妖精の尻尾と大海の竜   作:龍我

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主人公視点なのでルーシィがフェアリーテイルに来たところから始まります


妖精の尻尾ーフェアリーテイルーへようこそ

ここは魔道士ギルド-妖精の尻尾ー

 

がやがや がやがや がやがや

 

ー相変わらずギルドの中は賑やかだなぁ 

 

「ミラちゃーん!!こっちビール3つお願い!!」

「はいはーい」

「ミラちゃ〜ん」

「はいはい何かしら?」

「今度オレとデートしてよぉ」「あ!ズリィ抜け駆けすんなよ」

「もぉ…あなた奥さんいるでしょ?」

「どわーーっ!!うちの嫁なんかに変身するなよォ!!!」

 

あははははっ

 

「あ」

 

-ん?この気配は

 

「ただいまー!!!」

「ただー」

 

ーやっぱりナツだった…てかとなりのひとだれ?

 

「ナツ、ハッピーおかえりなさい」

「またハデにやらかしたなぁハルジオンの港の件…新聞に載…て」

バキャ

「うごっ」

 

ーあーあ、またやってるよ

 

「てめェ!!!火竜-サラマンダー-の情報ウソじゃねェかっ!!!」

「あら…ナツが帰ってくるとさっそくお店が壊れそうねうふふ」

「壊れてるよーーー!!!」

 

ドカ「誰かナツ止めろー」バキ「ぎゃふっ」ゴス「てめ…ナツ…」

 

ヒュンッ

 

「!…あぶな!」

 

ーこっちまで飛んできたし!

 

「すごい…あたし本当に…妖精の尻尾に来たんだぁ」

 

ダダダダダッ

 

「ナツが帰ってきたってぇ!!?」

「!!!」

 

ーあ、グレイだ。これはもっと酷くなるな

 

「てめぇ…この間の決着つけんぞ!!!コラァ」

「グレイ服脱げてるよ」

「あんたなんて格好で出歩いてるのよ」

「はっ!!!しまった!!!」

「これだから品のないここの男どもは…イヤだわ」がぶ

「カナ飲み過ぎだよ」

「いいんだよぉ」

 

ーはぁ〜

 

「オオゥ!!!ナツゥ!!!勝負しろやァ!!!」

「服着てからこいよ」

「くだらん、昼間っからピーピーギャーギャーガキじゃあるまいし…漢なら拳で語れ!!!」

「結局ケンカなのね…」

「「邪魔だ!!!」」

「しかも玉砕!!!」

 

ーこの人ツッコミ担当だな苦労しそう

 

「ん?騒々しいな」

「あ!!!「彼氏にしたい魔道士」上位ランカーのロキ!!」

「まざってくるねー♡」「がんばって〜〜♡」

 

(ハイ消えたっ!!)

 

「な…なによコレ…まともな人が一人もいないじゃ…」

 

ー失礼な、オレはまともだし

 

「あら?新入りさん?」

「!!!!ミ…ミラジェーン!!!!キャー!!!本物〜♡はっア…アレ止めなくていいんですか!!?」

「別にいいよいつものことだからそれに止めても止まらないし」

「そうそう」

「あららら…ん?そういえば君は?ハッピーみたいなこもいるし」

「…オレは、ユーラ、です」

「私はアクアです、以後よろしくお願いします」

 

ー話さなきゃ良かった、恥ずかしい!!

 

「ユーラは人見知りなのよね、それに‥」ガン

「「ミラ!」」

「キャー!!!ミラジェーンさんっ!!!」

「それに‥楽しいでしょ?」

 

(怖いですぅーー!!!)

 

-グレイ裸で突っ込んできた!!

 

ユーラは椅子を持ち上げ足の部分をグレイの方に向けた

 

「おふっ」グキ

「て、テメェユーラなにしやがる!!椅子の足なんか向けやがって危ねぇだろうが!!」

「グレイが裸で突っ込んできたからでしょ!?女の子もいるのに!!」

「へっへ〜ん」

 

ーなるほどグレイの裸はナツのせいか

 

「あーっ!!!オレのパンツ!!!」

「今気付いたの!?」

「気づくの遅すぎです」

「ユーラパンツ貸してくれ」

「オレのじゃサイズが合わないよ」

「しょうがねぇ、お嬢さんよかったらパンツを貸して…」

「最低ですね」

「貸すかーっ!!!」

 

ー女の子になに言ってんの

 

