アサルトウィード –私立葛葉高等学校物語–   作:貴司崎

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葛葉高校での生活が始まった……のだが、キツイ

 4月◉日

 

 学生寮にも以前まで使っていた日記帳は持って来たので、葛葉高校でも引き続き日記を書いて行こうと思う。

 

 それで今日は入学式があったのだが、まさか高校の敷地に入って早々ヒュージがやって来るとは。これが対ヒュージの最前線であるガーデンなのかと友人になった晴人(筋肉)と一緒になって驚いてしまった。

 まあ、俺は晴人や他の実戦経験無い組と一緒に体育館で大人しくしていたからその後の動向は良く分からないのだが、しばらく待っていたらと教官の人から『校内に侵入したヒュージは全て撃破した』との報告があったので無事に解決したのだろう。

 ……その後にしっかりと入学式を行なったのは流石最前線と言った感じだった。

 

 その入学式自体はまあ理事長のお話があったりするごく普通のヤツだったけどね。ヒュージ襲撃によるゴタゴタがあったから開始時間は遅くなって内容も短めだったけど。

 理事長も『ちょっとしたゴタゴタがあって忙しいし、理事長の長い話なんて俺の若い頃も鬱陶しかったから簡潔に済まそう』と言ったサクッと終わらせたしな。

 ……ただ、その短い演説の中でも『君達もこの学園に入ってから、入った後も瞬間瞬間を必死に生き抜いて、ここで得たモノを未来へと繋げられる様になってほしい』という言葉は印象に残っているな。

 まあ、今日はそのゴタゴタの後処理で忙しいらしく、俺達編入組のCHARM契約は明日に回される様になったんだけど、入学式の開始はだいぶ遅れたししょうがないか。

 

 それで今日は寮の自分の部屋に戻った訳だ。ちなみに以前も書いたがここの寮は二人部屋なので同居人も居る……名前は雪音(ゆきね)暁良(暁良)君と言って珍しい銀髪赤目の持ち主だった。少し話した所によると中等部からの生え抜き組らしい。

 ……まだ初日だから余り話してはいないが、そう悪い感触では無かったので上手く付き合っていけそうな気がする。

 

 

 ──────◇◇◇──────

 

 

 4月△日

 

 今日は 念願の 自分専用のCHARMを 手に入れたぞ!!! ……冗談はさて置いて具体的に書くと、まず今日は教科書の配布や各種説明のオリエンテーションで半ドンであり、それが終わってから俺や晴人を含む編入組(大体二十人くらい)は自分用のCHARMを選び契約する為に演習室を訪れたのだ。

 そこにはCHARMの整備などを担当している工廠科と超☆英☆雄ウェル博士(何でも工廠科の特別教師を務めているらしい)が居て、彼等の強力の元で自分に合ったCHARMを選ぶ事になったのだ。

 

 それで、まず俺達に配布されたのはCHARMと契約する為の『指輪』だった。基本的に利き腕の中指に装備するらしいので、俺は右手の中指に付けている。ちなみにこの指輪はCHARMとの契約の他にも魔力による本人確認や自分のルーン(マギを流したマギクリスタルコアに浮かぶ固有の文様)を印鑑代わりに紙に押したり出来るので常に身につけて無くさない様にと言われた。

 ……尚、その際に既存の最大サイズだと筋肉(マッスル)な晴人の指に入る指輪が無いというトラブルも起きたりしたが、すぐにウェル博士が『こんな事もあろうかと! 彼専用の特注サイズの指輪は既に用意済みなのさぁ!!! ついでに注文のあった特注サイズの制服も出来たから持っていってね』と特注指輪を取り出したので特に問題は起きなかった。

 

 それで次に俺達は自分がどんなCHARMに適正があるかを調べる為に、いくつか用意されたCHARMを使わせて貰って色々な試験・データ収集を行った……ちなみにその際には指輪に血を垂らした上で特殊な術式を指輪に施した、CHARMと即座に短時間だけ契約する『簡易契約』という形式で行った。

