提督「手を出してはダメだダメだダメだ…(ブツブツ」 作:笑顔号
(追記2.9 19:50)
3話まで少し地の文の追加を行います
「「提督は…、私(うち)のこと、好き(ですか)?」」
二人は顔を潤ませながら、提督にすり寄った。
これはほぼ間違いなく私に好意があるということだろう…。それはまだ良い。だが…このシチュエーションはまずい…、色々越えてしまう雰囲気しかないぞ…さらに頭がうまく回らない…。私はいったい…、何を飲まされた…。この感覚は、酔いかそれとも何か盛ったか…。…しかし、そんなものを…、二人の計画のうちなのか…?
「二人とも…、いったい何を飲ませた?」
なんとか強靭な理性で、ぼんやりとする思考をなんとか押さえつけ二人に問いかける。
「違うよ。今はうちらが質問してるんじゃよ?」
「そうです。提督は私達のことをどう思ってるんでしょうか?」
二人は提督の腕に抱きつく。
ムニュゥ、フニュゥ
あぁ…とても柔らかい……………
…じゃない!ダメだダメだ。静まれ我が息子よ!取り返しがつかなくなるぞ!!!
……そうだ…。落ち着くんだ…。それでいい…若干元気があるが、許容範囲だ。(←ほぼアウト!)
「提督?黙っとらんでなんか言って?」
そうでなくても、理性がぶっ飛びそうなシチュエーションの中、さらに思考も正常に働かない提督。なんとか理性だけは…と感じながらもこれは誤魔化しは聞かない…。そう提督は本能で感じとっていた。
「あぁ…。すまない。そうだな…、二人のことは好意的に思っている。」
「それは…、私達を異性と見てくれている、ということでしょうか?」
浜風は真剣に、だがどこか色っぽく答える。
…っ!ダメだ、そんな顔されれば、ころっといってしまうぞ!いや我慢だ。私は司令官だぞ。国民のため、国のため働くためにここにいるのだぞ。…だ、だが私も男だぞ。ちょっとくらい…あぁぁ!!ダメだダメだダメだダメだ。よーしここは誠実に答える!それに限る!
「浜風、浦風よ。君達が大変魅力的なのは間違いない。しかし私はいち海軍の人間として国のため支えることに誇りを持っている。だから今はまだ異性に関して何か思う、ということは必要ないと考えている。」
完璧だ…。これならばぐうの音もでないだろう…(フフフ
提督は海軍の人間としては完璧な答えをしただろう。しかし二人にすればそれは「逃げ」の回答としか映らなかった。
だからこそ浦風は真っ向から提督の言葉を否定した。
「違う!うちらが聞きたいんはそんなんじゃない!」
そしてさらに顔を提督の耳元に近づけ…
「うちは、提督のことぶち好きじゃ。提督にならめちゃくちゃにされてもええ思うとるよ。提督の本音が聞きたいんじゃ。(ボソッ」
さらに追い討ちをかけるように浜風が耳元で…
「提督。今なら私たちに何してもよろしいのですよ?(ボソッ」
二人は甘い言葉で提督を誘惑した。
もう、いいんじゃないか?私は今まで充分我慢した…。いや、私は司令官としてなんとか穏便に済ますことが大切だ!だが二人のことを思うと、ここは司令官の立場など言い訳にするのは男じゃないぞ?しかし手を出すのはダメだ!でも…、一線さえ越えなければ…、二人も良いと言っていることだし…。
理性と欲望がせめぎあい、欲望に流されそうに、しかしなんとか欲望を止めようとひたすら正常に思考しない脳をフル回転させた。その結果…
「……………(ボフッ!」
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
「「提督!?」」
提督の脳はオーバーヒート。その結果、提督は壊れた。
[天の声]
さて、こんな状態で我慢のできる男はいるだろうか…?いるわけがないだろう!だが、今まで数多の誘惑(ほぼ駆逐艦)に耐え抜いてきた男だ。多少発狂しているようだが今回もその強靭な理性で耐え抜いて…おっと、ここで二人に進められた酒の効果が…!
発狂した提督はおもむろに立ち上がると、二人が持って来た酒を手に取った。するとその酒を口いっぱいに含むと…
チュッ…ジュッッッッ…!!!!!
「チュ…ンハァ…テイ…マッ…ゴクッゴクッ」
「なっ!!!!///」
口に含んだ酒をひたすら浜風に送り込んだ。
さて、なぜこのようなことになったのかというと…
提督は二人の言葉とお酒により完全に暴走状態になってしまっている。しかし提督は理性の化け物である。なんとか暴走状態でも無意識に越えてはいけない一線を守り抜こうとした。その中で考えた作戦が(無意識)
(①お酒飲ませる→②泥酔させる→③明日になる)
であった。しかしあまりの浦風と浜風の可愛さに少しならば…という邪念が入った。その結果お酒を飲ませる過程に口移しが入ってしまったのだ…。なんとお粗末な作戦なのだ…。(←暴走状態だから仕方ないね)
「キュゥ…//」バタン
「浜風!」
あまりの衝撃とお酒に浜風は意識を失った。しかし提督は止まらない…。
「て、提督…。ちょっと待って。なぁ待ンムゥ!…チュ」
…バタン
次の日の朝…
「…ん?ここは…?」
イタッタッ。二日酔いのようだ…。しかし昨日は確か…浜風と浦風の相談を受けたはずだが…、覚えていない…。二人は…!ソファでぐっすり寝ている。一体何があったんだ?とりあえず二人を起こすか…。
「二人とも、朝だぞ。」
「…ん?ふぁあ……。……。なぜ提督がここに?というよりここは…?」
「あぁ。私の部屋だ。おはよう浜風。」
「…。おはようございます提督。しかし…、昨日のことがいまいち思い出せないのですが…。」
浜風もか…。
「実は私もあまり覚えてなくてな…。」
「…提督?」
「あぁ。浦風、おはよう」
その後、浦風も昨日のことは覚えておらずこの出来事は結果として提督にとって一番幸いな結末となった。三人はそれぞれ疑問に残りつつも、提督は二人を部屋に送ると、それぞれの日常に戻っていった。
ーどこかの部屋ー
「それで。昨日はどうだったんだい?」
「実は、提督の部屋に入ったことまでは確実に覚えているんですが、その後のことが曖昧でして…」
「うちもじゃ…」
「確か二人は明石さん特製の薬入りのお酒も使用していたわよね?まさかそれを自分たちで飲んで記憶が飛んじゃったとかじゃないでしょうね?」
「違います。確かに提督に飲ませたはずでした。ただその後は全く…」
「まぁいいわ。私たちの作戦はまだまだこれからなんだから!」
まだまだ終わらない提督への誘惑…。提督の運命はいかに!?
……はい、すみません。反省しています。そうです…もう手を出してしまってます(無意識という設定とはいえ)
しかし、少し言い訳をさせてください!もしこんな迫られ方したら、まず間違いなく手を出すでしょう!しかしR-18展開だと憲兵さん確実に来るでしょうし…しかし何もせずに逃げるだけだと話的につまらないし…(個人的に)、なんとか落とし所を模索した結果こうなってしまいました。
あと、文章自体がかなり迷走してしまってます…。なんとかまとめようと努力はしますがこれが作者の今の限界のようです。ですので何卒暖かい目で見守って下さい…。