機動戦士ガンダムSEED もう一人の英雄 作:どこかの超電磁砲
コズミック・イラ70―――――遺伝子調整によって誕生した"コーディネイター"と遺伝子調整されていない人間"ナチュラル"の対立は激化していた。ナチュラルによって構成された"地球連合軍"はコーディネイター達が住むスペースコロニー郡"プラント"の"ユニウスセブン"に核を撃ち込み、プラント側は深刻なダメージを負った。この"血のバレンタインの悲劇"と呼ばれる事件が引き金となり、プラントの軍事組織である"ザフト"は地球連合軍との戦争へ入る。
ザフトは人型機動兵器"モビルスーツ"を導入し、更には核分裂を抑えるニュートロンジャマーを打ち込み核は使用不可となり、モビルスーツの圧倒的性能差を見せつけられた地球連合軍はザフトに押されていた。戦局は変わらぬままC.E71……地球連合軍はザフトに対抗する為に5機のG兵器を建造していた。
コロニー・へリオポリス……L3宙域存在するオーブの資源衛星コロニー。シリンダー型のコロニー内部は工業ガレッジがあり、戦いとは無縁な地である……しかし不穏な影は徐々に忍び寄っていた。
工業ガレッジのキャンパスの内部……学生達が行き交いする。そして工業ガレッジの外にある芝生で横わたる黒髪の青年がいた。途中で読書していたが、いつの間にか眠りに付いていた。
「…………」
「お……こんな所にいたのか……」
「…………」
「オイ」
「…………」
「オイ!」
「…………」
「起きろっての!」
「ぐふ!?……いでで……せっかく夢の中で女の子とイチャイチャしてたのに……」
「馬鹿な事言ってないで、行くぞショウマ」
「あだだだ!?引っ張るな"クリス"!?痛いだろ!?」
白髪の少女"クリス・ユキネ"によって耳を引っ張られる黒髪の青年 ショウマ・イズルはクリスに引っ張られながら中へと入る。
「たく、アタシがいなきゃお前はすぐにサボりやがるな……」
「仕方ないだろ。こう見えてもショウマさんは忙しいんだよクリス。分かったら手を離し―――『あれ……ユキネさんとショウマ?』お前は……」
「んあ?…おぉ、誰かと思ったらキラじゃねーか!」
「相変わらず仲がいいね二人共。まるで夫婦みたいだよ?」
「ば!……だ、誰が夫婦だ!」
茶髪で何処か幼い顔立ちの青年"キラ・ヤマト"がショウマとクリスに話し掛ける。
ショウマは工業ガレッジ内では便利屋として有名であり名を知らぬ者はいない。目の前にいるこのキラも時々、ショウマに頼み事をしている。
「ショウマ、この後暇かな?…出来れば付き合って欲しいんだけど。クリスさんも」
「別に俺は構わないが、クリスは?」
「アタシは構わないぞ」
「じゃあ決まりだね!」
――――――――――――――
コロニー・へリオポリスの周辺に二つの艦。それはザフトのヴェサリウスとガモフである。ヴェサリウスのブリッジでは黒服の男と仮面を付けた白服の男が話していた。
「そう難しい顔をするなアデス」
「ハッ……しかし評議会からの返答をもらってからでも遅くないと思いますが」
「それでは遅すぎるのさアデス。今ここで評議会の返答を持っていてはいづれこの兵器を使われる可能性が高い。だから今ここで先手を打つ……今から侵入捜査で一人へリオポリスへ送り込む。その侵入捜査員の合図で、作戦開始だ」
「ハッ!」
「さて……準備はいいかね?"レイラ・マルカル"」
「はい」
ブリッジに一人の女性が入る。ザフトの赤いパイロットスーツに身を包んだ金髪のロングヘアの女性 レイラ・マルカルはブリッジに入るなり敬礼する。
「侵入捜査には彼女に行ってもらう」
「彼女に……ですか?」
「ああ。レイラ、あとは君に一任する……いいな?」
「はい、クルーゼ隊長……では」
レイラはブリッジを後にしてへリオポリスへと向かう――――――
「(もう二度とあんなことはさせない……だから)」
ラクスの他に歌姫の候補
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風鳴 翼
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マリア・カデンツァヴナ・イヴ
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シルヴィア・リューネハイム
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ワルキューレ(メンバーの中から二人)
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シェルリ・ノーム