機動戦士ガンダムSEED もう一人の英雄 作:どこかの超電磁砲
お待たせしました!次回はキラSideのお話です
マキナと出会ったショウマ。彼女にエピオンについて色々聞かれたが取り敢えずなんとか誤魔化して試作MSと説明した。エピオンは当面の間はモルゲンレーテで預かる事になった。しばらくして落ち着きを取り戻したショウマはアセムと共にダークハウンドに乗り込みオーブを離れる。
「何処行くんだよアッシュ」
「仲間から土産があるって言われてな。確認の為に出向く」
「なんで俺まで……」
「まあ気にするな。なんでも仲間が地球連合が秘密裏に建造した機体を強奪したらくしてな。君はブリッツのパイロットだったろ?だったら君も連れていくのがいいかと思ってね」
「確かビシディアンはザフトと地球連合から戦争の火種になりそうなものを強奪、奪取、あるいは破壊するんだったな」
「まあな」
ダークハウンドが無人島へ着陸する。近くにはビシディアンのマークが描かれた艦があった。二人は機体から降りる…すると地球に在住するビシディアンの乗組員達が出迎える。
「キャプテン、久々です!」
「お元気でしたか!」
「俺は変わらんよ。さあ、君等の手土産を見せてくれ」
「「「「へい!」」」」
艦の中へ案内され、やって来たのはMS格納庫……そこには連合が開発したMSがあったがショウマとアッシュはそのMSを見て驚愕する。それは”GAT-X370 レイダーガンダム”に似ていたからだ。驚く事にこのレイダーはカラミティとフォビドゥンの特性を持つ、言わばキメラのような複合型MSだった。
「この機体は……」
「へい。なんでもブルーコスモスが主導で開発したMSらしいです。他にも3機あったんですがそれは奪取出来ませんでした」
「……アッシュ、これは」
「間違いない。どうやら我々の影響が出たようだな」
アセムは乗組員達の報告を聞いてひとまず彼等を解散させる。場にいるショウマとアセムは白いレイダー…GAT-XX370 ブーストレイダーを見上げていた。
「こんなMS……俺、知らないぞ」
「君や俺…他の転生者の影響で本来ならば無かったMSが生まれてしまったようだな」
「マジかよ……アッシュ、乗ってみてもいいか?」
「構わないぞ」
ワイヤーで上がりコクピットへ座るショウマはOSを確認する。しかし一目でショウマは分かった。このブーストレイダーは搭載する武装や操縦性の問題でナチュラルには扱えないMSだと。
「無茶苦茶だ。こんなOSでこれだけの機体を動かそうなんて……」
機体を起動させ、ブーストレイダーは赤いツインアイを光らせる。コクピットシートの横に内蔵されたキーボードを取り出しキーを叩きOSを調整するショウマ。ブリッツの時と同じように機体の再調整を施す。
「よし。使えそうではあるな……」
pppppp!
コクピット内に響く熱源反応。突如として艦が揺れる……アセムは外を見る。そこにはイレギュラーなMSがいた。
「何…ゼイドラだと!?」
艦を攻撃したのは赤いMS”ゼイドラ”だった。ゼイドラが掌からビームマシンガンを放ち艦に攻撃を加える。
〘アッシュ、取り敢えず俺が出る!〙
「ショウマ待て!迂闊に出るな!」
〘こんな所で仲良く死ぬ訳にはいかないだろ!〙
スピーカー越しにショウマはそう告げる。空戦用複合兵装”アドラー”を持つブーストレイダーは艦から出撃する。ゼイドラはブーストレイダーに向かう。
「行くぜェ!死神様のお通りだァ!」
ブーストレイダーは白いウイングを広げてゼイドラにアドラーを振り下ろす。
GAT-XX370 ブーストレイダー
全高 18.25m
重量 98.50t
装甲素材 トランスフェイズシフト装甲
動力源 バッテリー
武装
125mm2連装高エネルギー長射程ビーム砲 シュラーク×2
腕部クロー ザラストロ
エネルギー偏向機構”ゲシュマイディヒ・リージョン”×2
88mmレールガン エクツァーン
52mm超高初速砲×2
頭部増設光学兵器ユニット ミーミル
100mmエネルギー砲 ツォーン
M417 80mm機関砲
M2M3 76mm機関砲×2
空戦用複合兵装 アドラー
本来ならばC.E72に登場するはずの機体。しかしショウマやアッシュなどの転生者の存在で本来より早く建造されてしまった。一応同時にカラミティ、レイダー、フォビドゥンも開発、建造されている。SEED〜Destiny〜FREEDOMまでショウマの機体として運用される。ちなみに裏設定としてこの世界ではブーストレイダーは2機建造される。1号機がショウマ機、2号機がジョエル機である
登場作品 機動戦士ガンダムSEED エクリプス