 説明してくれた工廠科の先輩曰く、この形式だとCHARMの出力は落ちるが、初心者が複数人でCHARMを使い回さなければいけない今回みたいな状況だと丁度良いのだとか。

 ……それで俺はブレードモードCHARMで案山子的な物を斬ったり、シューティングモードのCHARMで射撃訓練を行ったりして自分にどんな戦い方が向いて居るのかを把握しようとしたのだが、武器を扱った経験など夏祭りの射的レベルの田舎者である俺にはどれが自分に向いて居るのかが分からなかったのだ。

 

 今思うと他の編入組の同級生はなんか普通に自分が使うCHARMをあっさり選んでたし、晴人も格闘技を習っている(何でも引き取り先のお好み屋さんのおばちゃんに習った中国拳法だとか)ので、徒手格闘で戦えるウェルキンゲトリクス・インダストリー製ガントレッド型第3世代CHARM『ネフィリム』に決めてたしで、俺だけ中々決められないから焦ってしまってたな。

 ……それで悩んだ末に超☆英☆雄ウェル博士に相談したところ『そこまで素人なら何選んでも変わらないし気にいったCHARMを選べばいいんじゃないかねぇ? 他の編入組だってその殆どが事前に雑誌とかで見て気に入ったCHARMを選んでるっぽいし』という有り難いお言葉を頂いた。別に俺以外の他の編入組が全員戦闘のプロとかでは無かったらしい。

 それにもし選んだCHARMが気に入らなくても、自分のマギが馴染んだ『マギクリスタルコア』を別のCHARMに移し替える事も出来るとも言われたし。

 

 なので、一通り使ってみた中で一番楽に使えたユグドラシル社製第2世代型CHARM『グングニル』を選んでみた。シューティングモードだとレーザーマシンガンと任意の実体魔弾を使い分けられ、ブレードモードでは槍型になって中距離での戦闘で大きな効果を発揮する初心者向けのCHARMで俺以外にも選んでいる人は居たぐらいだ。

 ちなみに色はリストの中から好きなものが選べるという事で、一番気に入った黒と紺色のヤツにしてもらった……うむ、改めて見るとやはりこういうメカメカしくてゴツい変形武器というのはカッコいいな。こう無意味ガチャコンガチャコン変形させたくなる感じの男のロマンを感じる。

 

 それでグングニルを選んだ後は再び指輪に血を垂らして、そのマギクリスタルコアに自分のマギを込める正式契約を行った……これで、このグングニルは正式に俺専用となったらしい。

 後、CHARMに自分のマギを馴染ませる為になるべく常にそばに置いておく様にと言われたのだが……寝る時にCHARMを抱いて寝るとかすればいいのか? 

 ……と思ったのだが、同室の暁良君曰く『別にそこまでせんでも、同じ部屋に置いておけば十分マギは馴染むぞ。と言うか何で抱いて寝るなんて発想になるんだ』との事なので、そこまでする必要はないらしいな。

 よく見たら部屋のCHARM掛けに彼の物であるらしいウェルキンゲトリクス・インダストリー製CHARM『イガリマ』と『シュルシャガナ』も普通に置いてあったし……後、何故CHARMが二つあるのかというと、彼は『円環の御手』というCHARMを二つ同時に使える最近発見されたレアスキルを持っているからだとか。凄いね。

 

 

 ──────◇◇◇──────

 

 

 4月▲日

 

 CHARMも手に入れた事だし、今日から本格的に葛葉高校での生活が始まるのだ! ……と、張り切ったものの授業内容がかなりキツイ……。

 普通の高校でやる様な授業は中学校の延長線上にあるからそこまで問題にはならないんだが、問題は対ヒュージ相手の最前線であるガーデンだからこその各種対ヒュージ知識や戦術の方である。

