アサルトウィード –私立葛葉高等学校物語–   作:貴司崎

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新装備運用試験:後編+α

 それから俺はシューティングモードの『ガングニール』に換えの『マギバッテリー』を付けて高出力砲を撃つという試験を何度も行なって、その度にウェル博士・ゲイリン先輩・(しげる)の3名からの質問責めに合うと言った事を繰り返していた。

 

「ふむふむ、マギバッテリーを用いたCHARM威力上昇は上手くいっているな。連続稼働時のCHARM並びにユーザーへの負荷も危険域を遥かに下回っている。……流石はウェル博士謹製の新型AI、マギクリスタルフォースの制御をほぼ自動化してくれている」

「まあそれ程でもあるかな(ドヤァ)……ただ、自分の力であるマギクリスタルフォースを機械で外部制御する以上はユーザーに何か違和感がある可能性は考えていたんだが……(りく)君、何か異常は見られないかい?」

「自分では特に異常は感じないですね。リズはどうだ?」

【マスター陸の肉体及び内包マギにはガングニール運用によるマギ・体力減少以外の変化は観測されていません】

 

 うん、まあ何度も高出力砲をぶっ放せば少しは疲れるよね……リズ曰く俺の肉体には【負のマギの残滓や肉体への異常な負荷は観測されていない】そうだから、今の所実験は上手くいっているのかな。

 ……そう思っていたのだが、その報告を聞いたウェル博士は何やら顎に手を当てて考え込んでしまった。

 

「……ふーむ、異常が無いのはいい事なんだけど、こっちの危機でもモノ凄く上手く生きすぎてるんだよなぁ。……以前は大した調整もしてない状態で使いこなしていたし、もしかしたら陸君はAIやダイレクトフィードバックシステムへの相性が良いのかもしれないな。……出来れば新型AIを他にも作って別の人間に使わせる比較実験をしたい所ではあるんだが、このAIはハード含めて生産に結構手間が掛かるし直ぐには無理かなぁ」

「成る程、つまり番組後半では陸とリズ殿が身体も心も一つになって最強形態になる奴ですな! ついでに車型のキャバリアとか大量のマギバッテリーも合体しそうですぞ、仮面ライダードライブ的に」

「物理法則ガン無視な合体は流石に出来ないと思うが……」

【当機にそのような機能はありませんし、マスターの精神に悪影響を及ぼす様な事は無い様に複数の制限が掛けられています】

 

 まあ、その辺りは信頼してるからそんなに怒らなくてもいいぞリズ……後、茂テメェネタバレはマジ辞めろよな。俺ドライブまだ見てる途中なんだよ。

 ……その後は軽率な発言をした茂がリズに謝ったり、何やらウェル博士とゲイリン先輩がデータを見ながら俺には理解出来ないレベルの話をしたりした後、今度はガングニールのランスモードの試験を行う事となった。

 

「じゃあ次はランスモードのテストに移るよ。さっきと同じ様にまずは通常モードでガングニールを一通り使ってみてくれ。的はいくつか案山子を出しておくから」

「分かりました先輩。……えー……」

【ガングニールのランスモードへの変形過程を3Dモデルで表示します】

 

 そんなリズさんの至れり尽くせりなサポートのお陰で初めて使うCHARMの変形も何とかなりそうだ……えー、まずグングニルと同じ様に上部のブレードが展開されて前方に来るみたいだな。グングニルは銃口とブレードの間に隙間があるんだが、ガングニールの方はブレード後部が一部変形して銃口と接続されるみたいだ。

 ……そんで後部ストックが一部変形して持ち手である棒型パーツが展開される事でランスモードになると。全体的な長さはグングニルと同じぐらいだが、長槍的なあちらと違ってブレード部分が大きい突撃槍(ランス)みたいな形状になってるな。

 

「……ふむ、軽く振り回した感じだとグングニルと比べると少し重いが扱えない程じゃないってぐらいか。持ち手部分もあっちより倍以上長いから握り易いし……とりあえず案山子に攻撃してみるか」

 

