機動戦士ガンダムSEED もう一人の英雄   作:どこかの超電磁砲

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PHASE-34「再会の時」

 

 

「ショウマっちはさぁ、MSをよく持ち帰るするよね?」

 

「貰うつもりはなかったんだがな。アッシュの奴、自分が扱えないからって俺に託すなよ…」

 

「でもでも!私としては未知のMSを弄れるなんて嬉しいよ!」

 

 

ゼイドラを撃破をして、ショウマはマキナと共にブーストレイダーの整備をしていた。本来ならビシディアンの戦力として使う予定だったがコーディネイターにしか扱えない機体は運用が難しいとして、ショウマがブーストレイダーの所有者になった。現在ショウマはマキナとアッシュの隠れ家にいた。隠れ家はモルゲンレーテから離れた島にあり、地下には格納庫もある為、エピオンも今はここに移動してある。

 

 

「しっかし、コーディネイターを倒す為の機体がコーディネイターにしか扱えないとかどんな皮肉だよ」

 

「この子色々武装積んでるけど、一気に使えないのは難点だね?」

 

「まあ……俺のせいでお前が生まれてしまったなら…面倒見てやるぜ、相棒…」

 

 

ショウマはここから数日、アッシュの隠れ家に住んで色々と調べていた。そんな中マキナからある事を聞き驚く。それはアークエンジェルがオーブに入った事だった。ザラ隊の追撃で被弾したアークエンジェルは窮地に陥っていたがオーブにより助けられたのだ。

 

 

「(いるのか……クリス)」

 

「ショウマっちどうかしたの?」

 

「なあマキナ。メイクとか得意か?」

 

「へっ…?」

 

 

 

ショウマはマキナに頼み、モルゲンレーテの制服に身を包み女装をした。ショウマは今黒髪のロングヘアのショウナ・マヤとして姿を隠していた。そしてモルゲンレーテに着くと懐かしい2機のMSが立ち並んでいた。

 

 

「(ストライクにブリッツ……久しぶりだな)」

 

 

それはストライクとブリッツだった。どうやらストライクとブリッツは修理の為にここに立ち並んでいた。短い間ではあったがブリッツに愛着があったショウマは、久々にブリッツとの再会を果たした。

 

「………」

 

「(クリス……)」

 

 

ブリッツをここまで運んだのはクリスだった。クリスは暗い表情のまま外に出た。ショウマは帽子を深く被りクリスを追う。クリスは海を眺める……風に揺れる髪を気にせず立ち止まる。

 

 

「お前は今……何処にいるんだ……」

 

「―――貴女がブリッツのパイロットさん?」

 

「……アンタは?」

 

「モルゲンレーテのショウナ・マヤです。ブリッツの事について聞きたい事がありまして」

 

 

話し掛けて来たのはショウナ・マヤという女性だった。クリスは一人になりなかった為、そのまま去ろうとした。

 

 

「―――クリス、ごめんな。いつもお前に悲しい思いをさせて」

 

「え…!」

 

聞き覚えのある声―――クリスは振り向く。

 

「今はこんな格好だけど……クリス、おかえりなさい」

 

「ショウマ……ショウマなんだな……」

 

「ああ。ごめ――『バカァァァ!』おっと!」

 

「私を……私を置いて……お前は何時だってそうだっ!帰って来たと思ったら!また……また!」

 

「悪かったよ……すまねぇ」

 

 

泣きじゃくるクリスの頭を撫でて、ショウマは彼女が落ち着くまで抱き締めた。場所は変わりアークエンジェルにある隔離部屋……そこにレイラ・マルカルはいた。

 

 

「(私はこの先……どうなるのでしょうか……)」

 

 

砂漠での戦闘で乗機を失いキラに保護されてアークエンジェルで身柄を拘束された彼女はこれからについて考えていた。

 

「貴女はよく捕まりますね、レイラさん」

 

「っ!?……貴女は……」

 

「どうも。クリスから聞きましてね。ショウナ・マヤ…いや、ショウマ・イズルです」

 

「ショウマさん…!」

 

 

クリスの案内でレイラの元に来たのはショウマだった。

 

 

 

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