 ……ついこの間まではただの田舎者だった俺にとっては余り馴染みがない分野だからな。一応それのついての資料も可能な限り集めて予習はして来たつもりなんだが、やはり本場の資料と比べれば量も質も遥かに劣るし。

 

 とにかく編入組である以上は生え抜き組と比べれば遅れているのは当然なのだし頑張って予習復習せねば! と同じクラスになった晴人と誓い合ったり、寮の部屋で暁良に頼み込んで分からない所を教えて貰ったりした。

 本当に暁良には足向けて寝れませんわ……ちなみに暁良とも同じクラスだったので晴人を紹介して(最初は彼の筋肉(マッスル)に驚いていたが)友人になったので呼び捨てでも良いと言われたのだ。

 ……さて、明日も授業だし早く寝ないと……。

 

 

 ──────◇◇◇──────

 

 

 4月▽日

 

 今日はCHARMを使った実習訓練があった。訓練内容自体は止まっている的に向けて射撃をするというものなのだが、これが中々難しい。

 付き添いの先輩からは『マギを通してCHARMを身体の一部として扱うのがCHARMユーザーの基本だ。そして弾丸にもマギは通っているから射撃の時には撃ってから的に弾が当たるまで集中するのがコツだな』と言われたので、その通りに最後までマギとCHARMに意識を向けながら射撃を行ったら少しは命中率が上がったけど、それでも命中率7割ぐらいだし……。

 

 

 ──────◇◇◇──────

 

 

 4月▼日

 

 今日はマギを使った移動訓練を行った……CHARMにマギを込めてマギクリスタルフォースを発生させている間はユーザーの身体能力が大幅に上昇するので、その状態に慣れる為に様々なシチュエーションのフィールドを走り回されたのだ。

 ……それだけなら昔から野山を駆け回った田舎者の俺にとっては単純に上昇した身体能力に慣れれば良いだけなので割と楽なのだが、CHARMユーザーの移動方には他にも“マギを使っての移動”とかもあるのだ。

 

 例えばマギを足元に集中しての大ジャンプとか、その応用編であるCHARMを使ってマギのジャンプ台を作るとかの技術もあるし、更には空中での移動ベクトルをマギで操作しての空中移動スキルとかもあるんだよな。

 ヒュージとの戦場では高速で移動したり跳び回ったりする事が多いCHARMユーザーにとっては必須スキルらしいので頑張って覚えねばならない。

 ……訓練で疲れた後は勉強もせねばならんしたいへんだぁ……。

 

 

 ──────◇◇◇──────

 

 

「……あー、勉強キツイ……」

「……うむ、暗記すれば良いヒュージやCHARMについては兎も角、戦術論などは今まで殆ど触れてこなかったからな」

「まあお疲れさん。戦術論辺りは向き不向きが出やすいからな。どうしても駄目そうなら最低限の知識だけ詰め込んどけばいいぞ」

 

 今日も葛葉高校で午前の勉強を終えた俺──一柳(ひとつやなぎ)(りく)は同じクラスであり友人の立花(たちばな)晴人(はると)、雪音暁良と一緒に学内の食堂で昼食を頂いていた。

 ……ちなみに俺はきつねうどん、晴人が大盛りのカツ丼、暁良が天ぷらソバである。流石はガーデンの食堂だけあって普通に美味い。

 

「それにCHARMを扱う訓練も中々上手くいかない……マギを扱う感覚って言われてもなぁ……」

「こちらも今まで大して触れてこなかったからな。CHARMを使わない普通の体力増強訓練は簡単だったのだが」

「まあ専門科はCHARMを扱う訓練がメインだから、CHARM使わない訓練は程々になんじゃない?」

「訓練量が足りないから筋肉(マッスル)を苛め抜く為に追加で筋トレをする必要もあるぐらいだしな。やはり本命はCHARMの扱い方なのだろう」

 