 そうして俺はまず近くにあった案山子に向けてガングニールを袈裟懸けに振り下ろして両断し、返す刀の振り上げで隣の案山子も切断、そのまま両手持ちの刺突の体勢へと移行して奥にあった案山子に突っ込んで突き刺した。

 ……おお、俺にとっては意外と扱い易いかもしれん。グングニルと比べてもこっちの方が()()()()()()気がする。デザインも好みだし。

 

「……ふむ、ランスモードのデータはこんな所でいいか。それじゃあ次はマギバッテリーによる出力上昇をお願いするよ。的はあっちにミドル級ヒュージ型を再び用意したから」

「分かりました、ゲイリン先輩」

 

 そんな感じで割とノリノリでガングニールを振り回していた俺だったが、一通り案山子を全滅させた所でゲイリン先輩から次の試験の指示が入ったので、さっきの高出力砲をテストした時の場所に新たに設置されたヒュージ型の案山子の所に行ってマギバッテリーを取り出した。

 

【Magi cartridge connected】

「ランスモード時だと基本的にブレード部分にマギを纏わせての攻撃力強化になるからな。いいデータを期待している」

「リズ君の補助があればソニックウェーブの科学的再現とかも出来るかもしれないけど……ついでにそっちもやっちゃおうか」

「じゃあついでに投擲機能もやっちゃいますか! マギバッテリーはまだまだありますし、とにかくやれる事やったデータを集めましょうぞ!」

「……はーい」

 

 ……実験が進むと共にやたらハイテンションになっている三人にちょっと引きながらも、俺はマギバッテリーによって強化されたガングニールでの刺突斬撃を放ちヒュージ型の案山子を粉砕したのだった。

 

 

 ──────◇◇◇──────

 

 

 5月◉日

 

 今日は先日言っていた新型AI──リズをウェル博士から受け取ると共に、工廠科で新装備『ガングニール』の試験運用を行った……他のレギオンメンバーの試験風景に関してはノーコメントで。俺はコメント出来るほどネタを知らないし。

 

 それはとにかく新しい仲間である『リズ』に関しては、ガングニールの試験が終わった後でその場にいたレギオンメンバーにも紹介して今後ともよろしくって感じになった……リズは他のメンバーのリンカースペックに連絡を取ったり、対ヒュージレーダーやダイレクトフィードバックシステムを介して周辺情報を読み取ってオペレーターみたいな情報処理も理論上は出来るとウェル博士が言っていたからな。

 ……ただ、新型AIって事は実質生まれたばかりなのでリズがどの程度の能力を持っているかは分からないから、今後の訓練の中で少しずつ見極めていく必要があるって隊長には言われたな。

 まあ最もな意見だし、リズには以前の戦いで特型ヒュージ相手に活躍した実績もあったから結構受け入れられているみたいで良かったよ……後は今日なんか用事があったとかで居なかった達郎にも伝えておかないとな。

 

 それとガングニールと新型マギバッテリーの試験に関してはリズとの相性が思ったよりも良かったのか良好な結果を出す事に成功したみたいだ……データに関してはよく分からなかったが、リズ曰く全ての機能に於いて事前予想値通り数値だ出て非常に安定しているとの事だ。

 そういう結果だったのでゲイリン先輩から今後もリズと一緒にマギバッテリー関連の技術についての実験に付き合ってくれないかと頼まれたので、あのガングニールをちょっと気に入った事もあって了承する事にした。

 ……ちなみに先輩に対してガングニールについて『しっくり来る気がした』と言ってみたら『それなら試験が終わったら先行試作型のテスターをやってみないか? ……というか、今のところリズ君のマスターである君にしかテスターを頼めないから是非ともやってほしい(懇願)』と言われたので、近々CHARMを変える事になるかもしれないな。

 

 何故か成り行きでリズを始めとして色々な新装備を使う羽目になりそうだが、どうせCHARMユーザーになってからまだ一か月も経ってないんだし、特に変なクセとかも付いてないから新しい事を取り入れるのも大丈夫だろうとは暁良やアーサー先輩に言われたし何とかなるだろう。

