青槍似の転生者
異世界転生をした。
と言っても、ネット小説でお馴染みの“剣と魔法のファンタジーな世界”――ではなく。
“トリガーとトリオン”と云うのが存在する世界に、だ。
なるほど、意味わからん。
前世を思い出したのは(ある日)突然。
十数年、生きてきて……唐突に、ふっ…と……
アレ、ヤメてほしいわ……
朝、身支度をしていた時――急にどっかで見た顔だなぁ……いや、オレなんだけどさ?って、鏡に写った自分の顔に引っかかりを覚えて……
アレ? コレランサー(Fate/stay night)じゃね?
あれ……? ココ型月世界だった?
いやいやいやいやいや……いぃや、違う
…………違う、よ、ねぇ?(滝汗)
嫌だぞ、自害とか!
鏡に写った顔は真っ青だった――
あの時は、ホント焦った。
閑話休題。
前世を思い出して思ったのは『オレは
異世界転生をして、生きるために軍人になって――トリオンが普通より少し多かったからかブラックトリガーって云う『特別』なトリガーじゃないが、オレ専用のトリガーを渡された。
槍だ、槍。槍型!
しかも名前がゲイ・ボルク!
もうココまできたらオレ『クー・フーリン(ランサー)成り代わり』だったんだな(混乱)
――ってなるのも仕方がないと思うんだ。
仕舞いには槍(トリガー)を携え、戦場を駆け抜けてたら『
◇◆◇
自国防衛戦の最中、急に開いた
…………ニホン?
トリオン兵に建物が壊されてるから日本だと気付くのが遅れた。
異世界転生改め、SF世界(現代)転生だった模様。
(私の知る日本では)ないです。
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トリオン兵を倒しながら道無き道を走る。
まさか『人口が億をこえる』『
ホント、まさかだわ。
――ホント……
マジ、SF(現代)
五階建てぐらいだと思われる建物だった屋上から見回すと辺りはトリオン兵だらけ。
破壊に回収、殺戮――
あ、自衛隊の兵器効いてねぇ……やっぱトリガーじゃないとダメなのか。
…………いや、弱点に当たりゃあワンチャン……
◇◆◇
途中から降りだした雨で視界が悪くなる。
宛てもなく、ただただ向かってくるトリオン兵を捩じ伏せながら先へ進む。
戦闘用トリオン兵――モールモッドを刺して突っ込んでった先には胸や背中から血を流す男女数人の刺殺体と。
「助けて!! 姉さんが……!!
姉さんが死んじゃう!! 姉さんを助けてよ!!」
胸から血を流した
茶髪の少年は――トリガーを握っている。
トリガー使いだ。
「「!!」」
――お取り込み中、か? 間が悪かったな……
しかし……日本にトリガー使いが居ようとはな。
「っと。ココもそう安全な場所じゃねぇ……坊主たちも避難しな」
「……な、んで、ここに…」
「あ? 何て?」
「姉さんを助けて!」
移動するように言えばトリガー使いの少年が何かを呟いたようだったが雨音が邪魔をして聞き取れず、聞き返すと黒髪の少年がこちらに助けを求めてきた。
黒髪の少年の方に視線を向けるとトリガー使いの少年はこの場から離れていった。
まだまだトリオン兵がいるから討伐に向かったか?
「姉さんを…助けて……」
少年に近づき抱えられている少年の姉を見下ろすと胸――トリオン器官のある場所に穴が空いていた。
刺されただけか、抉り出されたのか……どちらにしろ助からない。
それは少年も薄々気づいていることだろう。
だが、現実を受け入れたくない……といったところか。
トリガーを解除し、換装を解く。着ていた軍服の上着を少年の姉に掛けトリガーを再起動し、戦闘体に戻る。
避難所……より、やっぱ病院の方がイイのか?
けど多分、怪我人が押し寄せてパンク状態――野戦病院と化してるぞ、きっと。
それにコレは……
傷口を上着で被い、包むようにして少年の姉を抱き上げる。
見ず知らずの男に姉が素手で抱き上げられるのなんて嫌だろうからな。
「!」
「トリアージで黒札が付けられると思うが……それでも病院に行くか?」
「――ッ! それ、でも……お、願い…します…ッ」
「あぁ……病院まで案内頼むぞ? ココの土地勘が無いからな」
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「
足元から声がかかる。
視線を鍋から声の方へ向けると黒髪の小さなお子様が目を擦りながらこちらを見上げていた。
「おぉ、おはようさん」
「うむ。きょうはランサーが
『
『境界防衛機関ボーダー』の『玉狛支部』のマスコット的な“お子様隊員”だ。
「あぁ、そうだぞー
レイジは
ジンは明け方に帰ってきたから、まだ夢の国……コナミは――」
「ちょっとぉぉぉ!!