 うへぇ、程々の体力増強訓練とはいえCHARMの訓練や勉強もやった後に筋トレまでする余裕があるとか、本当に晴人の筋肉(マッスル)は色々とおかしいなぁ。

 ……とか思っていたら、何故かソバを啜っていた暁良がジト目になって俺達を見ていた。

 

「……ウチ(葛葉高校)のCHARMを使わない体力増強訓練は『20キロの重りを背負わされて市街地や山岳地帯などの障害物がある場所を何キロも走らされる』などの、他のガーデンのそれと比べても遥かにハードなヤツなんだが。高校からは俺達生え抜き組でもグロッキーになるレベルで訓練量が増えたし」

「そりゃあ、基本女子校の他のガーデンではCHARM使わない訓練は多少緩くなるだろ。男女間の体力差的に」

「軍事訓練なのだからもう少しキツイ訓練を想像していたからな。20キロ程度なら背負っても対して変わらんだろう。筋肉(マッスル)的に」

 

 晴人のヤツは『こんな程度の重りでは俺の筋肉(マッスル)量的にトレーニングにならない』と言って、更に追加で60キロぐらい背負って訓練してるしな……流石の俺でも80キロ背負ってあの訓練は無理だからな。そもそも俺の場合は目の前の地形から一番疲れにくいルートを選びながら、自分と荷物の重心を考えて出来るだけ疲れない様に動いてるだけだし。

 ……まあ、訓練担当の教導官殿曰く『男性のCHARMユーザーは女性(リリィ)と比べてマギ量に大きく劣り、それ故に戦場でのマギ切れによるCHARM使用不可の状況も遥かに起きやすい。なのでCHARMが使えずとも戦場から生きて帰ってこれるぐらいの体力が必要なのだ』という事らしいからな。

 

「……この体力お化け共め」

「晴人はともかく俺はそんなでもないだろう。()()()()訓練の成績自体は真ん中ぐらいだし、それが終わった後は普通に疲れてるし」

「他が息を切らしている中で普通に涼しい顔をしているがな」

 

 まあ、体力と身のこなしならそこそこ出来るから地形走破訓練とかなら良い結果を残せるけど、戦闘経験とかは無いから射撃や格闘とかの訓練だと下の方だから累計すると真ん中だから大した事無いって。格闘訓練で無双している晴人とかと比べれば。

 

「そこまで言うほどのものでもない……親戚のお好み焼き屋の叔母さんに習った我流の格闘術だからな」

「我流の格闘術とか一体何者なんだ? その“お好み焼き屋のおばさん”」

「晴人の格闘術はかなり堂に行っていたしな」

「ああ、そのガタイで格闘術やってればCHARM無しの訓練では無双できそうだな」

「「「ッ⁉︎」」」

 

 ……と、そんな話をしていた俺達だが、()()()()()()()()()()()の持ち主に声を掛けられて思わずそちらの方に振り向いてしまった。するとそこにはいつから居たのか俺達の隣の席に座ってお茶を啜っている一人の男子生徒──先日会った情報通の緒川(おがわ)達郎(たつろう)君が居た。

 

「……とりあえず、気配を消して人に近づくのはやめろエセNINJAめ」

「ああ悪い悪い。しかし割と気難しい所があるお前に友人が二人も出来るとは」

「ん? 二人は友達なのか?」

 

 割と距離が近い感じで緒川君に話し掛けた暁良を見て俺はそう聞いてみたが、途端に暁良は何というか微妙そうな顔をした。

 

「……ちょっと義母(かあ)さんの伝手で以前からの知り合いだったからな」

「後は()()()()()()に所属しているからな」

「おお、レギオン」

 

 レギオンとは各ガーデン内で組織される複数名で1組のチームの事であり(教科書ママ)この葛葉高校にもいくつかのレギオンが存在しているのだ……というか、暁良はもうレギオンに所属していたのか。

 

「……それで、一体何の様なんだ?」

「おう、忘れる所だった……一柳陸、立花晴人、両名は放課後に生徒会室に出頭する様に。君達にはこの()()()()()()()()()()()()『LGヤマトタケル』に所属してもらう。……とのウチの理事長からの伝言だ。確かに伝えたぜ」

 

 …………ふぇ? トップレギオン⁉︎ スーパー筋肉(マッスル)な晴人ならともかく、編入組で実戦経験も無い俺が何で? 

