アサルトウィード –私立葛葉高等学校物語–   作:貴司崎

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新装備運用試験:前編

「やあ、今日は来てもらって悪かったね(りく)君。……さて、これが調整が終わった君用の『マギリンクドライバー』と『リンカースペック』だよ。新型AIも調整済みさぁ」

【お久しぶりです、マスター陸】

「ありがとうございます、ウェル博士。……ドライバーさんも久しぶり」

 

 そんな訳で今日俺達LGヤマトタケルのメンバーは工廠科で新型装備のテスト手伝いに来ていた……その中で俺はウェル博士から『ドライバーさん』入りマギリンクドライバー&リンカースペックの調整が終わったという事で、彼のラボまで受け取りに来ていたのだ。

 ……と、俺がドライバーとスペックを受け取った所でウェル博士が懐から一枚の板の様な物を取り出した。

 

「ああそうそう、君にはこの“スマホ”も渡しておくよ。……新型AIの成長には出来るだけ長い時間マスターと一緒にいて貰う必要があるんだけど、流石に普段の生活からドライバーとスペックを付ける訳にはいかないしね」

【このスマートフォンもリンカースペック及びマギリンクドライバーとリンクしています】

「……つまりコレでもドライバーさんと会話出来るって事ですか? ……でも“スマホ”って?」

 

 えーっと、この『スマホ』は液晶画面のついた小型の板っぽいヤツで……いや、確か昔はこういう携帯電話があったと聞いた事がある様な……? 

 

「アレ? スマホって知らない? ……三十年ぐらい前はみんな持ってたんだけどなぁ。まあ今の時代、一般の技術レベル衰退の所為で携帯電話って通話機能のみの物が一般的だからねぇ……」

【スマートフォンとはモバイル向けオペレーティングシステムを備えた携帯電話の総称です。三十年前の当時では一般に、折り畳み式を含む従来型の携帯電話等と区別されて使用されていた言葉になります】

「ああ、ありがとう。……つまりは携帯電話なんだな(田舎者並感)」

 

 ……しかし『モバイル向けオペレーティングシステム』って何? そんな横文字を連発されてもよく分からないんだが……おお! 電源を入れたら液晶画面に色々なアイコンが出て来たな。

 えーっと、液晶画面をタッチすると電卓とかカレンダーとかの機能が使えると……これだけ機能があっても使いこなせる気がしないんだけど……。

 

「……まあ、基本はAIとの通話機能だけ使えれば良いし。詳しい機能とかはAIに聞いてくれ」

【このスマートフォンのアプリケーションは全て把握していますので、使用したいアプリケーションがあれば言って下さい】

「……うん、何かあったらお願いするね」

 

 一緒にスマートフォンの説明書も渡されたけど正直何が何だか……まあアプリケーションとかは使っていくうちに覚えるでしょ、使う機会があるかは知らないけど。

 ……そう思ってスマホを懐に仕舞おうとしたら、突然その液晶画面にマギリンクドライバーに似た模様が浮かぶと同時にドライバーさんの電子音声が聞こえて来た。

 

【ではマスター陸、本機『第六世代CHARM概念実証用学習型人工知能試作一号機』の正規登録者として個体名称の登録をお願いします】

「……えーっと、それはドライバーさんの名前を付けろって事?」

「まあそういう事だね。“目標”に至る為の学習には固体名称を付けた方が良いって試算も出てるし。……別に『ドライバーさん』が正式名称でも良いけど? 仮面ライダードライブ的な」

 

 確かにあの作品では『ベルトさん』呼びだったけど、アレは主人公の独特()なネーミングセンスが由来だからな……まあ、名称の登録をお願いしてるって事は『ドライバーさん』とかいう取って付けた名前は嫌なんだろうし、何か真面目に考えるか。うーん……。

 

「……それじゃあ名前は『リズ』にしよう。短くて分かりやすいし」

【了解しました。これより本機個体名称を『リズ』で登録】

「良いんじゃないかなぁ? ちなみにどんな由来なんだい?」

「俺の名前とか機材の名称とかからフィーリングで、ですよ」

 

 名前に関しては『り◯』と言ったフレーズが馴染みあるからね、主に俺と(梨璃)で……後、“ズ”に関しては何となく人工知能に合いそうな響きだったからである。“リ”と繋げても違和感の無い名前だし。