なんで早く起こしてくれないのよ!!」
『
赤いカーディガンがトレードマークなボーダー最強部隊『玉狛第一』の“
あ、羽っぽいアホ毛がいつも以上に跳ねまくってる……
「――お寝坊さんだな。
ちゃんと6時半に起こしに行った……
因みに現在、七時半……の少し前だ。
「…………ホントだ……あぁもぉ!」
携帯の着信を確認した小南は憤りながら洗面所へ向かって行った。
洗顔と歯磨きか……こりゃ、飯食う時間無いな。
◇◆◇
――四年半前、オレは『境界防衛機関ボーダー』に所属することになった。
あの後、病院に着き『
見つけるのはワリと簡単だった。
戦闘体は便利なモノで、AR的な感じで視覚に『トリオンの使用状況』『状態』『使用可能な武器の種類』『レーダー』なんかが確認できる仕様になっている。
そのレーダーでトリガー使いが居る場所へ向かったワケだ。
トリガー使いの少年――『
“
――が、他のトリガー使い達は若干ピリついていた。
特に『
あの時の小南も敵意剥き出しだったなぁ……
こちらに敵意は無いこと、迷い込んだ(?)だけなことを話し、迅の口添えもあってなんとか収まった。
まぁ「トリガーを渡せ」とは言われたが「生体情報が登録された専用トリガーだからオレ以外のやつは起動できない」ってちょっと揉めたが。
閑話休題。
「ほら、弁当」
陽太郎に朝メシを食わせてると小南が身支度を終えてやってきた。
弁当と、それより少し小さめのランチバッグを渡す。
受け取った小南は不思議そうに小さい方のランチバッグを目の高さにまで持ち上げる。
「何? これ」
「サンドイッチ。朝メシ抜きだと昼までもたないだろ? だから小さめのサンドイッチ作っといた。
学校着いてから時間がある時にでも摘まみな」
まぁ、迅のサイドエフェクトが在ったから作れたワケだが。
「~~~~っ ねぇ! ハムサンド! ハムサンド入ってる?! あんたの作るハムサンド、美味しいのよ!!」
中に何が入っているのか分かると目をキラキラさせて中身が何なのか訊ねてきた。
「あぁ、入ってる入ってる。
野菜少ないから昼の方、多くしといたぞ」
「やった! ありがと! ――行ってきますッ!!」
「あぁ、いってら~気ィ付けろ~」
小南を見送り、ダイニングに入ると
「あらしのようだったな……」
と、こんな顔(≡з≡ )をしながらもきゅもきゅご飯を食べていた。
よくある風景
「洗い物終わったらライジンマルと散歩に行くか、ヨータロー」
「むむ、では はやくたべなくてわ!」
「ゆっくりでイイぞ~」
ちまちま書いてやっと出来た。しばらく書きたくない……(二の腕プルプル)
プロローグってとこですかね……(¬_¬;)
◇◆◇
◆さっぱり書けなかったオリ主の設定とか◇
『槍ニキ似なオリ主』名前:ランサー(仮)
元孤児、故に名前がなかった。
物心つく頃にはトリガー使いの訓練生に。その頃は「青いの」とか「チビ」と呼ばれてた。
専用トリガーを持つようになってからは敵味方問わず「ランサー」と呼ばれるように。
◆玄界に着てから...
『
前世のことは上層部と三輪、玉狛に話してある。
音読みで後ろから読むと……
前世の話しを聞いて林藤さんが付けたったwww
本部に住んでいるが、本部と玉狛を行ったり来たりしている。
本部の自室と玉狛では生身だが、それ以外では常にトリオン体で過ごしている。
◇生身》ランサー(Fate/stay night)
あまり
◇トリオン体》ランサー 黒髪ver,
(目は赤いまま)
烏丸より濃い青色の上着(肩に玉狛のエンブレム)、白Tシャツに黒のレザーパンツ、黒のミリタリーブーツ。
普段はボーダーのトリガーを使用している。もちろん、主トリガーは『弧月(槍/試作)』www
何故か人名がカタコトになる、と云う不思議……
◆専用トリガー『ゲイ・ボルク』◆
専用トリガーは2パターンあり、
“
専用トリガーは、生体情報が登録された人物以外、起動することが出来ない。
昔、奪われることがあったため、生体認証制になった。
専用トリガーを与えられた者は、親兄弟などを人質に捕られ敵側に寝返らないよう、記憶を処置される。
ボーダー本部から許可なく使用することを禁止されている。
投げボルクは「黒トリガーなんじゃねぇの?!」ってぐらいの破壊力なため、本人もあまり使いたがらない。
(オリ主:流石、対軍宝具ェ……)
専用トリガーを授けてくれた『王様』は転生者ではないか?と思ってる。
オリ主を見て驚いたり、トリガーの名前が名前だし…………さだかではない。