 

「ちなみに俺と暁良もそこ所属だから気楽にしていいぞ。……色々と疑問もあるかも知れないが、その辺りは放課後に纏めて説明するから。それじゃ」

「は、はぁ……」

 

 言うだけ言った緒川君はそのまま立ち去って行った……しかし本当に何で俺が? 晴人も首を傾げて『LGヤマトタケル』所属だと言う暁良の方を見てるし。

 

「……言っておくが、俺もお前達二人がウチのレギオンに加入すると聞いたのはさっきが初めてだから事情は分からんぞ。……まあいくつか予想は出来るが、どの道放課後に説明されるんだからそれまで待て。ウチはトップレギオン制だから生徒に拒否権は無いし」

「……分かった……」

 

 ……うむむ、何かいきなりとんでもない展開になって来たな。放課後か……一体どうなるのやら。




あとがき・各種設定解説

一柳陸:体力&身のこなしお化け
・分かりやすく言うと“体力があり身体の使い方も上手いが、戦闘センスに関してはそこそこ”なタイプ。
・ちなみに彼のグングニルのカラーリングは、ラスバレでの“梨璃用グングニル”の出力強化10以上で解放される紺色カラーそのまま(作者の愛用)

雪音暁良:主人公のルームメイト
・苗字に関しては“とある事情”で養子となった家の物であるらしい。
・男性でありながら“スキラー数値85以上”が必要なレアスキル『円環の御手』を有する“強力な”CHARMユーザー。

立花晴人:言うまでもなく筋肉(マッスル)
・尚、体力増強訓練では他の追随を許さない成績を出しているが、CHARMによる射撃やマギの運用に関しては苦戦している模様。

緒川達郎:言うまでもなくNINJA
・ただし、経験不足なのでスキル無しでの高速水上移動や車ごとの影分身とかは出来ないレベル。

第3世代CHARM【ネフィリム】:格闘特化の籠手型
・形状は両腕を肘まで覆うタイプの大型籠手でマギクリスタルコアは手の甲部分に配置されている。
・拳を握る事でナックルガードが展開される近接形態となり、肘部分に搭載されているマギ放出型ブースターを点火する事で拳による打撃威力を向上させる機能が搭載されている。
・射撃モードではナックルガードが収納されマギ放出型ブースターが腕の前方向を向く様に変形、ブースターの形状がマギエネルギー弾を発射する射撃モードに変形して保持の為のグリップが手元に展開される形。
・発射されるエネルギー弾は近距離用の散弾と中距離用の収束弾を撃ちわけが可能。
・だが、ブースターとの兼用の為に射撃の威力はやや低くなっており、更に格闘用のブースターも扱いが非常に難しいので高い格闘技術を持つ人で無ければ使いこなせない特化型のCHARM。
・そもそもウェルキンゲトリクス・インダストリー製のCHARMは必要スキラー数値が少なく燃費も良いが、その上で一定以上の性能を出すために特定用途に特化しているので、扱うには技術が必要な癖の強いタイプが多い。

風鳴弦十郎理事長:座右の銘は【瞬瞬必生】
・ちなみにこの世界の彼の趣味は“アクション映画では無い”模様。
・彼自身も葛葉高校の教導官の一人として活動する事もあり、それ故にレギオンの指名権を持っているのだが……主人公達をトップレギオンに“据えねばならない”理由は次回。


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