「やれやれ…デリカシーのない奴は困るよね、ところで君どこのモデル?」

「何コレ!!?」

 

ーロキは相変わらずチャラいな

 

「漢は拳でぇーーーっ!!!」

「邪魔だっての」

「あーうるさい落ち着いて酒も呑めないじゃないの、あんたらいい加減に…しなさいよ…」

 

ーあ、これはさすがにヤバい

 

「アッタマきた!!!」

「ぬおおおおおおっ!!!」

「困った奴等だ…」

「かかって来いっ!!!!」

「魔法!!!?」

「これはちょっとマズイわね」

 

「そこまでじゃ」

「やめんかバカタレ!!!」

 

「でかーーーっ!!!」

 

しーん

 

「あら…いたんですか?マスター」

「マスター!!?」

 

「ち」「フン」「びっくりしたねー」「ねー♡」「酒」

 

「だーっはっはっはっ!!!みんなしてビビりやがって!!この勝負はオレの勝ぴ」

「む、新入りかね」

「は…はい…」

「ふんぬぅぅぅ…」

「ええーーーーっ!!?」

「よろしくネ」

「とう!!」

 

マスターであるマカロフだが2回の手すりにジャンプして乗ろうとしたが失敗背から手すりにぶつかった

 

「ま〜たやってくれたのう貴様等、見よ評議会から送られてきたこの文書の量を」

 

(評議会…魔道士ギルドをたばねてる機関じゃない)

 

「まずは‥グレイ」

「あ?」

「密輸組織を検挙したまではいいが…その後街を素っ裸でふらつきあげくのはてに干してある下着を盗んで逃走」

「いや‥だって裸じゃマズイだろ」

「まずは裸になるなよ」

「エルフマン!!貴様は要人護衛の任務中に要人に暴行」

「「男は学歴よ」なんて言うからつい…」

「カナ・アルベローナ経費と偽って某酒場で呑むこと大樽15個しかも請求先が評議会」

「バレたか…」

「ロキ…評議員レイジ老師の孫娘に手を出す、某タレント事務所からも損害賠償の請求が来ておる」

「そしてナツ…デボン盗賊一家壊滅するも民家7軒も壊滅チューリィ村の歴史ある時計台の倒壊フリージアの教会全焼ルピナス城一部損壊ナズナ渓谷観測所崩壊により機能停止ハルジオンの港半壊」

 

(本で読んだ記事はほとんどナツだったのね…)

 

「アルザック、レビィ、クロフ、リーダス、ウォーレン、ビスカ…etc…」

「オレもか…」

「貴様等ァ…ワシは評議員に怒られてばかりじゃぞぉ…」

『………』

「だが…評議員などクソくらえじゃ」

 

マスターが評議員から受け取った文書を燃やし棄てたそしてそれをナツは食った

 

ー犬かよ

 

「え?」

「よいか…理を超える力は全て理の中より生まれる、魔法は奇跡の力なんかではない我々の内にある"気"の流れと自然界に流れる"気"の波長が合わさり始めて具現化されるのじゃ、それは精神力と集中力を使ういや己が魂すべてを注ぎ込むことが魔法なのじゃ、上から覗いてる目ん玉気にしてたら魔道は進めん評議員のバカ共を恐れるな、自分の信じた道を進めェい!!!それが妖精の尻尾の魔道士じゃ!!!!」

『オオオオオオオッ!!!!』

 

ーさすがマスターだなぁ、すごいや

 

「ここでいいのね?」

「はいっ!!」

ポン

「はい!!これであなたも妖精の尻尾の一員よ」

「わぁ♡」

「おめでと…」

「おめでとうございます」

「うん!ありがとう!!」

「珍しいわね貴方から話しかけるなんて初めて会った人とはなかなか話せないのに」

「別に…新しく仲間になったからお祝いしただけだし」

 

ーでも、やっぱ話すの恥ずかしい

 

