捏造と云う名の妄想で出来てます。
三輪の口調が、よぉ分からん……(コレでいいのか……)
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pixivで行われてるコンテストに応募してみたやつです。
サブタイのセンス……orz
非日常と邂逅と
“いつもと変わらない日”になるはずだった。
この日も、“いつもの日常”が始まるはず――だった。
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「助けて!! 姉さんが……!!
姉さんが死んじゃう!! 姉さんを助けてよ!!」
「――悪いけど、おれじゃあ君のお姉さんを助けることは出来ないんだ…………ごめん」
雨に濡れ、胸から血を流す姉さんを抱えながら、
バケモノ――後に
それを倒した。
頼れるのは、
――俺たちの周りには、バケモノに殺られた、血を流す男女数人しかいないのだから……
――なのに……ッ
ド、ゴォォォと、大きな音をたてて
「「!!」」
大きい音の方を見ると――バケモノと、
青っぽい軍服のようなのを着た
「っと。ココもそう安全な場所じゃねぇ……坊主たちも避難しな」
「……な、んで、ここに…」
「あ? 何て?」
「姉さんを助けて!」
移動するよう、青髪の男に言われる。茶髪の少年が何か呟いたようだが雨音が邪魔をして聞き取れない。
男が聞き返してきたが、それよりも姉さんを助けてほしくて声をあげた。
男が俺に視線を向けると、茶髪の少年はこの場から逃げるように離れていく。
「姉さんを…助けて……」
……助からないのは……もう、わかってる。
どんどん冷たくなってきているんだ……
――雨に濡れているから、だけじゃない……って、わかってる。
わかっているけど……!
青髪の男は俺たちに近づいてきて見下ろす。
――何をしたのか、よく分からない。
だけど、さっきの青っぽい服から黒を基調とした別の軍服みたいなものに変わり、その上着を姉さんに掛けてくれた。
そしてまた青っぽい服に戻ると男は一瞬、何かを考えるような仕草をしてから上着で傷口を被い包むようにして姉さんを抱き上げる。
「!」
「トリアージで黒札が付けられると思うが……それでも病院に行くか?」
トリアージ? 黒札?
――姉さんは助からない……?
わかってる。
それでも病院に運んでくれるって……
「――ッ! それ、でも……お、願い…します…ッ」
「あぁ……病院まで案内頼むぞ? ココの土地勘が無いからな」
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病院はニュースでみた野戦病院のように、たくさんの怪我人やその家族で溢れかえっていて
――姉さんの手首には、青髪の男が言ったように黒札が付けられた。
◇◆◇
家に連絡をいれるため病院に設置されている公衆電話に並ぶ。
母親が出て、こっちの安否を確認してくるのに安心したからか涙がでた。
自分のこと、姉さんのこと、居る病院の名前を嗚咽でつっかえながら話して電話をきった。
泣き止んで落ち着くまで青髪の男は俺の側にいた。
「貴方は……戦いに行かなくていいんですか?」
こんなところで俺の側に居なくていいのに。
「……あー……オレ、ね……坊主たちからみると
「――――ッ」
カッと頭に血が上り、目の前が真っ赤になる。
――――姉さんを殺した
思わぬ言葉に勢いよく青髪の男の方を見る。
「つっても、ココ襲ってる連中の仲間じゃなくてな? ウチ今、戦争中で
有ったとしても蹂躙しにはいかねぇなぁ……ウチ、そう言うの嫌いだし。特に困ってないし」
「仲間じゃない? 戦争中……」
男は俺の方を見ると目を見ながら落ち着いた声で話してくれた。
だから少し冷静になる。
そうだ。敵なら姉さんを病院に運んでくれたりなんかしない――俺のことも殺しているはずだ。
