機動戦士ガンダムSEED もう一人の英雄   作:どこかの超電磁砲

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PHASE-04「ハーフコーディネイター」

 

「こんなところで!」

 

『取り損ねた内の1機……ならば破壊させてもらう!』

 

 

へリオポリス内部に侵入して来たラウの駆るシグーがショウマの駆るブリッツに迫る。ブリッツはトリケロスを盾に攻撃を防ぐ。激しい火花を散らすも、装甲は無傷。

 

 

『厄介な装甲だ!』

 

「クリス達がいる場所で!」

 

『早い!』

 

 

ブリッツはビームサーベルを展開してシグーに斬り掛かる。シグーの武装を破壊―――同時に大きな爆発が起き、大きな戦艦が姿を現す。

 

 

『艦だと!?……ちぃ!』

 

「な……行かせるか!」

 

「来る……!」

 

「待って!その武装は!」

 

 

現れた大きな艦にラウのシグーが迫る。ショウマは追いかけるが、間に合わない。丁度調整が終わったキラのランチャーストライカーを装備したストライクがアグニを発射する。シグーは片腕を失うも、ついでにコロニーに穴が開いてしまう。

 

「あ……」

 

「(やべーな……まあいいか……)」

 

シグーはブリッツを後に外へと出る――――――ショウマとキラはその後、現れた艦"アークエンジェル"へと降りる。

 

 

「ラミアス大尉!よくぞご無事で!」

 

「バジルール少尉!……貴女こそ、よくアークエンジェルを守ってくれました……」

 

 

"ナタル・バジルール"はマリューと互いに生存を喜び合う。キラやトール達はここにあらずという感じだ。

 

 

「守れたのはこの2機ですか?」

 

「ええ……X105とX207です」

 

「あの2機……一体誰が?」

 

「……この二人よ」

 

「民間人!?……それも子供じゃないですか!」

 

 

規律に厳しいナタルは民間人……それも子供の学生という事実。キラは顔を険しくしているが、ショウマは別にといった感じだ。そんなやり取りの直後、一人の男性がこちらに向かって来る。

 

 

「へぇ、こいつは驚いた……地球連合軍第7機動艦隊所属のムウ・ラ・フラガ大尉だ。乗艦許可を貰いたいんだが……この艦の責任者は?」

 

 

金髪の癖っ毛が特徴的な男性"ムウ・ラ・フラガ"はマリューとナタルと話し合う。数秒後二人と話し終えたムウはキラとショウマの方へ歩み寄る。そんなムウにキラとショウマは互いに訝しげな眼差しでムウを見る。

 

 

「君達……コーディネイターだろ?」

 

「……!」

 

「……自分はそう言いにくいんですが……」

 

「?…何がだ?」

 

「自分は……ハーフコーディネイターです」

 

「「「「「…………!!!」」」」」

 

「ほう……こりゃまた……」

 

 

ショウマはコーディネイターの父とナチュラルの母を持つ、"ハーフコーディネイター"だ。ナチュラルでもありコーディネイターでもあるショウマ……場にいた全員は驚く。そもそもハーフコーディネイターは現時点ではまだ少ない方で、物珍しくある。

 

 

「だったらなんだよ……」

 

「……?」

 

「ショウマは……コーディネイターだろうがナチュラルだろうが関係ねぇ……キラだって!コーディネイターだから……そうやって銃を向けるのかよ!!」

 

「ッ!そうだ!コーディネイターでもキラは敵じゃない!ショウマだって!さっきの見てなかったのか!?どういう頭してんだよ!」

 

 

 

銃を構えていた兵やムウにクリスはそう言った。クリスの言葉にトールもキラやショウマを守る為に兵にそう言った。

 

 

「銃を下ろしなさい。ここは中立のコロニーよ……戦争が嫌で、ここに移ったコーディネイターがいても不思議じゃないわ」

 

「……すまないな、こんな騒ぎにしちまって。俺はただ聞きたかっただけなんだ。それとショウマの坊主……お前があの機体のパイロットか?」

 

 

ムウが言うあの機体とはブリッツのことだ。ショウマはムウの問いに頷く。

 

 

「さっきは助かった。サンキューな」

 

「は、はい……」

 

 

ムウはそれだけ言うと自分の機体へ戻る。ショウマ達は一度待機を命じられ、アークエンジェルの中へ入る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラクスの他に歌姫の候補

  • 風鳴 翼
  • マリア・カデンツァヴナ・イヴ
  • シルヴィア・リューネハイム
  • ワルキューレ(メンバーの中から二人)
  • シェルリ・ノーム
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