ソードアート・オンライン プログレッシブ 四人の進道 作:壊緑茶
しゅぱっぱ!
あ゛・・・
・・・避けて、キリトっ
後ろ側にいたリトルネペイントの
ヤバい、一度引いて回復しないと。
「ナギナっ回復しろ!!」
攻撃を受けた部位が凹んで赤くなる。赤片を散らしたナギナは同時に後退し、直ぐに治癒ポーションを飲む。俺もバックステップの着地と同タイムで鞘に剣を収め、ポケットに手をかけた。大して削られている訳ではないが念のため。
追って来る奴に姿勢を低くし、抜剣できる準備を整える。まずい液を含んだ口を無視して簡易居合切りができる、《スラント》を起こした。
初期のスキルながら二方向、下段から上段へ、上段から下段への使い道があるこのスキル。前者は「簡易」ではあるけれど、片手用直剣で唯一の居合切りができる。《スラント》は通常、上段を使用する。とはいえ、剣が鞘に納まっているならこっちを使うのが無難であるのだ。
「らあっ!!!」
ネペイントの腹に切り込みが入った。技後硬直が緩んだら、奴に四方八方からの斬撃を与える。リトルネペイントの目が赤色に閃き、次の手がコンマ一秒後に繰り出されることを知らせた。
触手攻撃は全てを的確に防御することが難しいので(まず無理)一発目をパリィで除けると、まだHPが100%ではないナギナは俺の応答に反応してくれた。
スイッチ。
彼の耳傍で交代の合図を言うと、ネペイントの背後に回ったナギナは土を大きく弾き飛ばし、跳躍した。右腕を一等星に向けた彼は次に《スモールソード》をリトルネペイントに向け、を右から左へ、左から元の場所へ、直後、触手をパリィして、また叩き込む。ネペイントの視角に入らないよう常時、奴の周りを走りながら死角から、スルッと滑らかな剣撃を与える。
そして、またもやの猛攻に多量の火花を乱らさせながら、防御する。カンカンカン!!突きや斬撃を完璧に防御すると敵に発生する仰け反りにナギナはスイッチ!と唱え、下がった。
幾らかの時間が経過すると俺はレベル3へ上がり、ナギナはレベル2に上昇した。これでレベル3のネペイントに対して一定の《安全マージン》を獲得した。最前まで、レベル差によるカーソルが「危険」の紫だったが2で薄紫、3の現在で赤に変わる。
初日でここまで上がるとは考えていなかった。確か、第一層踏破の推奨レベルは10なので、迷宮区には足元さえ及ばないが、現段階最速のレベリングと言えるだろう。
今回もステ振りは筋力攻撃型に一つ、敏捷力俊敏さに二つに付与した。ナギナにはそこら辺指導済みだから勝手に終わらせるはずだ。
貴重なステータスポイントは主にレベルの上昇で貰える。俺はβ時代、丁度レベル25まで上げられたから、そこまでは分かる、以降は未知数だが。
後は35、45、55、65…は4ポイント、30、40、60…は5ポイント、50、75、100は10ポイント。
・・・これはただの予測でしかないが。
実際、茅場の言った100層までの攻略なら、100レベルでは全く足りない気がする。
ちなみにβテストで分かったことは基本その層+10レベルが推奨だ。なら、100レベル以上が存在するのかと訊かれても、クオーターポイントは何かを一とした時の四分の一の割方であり、四分の二、三も含まれるから上限100、と答える。
しかし、それではゲームの性質上鬼畜難易度となり、このデスゲームのクリアは99%不可能だ。
これが分かるのは、半年後・・くらいかもしれない。
「パンパン」
突然乾いた音に、気を許さず警戒する。何だ?
このフィールドでは絶対に出現しないはずの、人型モンスターのシルエットが見えた・・・ひとまず攻撃姿勢を取り、左の骨盤辺りに掛けてある剣に触れる。チャ・・自分の剣の金属音が聞こえた。その時、さっさっという草を踏みつける音に紛れて、敵のシルエットが浮かび上がる・・・いや、エネミーではない。あれは
人間、クエストNPC?
