無料10連で限定はーちゃんを引く
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喜びで発狂する
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そう言えばなんか小説書いてたよなワイ....ファッッ!?!?最終投稿日6月やんけ!!うせやろ!?!?
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前編だけやがなんとか投稿できたゾ....でもはーちゃん出てなくね?←今ココ
しぶりん回ではありません。あと、ウワサは思いつかなかったのとメインがいないのでお休みで。
第一回 チキチキ 346プロダクション訪問〜〜〜!!!!ドンドンドンパフパフ
はい、私です。今日も今日とて非常識な世界に振り回されてる私です。というわけで宣言通り、346プロに行こうと思う。というのも、本日私にはこなさねばなるまいミッションがあるのだ。
今日は休日、いつもの如く惰眠を貪っていた私ではあったのだが、急に部屋に押しかけてきた母親に叩き起こされてしまった。なんでも、我が姉がレッスンに出かけたようなのだが、その際に弁当を持っていき忘れたとのことで、それを私に届けて来いと頼んできたのだ。お願い、というよりは拒否権がない時点でただの命令だった。
この母親、トチ狂ったブラコンでお馴染みの我が姉を産んだとは思えないほど、私に対しては全く干渉してこないのだ。もう今更いうまでもないことだが、この世界で男という存在は貴重であり、ある一家に産まれた男というのはその一家総出で親戚までも巻き込んで蝶よ花よと育てられるらしい。だからこれはかなり珍しい教育方針なのだと思う。
聞いたひどい話では、男が産まれたとわかるや否や、親戚内で売れ残ってしまっている喪女の、喪女による、喪女のための、血で血を洗う女同士の熾烈な争いが始まるとかなんとか。中でも、ギリギリ結婚が可能な4親等以降の傍系血族らを筆頭に
なお完全に余談ではあるが、逆光源氏というのも通常のそれと逆という意味で、お察しかもしれないがこの世界における広く古典と呼ばれるものは基本女性が中心である。件の源氏物語も通常のそれとは打って変わって、超絶美女である光源氏が目に付くイケメンを取っ替え引っ替えする逆ハー物語なのだ。おい!それってYO!ただの乙女ゲーじゃんか!アッアッアッアッ
ところがそんな男への執着をカケラも感じさせないのが我が母なのである。もしや母親、私と同じ転生者なのでは?って考える方が自然なくらいだ。良い意味で無関心と言えばいいのだろうか、別に虐待されているとか飯が出てこないとかいうわけじゃないので問題はないし、むしろ私にはそのほうが過ごしやすいのは確かではある。本人曰く「襲われたら殴れ。怪しいと思っても殴れ。」とのことだ。あ、転生者云々じゃなくただの脳筋だった。
閑話休題。
そういうわけなので私は今日、渋谷家におけるヒエラルキーにてトップである我が母のご命令通りお弁当を姉の元へ届けねばならないのだ(多分カースト最底辺は私だ)。しかも出かけるなら一人で行くな、誰か一緒に連れていけとまで言われた。いや、言ってることは理解できるしいいんだけど、注文多いんじゃボゲェ!と内心思ってしまうのは仕方がないことだと思う。そしてそれが伝わったのかどうか分からないが、ギロッと睨まれた。やっぱり女性は怖いょぉ。。。。
これ以上駄々をこねていると母親にしばかれそうなので、支度を済ませて仕方なく外に出ることにする。
さて付き添いに誰を連れて行くかということだが、皆もご存知の通り私の交友関係などたかがしれているため候補者は少ない。筆頭候補者の久川姉妹は、丁度姉と同様レッスンに行っているらしく不可。残る者はといえば、ついこの前に知り合ったばかりの鷺沢さんと速水さんである。しかし、二人とも私にとってはまだ距離感があるためとても誘い難い。というよりも、世間に名を馳せているアイドル様に対していきなりアポを取れるとは思えないしね。
まあ一応、連絡先を交換した際速水さんには気軽に連絡してねとは言われたものだが、そんな程度で自発的にコンタクトを取れたら私は前世で根暗陰キャぼっちなどやっていないのだ。そしてもう一人の鷺沢さんだが、前回の喫茶店で変な分かれ方をしてしまって以来かなり気まずいため彼女も不可。というかL◯NE送ったのに既読つかなくて普通に泣いてるよワタクシ。
