機動戦士ガンダムSEED もう一人の英雄   作:どこかの超電磁砲

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PHASE-30「SEED対ゼロシステム」

 

 

ゼロシステム―――超高度な情報分析と状況予測を行い毎秒毎瞬無数に計測される予測結果をコクピットの搭乗者の脳に直接伝達する戦術、戦略インターフェイスである。戦闘中に勝利する為の策をパイロットに伝えるシステムではあるが、あくまでシステムは機体のみの勝利を条件とし、パイロットや味方の生死問わない戦術を提示する。

 

 

「な、なに!」

 

「は、速すぎる!」

 

 

エピオンはビームソードでデュエルとバスターの武装を破壊。そしてレセップスを真っ二つに斬る―――一部の者は逃げ出すが、逃げ遅れた者はそのまま爆発に飲まれる。

 

 

「な、なんだ……この映像は……」

 

 

 

ゼロシステムと同様のシステムはエピオンにも搭載されている。エピオンは近未来に起こり得るショウマの未来を見せる。レイラによって殺される未来、地球連合に囚われそのままモルモットとして廃人になる未来、ザフトに拘束され自由すら与えられない未来などをエピオンは提示する。

 

 

「俺の未来……俺の敵……敵は……」

 

 

〘ショウマさん!〙

 

〘ショウマァ!〙

 

 

エピオンにゼダスとダークハウンドが近づく。更にはショウマを追いかけてラゴゥを行動不能にしたストライクが現れる。エピオンはデュアルアイを光らせてゼダス、ダークハウンドに迫る。

 

 

〘なっ!?〙

 

「レイラ・マルカル…!」

 

左腕に装備されたシールド先端からヒートロッドを放ち、ゼダスに衝撃を与えてビームソードで左翼や右翼を破壊する。

 

 

「っ!?」

 

「ショウマ!くっそ!やはり暴走か……」

 

 

エピオンは次にダークハウンドを捉える――――しかしストライクがビームライフルを撃ちながら接近する。

 

 

「貴方は一体!」

 

〘キラ、お前も俺の敵だ〙

 

「ショウマ!?なんでその機体なんかに!ブリッツは!」

 

 

エピオンはターゲットを切り替えてストライクに近づく。キラはいきなり刃を向けるショウマに戸惑うがエピオンの攻撃をシールドで防いだ。しかしビームソードはゆっくりとシールドを切り裂いた。

 

 

「このままじゃ……殺られるっ!」

 

 

キラの危険察知能力が働き”種”が開花する――――覚醒したキラはエピオンの攻撃を読んでビームサーベルを持ちエピオンの装甲に傷を付ける……そしてアーマーシュナイダーを投擲する。

 

 

「…っ!」

 

 

キラの動きが変わり、SYSTEM EPYONもまた次の戦術を提示する。しかしガンダニュウム合金で造られたエピオンにバルカンもビームライフルも効かず、キラは近接戦闘で仕掛ける。

 

 

「(俺はなんでキラと戦っているんだ?違う!キラは敵じゃない!)」

 

「目を覚ますんだショウマァァァ!」

 

「違う!キラは敵じゃない!ああァァァァァァ!!!」

 

 

ストライクはエピオンに激突―――だがエピオンはストライクを退けてバード形態へ変わるとそのまま空中へ上がる。現実なのか映像なのか…それすら分からなくなったショウマは戦闘空域から去る。

 

「待つんだショウマ!」

 

 

ダークハウンドはそのままエピオンを追いかける。

 

 

「はぁ、はぁ、ショウマ……ん?」

 

 

キラは自我を取り戻しサイドモニターに目を移す……

 

 

「ストライク……」

 

 

それは自機を失い、ストライクを見上げるレイラの姿。砂漠の虎を行動不能にしたアークエンジェルはそのままストライクとブリッツ、レイラを回収すると砂漠を抜ける。しかしショウマは行方知れずのままアークエンジェルから去った。

 

 

 

 

 

 

 






ちなみにFREEDOM編だとアコードに対する切り札となるウイングゼロとエピオン
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