新幹線「のぞみ6号」死者の指定席   作:新庄雄太郎

3 / 8
早速、新幹線「のぞみ」の事件を推理してみた。


三章 新幹線「のぞみ」の謎

「これが、300系新幹線「のぞみ」か。」

 

「はい、92年のダイヤ改正で新しく運転された新幹線です。」

 

「当時は、2往復が「のぞみ」でうち1往復は「ひかり」で運転されていました。」

 

「ほう、今回の事件は車両が違うのか。」

 

「はい、今回の車両はJR西日本の編成です。」

 

「西日本って事は、量産型か。」

 

「はい。」

 

「いずれも、「のぞみ」は指定席です。」

 

「鶴岡、今回の事件で「のぞみ6号」の時刻はわかるか。」

 

「はい、調べて見ます。」

 

と、時刻表を見て調べて見ると。

 

博多発 7時20分

 

小倉着 7時37分

 

  発 7時38分

 

広島着 8時28分

 

  発 8時29分

 

岡山着 9時08分

 

  発 9時09分

 

新大阪着 9時52分

 

   発 9時54分

 

京都発着 10時10分

 

名古屋着 10時46分

 

   発 10時48分

 

 東京着 12時24分

 

「なるほど、つまり犯行時刻は新大阪を発車直後に毒殺されたって事か。」

 

「ええ、まず間違いないと思います。」

 

「犯行時刻は9時54分か、被害者は毒入りのカプセルを服用後に殺害された。」

 

「場所は、京都辺りと見ていいでしょう。」

 

「しかし、被害者は鹿児島から夜行列車に乗ったんだよね。」

 

「うん、調べて見たら新大阪と西鹿児島まで走る寝台特急「なは」号とわかりました。」

 

「関西方面やったら、「なは」に乗って新大阪へ行くのは可能ですね。」

 

「ええ。」

 

「調べた結果、鹿児島へ出張へ行っていたとわかりました。」

 

「つまり、出張の帰りの出来事って事だな。」

 

と、小泉が言う。

 

「犯人は、事前にカプセルの中に青酸系の毒を混入した。」

 

「考えられるな。」

 

特捜班は、新大阪と京都の間に起きたと断定し、その線で捜査をすることにした。

 

「被害者は、西鹿児島で「なは」に乗って、新大阪で「のぞみ」の車内で毒殺した。」

 

と、高杉が言った。

 

「ええ、京都公安の私服公安隊員がそう言っています。」

 

「問題は、何処で青酸系の毒を手に入れたのかだ。」

 

「そこなんですね。」

 

「よし、新幹線「のぞみ」の車内で不審者はいなかったか聞き込みをしてくれ。」

 

「了解。」

 

と、特捜班の捜査員たちは捜査に当たった。

 

「これで、「のぞみ」の事件は2度目だな。」

 

「ええ、車内でバラバラ死体を思い出すな。」

 

特捜班は、4月頃に新幹線「のぞみ」の車内でバラバラ死体が発見される事件が起きたばかりでした。

 

「確か、神戸で起きた現金輸送車襲撃事件だったな。」

 

「ええ。」

 

「問題は、犯人は男か女のどっちかだ。」

 

「うーむ。」

 

中野は謎を解いてみた。

 

「被害者は、西鹿児島で「なは」に乗って新大阪で下車した。」

 

「そうだ、新大阪と京都の間で苦しみだした。」

 

「その通りだ、中野。」

 

と、南は言った。




犯行は、新大阪から京都の間で毒殺が起きた。

そして、犯人はどんなトリックを使ったのか?
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。