 

「それじゃあ、この後は工廠科の試験用訓練室で新型AI……リズ君に対応したオプション装備の試験を行うよ」

「分かりました。確か他のメンバーは既に試験を始めてるんでしたね」

【現在LGヤマトタケルのメンバーは地下室で試作型オプションパーツの試験運用中です】

 

 そうしてドライバーさん改め“リズ”の正式なマスターとなった俺は、本日の本題である『マギリンクドライバー用のオプション装備の試験』の為にウェル博士と工廠科棟地下にある『試験用地下室』へと向かっていったのだった。

 

 

 ──────◇◇◇──────

 

 

 工廠科棟のち地下に存在する『試験用地下室』……そこは主にこの葛葉高校工廠科で開発された様々な装備・器具をテストする為に使われており、地上にある工廠科棟の三倍以上の広さと核シェルター並の強度を持った壁や床で囲まれている場所であるbyリズ。

 

「……と言うか、それだけの強度と広さが必要な実験を地下室でいつもやっているんですか?」

「いや流石に普段は一部しか使ってないよ。……まあ射撃兵装の試験とかだとある程度の広さは必要だし、技術関係のセキリュティの必要性とかもあるからね。後はいざという時の避難所代わりに使える様にも作ってあるとは聞いたけど」

 

 そもそも対ヒュージの最前線な此処に避難する必要がある様な事態は中々無いだろうけどね……と、そんな会話をしつつ俺とウェル博士は地下訓練室の中に入って行った……。

 

「……リボルッケインッ!!!」

『◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️!!!』

 

 ……そこで俺が見た物は刀身にマギを集束・蓄積して光り輝くEX–キャリバーンを片手で持ちながら大ジャンプして、その先に居たメカヒュージの近くに着地すると同時にEX–キャリバーンを全力でぶっ刺しているフェイズトランセンデンスを使ったアーサー先輩の姿だった……いや、何やってるの? 

 

「ハアアアアアアアァァァァァァ!!!」

『◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️!?』

 

 更に先輩は突き刺さったままのEX–キャリバーンを介して、フェイズトランセンデンスによって供給される大量のマギを直接メカヒュージに流し込み始めた……その結果、メカヒュージは異常な異音を放ちながら徐々に内側から砕けて行く……。

 

「……フッ!」

 

 そうしてヒビ割れたメカヒュージから火花が漏れ始めた所で先輩はEX–キャリバーンを引き抜き、何だか物凄くキレッキレな動きで『R』の字を描く様に振り回した後メカヒュージを背に『一欠』みたいなポーズを取った。

 

『◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️…………!!!』

 

 ……その直後、まるでそれに合わせた様に先輩の背後のメカヒュージが物凄く派手に爆散したのだった……今日はオプション装備の試験だったよな。特撮映画の撮影会とかじゃなくて。

 

「いやぁ! 流石はアーサー、見事にEX–キャリバーンの新機能……集束・蓄積したフェイズトランセンデンスのマギ(無限のエネルギー)をヒュージの体内に直接叩き込み、対象を内側から爆散させる必殺技『集束突撃光子剣機構(リボルケイン)』をここまで使いこなしてるな!!!」

「まあ、出力は一割くらいだけどね。……でも、一割でこの威力なら全力で放てばギガント級にも通用するかな。扱いは難しそうだが上手く使えば切り札になり得るかもしれない。……流石にオリジナル(リボルクラッシュ)程の威力は出せないだろうけど」

 

 まあ、ああやって工廠科の人と新機構の寸評とかをやっているんだから、多分ちゃんとした試験なのだろう(会話の端々から感じ取れるネタ要素を除けば)。

 ……そして、よく見ると地下室のあちこちでレギオンメンバーが各々新装備や新機構の試験を行なっている様だった。

 

「逆羅刹!」

『『『◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️⁉︎』』』

「試作型ブレード付き脚甲『ファングジョーカー』の調子は良好だな。……なんかちょっと思ってたのと違うが、次は分離投擲機能を試してくれ」

 

 別の所では奏多(かなた)が側面にブレードが付いた脚甲を履いたまま、何故か逆立ちになって足を180度開きながら回転する事で周囲の小型メカヒュージを斬り裂いていた……いや、脚部ブレードはまだ分かるけど何でその体勢? 絶対攻撃し難いだろ。

