20ヘイ世紀王様、最高最善を目指す。   作:暇人XX

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(´・ω・) …(投下しなきゃいけないかなぁ)→_(┐「ε:)_……(まぁ、不定期更新いっとるしええかぁ)→( ´_ゝ`)……(そろそろ書くか)→_(┐「ε:)_(まぁ不定期更新やからええか)→以下エンドレスループ

皆様……、ごめんね☆って、うわぁ何をするやめろ、ヤメロぉ!

皆様、本当にゆっくりですいませんでした。


幕間「立花響/本・気・伝・歌」

 

「で、アイツの事はどこまで知ってるんだ?」

 

「えっと……、」

 

立花響は混乱していた。目の前に座る女性があの誰もが知っているアイドルユニット「ツヴァイウィング」の天羽奏と風鳴翼で政府直属の秘密組織のメンバーであること。

 

「あれだけ、親しそうに喋ってたんだ。正体の一つや二つ知ってるんだろう?」

 

「あはは……、」

 

その秘密組織の拠点が、自分の通っている学校の地下に存在すること。

 

「彼の力はおおよそ個人が、持って良いようなものじゃないの。だから、包み隠さず話して頂戴。」

 

「……と言われましても。」

 

そして、この町に住む王様さんと呼ばれている人が本当に王様みたいな姿でノイズを倒していたこと。

 

「どれだけ調べても、何一つ解明できないのよ。あなたの証言が彼の力を解明する手がかりになるのよ!」

 

「いや、あの、私もそこまで知ってるわけじゃ……。」

 

「だったら、知ってる事でいいんだ!なんかないか?」

 

「あの人に繋がるものであれば些細なことでも聞かせて頂戴!」

 

「それにあの時シンフォギア以外にも貴方に宿った力があったでしょ。それについても、是非是非話してみてちょ〜だい♪」

 

2人のアイドルと1人のテンション高めのおば……お姉さんに迫られ、ついに、

 

……フシュー、ボン!

 

「うお!?(キャ‼︎)(まぁ)」

 

頭から湯気が出てぶっ倒れた。

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

「……それで、いつのまにかこの町に居て、誰も本名は知らないと。」

 

「はい、少なくても私や周りの人もみんな王様さんとしか呼んでなくて……。」

 

一度オーバーヒートしたからだろうか、冷静に奏さん達の質問に答えることができた。

 

「あの〜」

 

「ん、どうした?」

 

「今更なんですけど、ノイズを倒したあれってなんなんですか?」

 

「シンフォギアのことか。それについては……」

 

「はいはいはーい!シンフォギアについてはこの私、桜井了子にお任せあれ〜♪」

 

奏さんに代わって(遮って)。了子さんが説明してくれた。してくれたんだけど……

 

「どう、少しは分かってくれた?」

 

「全然わかりません……。」

 

ガクッ!と聞こえるように皆さんが滑る。……いきなり色んなこと言われてもわからないよ。

 

「まあ、とりあえずノイズどもをぶっ倒せるもんだと思ってくれればいいよ。」

 

「それと、シンフォギアを作り出したこの桜井了子の名前も覚えてくださいね♪」

 

「あ、それなら分かりました。」

 

奏さんのおかげでなんとなくこの力について分かったので、本題に入ってみた。

 

「その、私のことは分かったんですけど。肝心の王様さんは如何なんですか?」

 

「あら、そうだったそうだった。……それで、響ちゃんはあの人の、グランドジオウの力を見たのは初めてだったのよね?」

 

「はい、いきなり金ピカになって凄い勢いでノイズを倒してて。あれって、なんなんですか?」

 

了子さんは頭を押さえながら、

 

「う〜ん、最初にも言ったと思うんだけど、私たちもよく分かってないのよね。」

 

「えっ、そうなんですか?」

 

「そうなのよ!あのデタラメな力も、呼び出す戦士についても、どんな文献にも載ってないし色んな機材で調べてもみんなエラー起こすで、な〜んにも分かってないの!」

 

悔しそうに呻く了子さんを見て苦笑いになってしまうが、奏さんたちもしていたので多分大丈夫だろう。

 

「そこで!響ちゃんに聞きたいのよ。あの時あなたの身体に力が付与されたのを監視カメラが捉えてたの。その時の感想を聞かせてもらえないかしら?」

 

「えっと、あの時は身体が勝手に動いたと思ったら気づいたらノイズを倒してました。」

 

「他に何か無い?些細なことでいいの。」

 

了子さんの真剣な眼にあの時の事を必死に思い出す。でも、気づいたら身体が動いて自分じゃないみたいとしか……あ、

 

「……声。」

 