 ……そんな訳で今日はリズと絆を深めるために『仮面ライダードライブ』を引き続きみていこうと思う。丁度今回はロイミュード(機械的AI存在)のチェイスが仮面ライダーチェイサーに変身する回だから、きっとリズにも良い影響があるって思うんだ! ……とか言ったら暁良から『頭平成過ぎだろ』と言われた。解せぬ。

 

 

 ──────◇◇◇──────

 

 

「……いやぁ〜、今日の試験では良いデータが取れたよ。……特に陸君とリズ君の相性があそこまで良いとは、事前に取れたデータからある程度は予想出来ていたとは言えラッキーだった」

「あの新型AIのベースは葛葉の『召喚術』だからな。存外に彼にはサマナーとしての才能があるのかも知れん。……まあ、ヒュージ相手にマギ──“マグネタイト”で構成された擬似生物なんぞ『先代ライドウ』クラスでも無ければ大した役には立たんが」

 

 その日の深夜、ウェル博士と葛葉ゲイリンはそんな事を話しながら廊下を歩いていた……彼等はこれから“とある会議”に出席する為に葛葉高校の理事長室に向かっていて、話をしている途中で丁度到着した所だった。

 

「やあ、ゲンジューロー。遅れて済まないね、少し研究レポートを纏めるのに手間取って」

「いや、まだ来ていない者も居るからな。問題ない」

 

 そうしてウェル博士は理事長室の扉を開けながら部屋の一番奥に座っている人物に親しげに声を掛け、掛けられた人物──葛葉高校理事長にして風鳴家“前”当主『風鳴(かざなり)弦十郎(げんじゅうろう)』もそれに対して特に文句も言わずに答えた。

 ……この二人は四十年以上の付き合いであり同じ趣味(特オタ)の為非常に仲が良く、その事を“周りにいる人間達”も知っているので特に何も言わなかった。

 

「うん? まだ来ていない人がいるのかい? ……えーと、和弘(かずひろ)君やアーサー君とかの会議に参加するLGヤマトタケルのメンバーはいるし、他のレギオンと教導官の参加者もいるよね」

「……うちのレギオン『ウシワカマル』のメンバーが居ませんね。後は今日の“用事”を手伝って貰っている達郎(たつろう)もですか。……今回の会議は彼等が“用事”で得た()()についての会議でしたよね」

「うむ、ゲイリン君が現在この学園を離れる事が出来ないから彼等には独自に行動して貰っているのだが、今回の“用事”で少々トラブルがあったようでな」

 

 理事長室にいる人間は理事長の弦十郎を始めとしてLGヤマトタケルの中でも和弘・アーサー・ロビン・奏多(かなた)といった一部の生徒、同じようにLGジークフリートの一部メンバーと教導官やウェル博士の様な職員の一部といった限られた者達だけだった。

 ……と、ウェル博士とゲイリンが席に着いた所で再び理事長室の扉が開いた。

 

「LGウシワカマル副隊長緒川(おがわ)次郎(じろう)参上しました。遅れて申し訳ございません」

「おう次郎、“用事”の達成ご苦労様。俺も今来たばかりだから気にするな。……それで、何かトラブルがあったみたいだが潜入した()()()()()()()()()で何かあったのか? 首尾は?」

 

 中に入って来たのはゲイリンが隊長を勤める“葛葉高校特務レギオン”『ウシワカマル』の残りメンバーと、LGヤマトタケル所属で今日は“用事”があって別行動だった緒川達郎だった。

 

「目的の“物とデータ”は確保しましたが……運悪く、その研究所で囚われていた違法強化リリィを救出しようとした『百合ヶ丘の特務レギオン』とバッティングしまして」

「あらー……事前に分からなかったのか?」

「最近こっちもゲヘナ相手に集中してましたからね。とりあえずこっちの正体は隠して『ドーモ、ゲヘナスレイヤーデス』とか言っておいてから、任務のついでにアッチの目的である強化リリィ達を解放して、それに関するデータもオマケで押し付けてたら少し遅れたんですよ」

