幻想郷へようこそ   作:もみ〜じ

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6話 パーティ

俺の時計では現在午後7時だ。一応夕飯はある程度出した。なぜある程度なのか、それは慧音さんの肉じゃがをたくさん食えるようにと思って、あの時以来、慧音さんの肉じゃがにすっかりハマってしまって、毎日食べても飽きないぐらい好きになった。

 

涼太「暇だし、本読んでよ」

 

と本を出した途端、チャイムが鳴り響く。

 

涼太「は〜い」

 

俺は素早くドアの方に行き、ドアを開ける。

 

慧音「やぁ、遅くなったな」

涼太「いえいえ全然、いまさっき準備が終わったばかりですよ」

 

慧音さんの後ろには面識のある人数名と顔も名前も知らない人が数名いた。パッと見10名程だろうか、予想通りである。

 

レミリア「お邪魔するわね」

 

そう言いながら、軽くお辞儀をして、俺の家に入る、紅魔館組。

 

霊夢「久しぶりじゃない!」

 

なんか久しぶりに会った霊夢さんとその連れか分からないが、金髪の魔法使い?がいた。

 

魔理沙「私は霧雨魔理沙!よろしくな!涼太!」

涼太「初めまして!涼太です。以後お見知り置きを」

魔理沙「堅苦しいのはいいんだ!タメ口でいいからな!」

涼太「分かった、よろしく魔理沙」

魔理沙「おう!」

 

やはり霊夢さんの親友のようだ。親友かぁ〜。

 

他にも慧音さんの連れらしき、白髪のロング。紅白のリボンが特徴の人とみすちーがいた。計11人だ。皿はある。

 

?「お前がフランを倒した涼太か?」

涼太「え?なんでそれを…」

妹紅「おっとすまん、急だったな、初対面なのに…私は藤原妹紅だ。よろしくな」

涼太「名前はもう知らされていたようですね」

妹紅「慧音からすごい語られてるぞ、お前。」

涼太「なんか嬉しいっすね〜」

 

やった!初めて自分のことを語ってくれる人がいた。そもそも誰かを語る人はいないだろうが、嬉しいもんは嬉しいのだよ。

 

すると、霊夢が俺の方に近づきこう言った。

 

霊夢「てか、あんた幻想郷で有名人になってるわよ?」

 

その言葉に、飲んでたコーヒーを吹くところだった。

 

涼太「え?有名人?」

みすちー「確かに、涼ちゃん有名だよね〜」

涼太「どんな感じ?」

フラン「あ、」

 

そこでフランが反応するということは、だいたい察した。

 

レミリア「フランを倒すなんて普通に考えて無理なのよ?」

魔理沙「つーことだ、お前はある意味妖怪って言ってもいいぐらいなんだぜ?」

 

確かに、能力はある。てか、能力がある時点でもう人間なのか疑うんだが、これでも高校生なんだよな。

 

妹紅「あいつの仕業だな」

霊夢「あいつね」

 

あいつ?誰だろう…

 

涼太「あいつって誰です?」

咲夜「文々丸新聞の射命丸文…ですね」

霊夢「簡単に言うと、天狗よ」

 

天狗か、歴史の授業でちらっと耳にしたことがあるな。鼻が長くて、赤いやつだ。(適当)

 

涼太「まぁ、有名になっても別に構わないんですけどね」

みすちー「家が特定されちゃうかもねぇ〜」

涼太「怖いこと言わないでよ…」

 

少し怖がりながら、自分で作ったご飯を口に入れる。ちなみに慧音さんが持ってきてくれた肉じゃがは俺だけの飯なので、冷蔵庫に厳重保管しています。

 

こうして、1時間ぐらい経った。俺以外、少し酔ってるようだ。ちょっと年齢を知りたいんだが…

 

すると、妹紅さんが酔った勢いなのかどうか分からないが、勝負を仕掛けてきた。

 

妹紅「涼太、ちょっと運動しようぜ」

 

そう、運動と聞いてマラソンやらなんやらかと思ったのだが、弾幕ごっこだった。前にフランに教えてもらったんだが、弾幕ごっこは遊びらしい。弾幕を放って勝つ。みたいなやつらしい。

 

俺は少し離れた平原に来た。さすがにあそこだと俺の家が壊れる。

 

妹紅「じゃあ行くぞ!スペルカード発動!不滅!「フェニックスの尾」」

 

俺にとっては、スペルカードを見せてくれることに感謝をするが、さすがに俺の能力がバレるのはまずい。俺は体術は苦手なんだ。近距離なんぞ負ける以外の言葉がない。

 

涼太「スペルカード発動、QED「495年の波紋」」

 

俺はすかさず、フランのスペルカードで反撃する。

 

レミリア「フランの…?」

霊夢「なんで?」

 

しまった…ここでフランのスペルカードを使うのはまずかった。

 

妹紅「まだまだ!スペルカード発動「不死「火の鳥 -鳳翼天翔-」」

涼太「水遁・水陣壁!」

 

やはり、スペルカードはスペルカードでないといけないのか?防ぐことができない…

 