「声?」

 

「はい、誰かの声が聞こえたんです。暖かくて優しいけど、どこか力強い声で、」

 

『みんなの居場所は俺が守る!』

 

「その言葉で、私も守りたいと思ったらもっと力が湧いていました。」

 

私の言葉に了子さんの顔が真剣になっていき、先程とは別人に見えた。

 

「召喚された戦士達は、意思があり自由に行動できる?どうりで、あの男が戦いながら複雑な会場の中で人々を救えたわけか。それに響ちゃんの意思と……。」

 

「えっと?」

 

「はは、気にすんな。了子さん、一度ああなると止まらないからさ。」

 

奏さんが頭を撫でながら私に言う。そして私の前に立つと真剣な眼になる。

 

「ここからは私の頼みなんだが、……響、いや立花響さん。あたしたちと戦ってくれないか?」

 

「へっ。」

 

「奏⁉︎巻き込まれてただけのこの子を保護するんじゃ無かったの⁉︎それにこの子は戦いとは無縁の素人なのよ。」

 

奏さんの言葉に翼さんが声を荒げる。

 

「そんな事は分かってるさ。」

 

「だったら、」

 

「それでも、今のあたし達じゃ間に合わない時がある。助けたくても届かない時があるんだよ。」

 

「奏……。」

 

奏さんの真剣な眼に翼さんが黙る。そしてもう一度私の方を向いて、

 

「あの時助けれなかった上に、戦う必要のないあんたを戦場に引きずり込もうとしている。こんなのは身勝手なことだってのは分かってる。……それでもあたし達には、あんたが必要なんだ。頼む、一緒に戦ってくれ!」

 

奏さんが頭を下げて私に頼んでくる。

私はどうすればいいんだろう?力になれるなら手伝いたい。でも、私は素人で迷惑をかけてしまうかもしれない。足を引っ張って逆に彼女達の手の届く範囲を狭めるかもしれない。それに……、

 

【触んなよwヒトゴロシ!】

【助かる為に人を突き飛ばしたそうですが本当ですか⁉︎】

【亡くなった方の遺族に対して何かないんですか?】

【あんたと一緒にいると私まで酷い目にあう!もう関わらないでよ。】

【お願いだから、先生を頼らないで!1人でどうにかしてよ!】

 

ワタシガイタラメイワクヲカケチャウ。

 

「えっと……その、」

 

ワカラナイワカラナイデモヒトリデガンバラナイトメイワクカケナイヨウニヒトリデ……、

 

『何くだらない事を考えているんだ。お前はどうしたいんだ?』

 

「えっ?」

 

急に視界が変わる。真っ白な空間に1人の男の人が立っていた。青い学生服を着た仏頂面な人。

 

「あなたは……?」

 

『質問しているのは俺だ。お前は何がしたいんだ?』

 

「私は……。」

 

『ちょちょ、待ってくださいって。女の子にそんな怖い顔で質問したら萎縮しちゃいますって。』

 

『そうだよ!あっ、ごめんねー。大丈夫?』

 

「へっ?あっはい。」

 

その人の質問を遮るように現れたのは、茶髪のおちゃらけた男性と明るく元気な女性。

 

『あのな、今大事な事を確認している最中だ。そんな悠長なことを……』

 

『あら、女性に対する接し方くらい学んでおかないと、ナイト失格よ?』

 

『そうだぞ。なんだったら、俺が一から鍛えてやろうか?』

 

「あの……、」

 

さらに増えるは女王様のような雰囲気を持つ方と、アメリカの学園スポーツドラマに出そうな男の人。もう何がなんだか分からないよ〜。

 

『ふふ、大丈夫?』

 

「ヒィィ⁉︎」

 

『おい、あまり怖がらせるな。』

 

後ろから声がして、驚き振り返る。背後にいたのは少し暗めの化粧をした女性と爽やかそうな男性。

 

『まったく、ぞろぞろとこんなに必要ないだろ。』

 

『そんな事言わないで!せっかくみんな揃ったんだから‼︎』

 

『そうすっよ!それに口ではそう言いつつ喜んでるじゃないんすか〜。』

 

『そうね、口元少し緩んでわよ。』

 

『全く、素直じゃない奴だ。』

 

『ツンデレ……?』

 

『喜んでない!』

 

『からかわれてるな。』

 

あっ、なんか最初の男の人がからかわれ始めてる。みんな仲が良いんだな〜…‥じゃなくて!