「んー、まあお前ら(NINJA)なら上手くやったんだろうし、後で詳しく報告してくれ」

 

 そんな話をしながら彼等LGウシワカマルメンバー+αも各々の席に着いた……さて、現在この理事長室にいるメンバーはどういう基準で選ばれたのかというと……。

 

「ではこれより会議を始める。……議題は一月前の入学式に起きた校内へのヒュージ襲撃事件……を目くらましに行われた()()()()()()()()()についてだ」

 

 この葛葉高校に於けるキナ臭い“裏の問題”について知っている・対応している人間のみが選ばれて、それについての情報共有と話し合いの為に集まっているのである。

 ……そして理事長が音頭を取りながら葛葉高校の裏の問題についての秘密会議、通称『裏会議』が始まったのだった。

 

「まずは先月の襲撃事件の原因になった『局所型エリアディフェンスが貼られている校内へのケイブ発生』について、ウェルとゲイリン君は改めて報告を頼む」

「はいはーい……まあ分かりきっていた事だけど地脈(レイライン)への干渉によって空間に歪みを生じさせたみたいだね。元々この辺りは特殊な地脈の影響でケイブが発生しやすいからそれを利用したんだろう」

「使われたのは旧パヴァリア光明結社式のレイライン干渉術式だったからな。その時に俺とNINJA系職員で“処理”した術者の特徴から考えても十中八九昔G.E.H.E.N.A.に合流したパヴァリア系錬金術師の仕業で間違い無いだろう。インダストリーイギリス支部の元パヴァリア穏健派に確認も取ったしな。……とりあえず彼等から得たデータを元に一ヶ月掛けてレイラインの流れを調整したし、再び同じ事が起きない様に対策術式も組み込んでいるからな。……お陰で後1ヶ月ぐらいは俺がこの学校から離れる訳には行かなくなったが」

 

 実は先月の入学式の際に起こった『学校敷地内へのヒュージ出現』は人為的な事件であり、特務レギオンや教導官達君中心として裏側を知らない生徒達にバレない様に対処していたのだ。

 

「ただ、捕縛しようとした術者は自爆してしまったから証拠は無いんだよな。……工廠科に盗みに入ったって事はG.E.H.E.N.A.過激派の中でも『技術力でトップを走る事で企業としての利益を確保する』“企業派”の仕業だとは思うんだが。連中が一番良くウチにスパイを送り込んでくるし」

「『ヒュージの研究以外に興味が無い』“研究派”なら僕らの技術をパクる暇があるなら自分達の研究を進めるであろうし、『ヒュージから人類を守る為にあらゆる手段を行う』“防衛派”は他組織の対ヒュージの活動を妨害する事は自分達の邪魔をされない限り無いだろうからな」

「こちらで盗まれた物が運び込まれたG.E.H.E.N.A.の研究施設を調べた所、主犯は“企業派”の一部で間違いないかと。……どうも最近ウチの工廠科とウェルキンゲトリクス・インダストリーが新技術を多数開発した為、それに危機感を覚えた者達が強行したようです」

「別に対ヒュージ技術は割と積極的に公表してるんだけどなぁ。……まあ、連中にとっては『自分達が最初に開発する事による利益』が重要なんだろうけど」

 

 ……そうして参加者達がお互いに意見を出し合う内に、話はG.E.H.E.N.A.の違法研究施設への潜入調査を行ったLGウシワカマルの報告へと移っていった。

 

「それで、事件の日に工廠科から盗まれたのは『試作型のマディック用CHARM』と『ゲイリン君が作った新型の式神』だったか。……どちらも未完成、或いは失敗作だったからセキュリティが甘かったみたいだね。只でさえ工廠科には様々なネタアイテムが保管されてるから……」

「それでも二つも持ち出されるとは不覚も良いところだ。……まあ、マディック用CHARMは使うたびにユーザーに致死量の負のマギが溜まる完全な欠陥機だし、俺の新型式神に関してはマギクリスタルフォースで擬似生命を作る事を目的としていたけど結局完成せずに他の仕事が忙しくて放置されていた廃品なんだがな」