「ナツー!!!見てー!!妖精の尻尾のマーク入れてもらっちゃったぁ」

「!よかったなルイージ」

「ルーシィよ!!!!」

「おまえあんなかわいい娘どこで見つけてきたんだよ」

「いいなぁ〜うちのチーム入ってくんねぇかなぁ」

「ナツどこ行くんだ?」

「仕事だよ金ねーし」

「報酬がいいやつにしようね」

「お!コレなんかどうかな、盗賊退治で16万Jだ!!」

「決まりだね」

「父ちゃんまだ帰ってこないの?」

「む」

「「!」」

「くどいぞロメオ、貴様も魔道士の息子なら親父を信じておとなしく家で待っておれ」

「だって…3日で戻るって言ったのに…もう1週間も帰ってこないんだよ…」

「マカオの奴は確かハコベ山の仕事じゃったな」

「そんなに遠くないじゃないかっ!!!探しに行ってくれよ!!心配なんだ!!!」

「冗談じゃない!!貴様の親父は魔道士じゃろ!!自分のケツもふけねェ魔道士なんぞこのギルドにはおらんのじゃあ!!!帰ってミルクでも呑んでおれい!!」

「…バカー!!!」

ゴスッ

「おふ」

「厳しいのね」

「ああは言っても本当はマスターも心配してるのよ」

 

ー父親…リヴァルターナ

 

ズシ

 

「!」

「オイイ!!ナツ!!依頼板壊すなよ」

 

ー…オレも行こう

 

カタ

 

________________

 

「え?」

「マスター…ナツとユーラちょっとヤベェんじゃねぇの?」

「アイツら…マカオを助けに行く気だぜ」

「これだからガキはよォ…」

「んな事したってマカオの自尊心がキズつくだけなのに」

「進むべき道は誰が決める事でもねぇ放っておけぃ」

「ど、どうしちゃったの?ナツとユーラ急に」

「2人ともロメオくんと同じだからね」

「え?」

「自分とだぶっちゃったのかな、ナツとユーラのお父さんも出て行ったきりまだ帰ってきてないのよ、お父さんって言っても育ての親なんだけどね。しかもドラゴン」

「ドラゴン!!?2人ともドラゴンに育てられたの!!?そんなの信じられる訳……」

「ね、2人は違うドラゴンに育てられたのナツは森でユーラは海で拾われて言葉や文化や…魔法なんかを教えてもらったんだって、でもある日2人の前からそのドラゴンたちは姿を消したしかも同じ日にね」

「そっか…それがイグニール……」

「ユーラを育ててくれたドラゴンはリヴァルターナっていうみたい2人はいつかイグニールとリヴァルターナに会える日を楽しみにしてるの、それにユーラは強くなればリヴァルターナが迎えに来てくれると信じて修行中なの。2人ともそーゆーとこが可愛いのよね」

「あはは」

「私たちは…」

「!」

「妖精の尻尾の魔道士たちは……みんな…みんな何かを抱えている…キズや…痛みや…苦しみや…私も…」

「え?」

「ううんなんでもない」

「……」

 

________________

 

「待ってナツオレも行くよロメオマカオはオレたちが絶対助けるから、待っててね」

「…うん」

 

閑話休題

 

カタカタ

 

「でね!あたし今度ミラさんの家に遊びに行くことになったの〜♡」

「下着とか盗んじゃダメだよ」

「盗むつもりなのですか?」

「盗むかー!」

「「「「てかなんでルーシィ/ルーシィさんがいるんだ/の/のですか?」」」」

「何よ何か文句あるの?」

「そりゃあもういろいろと…」

「あい」

「うん」

「はい」

「だってせっかくだから何か妖精の尻尾の役に立つことしたいなぁ〜なんて」

 

(株をあげたいということですか)

(株を上げたいんだ!!絶対そうだ!!)

 

「それにしてもあんた本当に乗り物ダメなのね、しかもユーラまで…なんか…いろいろかわいそう…」

「「は?/え?」」

「マカオさん探すの終わったら住むところ見つけないとなぁ」

「オイラとナツん家住んでもいいよ」

「本気で言ってたらヒゲ抜くわよ猫ちゃん」

 

ガタン

 

「「!」」

「「止まった!!」」

 

ーようやく揺れが収まった…

 

「着いたの?」

「す…すんません…これ以上は馬車じゃ進めませんわ」

「!!!」

「何コレ!!?」

 

ビュオーーーーーー!!

