プラモは積んでも人生は詰むな   作:tossi104

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道具を揃えよう

春名は荷物を自宅に置いてきたがもう日も暮れて暗くなっていたのでプラモは明日作ることにして今日はもう解散した。

次の日、学校から帰るとまた家の中から声がした。また春名が部屋でお茶を飲んでいるようだ。

 

「お帰りー」

 

「おう。てか春名お前そんなにお茶好きなら茶葉持ってけよ。うちけっこう余らせちゃうんだよ」

 

「ほんと?やったー!」

 

まったく、相変わらず元気なやつだぜ。

 

「さて、さっそくプラモ始めるか」

 

「おー!長門、作業して汚れたり傷がついたりしてもいい机とかある?プラモデルやるのに床だとパーツ踏んだり姿勢悪くて体こわしちゃうかも。座って使える机があればいいなぁ」

 

「あー、あったかなー?親帰って来たら聞いてみるよ」

 

「じゃ今日はしょーがないけど前みたいに床でやりますか」

 

さっそく昨日生頼模型で買ってきたGMと道具を取り出した。

 

「あれ?長門道具は?」

 

「え?ここにあるやん」

 

「え?私には爪切りしか見えないんだけど、、、」

 

「え?爪切りだけど?」

 

「長門?」

 

春名が声色を低くして聞いてきた。

 

「な、何かな?」

 

「今から生頼模型いくわよ」

 

「え、今から?な、なんで?」

 

「プラモデル作る用の道具を買いに行くの!爪切りなんて論外だわ!プラモデル作るのにはちゃんと道具があるの!まったくほんとにいたのね、爪切りでプラモ作る初心者、、、」

 

「お、おう。じゃ、行くか」

 

というわけでやって来ました生頼模型。

 

「ちわっす」

 

「お、春名ちゃんに長門やん。昨日ぶりやな。今日はどーしたん?」

 

春名がまさとにかくかくしかじかと説明する。

 

「あー、そーいや長門にはなんも教えて無かったわ。道具はプラモと反対の壁の方にあるから。好きなやつ見繕いな。」

 

「あざっす」

 

まさとに教えてもらった道具売りコーナー。壁一面にカッターナイフや筆。何に使うのかよくかわらないものまでとにかく沢山あった。

 

「とりあえず、まずはこれね。」

 

そう言って春名が渡してきたのは道具が3種類袋に入ったものだった。

 

この赤い持ち手のペンチみたいなのがニッパー。ランナーからパーツを切り離すのに使うわ。次に金ヤスリ。これは切り取ったパーツの切り口をキレイにするのに使うの。そしてピンセット。細かいパーツやシールド等を張る時に便利よ。この3点セットは初心者モデラーさんに人気よ。値段もお手頃だしね。そして、、、あ、あったあった。これは紙ヤスリ。さっきの金ヤスリで削った箇所をさらにキレイにするのに使うわ。最初は800番と1500番があればいいかな。」

 

「沢山あるんだな。」

 

「まだ少ない方よ?さっきも言ったけどこれは初心者向けセット。プラモデルに慣れてきたり、さらに上を目指したければ値段は上がっちゃうけど性能の高いニッパーや、デザインナイフとかも買い足すといいわ。あと塗装とかするなら筆に塗料、塗料を溶かす溶剤、塗料を使うときに必須アイテム塗料皿。あとは、、」

 

「わかった!わかったから。とりあえずまずはこのセットで練習なんだな?」

 

「えぇ。そうよ。じゃさっそくお会計いきましょ!今日は私が出してあげるわ」

 

「いいよ別に俺のだし」

 

「いいの!初プラモ道具だからお祝い!」

 

「じゃ、じゃあありがたく頂いておくよ」

 

「うん!まさと君、お会計お願い」

 

「いいなぁ長門。彼女にプレゼント貰うとか」

 

「だから彼女じゃねえっての」

 

まったく、、。

店から出て俺たちは帰路についた。

 

「春名、お前今日このあと暇か?良かったらさっきのお礼に飯食ってけ」

 

「え、長門の手作り?行くーー!」

 

「じゃ、そこの八百屋で食材買ってくぞ」

 

 




長らくお待たせいたしました。次回からプラモ製作入っていきます!
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