涼太「つ、強い…このままだと…影分身の術」

 

そして、俺は穴を掘った。

 

 

水陣壁は崩れ、俺の影分身は消える。

 

妹紅「何!」

慧音「あれは影分身だな」

みすちー「前に授業でやってたところですよね」

 

幻想郷にも影分身があるのかっと穴に潜った俺はそんなどうでもいいことを考えた。

 

涼太「さて、どうするか、」

 

とりあえず、さっき妹紅さんが放ったスペルカードはコピーっていうか記憶することができた。だが今使うと、今後多分誰かと戦う時が来るだろうしできれば、この能力はバレたくないな。正直俺でも困惑してるよ。想像した物を実現化するだけじゃなくて、相手の技を記憶して想像して実現化することもできるなんてな。少しややこしいけど。

 

涼太「妹紅さんは、炎を使う…てことは水か?」

 

だがそれはあんまり意味がない。妹紅さんは火だるま人間じゃあないし、なら土か岩だな。

 

涼太「よし、やるか!」

 

岩分身の術。

 

妹紅「なんだ?また影分身か?」

慧音「いや、これは岩分身…?」

妹紅「岩分身もできんのかよ!」

 

岩分身なら多少頑丈だろう。この間に時間稼ぎだ。

 

妹紅「「蓬莱人形」!」

 

え?炎以外も使えるのか…これは想定外だ。俺の岩分身が跡形もなく消されたよ、ひぇぇ…、だが俺の位置はまだバレていない。やるなら今しかない。

 

涼太「スペルカード発動、神槍「デーモンスピアー」」

 

妹紅さんに直撃だ。今考えたスペルカードなんだが、意外と威力もありいい感じだ。

 

妹紅「ぐはぁ!いってェ!こりゃ〜参ったな」

涼太「あ、大丈夫ですか?」

 

妹紅さんは俺の顔を見て、にっ!と笑いながら言う。

 

妹紅「あぁ、大丈夫だ。今日は楽しい宴会だったぜ!」

 

宴会…ではないと思ったが、まぁいいっか。

 

深夜になり、皆帰っていく。あの弾幕ごっこ?の後、妹紅さんと友達になれたような気がする。やったね!

 

みすちー「じゃあね〜!涼太〜」

涼太「バイバイ〜」

 

家の中には俺と慧音さんの2人だけになった。実の所、慧音さんには感謝しかない。正直友人を作るのは苦手だったんだが、慧音さんのフォローのおかげもあって、妹紅さんとも友人関係になれた。しかし、怖かった。死ぬかと思った、正直。フランの時と言い、弾幕というのは綺麗であるが凶器である。生身の人間に当てたら丸焦げになるんじゃないか?知らんけど。

 

慧音「今日はよかった。私も中々楽しめたよ」

涼太「それはよかったです。ですが蓮子達が来なかったのは少し寂しいですけどね」

慧音「まぁあいつらは私も時々どこにいるかわからなくなる。」

 

蓮子にはまた色々と聞きたいことがある。次会う時に聞いてみよう。

 

慧音「お前のとこの菫子はどんな感じなんだ?」

涼太「そうですね、彼女は自分が超能力あるかと言って、人を見下してます。まぁ俺にはそんなことないんですけどね、」

慧音「実は彼女は以前に幻想郷に異変をもたらしたんだ」

 

驚くべきことを耳にした。異変…事件という認識でいいのだろうか、異変をもたらした。つまり何度か幻想郷に来てるということになるのか…

 

慧音「あぁ、彼女は寝てる間だけ幻想郷に来れるそうだ。だが最近は彼女の姿がない。それを疑問に思っている」

 

俺が、外の世界にいる時は、普通にいた。年齢が違うのか?俺の知ってる菫子じゃなくて、少し未来の菫子なのかもしれない。

 

すると、突然ノックする音が聞こえる。

 

ドアを開けると、そこには蓮子とメリーさんがいた。

 

涼太「あ、蓮子とメリーさん」

蓮子「ちょっと盗み聞きしてるようで悪いんですけど、さっきの話はほんとですか?慧音さん」

慧音「あぁ、本当だ」

 

今、蓮子とメリーさんが考えてることと俺の疑問は同じのようだ。正直な話、俺も気になる。

 

蓮子「じゃあさ、一緒に調査しようよ!」

 

すごい唐突なんだが、俺も気になるので、同行することにした。とりあえず、今は時間が遅いので、明日秘封探偵事務所で集合になった。

 

慧音「おっと、もうこんな時間だ、急いで人里に帰らなければ」

涼太「送りましょうか?」

慧音「いや、大丈夫だ。悪いな、こんな遅くまで邪魔して」

 

慧音さんは少ししょぼんとして言った。

 

涼太「いえいえ、俺も楽しかったです。ではお気をつけて、おやすみなさい」

慧音「あぁ!おやすみ!」

 

俺も少しどころか、結構疲れた。弾幕ごっこって、こんなに疲れるのか、それともただ単に俺の体力不足なだけもある。運動しなくてはな。

 

翌日、俺は熟睡できたおかげで、10時に起きました☆

 

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