機動戦士ガンダムSEED もう一人の英雄 作:どこかの超電磁砲
アラスカ基地――――現在ザフトによるオペレーション•スピットブレイクで強襲を受けていた。アークエンジェルを始めとして基地の防衛に徹していた。だがフレイや複数の人物が異動、更にはキラもいないという状況で人手不足に陥っていた。唯一の救いはムウが戻って来たぐらいだ。ムウはスカイグラスパーに乗り込み、アークエンジェルを防衛していた。しかしそんな中でデュエルが迫る。
「これで終わりだなァ!足付きィ!」
「ちぃ!」
スカイグラスパーに装備されたアグニを放つ。しかしデュエルはそれを交わす。
「舐めるなァ!バスターとは違うんだよっ!!」
ジン、ディンなどのザフトのMSが迫る――――だが、そんな中で白い翼を広げたMSが現れる。
「―――まだ無事だったな!ターゲット確認!」
ウイングガンダムゼロ。ウイングゼロはツインバスターライフルを構えてザフトMSを次々に撃破してゆく。突如として現れたウイングゼロにザフト、連合の両陣営は混乱する。しかし上空からももう1機MSが舞い降りる。
「アークエンジェル……!」
それはキラの駆るフリーダムガンダムだった。そしてフリーダムはウイングゼロを見付けるとルプスビームライフルを向ける。
「あの機体は……ザフトや連合のMSとは違う?」
〘キラか?〙
「通信!?その声……ショウマなのか!?」
〘ああ。話は後だ!それより今はアラスカから脱出するぞ。この基地にはサイクロプスが仕掛けられている。もし発動してしまえば、皆仲良くあの世行きだ〙
「なんだって!?……分かった。僕は皆にこの事を伝える!ショウマはアークエンジェルを!」
〘ああ。任せたぞ〙
ウイングゼロはそのままアークエンジェル防衛に入る。そしてキラは両陣営にサイクロプスを伝える。しかしデュエルが再び迫る。
「下手な脅しを!」
「デュエル!やめろと言ったろ!死にたいのか!」
フリーダムはラケルタビームサーベルを抜いてデュエルの両脚を切断する。飛行ユニットから落ちたデュエルはそのままディンに回収される。やがてアークエンジェルを始め、ザフトも撤退する。ウイングゼロとフリーダムも戦闘区域から離脱する。そしてアラスカはそのままサイクロプスを発動し、辺りは壊滅してゆく――――――
ウイングガンダムゼロとフリーダムは対等する形で地上へ降りる。互いにコクピットからワイヤーを使い降りる。
「ショウマ……」
「久しぶりだなキラ」
「あの機体は?」
「それはちょっち言えないな。お前の機体は?」
「僕は託された……だからもし何かするなら、例え……」
ショウマとキラが話す中でアークエンジェルからマリュー達も降りて来た。
「キラ君…それにショウマ君まで!?な、何故貴方達が!」
「オイオイマジかよ!坊主共……」
マリューやムウ、他の者達も驚く中でミリアリアが走って来た。
「キラ!ショウマ!」
「「おわ!?」」
「良かった……本当に良かった……」
ミリアリアは泣きながらも二人の無事を確認して安堵する。