じゃあもう一人もいないじゃねえかオイと言われそうなものだが、しかし侮ってくれるなよ、私にはもう一人だけ候補者がいるのだ。友達と言っていいのかどうか些か微妙なラインではあるのだが、とりあえずその人物に会いに行こう。
向かう先は、とある神社である。休みの日の午前中で、人はまばらであり目的の人物はすぐに発見できた。こんちわーと声をかけようと思っていたところで、背を向けていた彼女が、まるで私が来ることをわかっていたかのように振り向いてきた。いや怖いよ君。
「2週間ぶりでしてー、そなたー。お久しぶりなのですー」
この独特な喋り方をする着物の似合うロリっ娘は、この神社に住み着いている?らしい依田芳乃ちゃんである。以前この神社で財布を落とした際に、失せ物探しが得意だという彼女が見つけてくれたということがあり、その時からたまーに喋るくらいの仲なのだ。
コミュニケーションガイジである私が彼女とこうして交流を続けていられる理由は簡単だ。それは彼女がまだまだ
「今日はそなたー、何か困っていることがあって、ここにやって来たのでしょうー?」
う、うん。そうなのだが、なんで本当に見透かしたかのように事態を把握しているんだこのロリっ娘は...?何か不思議なぱわーでもおもちなのかしら??
「そなたの意志がそのように告げている気がしましてー、伝わって来たのでしてー、さすれば、願い事を聞きましょうー」
うーん、なんでもいいんだけど、君はそのよく分からない才能を使えば大金稼げたりするんじゃあないかい...?
まあ子供相手にそんな不健全な話をするのもどうかと思うので、こちらの事情を説明しつつ、ついて来てもらえないかと小学生相手に頭を下げてみる。うわっ、私のプライド、低すぎ...?
「わたくしも今日は出かける予定がございましてー、であれば途中まで付き添いましょうー」
はい、というわけで小学生に頭下げて頼み事しないとお出かけもできないような交友関係を持つ渋谷優君の友達100人できるかなRTA、はーじまーるよー(大嘘)。
なんて冗談はさておき、無事付添人である芳乃ちゃんと一緒に電車に乗り、346本社に向かっているところだ。この子、東京に来る前はコンビニもないような鹿児島のド田舎に住んでいたようなので、電車の乗り方も分からないんじゃないだろうかと思っていたのだが、そんなことはなかった。
車内で適当に雑談をしつつ、最寄りの駅で降車して、歩くこと数分。目的地であるクソデカ建造物、346プロダクションに到着した。そういえばこの子も出かける予定があると言っていたが、結局最後までついて来てもらってよかったのだろうか?と思い彼女に問いかける。
「問題ないのでしてー、わたくしもここにくる予定でしたのでー」
え、マジで??超偶然なんだが....というか、このパターンはもしかして....?
「わたくしもついこの前、あいどるとやらになりましたのでー」
ですよねー、はい。もはやお約束展開になってきたな。というか私はあまり346のアイドル事情に詳しくはないので知らないんだが、小学生もスカウトするんだな。子役的な感じか?
「...?そなたー。わたくしは、小学生なんかではないのでしてー。もう今年で16になるのであるからしてー、子供扱いはやめていただきたくー」
..........................................え?
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あの後、固まってしまった私を置いて芳乃ちゃんは一人社内に入っていってしまった。
....とりあえず、ずっと小学生だと思っていた相手が実は16歳でしたとかいう、なんかラノベとかでありそうな展開に遭遇してしまったのはもう置いておいて、私も中に入るとしよう。ビルの前で微動だにしない私、不審者じみてるしな、うん。芳乃ちゃん....いや、芳乃さんにはまた今度謝りに行こう。でも私より年上なんだよなぁ...意識しすぎると以前のように話しにくくなるし、この辺にしておこう。
ただ去り際に「小学生だからって油断していると、いつか痛い目に合うから気をつけるのが吉でしてー」と身長差ある私の頭をグイッと下げて、耳元でぽしょぽしょ言われた。あ、耳はダメなんです...
というか、この世界の子供はそんな幼い頃から男には唾をつけとけなんていう英才教育を施されているのか...私の安息どこ...?
