新旧三馬鹿六人のインフィニット・ストラトス 作:ナナシのG愛好家
《Side シャニ》
初日の授業が終わった。面倒くせぇ金髪が決闘だなんだと騒いでやがったが、そんな物に付き合う義理は無いね。
そう結論を出すのに一秒もかからない。席を立って、ISフィールドではなく寮に向かった。
「部屋は………これか。」
部屋に入る。部屋を二分するように両側にベットやタンスがある左右対称な部屋。何も飾られてないってことは、オレの方が先に来たのか。なら、
右側のベッドに荷物を置き大音量でへヴィメタルをかけながらベットに寝転び、資料を手に取る。クラス代表になるんなら、勉強はしとかないとだからな。
「やる事があるのに決闘なんてやる暇ねーっつの。」
いい気分で資料を読み漁る。IS関連の知識は未熟だからな。――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
《Side オルガ》
部屋について本を読んでいると、入って来たのは黒髪の女だった。どことは言わないが、デカい女だ。
「アンタがオレのルームメイトか。」
本から目を離して話しかける。
「ああ。お前はたしか…………。」
「オルガ・サブナックだ。全く、男女同室って運がいいのか悪いのか。そう思わねぇか?」
「あ、ああ。」
なんだよ歯切れ悪いな。なんかあからさまに落ち込んでやがるし。何があったんだよ。
「ま、着替えの時は部屋から出てるよ。そういう事でいいだろ?」
「…………そうだな。自己紹介がまだだった。篠ノ箒だ。よろしく頼む。」
「ああ、よろしく。」
ったく。退屈な寮生活になりそうだぜ。
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《Side クロト》
さ~てと。授業終ったし。寮に行ってさっさとゲームしよ~っと。
と思っていたら、一歩後ろで付いて来ている女子がいた。確か同じクラスの…………誰だっけ?ま、途中でわかれるでしょ。
そう思っていたけど、一向に分かれる気配が無い。そのまま、とうとう部屋の前まで来た。
ボクが立ち止まれば、その子も立ち止まる。
「?くろろ~何で私のお部屋の前で止まってるの?」
私のお部屋?と言うかくろろ~ってボク?いろいろ疑問が浮かぶけどもしかして、
「キミの部屋って、ここ?」
「うん。そだよ~。」
ニコニコと言う擬音が聞こえてきそうな笑みを浮かべてそう言う。
「ボクの部屋もここなんだけど。」
「わ~お。一緒なんだね。よろしく~。」
ふぅん。この子がボクのルームメイトか。
部屋に入り、荷物を整えてゲーム機を取り出す。
「あ、それってもしかしてISブレイカ―!?」
「お?知ってるの?」
話が合うじゃん。楽しい学校生活になりそうだね。
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《NO Side》
授業後、部屋に言ったスティングだったが、何時まで経っても同室の者が入ってこない。荷物は置いてあったので、どこかに出かけたのかと思い、椅子に座って日課の日記を記していると、
「ふぅ…………疲れた…………。」
と言う声と共に、ぐったりした水色の髪の少女が入ってきて、そのままベットにダイブした。
「お前は…………。」
「え?ああ、貴方って…………。」
「スティング・オークレーだ。お前が荷物の主か?それにその荷物は…………。」
寝っころがった彼女がベットの傍に置いたアイテム。彼女が持っていた工具箱だ。
「工具箱…………こんな時間まで何してたんだ?」
「えっと……その……。」
「ま、追及しておかないで置くぜ。これからよろしくな。」
「あ、うん。よろしく。でも……私は……疲れた。寝る……ぐぅ。」
そのまま制服のままで寝てしまった彼女を尻目に、スティングは日記に彼女の事を書き足した。
「フッ。」
思わず口からこぼれたその笑みを聞いたものは居ない。
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「…………予想外。」
「え?俺と同室になるのが?」」
「ん。」
「俺も……と言うか、男子は男子同士でいいだろ……。」
ステラの前でうなだれているのは彼ら以外で唯一の男性操縦者。織斑一夏だ。
「…………変なことしたら殺されるよ?」
「いきなり胸周り抑えて何言ってんだ!!て言うかなに?殺されるなの?殺すじゃなくて?」
「ん。スティングたちに。」
「…………ああ。」
朝休みに二人が仲良くしてたところを見たため、そのようなシーンが容易に想像できた。
ステラもステラでラッキースケベの犠牲者であるため、織斑一夏に
「ま、着替えたりするときは俺は外に出てるからさ!!安心してくれよ!!」
「…………。」
「な、何か喋ってくれよ………。」
…………どうやらさっそく不穏な空気を流し出しているようだ。
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「………………。」
アウルはベットに転がり、目を瞑って精神を統一していた。
明日の試合。その前に、対戦相手。もとい、潰すべき対象、セシリア・オルコットの顔が脳裏をよぎった。
『貴方のような男には!!』
「…………バッカジャネぇの。」
そう呟いや。馬鹿にしたり、見下したりするのはもううんざりなのだ。それに、
『たかがコーディネーターだろ?』
「…………ああいうのは、もう沢山なんだよ。」
脳裏をよぎったのは、自身の声だった。
短くて済みません。久々でネタが思いつきませんでした。