 ……そうして逆立ちのままで周囲のメカヒュージを一掃した奏多は、工廠科の指示を受けて起き上がりながら別の所にいくつか配置されていたカカシっぽい的の方を向いて腰のドライバーに手を翳した。

 

【Magi-rink system. Brade rise!】

「激気技・大狼狼脚!!!」

「分離投擲機能も問題なしと……でも、大分イメージと違うし名称は変更かなぁ?」

 

 そんな工廠科の人の呟きと共に大量のマギを込められた右足のブレードを奏多は回し蹴りの要領で射出、そのまま回転しながら宙を飛翔して設置されていたカカシを次々と斬り裂いていった。

 

「どうですか! その新型パワードスーツ『GENERATION-3』は! 以前に作られた『GENERATION-1』の弱点であった稼働時間の短さを補う為に新型のマギバッテリーを内蔵、更に暁良(あきら)君の円環の御手(サークリットブレス)を活かすために二連装魔導核機構(ツインドライブシステム)を採用したんですよ!!!」

 

 また別の場所では何らごつい人型のロボット──近くの工廠科の発言からしておそらく中に人がいるパワードスーツが、ガシャガシャと地下室を走り回ったりジャンプしたりしていた。

 ……その発言からして中に居るのは暁良かな? 動作テストって感じなんだろう。

 

『……まあ、パワーアシスト機能による身体強化は一般的なCHARMユーザーと遜色無いぐらいだし、以前のヤツと違って三分でマギが枯渇する事にはならないみたいだが……身体強化とスーツの防御結界にマギの殆どを取られてるから大跳躍や空中機動はほぼ出来ない所為で機動力はだいぶ低いぞ。武器も使えないし』

「……このGENERATION-3は非CHARMユーザー用のパワードスーツ開発の為の試験機なので……(震え声)」

 

 やや呆れた様な声音ながら、それでも暁良は真面目にパワードスーツの使い心地を工廠科の人に話していく。

 

『それなら俺のレアスキル(円環の御手)前提はダメじゃね?』

「データ収集用! あくまでデータ収集用ですから! ……それに武器ならマギバッテリー搭載型の新型アンチヒュージウェポン『ケルベロス』を用意してあります!」

【1・3・2……カイジョシマス】

 

 そう言って工廠科の人が取り出したのは大型のアタッシュケースであり、手慣れた様子でそれについたボタンを押すとケースが展開されたガトリングガンに変形したのだ。

 

「後はこの専用マギバッテリーをセットして……はい、どうぞ! 一秒間に30発のマギ弾を連射出来る優れものですよ!」

『はいはいっと……』

 

 そのガトリングガンを受け取った暁良は、妙に慣れた手つきで設置してあったミドル級ヒュージを模した的に向けて構えてから引き金を引いた。

 ……すると宣伝文句通りにガトリングの砲身部分は猛烈に回転しながら火を吹いて大量のマギ弾を放ち、ミドル級ヒュージ的を一瞬にして蜂の巣にしていき……突然射撃が止まって砲身がカラカラと回りながらゆっくり止まってしまった。

 

『……おい、弾が切れたんだが』

「このマギバッテリーは装弾数120発入りなので最大4秒しか使えません」

『……弾幕張るのが役目のガトリングガンとはいえ稼働時間が短すぎじゃないか?』

 

 そんな最もな事を言いながらも、暁良は真面目に他のパワードスーツ用の試作武装らしき腕に装備するブレードやハンドガンやアンカー付きワイヤー銃みたいな武器のテストを行って、その度に工廠科の人に色々と駄目出しをしていた。

 

晴人(はると)君のレアスキルに対応出来る様に、ネフィリムへ付けた新しい機構『ピンポイントバリアシステム』の具合はどうかな??」

「中々良い感じですね。テスタメントで薄くなったマギの障壁を一点に集中する事で狭い範囲にバリアを展開する機能……相手の攻撃を見切ればレアスキル使用中でも十分な防御が可能になるでしょう」

 

 更に別の場所では晴人が手元に小型のバリアを作りながら、やたらガタイの良い──ぶっちゃけ晴人と同レベルの筋肉を持つ工廠科の人と何やら話し合っていた……どうやらテスタメントの弱点を補う為の新機構を試して居るっぽいな。ようやくまともな感じの試験が……。