 

「いくら山の方とはいえ今は夏季でしょ!!?こんな吹雪おかしいわ!!?」

 

ーたしかに少しおかしいかもしれない

 

「さ…寒っ!!」

「そんな薄着してっからだよ」

「あんた達も似たようなモンじゃないっ!!」

「そんじゃオラは街に戻りますよ」

 

馬車はユーラ達を雪山に置いて街に引き返して行った

 

「ちょっとォ!!!帰りはどーすんのよ!!!」

「あいつ…本当うるさいな」

「たしかにそうだね」

「あい」

「そうですね」

「その毛布貸して…」

「ぬぉ」

「ひひ…ひ…開け…ととと…時計座の扉ホロロギウム!!」

 

ーこれは精霊魔法!ルーシィさんって精霊魔道士だったんだ

 

「おお!!」

「時計だぁ!!」

「「あたしここにいる」と申しております」

「何しに来たんだよ」

「「何しに来たといえばマカオさんはこんな場所に何の仕事をしに来たのよ!?」と申しております」

「知らねぇでついてきたのか?凶悪モンスター"バルカン"の討伐だ」

「「あたし帰りたい」と申しております」

「はいどうぞと申しております」

「あい」

「ははは」

「はぁ」

________________

 

「マカオー!!いるかー!!バルカンにやられちまったのかー!!」

「マカオー!!返事してー!!」

「!ナツ、上!!」

 

ドゴォォ

 

「バルカンだー!!」

「うほ」「ぬお」「速い!!ナツ大丈夫!?」「平気だ!!」

「!?」

「人間の女だ♡」「うほほーー♡」

「キャー!!」

「ルーシィさん!!」

 

ー最悪だルーシィさんが攫われた!!

 

「おおしゃべれんのか」

「呑気に言ってる場合じゃないよナツ」

「「てか助けなさいよオォォォ!!!」と申しております」

 

ーしまった話してる間にルーシィさんが

 

「ナツ!匂いはわかるよね!」

「たりめぇだろ!」

「さすがナツだね、急いでルーシィさんのところに行こう!」

 

________________

 

「うおおおっ!!!やっと追いついたーっ!!!」

「ナツ!!!」

「マカオはどこだぁぁーっ!!!」

「ナツあんまり走ったら!!」

 

つるんっ

 

「あがっぐおぉっふぁっぶへっ」

「遅かったか、はっそうだルーシィさん無事!?」

「ふ…普通に登場とか…できないのかしら…ユーラ、うん無事よ。それとルーシィでいいわよ」

「そっか、それじゃあルーシィ無事でよかった」

「オイ!!サル!!マカオはどこだ!?」

「ウホ?」

 

ーそうだマカオは無事なのか!?この雪山の中1週間はいたことになる

 

「言葉わかるんだろ?マカオだよ!!人間の男だ」

「男?」

「そーだ!!どこに隠した!?」

「ウホホ」

「おおっ!!通じたっ!!」

「どこだ!?」

 

「!?ナツ!!逃げて!!」

 

ドカッ

 

「ナツ!!!」

「あああああ!!」

「ナツーー!!」

「男…いらんオデ…女好き♡」

「やだっ!!ちょっと…死んでないわよね!!」

「ルーシィ、ナツは大丈夫だよ」

「そ、そうよね大丈夫よね」

「男いらん男いらん女〜女〜!!!ウッホホホ〜」

 

ー女女うるさいなこのサル!!

 

「女!女!!ってこのエロザル!開け金牛宮の扉タウロス!!」

 

ー金の鍵!黄道十二門の精霊!!

 

「MOーーー!!!」

「牛!!?」

「あたしが契約している精霊の中で一番パワーのあるタウロスが相手よ!!エロザル!!」

「ルーシィさん!!相変わらずいい乳してますなぁMOーステキです」

 

ー何かイメージと違うな…

 

「そうだ…こいつもエロかった…」

「ウホッオデの女とるなっ!!」

「オレの女?それはMO聞き捨てなりませんなぁ」

「そうよタウロス!!あいつをやっちゃって!!」

「「オレの女」ではなく「オレの乳」と言ってもらいたい」

「もらいたくないわよっ!!」

 

ー変態だ紛うことなき変態だ

 

「はっ!オレも戦うよ!これでも妖精の尻尾の魔道士だからね」

「ありがとう!タウロス!!!」

「MO準備OK!!!」

「ウホォ!!」

「海竜の咆哮ォォ!!」

「これって!もしかしてユーラも?」

「そうですよ、ユーラもナツと同じ魔法滅竜魔法を持っています。ユーラは大海の滅竜魔道士です。」

「すごい…」

「よ〜〜く〜〜も落としてくれたなァ…あ〜〜ぶ〜〜な〜〜かった〜〜…」

「ナツ!!よかった!!」

「ん?」

 

ーあ、まずい

 

