機動戦士ガンダムSEED もう一人の英雄   作:どこかの超電磁砲

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PHASE-06「天使と竜」

 

へリオポリス崩壊……それはキラやマリュー達にとって信じがたい光景だった。崩壊と同時にザフトは撤退したらしく、戦闘区域にはストライクとアークエンジェルしかいなかった。しかしそこにブリッツの姿はない…………

 

 

「………いてて……くそ、ここは何処だ?キラ達は……」

 

 

へリオポリスがあった位置から随分離れてしまったショウマ。幸いにもザフトはおらず、機体のエネルギーもまだある。ひとまずショウマはアークエンジェルへ向かうことにする。

 

 

「なんだろうな……何故かへリオポリスの崩壊を知っていたような気がする……さて……ん?熱源……」

 

 

近くに熱源……モニターで探すと、遠くに廃棄資源衛星を発見する。普通なら警戒するところだが、ショウマはいつの間にブリッツを衛星へと動かす。やがて衛星内部に侵入したショウマはブリッツから降りて、更に内部へと歩く。

 

 

「人の気配はない……この先は……」

 

 

ひたすら歩くこと数分で格納庫へ到着する。そしてそこには本来ならばこの"コズミック・イラ"に存在しないMSが立っていた。背部にある天使を連想させるウイングバインダーと、青と白のツートンカラー……そしてG兵器同様に人の顔に近いメインカメラの額にはVアンテナがある。

 

 

「"ウイングゼロ"…………!」

 

 

"XXXG-00W0 ウイングガンダムゼロ"(EW)"……それを見た途端、ショウマは自身の……言わば前世の記憶を思い出す。かつて自分は前世で命を落とし、新たに転生する際に頼んだ特典……その一つがこの廃棄資源衛星とウイングゼロだ。間近でウイングゼロに興奮するショウマだったが、ウイングゼロの隣に赤い機体があるのを確認する。

 

 

「オイオイ!まさかエピオンまであるのかよ……この2機だけで、世界滅びそうだな」

 

 

ウイングゼロの他には、"OZ-13MS ガンダムエピオン"まで存在していた。しばらくウイングゼロとエピオンに見惚れていたショウマだったがひとまずアークエンジェルと合流する為、艦が今何処にいるのか探す。

 

 

「この進路だと、アルテミスに向かうか……このまま資源衛星の中にいてもいいが、クリスが心配だな」

 

 

脳裏に幼なじみのクリスが過る。ハーフコーディネイターという理由でイジメられていたショウマは一時的に人間不信に陥っていた。だがそんな時に助けてくれたのがクリスだ。クリスとは幼なじみ……だからこそ放っておけない。

 

 

「資源衛星を途中で捨てて、ブリッツで合流するか……じゃないとエネルギーが持たないし……」

 

 

目的地までの間、ショウマはブリッツの補給を済ませると無重力に身を任せて眠りに着こうとした。だがその時、敵を知らせる警告音が衛星内部全域に響き渡る。巨大ウインドウが表示され、ショウマはその映像を見て驚愕する。

 

 

「なんだよありゃ!?それにあのガンダム……見覚えがある!」

 

 

黒い3機のジンを率いる黒いガンダムがこちらに向かって来る映像……しかしその黒いガンダムにショウマは見覚えがあった。補給を済ませたショウマはブリッツに乗り込む。ブリッツは廃棄資源衛星内部にあったバズーカや実体剣を装備して出撃する。

 

 

《ブリッツ?……確か、原作だとニコルのやつだが……》

 

「資源衛星には近寄らせない!」

 

 

ブリッツはバズーカを構えた――――――――そしてこちらに向かって来る黒いガンダムは右手に持ったドッズランサー"を構える。

 

 

 

 

 

 

 

 

ラクスの他に歌姫の候補

  • 風鳴 翼
  • マリア・カデンツァヴナ・イヴ
  • シルヴィア・リューネハイム
  • ワルキューレ(メンバーの中から二人)
  • シェルリ・ノーム
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