「それに関してはこちらから報告があります。……その盗まれた二つに関しては潜入したG.E.H.E.N.A.の違法研究所で見つけましたので盗難の証拠品として押収しておきましたが、盗まれてから1ヶ月程経っていたのでデータなどは取られていた様です」

「その二つを使った研究のデータは吸い出して確保していきました。手元の端末にデータを表示します」

 

 そう言った達郎は持っていた携帯端末を操作して参加者の手元の端末にG.E.H.E.N.A.の研究所で得られたデータを表示させた。

 

「ハーン、ウチの試作CHARMから取ったデータで実践運用可能なマディック用CHARMを作るねぇ。……積極的に人体実験しまくって開発を進めようとしてる所まで含めてこっちはまあ予想通りかな」

「ですがG.E.H.E.N.A.の連中もマディック用CHARMに関しては研究の進展度も含めてウチと似たような事をしてたみたいですね。実験結果も余り自分達で作ったのと対して変わらないとか書かれてます。ザマァ」

「……マディック用CHARMに関してはその程度なんですが、隊長の作った式神について実験データで少し気になる事が……」

 

 その次郎の発言を聞いて参加者達は手元の端末をスライドさせて言われた研究データの部分を映し出した…これによって、その夜の裏会議は次の段階へと進んでいくのだった。




あとがき・各種設定解説

ガングニール:シンフォギアクロスと言い張ってる小説なので何とか出そうと思った
・ゲイリンとウェル博士はグングニルの改造機と言っているが、様々な新機能を付け加えた結果として変形機構の一部に名残を残す程度の別物と化している。
・新機体を作らず態々グングニルの改造機にしたのは、コスト削減とマギバッテリー機構を既存のCHARMに追加する為のデータ蓄積の意味もあったからだが、つい改造し過ぎたせいで余り意味が無くなっている。
・モチーフは勿論平成仮面ライダーに出て来る販促アイテムを使って必殺技を撃てる各種武器達で、それ故にマギバッテリー使用時の攻撃パターンは色々と設定されている。
・更に他にもマギバッテリーに火炎(アギ)氷結(ブフ)雷撃(ジオ)などの属性を付与して様々な属性攻撃を撃てる様にするプランもあった。
・……のだが、そもそもヒュージは全て全属性耐性持ちの上、CHARMの攻撃は基本万能属性(メギド)なので属性付与とかすると威力が下がるからお蔵入りとなってたり。

葛葉高校裏会議:その由来から厄ネタの多い学校
・ここに通う生徒や職員には『風鳴』『緒川』『葛葉』『パヴァリア』に縁のある人達もそれなりにいるので、何か大きな事件が起きた際には事情説明や対応を円滑にする目的で、それら裏側を知る者達への情報共有が目的で行われている。
・校内のセキュリティに関しては最新機器が設置されている他、“緒川一党”や元特務レギオン所属のOB職員が警備に付いているのでかなり厳重ではある。
・だが、今回の盗難事件に関しては学校であるが故に最優先は生徒の安全確保なので新入生が居た入学式という事や、レイラインへの直接干渉とかヤバい事をして来たせいで対応が後手に回ってしまった形。
・まあ、当然やられっぱなしで終わる事は無く表では理事長と“風鳴家現当主”で今は亡き父親の後を継いで政治家となっている『彼女』などが協力して政治的な抗議を行ったり、裏で子飼いのNINJAや特務レギオンを動かしたりしていた。

G.E.H.E.N.A.過激派内の派閥:この作品の独自設定
・派閥と言っているがあくまで過激派内部での思想や行動の違いによるものであり、お互いに反目している余りなく協力や研究内容の共有なども普通にやっている(敵対する事が無いとは言わない)
・G.E.H.E.N.A.内での人数の割合的には防衛派三割、研究派・企業派二割で残りが穏健派といった感じ。


読了ありがとうございます。
ラスバレver⒉0開幕! やったね! ……次回は長くなったので途中で切った裏会議の続きになるかと。
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