「ナツ!!牛の方はルーシィの精霊だから仲間だよ!!」

「あ?新しく増えた訳じゃないのかよ」

「おかえりナツ、無事でよかった」

「おう!」

「てゆーかどうやって助かったの!?」

「ハッピーのおかげだ、あんがとな」

「どーいたしまして」

「そっか…ハッピー羽があったわねそーいえば」

「あい能力系魔法の一つ翼ーエーラーです、アクアも使えるよ」

「あんた乗り物ダメなのにハッピー平気なのね」

「何言ってんだお前ハッピーは乗り物じゃねぇ「仲間」だろ?ひくわー」

「そ…そうねごめんなさい」

「ウホホォッ!!!」

「いいか?妖精の尻尾のメンバーは全員仲間だ」

「!!!」

「じっちゃんもミラも」

「来たわよ!!」

「ウゼェ奴だがグレイやエルフマンも」

「わかったわよ!!!わかったから!!後ろ!!ナツ!!」

「ユーラにアクア、ハッピーもルーシィもみんな仲間だ、だから…オレはマカオを連れて帰るんだ!!」

「早くマカオの居場所言わねぇと黒焦げになるぞ」

 

パキッ

 

「ウホホッ!!」

 

ーつらら投げつけてるけど火竜であるナツには効かないんだよね  

 

「火にはそんなモン効かーん!!!」

「ナツ!!行くよ!!」

「!おう!」

「「火竜の/海竜の鉄拳!!」」

「ウホォ」

「あーあ‥このサルにマカオさんの居場所聞くんじゃなかったの?」

「あ!!そうだった!!」

「あ〜忘れてたぁ、どうしよ」

「完全に気絶しちゃってるわよ」

 

みみみみみ

 

「「!?」」

「な…何だ何だ!?」

「サルがマカオになった!?っ!そうかバルカンに接収ーテイクオーバーーされてたのか!」

「接収!!?」

「あい!体を乗っ取る魔法だよ!!」

「これは接収される前に相当激しく戦ったみたいだね」

「ヒドイキズだわ」

「マカオ!!しっかりしろよ!!」

「バルカンは人間を接収することで生きつなぐ魔物だったのか…」

「脇腹のキズが深すぎる…持ってきた応急セットじゃどうにもならないわ」

「そこどいて!オレがやる!!」

「え!?どういうこと!?」

「魔力の消耗は激しいかもしれないけどオレなら治せる!!クラーレ!」

「ユーラは治癒魔法が使えるんですよ。」

「治癒魔法!?それってとっても珍しい魔法じゃない!!」

「リヴァルターナは滅竜魔法の他に治癒魔法も教えていたんです。リヴァルターナと一緒にいた時キズが絶えなかったので教えられたそうです」

「そうなんだ」

「治せ、た…ナツ、ごめんあとは、お願い」

「ああ任せとけ!!」

「すごいなぁ、こんな小さいのに…そういえばユーラっていくつなの?」

「12歳ですよ。確かリヴァルターナがいなくなったのは5歳の時と言っていたので」

「ぐっ」

「マカオ目が覚めたか!」

「くそ…な…情けねぇ…ハァ、ハァ19匹は…倒し…たん…だ」

「え?」

「うぐぐ…20匹目に…接収…され…ぐはっ」

「わかったからもう喋んなっ!!ユーラが治してくれたのに傷口が開くだろ!!!」

 

(うそ…!?あの猿…1匹じゃなかったの…!?そんな仕事を1人で…)

 

「ムカつくぜ…ちくしょオ…これ…じゃ…ロメオに…会わす顔が…ね…」

「黙れっての!!殴るぞ!!!」

 

(すごいなぁやっぱり…かなわないなぁ…)

 

________________

 

[なーにが妖精の尻尾の魔道士だよ!!!]

[あんなの酒ばっか飲んでる奴等じゃんか]

[ち、ちがわいっ]

[魔道士は腰抜けだーい]

[オレは大きくなったら騎士になろーっと]

[魔道士は酒臭いもんねー]

[父ちゃん!!!すごい仕事行ってきてよ!!!]

[?]

[オレ…このままじゃ悔しいよっ!!!]

「父ちゃんごめん…オレ…」

「心配かけたな」

「すまねぇ」

「いいんだ…オレは魔道士の息子だから…」

「今度クソガキどもに絡まれたら言ってやれテメェの親父は怪物19匹倒せんのか!?ってよ」

「ナツ兄ーー!ユーラ兄ーー!ハッピー!アクア!ありがとぉーー」

「おう」「あい」

「それと…ルーシィ姉もありがとぉっ!!!」

 

 

 

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