提督「手を出してはダメだダメだダメだ…(ブツブツ」   作:笑顔号

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気づけば半年も経ってしまってました。申し訳ないです‥。
とりあえず作品の生存報告も兼ねて投稿します。

少し期間が空いたので文章や作品の雰囲気が変わった可能性がありますのであらかじめご了承ください。


第8話

あの出来事から数日経った…。結局あれ以来特に何か起こることもなく時間が流れている。提督は響らに対して、とりあえず謝ろう、と接触を試みたが特に変わった様子もなくいつも通りだったため、有耶無耶になってしまっている。ただ、提督がいくら悩もうが時間は止まる訳でもなく、今日もただ書類をこなしている。

 

カリカリカリ…

 

「はぁ…」

 

最近の出来事に提督は無意識にため息がこぼれた。

 

「あらぁ?どうしたの?」

 

そんな提督のため息に対して秘書官の如月が問いかける。

 

うむ‥。最近色々あり過ぎて無意識にため息が出てしまう‥。彼女達の前でそのような態度を取ってしまうとは‥。しかし今日も駆逐艦の秘書官なのか。いや‥別に駄目というわけではないが、最近はとくに駆逐艦関係でのゴタゴタがあるからな‥。

 

「あぁ…いや…。なんでもない。」

 

「ふぅ~ん…。まぁいいわぁ。」

 

如月はそういうと作業に戻った。

 

 

それからは黙々と書類作業に追われ、あっという間に昼食時になっていた。

 

「そろそろ休憩に入るか。」

 

「そうね。」

 

ガタッ

 

「んー」

 

如月は立ち上がると、その場で体を伸ばし、そして‥

 

「ごめんなさいね。今日は少し姉妹で集まるから先に失礼するわ。午後の開始時間には戻るわ。」

 

ガチャ パタン

 

そういうと如月はそそくさと執務室を後にした。

 

‥‥えっ?いや‥えっ?如月っていつも休憩には手作り弁当持参のもとでめちゃくちゃあーんしてくる子なのに(すでに手遅れな思想)

 

 

その頃、如月というと‥

 

ふふふっ、今頃司令官は寂しく感じてるに違いないわぁ。普段押しに押しても中々動じてくれないもの‥。なら、一度引いて、寂しく感じてもらうことで逆に司令官からアプローチがくるようになるのよ。そうなれば‥

 

(如月の脳内)

 

なあ、如月。やはり私は君がいないとダメみたいだ。君が居なくなってはじめてそのことに気付かされたよ。これからもずっと私のもとへいてくれないか?

 

‥如月。いつもみたいにあーんしてくれ。

 

なあ、今夜は一緒に夜まで過さないか?

 

 

みたいになるわ。(断定)あぁ‥司令官。いきなり一緒に夜まで過そうなんて‥。キャッ/// 今夜はどうなるのかしら///

 

 

一方、執務室では

 

まぁ‥姉妹での交流は大切だしな!よし、久しぶりにカップ麺でも食べるか!おっ、シーフードがあった。いやー、これ美味いんだよな。

 

一瞬動じかけた提督だが、特に気にすることなく昼飯を選ぶのだった。

 

 

そして午後からの業務になった。

提督は時折チラチラこちらを確認する如月をやや不思議に感じはしていたものの、滞りなく作業を進め、18時頃に業務は終了した。

 

「では、本日の業務は以上だ。お疲れ様、如月。」

 

「えぇ、お疲れ様でした。」

 

‥‥

 

‥‥

 

如月はその場に立ち止まっている。

 

「どうした?もう部屋に戻って休んでいいぞ。」

 

「えっ?」

 

「えっ?」

 

提督は困惑した。普通に業務を終え、部屋に返そうとしたら如月は直立したまま困惑顔でこちらを見ていたからだ。

 

一方如月も困惑した。昼間の一件で自分を意識してもらい、今晩お呼ばれすると確信していたのだが(ちょっとアホの子です)、いざ業務が終わると「帰っていい」となったからだ。

 

 

‥‥それから互いに見つめあったまま数分が過ぎた。

 

「えっと‥、如月。何か私に用事でもあったか?」

 

なななな、司令官。全然動じてない!?ここは「私には君が必要だ!キリッ」ってなるところだったじゃない!‥いや落ち着くのよ如月。司令官はまだ恥ずかしさがあって私に一緒にいてほしいと甘えることが出来てないだけよ。ならば、こちらから誘導してあげればいいわ!

 

「ねぇ‥司令官。何か私に伝えたいことがあるんじゃないかしら‥?」

 

そう切り出した如月に提督はさらに困惑した。

 

んっ、如月に伝えたいこと!?えっ、特にないぞ。えっ、髪とか切ったか?それかシャンプーでも変えたか?いや、特に変わってないしな‥。じゃあ何か記念日?

 

「何か特別な日とかだったか‥?」

 

「‥そうじゃないわ」

 

やばい。ちょっと不機嫌になった。本当に何も思いつかなんだが。仕方がない。ここは素直に答えるしかない。

 

「すまない。何かあるのならば教えてほしい。」

 

「えっ、いや、特に無いのならばいいのよ‥。じゃあ、部屋に戻るわ‥。」シュン

 

如月は明らかに落胆し、そのまま執務室を後にしようとした。

その姿を見た提督は、そんな如月の右手を掴み引き止めた。

 

「如月。本当に何もないのか?」

 

あっ//。司令官が私の手を握ってるわ‥じゃない。えっ、あっ司令官の質問に答えないと‥。

    

「えぇ‥//。特に無いわ‥。ちょっと急用を思い出したの‥。」

 

「あぁ‥。ならば良いが‥。如月も何かあれば溜め込まずに私に相談すればいいんだぞ?」

 

そして、提督は掴んでいた如月の右手を離した。

 

「あっ‥。」

 

如月は一瞬名残惜しそうにしたが、表情を戻すとそのまま執務室を後にした。

 

 

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

 

 

えへへ。司令官‥。初めてあなたからアプローチしてくれたわ。(呼び止めるために手を握っただけ)やっぱり押してだめなら引いてみるものなのね。今後これを駆使していけば司令官もイチコロよね。うふふ、司令官。今度は何してくれるのかしら?ふふふふ‥‥‥‥。

 

 

 

一方提督は‥

 

結局、如月は何だったのだろうか?少し日中からよそよそしさもあったが、最後は表情も良くなってたし‥。まあ、急を要することではなさそう大丈夫か。よし、今日の夜はゆっくりできそうだし、久々に‥(シレェ!アソボー 

おっと、ゆっくりはできないようだ‥。‥よし、行くとするか。

 

提督の一日は長い。

 

 

 




如月は押しには強いけど押されると弱いウブな娘だと私は信じています。(個人的見解)あとちょっと自分の恋愛関連だとアホになるとなおいいです()

そして、改めて期間が空いてしまい申し訳ございません。月に数回は書こうとしていたのですが、スランプに陥り全く筆が進まないようになってました。あとはお仕事と某お馬の女の子の方に時間が割かれてしまいました。
今後もかなり不定期になると思いますが気長に待っていただけると有り難いです。
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