……あの人みたいに無視することもできた。
だけど、手を貸してくれた。
悪い人、ではないのかもしれない。
「それにオレ、只今、不可抗力で迷子中なんだわ」
「…………は? 迷子?」
「あぁ……さっきも『ウチ今、戦争中』って言ったろ? 防衛戦してるところで近くに
思わぬ言葉に虚をつかれ、変な声が出たが、男はなんてこともないと言うように肩を竦めてみせた。
「……そんなこと、あるんですか?」
「オレは聞いたことねぇなぁ……
宇宙空間に放り込まれるようなモンだし……戻れないから
――オレ……すっごく運良かったなぁ」
そう言うと、男は天を仰いだ。
「これからどうするんですか」
「――――どーすっかねぇ……
さっきの坊主はトリガー使いみてぇだから……お仲間さんと交渉、かなぁ」
男は頭の後ろで手を組み、ベンチの背もたれに寄りかかって空を見上げる。
◇◆◇
「秀次ッ!」
遠くから俺を呼ぶ声がした。
声の方を見ると、両親がこっちにくるところだった。
俺がベンチから立ち上がると、青髪の男がこの場から立ち去ろうとする。だから――
「みわ……俺は、
なんとなく……なんとなく、名乗らないといけないような気がした。
相手が名乗ってくれるとは限らないが。
「――――『
……そう呼ばれてる。じゃあな、ミワ」
そう言って俺の前から居なくなった。
多分、あの人とその仲間を探しに行ったんだろう。そう言っていたから。
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異界からの侵略者――近界民を撃退した『境界防衛機関ボーダー』に入隊し、
ボーダーに入ってからの日常――いつもと変わらない、そんなある日。
本部であの時遭遇した青髪の男――『ランサー』と再会することになる。
◇◆◇
「
防衛任務を終え、報告を済ませた後、東さんとラウンジへ向かう。
途中の自販機前に知り合いがいたのか、東さんが声をかけた。
『鈴風』と呼ばれたのは、長い黒髪を首の後ろで結んだ東さんぐらいある長身の男だ。
――どこかで……?
「ん? おぉ、アズマじゃん。なんか久しぶり?」
「そうだな。お前は防衛任務ばかりやってるから」
「好きでやってんじゃねぇですけどねー」
コーヒーの入ったカップを手に、こちらを向いた男の顔は
「……ラン、サー……?」
思わず声が出た。
――でも、なんで髪の色が……?
「おぉ? ミワ、だったよな? お前もボーダーに入るとはなぁ……まぁ、理由は察するが」
東さんの陰になっていた俺を見つけたランサーは、苦笑いをしながら思い出すように俺の名前を口にした。
……そんなに背は低くないはずだ……
「秀次のこと、知ってるのか?」
「あぁ、侵攻の時にな」
「――なるほど。だから“ランサー”と云う名前を知っていたのか」
俺と近界民であるランサーが知り合いなことが不思議だったのだろう。東さんは理由を知って納得していた。
俺としては、東さんとランサーが知り合いなことが疑問なんですが?
そのことが顔に出てたのか「本部が建つ前に玉狛で会った」とランサーが話してくれた。
「今は『
そう言うと、
「良かったのか? アズマと行かなくて……」
乱れた髪を直しながらランサーと共に東さんを見送る。
ランサーと話をするためだ。
「大丈夫です。また後で会いますから」
「ふ~ん…………ココアで良いか?」
渡されたカップを受け取りながら「ありがとうございます」と応える。
「なんで黒髪に?」
綺麗な青だったのに。
「――
トリオン体をちょい弄って黒髪に設定したんだよ」
率直に聞けば答えてくれる。
前髪を摘まむランサーを見ながら、生身との差が少ない程度にはトリオン体の設定が変えられることを思い出した。
「まぁ、確かに青い髪は目立ちますもんね」
顔も整ってるから余計に。
日本人離れした顔に日本人名って云うのは……どうしてそうなった?
