラグーンや両腰のヴェスパーに加え頭部ハイメガキャノンにイーゲルシュテルン、そしてビームサーベルをしまって持ち替えた強化型ビームライフルを前方のデュエルASへ向けフルバーストすると大きく爆発音を響かせその一帯が黒煙に包まれる。

 

「流石にこれは避けられないだろ…」

「でぇりゃぁぁぁ!!!」

「…⁉︎」

全身の火器がクールタイムに入りシールドラグーンも充電のためバックパックに戻った瞬間、黒煙を切り裂いて現れたASが剥がれた状態のデュエルがビームサーベルを振り抜きストライクベルファストの右腕を斬り飛ばす。

 

「利き腕が⁉︎」

「広い所だと貴様の機動性が生きてしまうのでな!まずは機動性を奪わせてもらう!」

利き腕を斬り飛ばされたストライクガンダムベルファストに追い討ちとして自らの体格を使ったタックルで押されながらもぶつかる予定の壁をシールドラグーンで撃ち抜いて4枚目を撃ち抜いた辺りでデュエルを蹴り飛ばし近くのコンテナの上に着地する。

 

「ここは…食糧庫か。コンテナの中身は小麦粉⁉︎」

「何をごちゃごちゃ言っている⁉︎」

「なぁ、粉塵爆発って知ってるか?」

「知っているが、それがなんだと言うんだ!」

 

「この空間はちょうど良さげの無風状態だ、これはひょっとすると危険かもしれないなぁ?」

「お、おい。まさか…」

「そのまさかだ!生き残れたら決着をつけよう!」

 

そうしてコンテナに向けてザクウォーリアの武装であるハンドグレネードを投げつけると直後、大爆発がおき辺りが火の海に包まれる。

 

〜〜〜数十秒後〜〜〜

 

爆心地から遠く離れた市街地ビル群で、積もったガラスの破片を掻き分けながら

「ぶはっ!はぁはぁ…落ちなくて良かった…」

爆発の直前に前面に掲げたシールドは2枚ともダメになってしまったが、機体が落ちてなければ大丈夫と気持ちを切り替える。

 

そして、飛ばれていく最中落としてしまった強化型ビームライフルの事はすっかり忘れていた。

「残りの武装は…ビームサーベル×1・ハイメガキャノン・シールドラグーン×6、両腰のヴェスパーはここに突っ込んだ時にダメージ受けてて使用不可か…まぁなんとかなるか!」

「ストライクゥゥゥ!」

「体制立て直すの早くない?とか言ってる場合じゃないよな!」

 

泣き言を言いながらも接近を知らせるアラートの方を向くと左脚とビームライフルを失い五体満足とはいかないものの形を保ってるデュエルが両手に持ったビームサーベルを振り下ろしてくるのに合わせこちらも使用不可になっているヴェスパーの腹で受ける。

 

「ほぉ?ちゃんとビームコーティングはしているみたいだがいつまで受けられるかな!」

「ぐっ…その通りだが、やられっぱなしでいられるかい!ハイ!メガ…キャノン!」

ストライクガンダムベルファストのカメラアイが一度光を失うと代わりに頭部ハイメガキャノンに光が集まってそのまま正面のデュエルを飲み込もうとするがギリギリの所で右肩を撃ち抜いたのみに終わってしまう。

 

「落とすには至らなかったけど、同じ片腕同士!決着を着けようじゃねぇか!」

「勿論そのつもりだ、たわけ!」

「行けよ!シールドラグーン!」

「ようやく充填したこいつが使えるわ!」

 

「んぁ⁉︎イザークがドラグーン⁉︎違う!アンチビット!」

デュエルから射出された4基のビットから放たれた赤い光線を浴びたシールドラグーンが突如力を無くしたように次々と落ちていき1分とかからず全て地面に突き刺さっていた。

 

「残るはビームサーベルのみか…」

元々の獲物を全て落としたアンチビットが今度は本体だと言わんばかりにストライクガンダムベルファストに向け赤い光線で狙ってくるが響自身も器用に交わしていき3基までは斬り伏せるが最後の1基にビームサーベルを振り下ろす瞬間に放たれた光線がそのビームサーベルを持っていた腕の関節を射抜き力が抜けたようにダラリと足り下がる。

 

「しまっ⁉︎」

「貰ったぁぁぁ!」

両腕を失ってしまったストライクガンダムベルファストが頭部ハイメガキャノンを再び放つがそのビームはアンチビットを撃ち抜くがそれと同時にデュエルのビームサーベルがその胸部を貫いていた。

 

[YOU WIN!!!]

 

スクリーンが解け閉会の挨拶を終え周囲に日々の生活が戻っていき一息ついたところで伊座宮を探していると同じように休んでいた伊座宮を見つけ声をかける。

 

「今回は負けたけど次はまた俺が勝つよ。」

「ふん!ならば俺はこの勝ちを守り続けるとしよう。」

 

そうして握手を交わし店を後にした響達は近くのファミレスに入り今回の反省会を終え

伊座宮に敗北した響はその日、沙希の家に泊まり次の日登校した際には響から沙希の香りがしたらしい。




約2ヶ月近く経ってしまいましたが第11話です!
これにて店舗大会は終了となりましたので次のお話からまた物語が進んでいきますので引き続きよろしくお願い致します。

ストライクガンダムベルファストを再現しようと思ってEGストライクを買ってきたは良いもののF91が売ってないという事態になったから何かで代用したいと思います…

今回の機体紹介!
ストライクガンダムベルファスト
武装:強化型ビームライフル、ビームサーベル×2、シールドラグーン×6、ヴェスパー×2、ハイメガキャノン、シールドキャノン×2
SP:SEED
今回響が決勝で使おうと沙希と共に作成したストライカー。響自身は射撃が上手くないためその練習も兼ねているそうだが、初陣として使った今回は相手が悪かった(響と同じ近接型のため殆ど射撃戦にはならない)
基本的な戦術としてレーダーに反応が映っていれば木乃香直伝の初手高火力ぶっぱをとり外れても近づいてシールドキャノンで牽制しシールドラグーンで逃げられないよう動きをとめハイメガキャノンでトドメをさす先方をとる。
だが響の場合、距離を取れるようにはなってきたものの近接の間合いの方が好みらしくビームサーベルの間合いでハイメガキャノンをぶっ放したりしている。(試合後に沙希に怒られる)
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