・・・違う、プレイヤーだ。
・・・俺達が発見できなかったということは、奴は隠蔽スキルを取得しているはずだ。彼はβテスターだろう。別に、《隠蔽》自体さほどおかしなものではない。寧ろソロプレイヤーが主スキルの後一、二を争う如く重要ではあるが、ネペイントには第一目がなく、視覚効果を遮断、及び軽減する《隠蔽》では現状、発動している意味がないのだ。
「拍手なんかして何の用だ」
その男性プレイヤーはこう言う
「ごめん、いきなり脅かしたりして。君らのコンビネーションがあまりにも見事だったからだよ」
男の目は特に疑いようのないものだった。人は、言葉以上に表情が、目がものを言う。
「君らも秘薬クエ目的でしょう、俺も秘薬クエ受けているんだけど、これが全く実付きが湧かないんよ。手伝ってもらいたい」
いちおう同意する。秘薬クエ―――《アニールブレード》を獲得できるこのクエストは100回言っても言い切れないほど大変だ。
そして彼に共感した俺は快く返事をしようとした。
いや、まて、β時代はよくやっていたこと、目的のアイテムがドロップするまでのパーティはどうか。
だがしかし、いくら効率が良くなるとはいえかれこれ二時間もぶっ通しで叩いているのだ。生半可な意気込みだと前はよく死んだ。
ナギナという天才の蕾?がパートナーとしているからとはいえ、ナギナも多分MMORPGは初のはずだ。
・・・あれ?まだナギナにそこら辺訊いていなかった。現実で剣道でも始めたのか?
・・・曖昧になってきた。
俺が短い間思考している間に、ナギナは普通にオッケーしていた。
「いいよ、た・だ・し、僕はMMORPG、いや、フルダイブすら初めてだから足手まといになるかも」
ナギナの強調した言葉に微笑した彼は、じゃあ現実でも剣道でもやっていたのか・・・と先程の俺と同じことを呟いていた。同意する。あの腕前だからな。
さすがに急に現れて驚かしたけれど、そこのマナーはあるらしい。・・・俺の行き過ぎた警戒だと思いながらも、依然怖れていた。
しかし、俺の剣の耐久値は後三十分だろう。斬り続ければ消滅する。
「すこしいいか。こっちは剣の耐久がもうないんだ。一旦街へ戻らせてくれないかな」
「・・・一応言うが、拒否じゃない」
俺の帰還の言葉に一瞬がっかり気味だった彼は、すぐに取り戻した。
「勿論。僕はコペル。よろしく」
ああと返事して彼に背を向けた。
一時間程経過すると、問題なくお目当てのアイテムが全てドロップしたのでほっとする。
見慣れたホルンカで胚珠を交換して、三人とも無事にクエストを完了させた。
何気に三時間弱かかったが、確認しない内に片手用直剣の熟練度が50まで上がっていて、スキルが色々と使えるようになっていた。
25で《ファースト・コスモス》50で《ホリゾンタル》、《バーチカル》、《レイジスパイク》
と、現在四つ解放されている。だいぶレパートリーが増えたなあ。
全部似たような技ではあるが攻撃力110%が120%になったり、単発が2連撃、3連撃と後ろになればなるほど基本的に連撃数が多くなり、威力が増加する。
β時代はログアウト、インができないなんて事はなかったから意味も調べた。
ファースト・コスモスは英語で《最初の宇宙》
ホリゾンタルは英語で《水平》
バーチカルは英語で《垂直》
レイジスパイクは英語で《怒ったトゲ》
だった。所詮翻訳ソフトかネットで調べただけだから正確かは分からない。
それとファースト・コスモスは「最初の」が付くから後々派生していくだろう。
ソードスキルについて回想をしていると、ふとβからソードスキルのエフェクトが強化されていることが浮かんだ。
厨二心を擽られるなあと、連撃数が増えるとどうなるのか密かな楽しみになった。
コペルとは何事もなく別れ、俺とナギナは値段にそぐわないぼったくりボロボロ宿に泊まることにした。
「はあー疲れたねー」
