「ペンで線を入れるだけでこんなに雰囲気変わるなんて知らなかったや。ありがとうございます。神擬きさん」
「擬きって、、、私にはちゃんと本山 春名って名前があるんだよ!春名って呼んでね♡あと敬語は無し無し。君歳いくつ?名前は?」
「日国 長門。16だけど」
「なら同い歳やん。これからよろしくね~長門( ´∀`)」
「おう、、」
「じゃさっそく部屋、片付けようか散らかっちゃってるし」
というわけで部屋の片付けが始まった。まぁ確かにプラモ作った時のまんまだから散らかってる
「プラモデルを作った後のゴミの片付けはまずランナーを小さく切っていくとこから始めるわよ」
「ランナー?走る人をき、切るのか!?」
「違う違う!ランナーっていうのはプラモデルの部品がくっついてたこの枠のことよ。このままゴミ袋とかに入れちゃうと袋に穴が空いたりかさばったりするでしょ?だからこぉしてぇ、、、」
ランナー「ペキッ( ゚A゚ )」
春名は両手で無理やりへし折った。
「以外と簡単に折れるんだな。それとも春名が怪りk」
「何か言った?」
「い、いえ。なんでもありません!」
「あらそう?」
ランナー「ペキッ(;>_<;)」
「うーん。やっぱり素手じゃ時間かかるしキレイに折れないわねー。ペンチとか無い?」
「あるぞ。」
たしか親父の部屋にあったっけ。
しかしあいつはいったいなんなんだ?いきなり現れるしなんかすげー力持ってるし。
「長門まだ~?」
「お、おう。今いくー」
ま、いいか。とりあえずペンチペンチお、あったあった。
「ほい、ペンチ」
「サンキュー♪」
ランナー「ベキッ((;゜Д゜)」
ランナー「ベキッ(((;゜Д゜))」
ランナー「ベキッ(×Д×)」
あっというまにランナーの残骸の山ができあがった。
ランナーよ、安らかに眠ってくれ(‐人‐)ナムナム。
「これくらいにすればいいよ。次は掃除機!あるよね?」
「ちょっと待ってなー」
うちの掃除機はケーブル無しのやつだから持ち運び楽々。
掃除機「ウイーン( `Д´)/ゴミウメー」
「プラモデル作ったあとは掃除機をかけたほうがいいわよ。切り落としたプラスチックの破片とか踏んだりすると足の裏切ったりするからね」
「それは痛そうだな」
「えぇ。と~っても、痛いわよ♡」
こいつさては踏んだことあるな。
一通りキレイになったので一服お茶とお菓子を戸棚から出してきた。
「ポテチだ~♥!」
「うまいよなーこれ。」
「この緑茶おいしー!」
「ばあちゃんが静岡に住んでてな。たまに送ってくれるんだよ」
「へ?今何県と?」
「うん?静岡県だよ。」
「し、静岡ぁー!?いいな~。プラモデルの聖地だよ~。静岡にはガンプラを作っているモンダイをはじめ、いろんなメーカーが集まっているしふるさと納税の返礼品はホシミヤの戦車とかだし!まさにプラモ県だよ~。」
へー。それは知らなかった。静岡と言えばミカンに富士山、あとお茶とかぐらい、、、かな?
スマホで調べてみると確かにプラモデルの会社が集まっている。他には桜海老とかの海産物も特産品らしい。中学上ってからはばあちゃん家行ってないし今度行ってみるかな。
「ふぅ。ごちそうさま。」
「おかわりいるか?」
「大丈夫だよ~。」
おれはまだ飲みたいので急須から湯呑みにお茶を注ぐ。うん。良い香りだ。これだから緑茶は止められない。お菓子にもよく合うしな。
さて、
「で、春名よ。和んでるところ悪いが何時までここにいるつもりだ?プラモについて教えてくれるってのはありがたいが、もう日も沈んだよ?」
時計をみると素手に小さい針が6を通り越し7に差し迫ろうとしていた。
「あ、ほんとだ。あんまり長居はよくないよね。」
「そもそも勝手に入ってきてるわけだが」
「細かいことは気にしない気にしない~♪」
えぇ、、、。おもいっきり不法侵入なんすけど、、。
「てかお前家何処だ?」
「お前じゃないもん( `ー´)」
「じゃ春名よ、そなたの家は何処にあるのじゃ?」
「天界だよ」
テンカイ?この辺りにそんな地名あったっけ?
「あ、この近くとかじゃないよ。「天」「界」だよ」
「は?」
「じゃまたね~♪」
そう言い残し彼女は「消えた」