 

 

「いったい、皆さんは誰なんですか?」

 

 

私の言葉に元気な女性が反応する。

 

『あっ、自己紹介するの遅れてたね。改めて、私達は『ちょっと、待ったー!』……うわぁ⁉︎って先生‼︎』

 

「また、増えた⁉︎」

 

女性の言葉を遮って現れたのは、何処か昔いたようなお笑い芸人に似た感じ男の人だった。

 

『そう言うのを説明するのは顧問の俺がするべきだろ!』

 

『えー。』

 

『と言うわけで、そこの君!』

 

「は……はい。」

 

『俺達は仮面ライダー部!困ってる学生や人を陰からこっそりと守る部活だ!』

 

バシーン!

 

サスペンダーを引っ張り先生と呼ばれる人が宣言する。

 

「仮面ライダー部?」

 

『そう!先生も言ってたけど困ってる人を助けてあげる部活なんだ〜。』

 

『んで、困ってそうな女の子がいたからお助けしてあげようってわけ。』

 

「えっと……、そんな大した事じゃないから大丈夫ですよ。アハハ……」

 

知らない人に迷惑をかけたくないと、自分の口から咄嗟に出た言葉。それを、

 

『嘘ね。貴方、困りごとがあると一人で何とかしようとするタイプでしょ?』

 

一刀両断された。

 

「……何で分かるんですか?」

 

『私はクイーンよ?ある程度なら見ただけで分かるわ。』

 

……答えになってないような。

 

『それに、ここにいる大半は貴方と同じような経験があるもの。』

 

「へ?」

 

『ああ、ここにいる奴はみんな自分自身の問題に1人で悩んでた事がある。俺は家族と学園キングとしての悩みを。』

 

『わ、私は、自分とみんなの違いについて悩んでた。』

 

『自分は、そうスッね。友情とかそう言った悩みスッね〜。』

 

『私は、そ〜だな〜。宇宙についてすっっごく悩んだ!』

 

『俺は、自分の過ちだ。……そのせいで、友を2人も失いそうになった。』

 

ここにいる人達みんな私と同じ……、

 

「……分かるんですが?」

 

それだったら、

 

『うん!みんな1人で困った時があってそんな時に「分かるんだったら!」

 

この気持ちが分かるなら!

 

「……構わないでください。1人でどうにかしますから。」

 

じゃないと……、また傷つけてしまうから。

 

「ごめんなさい。でも、本当に大丈夫です。1人でなんとかできますから!」

 

……これでいいんだ。私が1人で悩めばいい。誰かに頼っちゃえば、みんな、みんな、

 

『ああ!もう‼︎そんな感じ1人になろうとしない!』

 

先生と呼ばれた男性が私の手と明るい女性の手を引っ張る。

 

「ちょ、ちょっと!何するんですか⁉︎」

 

『いいから!はい、ここで手を繋ぐ‼︎』

 

私と女性の手を繋げる……いきなり握手なんかさせてどうするんだろう?

 

『それで、こうやって、こうして……こう!』

 

そこから手を握り返して、手を離して拳を握らせ合わせ、そこから上下と拳を合わせた……本当になんなの?

 

『ハイ!これでお前らは友達‼︎これで悩みが相談できるな‼︎』

 

……この人は何を言ってるんだろう?

 

「何ですか急に……、それに友達だから相談って……。」

 

先生の顔が真剣になる。

 

『俺がこいつらの顧問として見てきて分かったことがある。1人で悩んでどうにか出来る時なんてそんなに無い。』

 

「えっ?」

 

『1人でやろうとしても大抵は先延ばし、良くても新しい問題がすぐに出てくるもんだ。』

 

そんな事を言われたって……、

 

「それでも……、それでも!私1人で悩めば!

誰にも迷惑をかけなくて済むしそれに私のせいでふ……『そう言う時に友達がいるの!』

 

先生が私の肩を掴む。

 

『1人で悩んでる時に気づいてくれる人がいるの!なんとかしたいと思ってくれる人がいるの!君にもいるでしょ⁉︎そう言う友達!』

 

「……未来。」

 

『誰にも迷惑をかけたくないと思うのは間違いじゃないの。でもね、それ以上に迷惑を掛けられたいと思ってくれる人がいる事も忘れちゃ駄目なの。』

 

「……はい。」

 

先生が頭を撫でる。

 

『本当に悩んだり困ったりしている奴を見逃さず、意地でも友達になって全力で一緒に頑張る、それが仮面ライダー部なの。分かったらさっさと悩みを言っちゃいなさい。』

 

「えっと、私……、」

 

そこから皆さんが私の悩みを聞いて、解決しようと一緒に考え始めてくれた。その中で笑ったり怒ったり色々あったけど一緒にどうにかしようとしてくれてるのが伝わって……嬉しかった!

