「できたー、、」
ついに完成した。俺の初めてのプラモデル。
俺は高校1年の日国 長門。ピッカピッカの一年生だ!
好きなものは戦闘機や戦車、ガンダムなどなど。
「立体にしてみるとさらにかっこいいなぁストライクは。」
完成したのはおもちゃメーカーモンダイが販売しているストライクガンダムのプラモデル。
この機体はガンダムSEEDに登場し、前半の主人公の搭乗機で物語終盤で「やっぱ俺って、、」と言い残しおっさんと爆散してしまうがかっこいい俺の好きなガンダムのひとつ。ガンダム好きの友人にプラモデルを勧められて試しにと思い近所の家電製品屋のスモールカメラで買ってきたのだ。
「しかし右肘が左に比べて曲がらないなぁ。それになんか全体的にノッペリしてるし、、」
作り方間違えたかな???
あーでもないこーでもないと四苦八苦していると、
「ポロッ」
あ、なんか落ちた。どうやらバックパックからビームサーベルの柄が落ちてしまったらしい。しかし足元はキットの箱やら部品の付いていた枠?みたいなやつが散乱してあてなかなか見つからない。
「うわまじかよ。、、、」
完成してさっそく部品を無くしてしまうとは、、、。仕方ない。後でゆっくり片付けでもしながら探すかな。
そうおもい茶でも飲もうと立ち上がった直後
「痛っった!」
何かを踏んだらしい。痛む足をそっとどけてみると、
「なんだよ。こんな所にあったのか、、」
落ちていたのは無くしたサーベルの柄だった。
「イタタ。プラスチックは踏むと痛いな。尖ったものじゃなくて良かった良かった( ´∀`)」
無くしたパーツが見つかり、安堵したおれはパーツを拾うべく手を伸ばしパーツを指で掴もうとしたその時、
ピカーーー!
サーベルの柄が急に光始めた。
「おわっ!なんだなんだ!光が、広がっていく、、、」
???「まったく、なんなのよこの部屋は!」
うーむ。光はおさまったようだ。だが光で目をやられてしまい前がよく見えない。人間にもコウモリみたいなソナーが必要だな。
???「ねえ、聞いてるの?おーい!」
女の、、声、、、?
いかん。今の光で耳か頭がおかしくなったようだ。幻聴が聞こえる。女の声がする。うちは両親が共働きで帰ってくるのはいつも日付が変わる頃。なので飯や風呂の準備は自分一人でいつもこなしているのだ。つまり今家には俺ひとり、、、のはず。
「夢でもみてるのか?おれ。」
目を擦りながらそう呟くとなんと相手?から返事が返ってきた。
???「何言ってんのよ。頭でも打った?」
会話ができている、だと、!?
あ、ようやく目がもとに戻ってきた。
そして声のする方に視線を向けてみるとそこには、、。
僕と同じ年くらいの女の子が立っていた。