ほとんど無言で戦っていたナギナはぎりぎり柔らかいと言えるベッドに腰掛ける。
・・・部屋が少し高いものだから一応宿主に訊くとベッドが二つあると言ったのだ。意外。
部屋を見ると、室内の85%がベッドに占領されており、残念ながら想定外ではなかった。
10時半。俺達はベッドの上で完全に目を瞑る。
起床の理由は窓からのさえずりだった。小鳥がちゅんちゅんと鳴いていて、又冷風が隙間から侵入してくる。眼鏡を外した寝顔ですうすう寝るナギナを起こし、時間を確認した。
うーん・・・学校に行かないと・・・
っ・・!ナギナの寝言にハッとした。俺達は今、普通なら学校への準備をしている時間だ。突然の心配が頭をよぎった。
学校、行かなくていいのかな。
デスゲーム宣言の時点ではそこまで深く考えなかったが、これは異常だ。
日常がない。
俺は、そこまで学校に貢献していなかったから誰かが気にすることではないだろう。しかし、世間は大慌てだと簡単に、ほぼ直感的に予想できる。
おそらくニュースでは連日報道されるだろう。
その上、学校や職場では友達か同僚が心配する。小学生―――いないことを願う。
これは現実世界で後れをとることになる。社会人で、会社で働いている人は特にひどい損害だと思う。何日か分からない間、「ゲーム」によって休まないとならないから。仕事は確実に首になることなんて中二の俺でも分かった。学生は、同じ年でも勉強が一切理解できないことに陥る。又、俺もナギナもその一員。対処として、学年が下げたとしても、同級生なのに年齢が違うということになる。
日本の学校では異なる歳での同じ学年が場違いだという風習が微少にある。運が悪ければいじめに発展するかもしれない。勿論、教育委員会とか、学校とかが緻密に連携を取るだろうが、一部の子供達は、先生からの言いつけを重大だと思わずに軽い正義感で行うかもしれない。学年が上になれば、それは減るだろうが、間接的に痛いものを見る目で見られるだろう。絶対居辛いな。もしかしたら自分自身がそういうふうになるかもしれないのに。
俺はβの進み具合から一年以内にクリアと予測するけれど、一年、茅場は本当に何がしたかったのだろうか。
・・・俺はナギナを揺さぶって起こそうとする。それでも起きないナギナに名前を呼んで試すが、これも失敗。
・・丁度7時。少し早いような気もするが今度こそ容赦せずに現実に誘った。
ナギナー!
ばっ
急覚醒。
「遅刻!」
これを諦観したというのだろう。
黄味がかかった白い布団を起床の勢いで畳んだナギナに俺は、ここはSAOだよと言う。更に直後の気まずい雰囲気を無理やり打ち消すように言った。
「まずはクエスト受注しに行こうぜ」
あっ・・うん。
何時でも正気なナギナに俺はメニューウインドウを開き、彼の正面に持っていった。
「今から、このホルンカから北へ3キロ、渓流のほとりにある村に行く。そこでのクエストが一層の重要アイテムの一つだから」
「うん、分かったよ。・・ところでアニールブレードの強化はしなくていいの?」
まさに今そこで強化素材を貰いに行こうとしているのだ。首をかしげるナギナにはソルスの光が目に入って、いかにもアニメっぽくキランと眼鏡が反射した。
苦笑いした俺は彼に図星だよ。と言う。
「町は《ファルべカ》。ホルンカより一回り大きくて、畑だらけ。二層は牛がテーマなんだけど、そこで牛の餌を作っているっていう設定」
「トウモロコシでも栽培しているのかな?食べ放題だったらいいけど」
甘いトウモロコシが好きなのか、欲が出ている。
ファルベカの世帯数は《ホルンカ》より僅かに多く、町長以外全ての町民が農家、及びその子供だ。
田畑は民家から北へ一キロ幅500メートルと現実で言えばさほど大きな耕地ではないが。しかしSAO第一層が十キロ。一キロは直径の十分の一だから広い。