 

「うむ、強力な攻撃はコレで防ぎそれ以外は筋肉(マッスル)で耐える! 俺の新戦術『マッスルディフェンス』は着実に完成に近ずいているな!」

「流石は晴人君、俺の見込んだ筋肉(マッスル)の持ち主だけはある。……そんな君の筋肉(マッスル)の為にバリアを拳部分に展開して攻撃力を増す『ピンポイントバリアパンチ』や、バリアのマギを瞬間的に指向性を持たせて炸裂させる『マギ発勁』と言った応用も可能だから是非試してみてくれ!」

「成る程、流石は我が筋肉(マッスル)フレンズだ! では早速試してみよう!」

 

 そうして二人の筋肉(マッスル)は意気揚々と実践試験へと向かっていった……うん、まともな試験だな! 相対評価的に! ちょっと筋肉(マッスル)なぐらいだし! 

 

「行けよっ! ファングゥ!!!」

「……ふむ、新型の第四世代オプション装備『ファング』の稼働状況は順調だな」

「問題と言えば特別な空間認識能力(鷹の目やレジスタ)が無いと扱える数が大きく減り、動きも単調化する所ですが……そこは今後の動作プログラムの改良が必要な部分でしょう」

 

 また別の所では和弘(かずひろ)隊長が複数の小型ナイフみたいな装備を宙に浮かせながら自由自在に操ってターゲットを斬り裂き、或いはそれらからビームを放って撃ち抜いたりしている横で工廠科の人達がデータを取っていたり……。

 

「じゃあロビン、君にテストして欲しいのはこの“超大型陽電子砲”『ポジトロンスナイパーライフル』だ! 葛葉高校一の狙撃の腕前を持つ君になら扱いきれるだろう!!!」

「機動には大量の電力が必要なので一時的に葛葉高校関連施設の全電源がダウンするデメリットこそありますが、当たりさえすればギガント級ですら一撃で葬り去る事が可能でしょう!!!」

「いや、そんなヤベー代物ポンポン使える訳ないでしょ⁉︎ ……というか、その威力なら撃った時点で地下室がひどい事になるでしょうに⁉︎」

 

 またある所では何やら物凄くゴツい大型ライフルの前でロビン先輩と工廠科達が言い争っていたり……。

 

「……さて、このウェル博士と共同開発した擬似ルナティックトランサー発生装置『イグナイトモジュール』の試験を始めるとしますか」【ハザードオン!】【ドンテンカーン! ドーンテンカン! ドンテンカーン! ドーンテンカン!】【ガタガタゴットン! ズッタンズタン! ガタガタゴットン! ズッタンズタン!】

「……何か音声が明らかに暴走しそうなんですが……」

「大丈夫なんですか?」

「ああ、この音声はビルド好きな某の趣味です、良いでしょう? ちなみに機能には一切関わっていませぬので悪しからず。念の為にCHARMも持っておりませんし、拘束もしてありますから大丈夫でしょう。……それではイグナイトモジュール、抜剣!!!」【Are you ready?】

 

 またまた別の場所では何やら危険な雰囲気がある赤い追加パーツを持って何故か四肢を鎖で繋がれた(しげる)が、変な音声と共に他の工廠科の人達にやや引かれながらもそれをドライバーに装着して起動していたり……いや、何か物凄くドス黒い感じの禍々しいオーラが出始めたんだけど大丈夫か? 

 

【オーバーフロー! アンコントロールスイッチ! ブラックハザード! ヤベーイ!】

「おお、これがルナティックトラン……AAAaAAAAaAAAAAA!!!」

「ぎゃー⁉︎ やっぱり暴走したー!!!」

「音声からして不穏過ぎたし⁉︎」

「どなたかお客様の中でフルフルラビットタンクボトルを持った人はいませんかー!!!」

 

 案の定と言うか何というか、禍々しいオーラを纏った茂はそのまま全身を真っ黒に染めて奇声を上げながら暴れ始めたのだ……幸いと言うか鎖で繋がれたお陰でガチャガチャと暴れるだけの様だが……。

 