とまぁそんな私の独白はいいとして、ビルに入ってすぐに建物の綺麗さにビビる。これがトップアイドルの事務所か...なんかカフェもあるし。それにうさぎ?の格好したメイドさんみたいな人がキャハキャハ鳴きながら働いてるし。これが芸能事務所か...
なんか初めて都会に来たやつみたいなリアクションしちゃってる私ではあったが、弁当を届けに来たんだったな。ちなみに先ほど姉に連絡をとったところ、ビルのエントランスにいるとのことだが、どこだろうか?
「あの、渋谷優さんでお間違いないでしょうか?」
「ヘアッ!?!?」
「...?」
「あ、いえ!その、すみません驚いてしまって...」
で、デケェ...私の身長が160弱しかないチビだというのは否定できないけど、それを差し引いてもデケェ...めっちゃ見上げてます私、ハイ。ていうか失礼ですが、カタギの人間でしょうか....?私の中の下っ端精神が反射的にこの人に平伏するべく働きかけてきたのを、必死で我慢する羽目になったんだが、私はどれだけ小物なんだ...?
「驚かせてしまい、申し訳ありません。自分はこういうもので...」
と、渡されたのは一枚の名刺である。ふーん、あんたが346のプロデューサー?
....って、マジか。プロデューサーってことは、れっきとしたここの社員さんってことだな、ヤのつく人とかではなくて安心した。そういえばアイドルになると決めた姉は、顔が怖いプロデューサーにスカウトされたとかなんとか言っていた覚えがあるが、間違いなくこの人だろう。なんか色々と苦労してそうだな....
「渋谷さんの...お姉さんのお弁当を届けにきたとのことですが、申し訳ありません。こちらの都合で今彼女は少し抜け出せなくて、代わりに私が参りました」
あーなるほどね、姉ではなくこの厳ついプロデューサー様がきたのはそういうわけか。にしてもあれだな、私のようなクソガキにこんなデカくて厳つい人が頭を下げてるなんて、なんか偉い人にでもなれた気分だ。いや、こういう発想が正しく小物なのでは...?
「では、ご案内いたしますので、こちらへどうぞ」
「...えっ?いや、あの、自分弁当届けに来ただけで...それに部外者ですし!」
「許可は取ってありますし、問題ありません。それに、渋谷君が直接渡した方がお姉さんも喜ぶと思いますよ?」
ついでにお姉さんのレッスンも覗いてみるのも面白いと思いますよ、と付け足してから武内さんは、入社許可証的なものが入れられた首にかける吊り下げ名札を私にくれた。
....うーん、まぁこんな機会でもないとそうそう来られる場所でもないし、せっかくだからお言葉に甘えさせてもらおうかな...アイドル事務所で女性もたくさんいるだろうけど、まあ芸能人だしなんかやべートラブルとかも起きないでしょ(フラグ)。よし、そうと決まればついていきますぜ、武内のアニキ!いや、だから違うんだよこれは。
そうして武内さんについていき、やたらと豪奢なエレベーターに乗って上階へ昇る。降りるとそこでは長ーい廊下が左右対称の形で続いていて、しかし迷うことなく前を行く武内さんがある一室の前で立ち止まった。
扉の一部に円形のガラスがはめ込まれていて、中の様子をみることが出来るようになっている。促す武内さんをよそに見てみると、そこには姉がいた。いや、姉ではなく、
ダンスのレッスンをしているのだろう。レッスントレーナーが何やら叫んでいて、息を整える間もなく姉は指示を汲み取りステップを踏む。覗き見をしている私などに目を向ける余裕もなくーーというより集中していて気付いてすらいないのだろうーー理想の形にもっていくために一心不乱に自分を高めていく。その姿は、普段の姉とは全く異なっていて、私はしばし言葉を発することも忘れて眺めていた。正直に言ってしまえば、そう、見惚れてしまっていた。
思えば転生してこの世界に生まれてきてからこの十数年、特に久川姉妹と出会うまで、私は本当にずっと姉と一緒にいたのだ。なるほどそれはおそらく一般的な姉弟の距離感を鑑みるとおかしなものなのだろう。特に、異なる常識の前世を経験している私にしてみれば尚更だ。しかし少なくとも、私たちの間ではそういう関係が成立していて、必然的に私は誰よりも渋谷凛という女の子がどんな為人なのか、親以上に理解している自信だってあった。
しかし今、扉を挟んで向こうにいる姉は、そんな私が全く知らないアイドルとしての姉に違いなかった。自惚れていたのだと、そう思った。私が知らない裏で、姉はアイドルとして輝くためにこうした努力を積み重ねてきていたのだろう。いや、アイドルというものがそうなのだろう。今まで気づかなかったのも変な話ではあるが、よく見てみれば横には神谷さんと北条さんもいた。彼女たちもまた姉と同じように輝くために必死に努力をしていてーーーーーそう、なんだか身近にいる人たちが物凄く遠くにいるような、そんな一抹の寂しさを感じてしまったのは否定し難い。
それでもそれ以上に、弟として、姉のこうした姿を誇らしく思うし、それだけで今日ここに来た甲斐があったと言える。もしやこうなることを見越した上で、武内さんは私をここに連れてきたのだろうか...?