細かい位置関係や様子は、はじまりの街は最南端から北へ500メートルに南の大門。北の大門まで2キロ(直径2キロ)、ホルンカはそこから北北西へ2キロ、ファルベカは更に北へ3キロの地点。そこから1キロ田畑が続いているからもう端の方だ。“まあまあ”長いか・・傾斜は緩やかだが北端は相当盛り上がっていて、自然の形が中々の絶景だ。途中ゝゝ麦色の合間に収穫した作物を保管する小屋、渋紙色の農業倉庫が点々としているのも味を出している。・・・まあとにかく凄かった。
・・・この宿は二階建てで四部屋あった。俺達は2-1を取ったので真正面の三階建て民家からぎりぎり隠れず、南向きの窓からはソルスが伺えた。向かいの道は舗装され、右側は一軒家が並びんでいた。左の草原を見たナギナは振り返って、行こ。と発した。
東の門から圏外へと進むと遠くでモンスターが幾らかポップする。オオカミ系Mobだ。雑魚を狩っても効率が悪くなるだけなので無視する。
「アニールブレードずっしり重いね」
鞘に込めてある剣が変更されたことで移動速度が若干低下する。改めて、こういうとこ細かいなあ。
普通のMMOはステータスさえ上回っていれば、大剣以外で速度が落ちることはないと思うが、SAOには個別に重量が設定されている。要求ステータスが同じでもサバイバルゲームの様な重量があるのはリアリティが増していい。
横から怒号を発して突進してくる青イノシシをあっさり剣で吹き飛ばし、衝撃で殺す。一瞬硬着したイノシシは体を青く発光させ、同時に無数のポリゴンの破片へ変化した。
・・敵は経験値だと考え怯えずに怯まずこれからも生きていく!ともう一度誓った。
《ファルベカ》へ到着した俺達は、いくつかの通りを曲がった。町の端の方で目を伏せ、しゃがんでいるクエストNPCに話しかけるナギナ。何度も見るこのマーク。クエスト発生だ。
普通、βテスターの俺が間違えないためにやるべきことをナギナが先行しているのには以下のような背景がある。
『たたたた・・
人が通る事で獣道のように草が生えていない環境を快速で駆け、俺達は目的のクエストの話をしていた。いや、話ではなく単に俺の一方的な講義と言うべきだろう。
「ファルベカで受けるクエストは、おn...」
「ストップ!!キリト、さっきからネタバレしている!」
おにいさんが野獣退治に出かけようとして、腰を怪我したから野獣を抹殺して
とまさにネタバレして、最後のオチまでバラそうとしていた俺は早々と静止させられた。
「僕に十層までの間丸ごと教えようとしてたでしょ!」
何気にぷくーとわざとらしくなく頰を膨らませたナギナに、俺は「確かに」と同意させられる
悪気は断じて無いが、知識的な意味での師匠として調子に乗っていたのは
そんな訳で俺から話しかけなかったのにはこういう理由がある。理屈の通った事だろう?どちらから発生させようが何も変わりはしないが、俺がテキトウな謎解きゲーで答えを見せつけられた楽しめない。ならナギナも同じ事だ。
クエストNPCは泣いてはいないが、目が滲んでいる様子だった。彼はファルベカ農場を営んでいる内の一人。年齢的には、今最も働ける歳といったところだ。
田畑は実は圏外。モンスターこそ湧かないが、偶に侵入してくるらしい。現実世界でも山に住んでいた動物が食糧難で降りてきて畑を荒らすのはよくある話だ。
☆ ☆ ☆
―――暫く経ってからだが、現実での実例とは少しだけ、根本が違うことに気が付く。βからの変更だ。
彼はそこで熊かイノシシかに襲われたのだ。
「大丈夫ですか」
ナギナは彼にそう言う。腰を低くし、目を向けた。クエストNPCはナギナを上目遣いで見、ナギナの穏やかな表情を読み取ってか、実は・・・と続ける。
薄茶色いレンガの壁を背に二人は立ち、詳細を話した。NPCは用意されたセリフを喋る。
SAOはさすがに《初のフルダイブ型MMORPG》という訳で注目されている。その甲斐あって、結構な種類の応答がβの時から備えてある。旧来のRPGゲームと違ってプレイヤーは百通りの質問をできるからだというのは単純明解だろう。
