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お気に入り、しおり、有難うございますm(_ _)m
『境界防衛機関ボーダー』本部
「あ゛ー……
トリオン体だから“眠い”とか無いんだけど。
精神的な問題だ。気分だ、気分。
◇◆◇
迅に言った数日後から“
まじ、ぶらっく
トリオン体だから“疲れる”なんてことは無い――ハズなんだがなぁ……
やっぱ、年には敵わないのかねぇ……
あーーーー早く、ふかふかの布団で寝てぇ! 惰眠 貪りたい……!
今ならオヤスミ3秒、イケんじゃね?
――なんて思うが、安易にトリガーは解除できない。解除すると青髪に戻る。
玉狛と本部にある自室以外では常にトリオン体だ。そのトリオン体は黒髪に設定してある。
オレが青い髪をした
――はぁー、面倒くせぇ……部屋が来い!
◇◆◇◆◇
(気分的に)重い体に鞭を打ちつつ、ノロノロと住居区を目指す。
「あれ? 鈴風さん?」
「ヨースケ……と、シュージ?」
「こんちわ。ずいぶん疲れてるみたいっすけど……防衛任務終わり?」
『
カチューシャがトレードマークの『A級7位
――オレの“弟子”だったりする。
「あぁ……今ならオヤスミ1秒だな」
「マジかー……久々に模擬戦したかったな~……」
「陽介、ランサー「
『
『A級7位 三輪隊』の隊長で、“
四年前の第一次
『(通称)近界民ぶっコロ派』ではあるが、
「けどさ秀次~ 久々に“
秀次だって鈴風さんに会うの久々だろ?」
「……」
「無言は肯定と取るぞ~」
テンションが高い陽介だけが、ニヤニヤと愉しげだ。
……仲良きことは美しきかな?
「何か用があったんじゃねーの?」
トリオン体なのに眠くて気絶しそうだわ……しないけど。
「そーだった! 鈴風さんに聞きたいことがあるんだよ」
「聞きたいこと~? ……手短に頼むぞ?」
「
「――――何日か前にあったやつか。ボーダーのトリガー以外の反応があった、っていう……」
陽介の言葉を受け、秀次が質問する。
確か、“警戒区域”に学生が入り込んだところに
「無理ですか?」
「いや……出来なくはない、が……」
バラバラ加減が、なぁ……
思わず頭をガシガシかく。
「
残骸ありゃあ良い方だわ……
トリガー使いなんてトリオン体を破棄した瞬間、
「うへー……それ、もう
「オレもそう思った。けど、“ウチのが特殊なだけ”なんだとよ」
ソースはウチの王様。トリガーの授け主だ。
分類的には汎用トリガーに数えられるらしいが……はんよう、とは?
「オレとしても、なるべくなら使いたくないからな」
初めて“
「え、じゃあアレって、下手したら黒トリガーってこと? マジで?」
「可能性はゼロじゃねぇな」
「黒トリガーである可能性も念頭に入れた方がいいか……」
「うわ……あのメガネボーイ、とんでもないの匿ってるってことか!?」
・・・・・・・・・・・・。
「……聞いちゃいけないことを聞いちゃった気がするんだが……?」
「陽介……」
おい戦闘バカ。黒トリの可能性もあるかもね~って話してる時にハイライトの無い目ぇ煌めかせて、滑らしちゃいけない口滑らしてんじゃねぇよ。
眠気も吹っ飛ぶだろーが。
秀次なんか額に手ぇ当てちまったぞ? オレも頭抱えたい。
「? 別に鈴風さんならダイジョブでしょ」
何言ってんの? 何か問題でも? と言うかのように陽介はきょとんとした顔をする。
……ぶん殴ってイイかな?
「ヨースケ……ドコに誰の目と耳があるか分かったもんじゃねぇんだよ。
――こう言った組織は“裏切り”と“スパイ”って云うのが
物語だと。
カメラとか盗聴とかも。
――ま、ちゃんと精査してるだろうけど。
「かもしんないけど……
オレは鈴風さんのこと信頼してるし、裏切るとかスパイとか……ナイでしょ――密告する相手いる?」
・・・・・・・・・・・・。
「いねーし、メリットがねぇ……――じゃなくてなぁ……」
戦闘バカは本能で信頼、信用出来るか否かを決めるのか……まったく。
「問題は、お前ら三輪隊の信用度だ、って言いてぇの」
“メガネボーイ”が何か――やらかしたんだろうな、近界民関係で。だから三輪隊が見張るだか監視だかすることになったんだろ?
それを内緒でやらなきゃなんねぇのに――トリガーに関しては「確認したかったから聞いた」でいいが……
「“メガネボーイ”の話を関係ないオレに話した、って上が知ったら……どう思う? 無関係な人間に任務内容を話すなんて……特殊な仕事、任せらんねぇだろ」
一般社会
信頼してくれてるのは……
「だったら鈴風さんに手伝ってもらう、ってのは?」
「…………は?」
「陽介……お前……」
何かを考えてると思えば……
思わぬ提案に呆気にとられる。それは秀次も一緒だったようで、呆れて言葉がでないようだった。
「関われば無関係じゃなくなるじゃん!」
・・・・・・・・・・・・。
「おーまーえーなぁー……」
ちょっと前のオレの気持ちを返せ!
サムズアップする陽介にヘッドロックを掛ける。
「痛い痛い」
「自業自得だ……」
トリオン体なんだから、痛くなーい痛くなーい
◇◆◇
「……けどさ秀次、
近界民が黒トリだった場合、鈴風さんが居りゃあ怖いモンなしだろ?」
「……」
ヘッドロックから逃れた陽介は頭を擦りながらオレを関わらせることを秀次に提案した。
「“防衛任務、模擬戦以外での戦闘行為は禁止”されてんだよ、残念ながら」
「うっそー……」
「オレを使うんなら、上の許可取ってきてくれや」
残念、無念。南無~
「――戦わなければ良いんですよね?」
「え」
「対象の監視を手伝ってもらえますか?」
考え込んでると思ったら……
「……わーったよ。“メガネボーイ”の話、聞いちまったからなぁ……」
「最初から協力してくれりゃイイのに……」
「お前ねぇ……絞め足りなかったか? ん?」
「すみませんでしたッ!」
不貞腐れる陽介を、手をにぎにぎしながら見ると、直ぐに謝られた。
――次はアイアンクローかな?
「相手が黒トリガーだった場合、上へは事後報告になりますが――――
「……マジかー」
爆弾を放り込まれた。マジかー
お待たせしました、3話目です。
今回は早かった……まぁ、当然ですよね。半分以上は、2話の時に出来てたんですから(¬_¬;)
時間がかかったのは後半の方ですね……「どうやってオリ主をオサムの見張りにつけるか」のセリフ回しに悩みました。
あと私の学の無さが露呈…(´Д`|||)
勉強しないとなぁ……語彙力ほすぃ…
次回は、やっと原作主人公たち出てくるよっ!
…………たぶん。いや、きっと。