幻想郷へようこそ   作:もみ〜じ

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2話 宇佐美菫子という人物

そんなわけで、蓮子さんとメリーさんと探偵事務所とやらにお邪魔している。理由は宇佐美菫子という、俺の唯一の友達なのだ。蓮子さんと苗字が同じだから親戚かと思っている。

 

涼太「菫子の親戚かなにかなの?」

蓮子「あぁ、話が長くなるから、簡単に言うと、私の大祖母」

涼太「へ、えっとそう考えると、蓮子さんとメリーさんは未来人ってこと?」

メリー「話が早くて助かるね」

涼太「ありがとう」

 

なぜ感謝の言葉を…てのはどうでもいいが、俺が幻想郷に来た時よりも驚いた。菫子のひいばあちゃん?ってことになるのかな。

 

蓮子「それで、菫子について教えてほしい」

涼太「あいつは、俺の初めての友達で終わりなき友達。性格はついていけないけど、とても良い人。彼女曰く「寝てる間は幻想郷という異世界に行けるのよ!」って言ってた」

 

俺が今幻想郷にいる。もしかしたら菫子に会えるのだろうか。

 

メリー「蓮子…やっぱり」

蓮子「そうね、やっぱりこの人」

 

ちょっとわけわかめなんだけど、何となく察した。

 

蓮子「涼太、ありがとう!この「寝てる間は幻想郷という異世界に行けるのよ!」てだけで十分な情報を得たわ!」

メリー「これは能力なのかしら、今度霊夢さんたちに聞いてみましょ!蓮子」

蓮子「だね〜!」

 

探偵事務所で何やらの依頼を受けているのかどうかは深く考えないでおこうと思った。とりあえず、今日はもう暗くなりそうだし、なんか怖いから博麗神社に帰ろうと思う。今家がないし…

 

涼太「じゃあ俺帰るね」

蓮子「今日はありがとう涼太」

涼太「いいってこよ」

 

と、気になる団子屋があったので団子食ったら、もう暗くなっていた。

 

涼太「助けて霊夢。」

?「お前里の人間か?」

 

後ろから誰かに話しかけられた。今日はやけに話しかけられる時が多い。嬉しい。

 

涼太「いいえ、元外の人間です。博麗神社に帰れなくなりましたというより、団子食べてたら暗くなっていたと言うべきでしょうか」

慧音「面白いこと言うじゃないか、確かにここの団子は上手いよな、分かるぞっと自己紹介がまだだったな、私は上白沢慧音、この里にある寺子屋で教師をしているぞ」

 

おっふ、カコカワってやつかな?これが、口調がかっこよく、見た目が美人で、おっふ。

 

涼太「すごい美人ですね(ボソッ」

慧音「照れるじゃないか」

 

可愛い。ドタイプだな。うん。

 

慧音「すまないが私は里を出るわけにはいかないから、もし良ければ私の家で1晩過ごすか?」

涼太「逆にいいんですか?初対面の人を家に入れるなんて、」

慧音「私は構わないぞ、それにさっき蓮子達と一緒にいただろ?」

 

慧音さんと蓮子さん達は知り合いなのか?いいねぇ、俺の友達計画が広がりそう。SNSみたいに、どんどんとね。

 

涼太「ではお言葉に甘えて、」

 

ということで慧音さんの家にお邪魔している。女性の家に行くのは菫子の家以外はなかったので、地味に緊張してる。周りには歴史関係の小説?がいっぱい置いてある。

 

慧音「夕飯は食ったか?」

涼太「いいえ、まだで」

慧音「ちょっと作るから待っててくれ」

 

ごくり…女性の手料理…菫子の卵焼き以外に食べたことがない。嬉しい。家では俺1人、親は海外で仕事をしているのでお金だけ貰って生活していた。両親ともお金がいっぱい持っているので余裕で貯金できるほど持っている。だからいつも自分で飯を作っているので、こうやって手作りを食べることはあまりないのだ。お礼に今度何か作っておすそ分けしよう。

 

慧音「できたぞ」

 

どうやら夕飯が出来たようだ。とてもいい匂いだ。肉じゃがかな?懐かしい匂い。とても落ち着くことが出来る。

 

慧音「じゃあ食べようか」

涼太「いただきます」

 

肉と野菜を一緒に入れた。それはとても懐かしい味で、食えば食うほどお腹が減りそうな感じだった。

 

慧音「ど、どうかな?上手くできたかちょっと不安なんだが」

涼太「とても美味しいです。そしてとても懐かしい味がします。」

慧音「て、おい涙が出てるぞ?大丈夫か?」

 

いつの間にか涙が出ていた。懐かしすぎる味なもんで、つい、感動していた。

 

夕飯を食べ終わって、皿洗いの手伝いをした。それくらい当然の事。

 

慧音「座ってていいんだぞ?」

涼太「このくらい手伝わせてください。」

慧音「お前は優しいな」

涼太「当然ですよ…それより肉じゃが、美味しかったです。ありがとうございます!」

 

皿洗いを終え、少し休憩と言うことで、慧音さんと会話をすることにした。

 

慧音「ところで、お前からすごい妖気を感じるんだが、本当に人間なのか?」

涼太「はい、俺は3時間ほど前にこの幻想郷で目が覚めました。外の世界にいた時は、菫子と同じ高校に通っていました。」

慧音「菫子って宇佐美菫子のことか?」

 

やはり、蓮子さんのことを知っているからか、菫子のこと知っているのだろうか。

 

涼太「はい、蓮子さん達は未来人らしいですね」

慧音「まぁ、そこはいいんだが、やはり妖気が強すぎる。もしかすると妹紅以上だな」

 

その妹紅という人物は分からないが、俺は相当強いという判断でいいらしい。外の世界ではごく普通に暮らす男子高校生なんだが、ここに来た途端に強くなったとすると、何か菫子との関わりが関係するのだろうか。そこはまだ不明である。菫子…今どこにいるのだろう。寝ているのなら、姿を現して欲しい。

 

涼太「菫子の居場所はどこなんです?」

慧音「すまない、私にも分からないんだ」

 

やはりか…ここの神様とやらに聞きたいところだが、正直怖いな。こんな時に幽波紋がいれば、オラオラ無駄無駄できるのだが…

 

慧音「とりあえず、能力が分からないのなら紅魔館に行けばいいんじゃないか?多分だが」

涼太「紅魔館…」

 

明日行ってみようかな。紅魔館。俺の能力?も気になるし、もしかしたら能力が分かることで菫子にも会える気がした。よし、明日行こう。

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