機動戦士ガンダムSEED もう一人の英雄 作:どこかの超電磁砲
レイラは密かにへリオポリスへと侵入する。パイロットスーツを脱ぎ、そこから私服へと着替える。そして工業ガレッジとは別にある"モルゲンレーテ"の工場。そこには5機のG兵器が管理されていた。
「対象確認……あとはアスラン達に託します」
レイラは周りを見渡し手元に持ったスイッチでヴェサリウスに合図を送る。そしてクルーゼの指示により複数の赤いパイロットスーツに身を包んだ男達がへリオポリスへ侵入する。同時にザフト艦もへリオポリスへ近付く。
「なにザフトだと!?どういう冗談だそりゃ!」
一方で地球連合軍の新型機動兵器を運び出す為にこのへリオポリスへ訪れていた"ムウ・ラ・フラガ"はザフトの出現にただ驚きを隠せない。中立であるはずのへリオポリスにザフト……嫌な胸騒ぎを感じつつ、ムウはメビウス・ゼロへ乗り込む。
「たく……どうなってやがる……ルークとゲイルはメビウスにて待機だ!まだ出るなよ!」
―――――――――――――
へリオポリス内部にザフトのMS"ジン"が現れる。そして外部からの攻撃により揺れるへリオポリス。そして先程キラからモルゲンレーテの社屋に同行して欲しいと頼まれて一緒に付いてきたショウマとクリスも巻き込まれていた。
「ちきしょう!キラ達とはぐれるし、ザフトの襲撃……!ついてねーな!」
「オイショウマ!何処に向かってるんだよ!?」
「取り敢えず安全な場所に!……たく、ここは中立じゃ――――っ!あ"あ"あ"ァァァァァ!!」
クリスを連れて何処かに避難しようとしたショウマ……その時、頭に激しい痛みが走る。膝から崩れ去るショウマ……次第に頭の中に色々と浮かび上がる情報……心配して声を掛けるクリスをよそに、ショウマはあることを思い出す。
「(そうか……そういうことか……ガンダム……思い出したぜ……)」
「オイショウマ大丈夫か!?―――『ナチュラルか!?』ざ、ザフト!?」
「――――っ!」
頭の痛みが瞬時に静まり、ショウマは近くに落ちていた銃を拾う。そして素早くそれを放ち、ザフト兵の腕を撃つ。
『こ、このガキ!?』
「邪魔だ!」
そしてザフト兵に蹴りをお見舞いしたショウマはクリスを連れてある場所へ……そこには三台のトレーラーにそれぞれあるものが載っていた。
「クリス……走れるか」
「あ、ああ!けどお前!さっきのは――『あれは気にするな』っ!?お、オイ!?」
「取り敢えずどれかに乗れれば!―――『すみませんが、通しませんよ』ザフト!」
クリスを抱きかかえてトレーラーの方へ向かうショウマ……しかし前方に赤いパイロットスーツのザフト兵"ニコル・アマルフィ"が立ちはだかる。
「どけ!」
「この……!」
ショウマは銃を取り出し、ニコルも同時に銃を取り出す――――しかしショウマの方が早く、ニコルから銃を弾く。
「すまないな!」
「っ!ぐぅ!?」
ニコルに近付き、蹴りをお見舞いしたショウマはクリスを連れて1台のトレーラーに載っているMSに向かう。そしてショウマはクリスと共に機体の中へ入る。
「これってモビルスーツなのか?」
「らしいな――――」
ショウマはキーボードを叩きながらOSを書き換える。そして数秒も経たない内にショウマの乗るMSは起動する。
「ふぅ……」
「動く……のか?」
「ああ。しっかり掴まってろよクリス」
ゆっくりと立ち上がる"GAT-X207 ブリッツ"……一方でニコルを回収したイザークとディアッカもそれぞれの機体を奪取して乗り込む。
「ディアッカ!あのG兵器には恐らくナチュラルが乗っている!ニコルは失敗だ!」
『たく、面倒だぜ!』
ブリッツは一足早くデュエルとバスターから離れる。
ラクスの他に歌姫の候補
-
風鳴 翼
-
マリア・カデンツァヴナ・イヴ
-
シルヴィア・リューネハイム
-
ワルキューレ(メンバーの中から二人)
-
シェルリ・ノーム