 

「皆さん!ありがとうございました‼︎」

 

『いいよ、いいよ!部長として当然のことをしたまでだよ!』

 

『可愛い娘ちゃんのお悩みならいつでも受け付けてるぜ!』

 

『導いてあげるのもクイーンの役目よ。』

 

『困ってるレディを見過ごせないからね☆』

 

『力になれてよかった……。』

 

『これから頑張れよ。』

 

「はい!」

 

『よ〜し!これにて一件落着だな!』

 

バシーン‼︎

と先生がサスペンダー引っ張て宣言する。

 

『おい。』

 

後ろから仏頂面な青年が声をかける。

 

『何がしたいか見つかったか?』

 

「はい!私のしたい事皆さんと相談してわかりました‼︎」

 

『そうか……、なら良い。そろそろ時間だ。』

 

「えっ?」

 

青年の言葉とともに白い空間が薄れていく。

これでこの人達とお別れになる。何となくだけどそう感じた。

 

「あの……、ありがとうございました!皆さんに教えてもらった事。皆さんに相談した事。……皆さんと『友達』になれた事!本当にありがとうございました‼︎」

 

白い空間が薄れていく中、皆さんが笑顔で送り出してくれる。その中であの仏頂面の青年が僅かに笑ったような気がして……

 

「……花?立花⁉︎大丈夫か?」

 

「ほぇ?」

 

目の前に奏さんが私を心配そうに見ていた。

 

「わたし……、」

 

「貴方、大丈夫?急にぼーっとして。」

 

翼さんも心配そうに聞いてきた……、じゃあさっきのは夢?……ううん、あの人達と話した事も笑った事もみんな覚えてる。だからこれは夢じゃない。

 

「奏さん、翼さん。さっきの事なんですけど、」

 

その言葉に奏さん達の目が変わる。

 

「私なんかで良かったら手伝います。」

 

「……本当にいいのか?私はあんたを助けれなかった。あのライブの後の事も知ってるつもりだ。」

 

「奏……」

 

「あはは、確かに色々ありましたけど、奏さん達の所為じゃありませんよ。」

 

「それでも、元を正せばあの時届かなかった私達所為だ。……もう一度聞くがいいのか?」

 

奏さんの曇った顔に私は手を伸ばす。

 

「奏さん!握ってください‼︎」

 

「うん?ああ。」

 

確か……こうやって、こう!

 

「次は翼さん!」

 

「えっ……ええ。」

 

翼さんの手を握って、こうやってこう!

 

「ええと、立花?これはなんなんだい?」

 

「ふっふっふっ……、これで私達は友達です!」

 

「「……はい?」」

 

私の宣言に奏さん達が固まる。

 

「ですので、奏さん達の悩みとかも一緒に背負っちゃいますよ〜!」

 

「それってどう言う……?」

 

「悩んだり困ったりしている奴を見逃さず、意地でも友達になって全力で一緒に頑張る!私に大切な事を教えてくれた仮面ライダー部と私のモットーです!」

 

私の言葉に翼さんは固まっちゃったけど、

 

「私にとってのラブ&ピースみたいなもんか……、よし!今日からよろしくな響!」

 

「はい!奏さん、翼さん。よろしくお願いします。」

 

「それじゃ、早速一つお願いを聞いてくれるか?」

 

「はい!なんですか?」

 

「私らの後輩としてアイドルデビューしてくれないか?」

 

「はい!分かりま……、へっ?」

 

奏さんの言葉に固まる。

 

「奏⁉︎いきなり立花さんをアイドルにって……、」

 

「いきなり私達と行動したら怪しいだろ?こうやってデビューさせたら違和感なく行動できるだろ?」

 

「……それは、そうね。」

 

翼さんも納得し始めてる⁉︎

 

「いや、あの⁉︎」

 

「それじゃ、早速デビューに向けて話を……」

 

「そうね、見た感じ運動神経は良いからリズム感を見て……」

 

「えっえっ……、なんで〜〜〜〜!!!!!!!!!?」

 

その後、私はツヴァイウィングと同じ事務所の後輩アイドルとしてデビューする事になりました。

 

そしてデビュー当日、奏さん達に紹介されてステージに立つ

 

「いろいろ、分かんないけどみんないっくよ〜!」

 

私のデビュー曲は

 

「聞いてください!Switch ON‼︎」

 

 

 




気づいたらだいぶ経ってたでござる。
まぁ、頑張って書いてますので引き続き不定期更新の方よろしくお願いします。皆さん本当ゴペンナサイ。

それじゃ、気が向いたらお会いしましょう。

次回「特盛vs防人vsダイパダークライ系害悪はめ技王様」
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