だが俺がβ時代に彼から受けた反応から幾分雰囲気に合っている気がする。β時代はプレイヤーがどん底に居ても、逆にニコニコしても、NPCは用意された感嘆以外は雰囲気に合わせた喋り方をしなかった。
一言で「自己中心的」と表せる。
しかし、今はAIがプレイヤーの顔を窺うようになったのだ。横暴な、素っ気無い言葉で答えれば、NPCも素っ気無く答える。真剣に興味深そうに答えれば、NPCも丁寧に教えてくれる。ということだ。
折角のフルダイブなのに、自分の返答に対して場違いな答えが返ってくる!(例えば、ふざけんなよ!と言ったのにずーっとニコニコしているとか)そこで細かい事を気にする誰かさん達がネットで呼びかけて、フィードバック送信していたという噂を聞いた。
☆ ☆ ☆
「実は・・・私達の畑を荒らす者がいまして、それの退治と出たところ奴はイノシシだったのです。
私は短剣を持ちまして、一本入れたのですが奴は死ぬ覚悟で自爆してきました。
私は、手に大火傷を負い左手が使えなくなってしまいました。
っ・・・わ・・たしは左利きで農作業には左手が必須なのです。勿論両方あることが望ましいですが、片方でもできなくはないのです。・・・しかし利き手ともなると、いない方が良く、おまえはしばらく休養だ。右手に馴れるまで来なくていい。と仰るのです。でも、右手に馴れたからといって、効率良く作業ができないもので・・・っ。」
自爆!?
βではそんなこと無かったはずだが・・突進されて腕を失ったという設定だったのだ。第一、野生のイノシシが自らを爆発する力などない。昨日クラインと狩ったイノシシは最終手段の特攻なんてしなかった。HP低下によるパターン変化はあの手の雑魚モンスターはしないはずだ。
確かに、秘薬クエ(アニールブレードのクエストの愛称)も病に罹った娘などが追加されてはいた。しかし敵Mobの変更はなく、NPCのAIも少し人間らしくなっただけだ。
俺は正式サービス版での修正点はバグ、グラフィックの向上、一部の立ち入り不能エリアの削除、NPCのリアル化、細やかなUIの変更。難易度の微調整だと聞いた。公式ガイドブックに記載されていたから絶対だ。しかしネックになるのは、それ以外の変更は初日の時点で無いと断言していたことだ。茅場もこれ以降はカーディナルシステムによって管理し、この世界に外部から手を加えれるのは自分一人だと言った。
イノシシが自爆したのは単純に設定の改変だ。それを茅場一人で全て行えるとは思えない。カーディナルシステムが設定の追加をできるなんて聞いていないぞ・・・
・・・まだ俺達に分からないことは沢山あるのか。
とりあえず自爆については疑問だが、実際初めてのナギナはこれに疑問を持たないから、俺が必要以上に警戒する必要は無い。
まあβテスターは全く同じストーリーを二度も見なきゃならないので、少し変更されている方が楽しみがあっていい。
俺が脳を巡らせている間、NPCと話終えたナギナは、しっかりクエスト進行中を意味する疑問符をNPCの頭上に挙げていた。
序盤はβ時代と変わっていなく「鬼退治」だ。・・・鬼ではないけれど。
「今から宜しくするわけだから名乗らなくては、私はタイカと申します」
彼は、タイカは小さく会釈し、直後俺達のパーティーメンバーとなる。俺達と類似装備なタイカはレベルも1で俺達が守らなければならない存在だ。
所詮イノシシだから倒して終了。簡単なクエストだ。
よしナギナ!行くか。
オリジナルなストーリー書いていて楽しいですね。
この物語を進めれるのは私、ひとりだけですもの。
途中の「耳傍」という単語が存在するかは分かりません。つまり適当に創っただけです。
まあ「耳元」とかいう言葉もありますが
誤字脱字報告宜しくお願い致します。