...なんて、まあ長々と語ってきたところで、率直な感想を言わせてもらえるのなら.........誰だよあの人!?!??!?!?
いやいやいやいやいや!あんなカッコいい人が私の姉と同一人物なわけないだろ!いい加減にしろ!!暇さえあれば私のことをストーキングしてニヤニヤしてるような人なんだぞ!?大体なんなんだあのキラキラオーラは???私がはーちゃんやなーちゃんとキャッキャウフフしてる時なんてあんなキラキラしてないしむしろドロドロした負のオーラを醸し出しちゃってるぞ!?もしやこれが
「...ちょうど落ち着いたようですし、入りましょうか」
「...えっ?あ、ちょっとまーー」
「失礼します。レッスンお疲れ様です、皆さん」
「あ、プロデューサーさん、お疲れさまー...って弟君!?」
「へ!?な、なんで優がここにいるんだ!?」
「お疲れ様です、北条さん、神谷さん。渋谷くんは今日、お姉さんのお弁当を届けにーー」
「ーーー優!!わざわざここまで来てもらってごめんね??大丈夫だった?何か変な目に遭わなかった??というか、誰と来たの?優に男の子の友達はいないから...女?そういえば...うん、なんかいつもと違う匂いがついてるね。誰ときたの?もしかしてまたあのメスガキ姉妹?!?いやでもあの二人も確か今ここにいるし...まさか私の知らない間にまた女の子を誑かして!??!」
「落ち着いて、お姉。というか、恥ずかしいからほんとやめて。やめてください....あとさっきの感動全部返して、今すぐ」
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弁当を姉に渡すというミッションも達成し、その後は神谷さんや北条さん達にも挨拶してレッスンルームを後にした。用も済んだしもう帰ろうかとも思ったのだが、せっかくだしいっそ施設を見学していってはどうかという、武内さんのありがたい提案に乗っかることにした。
といっても、その武内さんは急用とやらが入ってしまったらしく、案内は出来ないとのことで。当然だがいくら許可を得たとはいえ部外者を勝手に歩き回らせるわけにもいかないだろう。
残念だがもう帰ろうかと思っていたところ、武内さんが何やら手を打ってくれたようで、今は再びエントランスで待っているようにと言われたんだが、さて一体どうなるのだろうかーー
「ふふ、お困りのようね渋谷くん!」
「わお!これがあの凛ちゃんの弟クンなんだー!」
「あ、確かに凛ちゃんに似てるとこあるかも!★」
「クンクン...んふー、やっぱり男の子のスメルは独特だねー。ねえねえ〜、サンプルとっても良いかにゃー?」
「お腹すいたーん」
そこには、エントランス中央で人目を集めて、しかしそんなの知るかと言わんばかりに決めポーズを取っている五人組がいた。いや、若干一名は知ってる人ではあるのだけれど。
.....よし、帰るか。
一体最後の五人組は誰なんだろう(すっとぼけ)
というわけで、中半?か後半に続きます。
芳乃ちゃんは本来出すはずのなかったキャラだったんですが、この前ノワール限定芳乃ちゃんが出てくれてあ〜^ってなったので、無理矢理出してみました。でも可愛いからオーケーですわ..
三ヶ月くらい空いた上でこのクオリティとこの文字数なのは...お兄サン許して!次回の更新も気が向いたらなので....気長にお待ちくださいませ。
好評、酷評、いずれもお待ちしております。