「ウェル博士、なんだかあからさまにヤバめな感じなんですが……大丈夫なんですか?」

「んー、思ったより効果は強いみたいだけど、まあドライバーの浄化機能もあるし「ドライバーの浄化機能は⁉︎」「駄目です⁉︎ モジュールが干渉して浄化機能の使用が不可能⁉︎」……あー、悪いけど陸君、ちょっと行って浄化して来てくれないかな?」

「……はあ、分かりました」

【現在の板場(いたば)茂に蓄積している負のマギであればブレイブ一度で回復可能だと試算されました】

 

 その後、俺はガチャガチャ暴れ続ける茂にブレイブタッチを行なって正気に戻したのだった……俺の新装備の試験は大丈夫なのだろうか?正直ちょっと不安になって来たぞ。




あとがき・各種設定解説

一柳陸:ドライバーさん改めリゼをゲット
・……したのだが、地下室の余りのキャラの濃さに一瞬で空気になった。命名イベントとかあったのに……。

工廠科:その殆どがオタクなので開発するアイテムはネタに溢れている
・一応、会議で提示される数多くの(ネタ)装備案・設計図から『ある程度の実用性がある』と認められた物だけに開発許可と予算が降りる様になっているので、余りにもネタだけの物は開発されない。
・ただ、データ収集用の試作機という意味合いが強いのでその判定が緩いだけである。

リボルケイン:正確にはマギ集束蓄積機構の応用プログラム
・フェイズトランセンデンスは魔力を無限大にする→なら無限エネルギーを注ぎ込むリボルケインも行けるな! という安直な発想で生まれた新機構。
・厳密に言えばEX–キャリバーンのマギを刀身に集束・蓄積して一気に解放するだけだった機構を、ただ斬撃波を放つだけでなく色々なパターンで応用出来る様にした機構である。
・なので、他にも刀身からマギによる大型の光剣を作り出す『集束時王必殺撃(キングギリギリスラッシュ)』とか、刀身に集中させたままで攻撃力の乗車と斬りつけた瞬間にマギを注ぎ込む『縛鎖全断・過重湖光(アロンダイト・オーバーロード)』とかも出来る。
・ただ、刀身にマギを集束させる関係上CHARMに掛かる負担が大きく頑丈な第1世代にしか搭載できない他、集束させて大量のマギを運用するのでS級フェイトラ使いで高いマギコントロール技術を持つアーサー以外ではまともに使えない程にピーキーな機構になってしまっている。

GENERATION-3:これを完成させる事が工廠科の夢
・工廠科はほぼ全員特撮ファンなので『誰でも使える戦力増強手段』を考えた際、真っ先に上がったのはこの手のパワードスーツで人間を強化するプランであった。
・スーツの開発自体はリリィズ・アーマード・キャバリアやリリィバトルクロスのデータがあった事と、何より工廠科の生徒達の熱意と技術力もあってスーツ自体は割とあっさり完成出来た。
・……のだが、アーマーに展開されている防御結界や身体強化、各種センサー類及び制御用コンピュータの所為で燃費が恐ろしく劣悪という問題点は解消出来なかった。
・このエネルギー源の確保に関しては非常に難航しており、電力ではまともに起動出来ず新技術である『マギバッテリー』を使っても三分も動けばエネルギー切れになって武器を使うエネルギーすら確保出来ないという有り様。
・なのでやむ終えずマギクリスタルコアを使ってCHARMユーザーに使わせてみても、マギの消費量が多過ぎてすぐに枯渇してしまいとても実践に出せるレベルではないという判定に。
・というかユーザーなら普通にCHARMを使った方が強いし、マディックに関してもマギバッテリーを使った新型アンチヒュージウェポンを装備させた方が遥かに戦闘能力が上がるという事で開発は頓挫仕掛けている。
・だが、それでもスーツ開発で生まれた技術を転用してマギリンクドライバーやリンカースペックを始めとした様々な装備が作られている事や、何より工廠科達の夢が詰まった計画なので未だに開発は続行されている。

イグナイトモジュール:色々混ざってる
・音声に関しては既に『ダインスレイフ』がCHARMとして存在しているので、“似たようなヤツ”から転用した(笑)


読了ありがとうございました。
ネタが思ったより浮かんで来たので分割します。……アサリは特撮・アニメネタとの親和性がスーパーベストマッチしてるからね(笑)
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