「調べた結果、彼は鹿児島へ出張の後、休暇届を出されていたことがわかりました。」
「何、休暇届。」
「ええ。」
「出張当日は、18時16分発の寝台特急「はやぶさ」に乗っていたと分かりました。」
「ほう、でも何で寝台特急「はやぶさ」に乗ってたのかね。」
「明日には、大事な企画があるとか言って夜行で鹿児島へ行くと上司が行っていました。」
「そうか。」
「飛行機だったら、すぐ行けれるのに、わざわざ夜行で行くわけ。」
「飛行機が満席で取れなかったと。」
「なるほど、それで寝台特急「はやぶさ」に乗って鹿児島へ出張に行ったって事ね。」
「ええ。」
そこへ、高山と鶴岡が戻って来た。
「主任、調べて見たが不審な乗客は見つかりませんでした。」
「そうか、入なかったか。」
「はい、男か女かわかりません。」
「うーむ、そうか。」
捜査の結果、高木は鹿児島で出張の後、休暇を取って鹿児島へ見物していたことが判明した。
「でも、普通は新幹線に乗って博多から「つばめ」で行くはずだよ。」
「おお、それもある。」
「確かに、「ひかり」か「のぞみ」で博多から「つばめ」に乗れるのだが。」
「それもあるか。」
「やはり、「はやぶさ」で行くしかなかったんでしょう。」
「ええ。」
「よし、問題の毒入りのカプセルはどこに手に入れたかだ。」
新宿・歌舞伎町
早速、高山は新宿歌舞伎町のスナックへ行って見た。
「高木?、ああ、先週来ていたわよ。」
「いつ頃ですか。」
「ええ、昨日の8時ごろにね。」
「あのー、どんなことを話てたか覚えていませんか?。」
「ええ、明後日鹿児島へ行くと言ってたわ。」
「じゃあ、高木に最後に会ったのが出張の前日ですね。」
「ええ。」
高山は、すぐに特捜班に戻り、高杉と南に報告した。
「えっ、出張の前日に新宿のスナックに来てた。」
「はい、ママに確認取りました。」
「そうか、高木はその客か。」
「はい、この店の常連客だそうです。」
「常連か、考えたくないが浮気によって犯行に及んだと考えられるな。」
「班長、それは限らないと思いますよ。」
「ほう、そうか。」
「青酸系の毒は、暴力団から買ったのは考えられないか?。」
「ああ、それも考えられるな。」
「とにかく、その線で当たってみよう。」
「ええ。」
「そして、高木と一緒に入た女は誰なんだ。」
「そこなんだよね。」
「よし、この女性に会ったら事件の事で聞いてこい。」
「わかりました。」
「班長、僕と小海さんでその女性を当たって見ます。」
「うん。」
高山は、男と一緒に入た女の行方を追ったら
警察から暴力団組員が乗ってると情報が入った。