「――ここにいる、と云うことは“交渉が成立した”ということなんですよね?」
あの時に言っていた
だから、“交渉が成立していればランサーもボーダーに居るかもしれない”と思っていた。
「まぁ……イザコザは、ちょいあったがな」
苦笑いをするランサーを見て、なんとなく察する。
だから、近界民であるランサーのトリガーは喉から手が出る程のモノなのだろうということは、素人に毛が生えた程度の俺にでも察せれる。
「トリガー……取られたんですか?」
「いやいやいや! 奪わせねーよ!? アレ、オレしか使えねーから!
――知的好奇心に駆られて、解体なんてされでもしたら堪ったもんじゃねぇ……」
「……」
やりかねないと思ったら何も言えなかった。
――そう言えば……
「そう言えば、ランサー――鈴風さんは、よく
「繋がったのが日本だった」って言ってたし。だけど、何で
向こうは“国であり、星である”『惑星国家』と言うらしいから、一つの星にいくつもの国が存在する“地球”なんて珍しいのは分かるけど、別の星の可能性だってあるだろうに……
「向こうでも“トリアージ”って普通に使うんですか?」
――なんか、さっきから質問ばかりしているな。
「……あれ? 言って無かったっけ……?
オレ―― “前世、日本人” なんだよ」
・・・・・・・・・・・・は?
「――“一つの星に国がいくつも存在する”なんてのは、オレも地球しか知らないからなぁ……」
「いや、ちょっと待て」
「あん?」
「――
ちょっと待て。意味が分からない……いや、分かる。分かるけど…………前世?
生まれ変わり……とか、転生……とか?
――仏教かな?
「おぉ……だから、繋がった国が日本だって気付くのにちょい時間が掛かちまって――日本語の看板と瓦屋根で分かった。
あと、向こうには“トリアージ”なんて言葉……多分ないぞ?」
――情報が過多すぎて処理しきれない……
ちょっと気になって訊いた俺が馬鹿だった……
前世とか聞いてない……
【オマケ】
「えー……っと?」
「『
秀次はオレに、カチューシャを着けた自分と同い年ぐらいの少年――米屋 陽介を紹介する。
「どもっす」
米屋少年はペコッとお辞儀する。
そら、急に隊長が知らん人間連れてきたら困るよな~
分かる、分かる。オレも困惑中だ。
たまたまラウンジで秀次に出会って、話があるから…って隊室に連れてこられたんだよな。
(名前呼びなのは、前に下の名前で呼んで良いって言われたから、三輪から秀次になったんだ)
そしたら先客が――って、隊員だから居て当たり前なんだが。
いや、知ってたよ? 東隊が解散して、元東隊の隊員が新しい
東も『新生 東隊』作ったし?
――作ったってより、隊員の育成のためって感じだけど。
――う~ん、これは……東に
ちょい前に二宮と加古も隊員連れて紹介してったんだよなぁ……
……東も、新生東隊の隊員を紹介しにきたけども。
流行りなのか?
「えーと……秀次?」
「『
「おぉ!」
「……どーゆう紹介の仕方だよ、シュージ」
米屋少年が目をキラッキラさせて……――ハイライトないなー……
秀次、ちょいと(紹介が)紹介になってないぞ?
「貴方が開発室で試作を振り回してるのを陽介が見て、『弧月(改):槍』をトリガーセットしたんですよ」
マジか。
あと「テメェのせいだ」って言う副音声が聞こえる気が……
「トリオンの消費が少ないっつーし……カッコ良かったんで!」
「……マジか」
「マジっす!」
「――なので陽介に指導してやってください」
「「……マジで?」」
「マジだ」
こうして師弟になりました。
日本人なのに、日本語が難しいと感じるのは どういうことなのか……
三輪っぽくなくても、三輪視点……です←
原作キャラの視点、むっずッ! 何度挫けそうになったことか……
えー……三輪が、原作ほど近界民に敵意を持ってない風になりました…………オリ主だけかな?←
……自分で自分の首絞めにいってるって、知ってるんだ……だって、本編――――
ぬわぁぁぁ…… ( ̄ロ ̄lll)