昼休みに入り生徒達は、昼食をする準備を終え、食べ始めるのだった。
初は相変わらず、おかずがたっぷりと詰め込まれた弁当箱――重箱はボリューム満点だった。
大吾「初、相変わらず、よく食べるな、兄弟には劣るがな」
初「えへへへ」
雷牙「……」
伊吹「そ言う、あんたは、今日も、パンなわけ」
大吾「いいだろ、別に」
我夢「野菜も食べないとだめですよ、筑前煮に食べますか?」
我夢は自分の弁当を大吾に差し向けて、大吾は我夢の筑前煮を親指と人差し指で挟み食べた。
大吾「うま」
クラスメイト達が食事を進める中、雷牙はおかずを唇に触れたまま箸が止まっていた。
雷牙「……」
初「ライくん、どうかしたの、箸が止まったまんまだよ?」
雷牙「なんか、私、食欲ないです」
初「ん……」
伊吹「は……」
大吾「う……」
我夢「……」
…。
……。
………。
クラスメイト達「えーー!?」
大吾「いつも、初よりもたくさん食べる、兄弟が!?」
初「珍しいね、ライくんが食欲がないなんて」
雷牙「今日は、我夢の弁当なのにな、すまない、我夢」
我夢「いえ、お気になさらず、また作りますから」
初「ライくん、食べないなら、私が食べていいかな?」
雷牙「ええ、いいですとも、いいよな、我夢」
我夢「はい、雷牙様がいいのであれば」
雷牙は、自分の弁当を初に渡し、初はそれを食べるのだった。
伊吹「珍しいことも、あるものね?」
雷牙「あれ、伊吹殿って、よく見ると、マツゲ長いんですねー」
雷牙はそう言って、顔を伊吹に近づけた。
伊吹「大吾、なんか変よ?」
大吾「ああ、変だな?」
クラスメイト達が困惑する中、雷牙がふらふらと倒れてゆく、しかし、我夢が受け止めた。
我夢「危ない!」
雷牙「我夢?」
我夢「雷牙様、顔が赤いですよ?」
初「そう言えば!?」
大吾「兄弟、風邪じゃないか?」
雷牙「え、しかし、私、風邪などひいたことがない」
我夢「熱を測ってみましょう、はい、こちら、体温計はこちらに」
我夢は懐から、体温計を出して、雷牙のわきに入れた。
伊吹「体温計も持っているなんて!」
初「さすがー」
我夢「私は、執事ですから」
と言っている間に、体温計が鳴り、脇から取って見てみると。
我夢「37℃ですかって、えー!?」
雷牙「えー!」
驚いた表情をする我夢に対し、雷牙は嬉しい表情をしていた。
我夢「まさか!?」
雷牙「私、37℃出たの初めてです、道理で、頭が、ボーっとするわけだ」
伊吹「ボーっとしているのね、頭?」
雷牙「はい、しかも、ずきずきしていて、痛いです」
初「やっぱり、風邪みたいだね?」
大吾「ってか、風邪ひいて、こんなに嬉しそうにしている奴、初めて見たわ」
初達が話している中、雷牙はまた、嬉しそうな表情をしていた。
雷牙「えへへへ」
伊吹「ねぇ、大吾、雷牙、変よね?」
大吾「ああ、変だな?」
我夢「雷牙様、早退しますか? 今日はゆっくり、寝たほうがいいです」
雷牙「わかった、我夢が言うなら」
我夢は雷牙を背中に背負ったまま、日向にこのことを伝えに、3年生の教室に向かった、初達もついてきた。日向たちは丁度お昼を食べ終わったところだった。
初「と言うわけで、風邪をひいたっぽい、ライくんを送って来たよ」
日向「何、雷牙が風邪!?」
伊吹「ええ、熱が、37℃あります」
日向「熱だと! 湯を沸かせ、沸かせ!」
つむぎ「いや、沸いているわよ、よろづよは温泉旅館だし」
日向「氷だ、雪山に氷を取りに、取りに!」
七海「冷凍庫にあります、日向様、落ち着いてください」
大吾「ってか、雪山って?」
日向「……、あ、そうだ、ネギだ、風邪には、ネギだ、焼いたネギをー!」
日向はそう言って、我夢から雷牙を受け取り、おんぶしてすごい勢いで、廊下を走って下駄箱で靴を履き替え、学校を後にした。
それを、窓から見上げていた生徒達は驚いていた。
初「行っちゃった?」
伊吹「よく、分からないわね?」
陽菜「なぜ…ネギ…?」
七海「日向様は、いつも言っています、熱にはネギがよくきくと」
初「そうなの?」
伊吹「民間療法か、何かしら?」
七海「ともかく」
つむぎ「……!」
七海「つむぎ様、日向様は、間違いなくあのまま、よろづよに戻り、雷牙様の看病に当たりますので、先生に早退したとお伝えください、私も、後を追い早退します、兄もそうでしょう」
我夢「ええ、ですから、大吾殿、南国原先生に早退したとお伝えください、お願い致します」
海野兄弟は軽く頭を下げた。
大吾「おお、任せとけ」
海野兄弟も、日向同様、学校を後にするのだった。
それからしばらくして、学校が終わり、初、伊吹、大吾、つむぎ、かさねの5人は、なでしこ、走、楓、グレンの5人は、共に雷牙のお見舞いでよろづよに行った。つむぎはバイトの仲居見習い先に行っていた。
女将の千歌が一同を案内して、雷牙の部屋に来て、入るところだった。
千歌「雷牙くん、日向くん、入るはよー」
そう言って部屋に入り、一同が目にしたのは。
雷牙「ん……」
日向「ん……」
日向が膝に雷牙の頭をのせて、お互いの唇を触れさせていた。それを見た、なでしこ、走、楓、グレンの5人以外は大騒ぎ。
一同「キャー!!」
それからしばらくして、騒ぎは収まり、一同は正座をして、しんみりした顔をしていた、その中には、真田兄弟と一緒に先に帰った海野兄弟もいた。
雷牙は横になり、額には冷えピタが貼ってあり、さらに首には焼いたネギが巻いてあって、目を閉じていた。
雷牙「……」
大吾「いやー、まさか!」
かさね「自力で飲めないとはいえ!」
伊吹「口移しするなんて、しかも!」
つむぎ「男同士だなんて!」
千歌「ホント、私、驚いたわ、つむぎから話を聞かなければ、私、信じかけたわよ!?」
一同は雷牙に差し支えないように、小さな声で話す中、日向が新しい冷えピタを手に戻ってきて、雷牙の布団の横に座り、新しいものと張り替えるのだった。
日向「どうだ、雷牙?」
雷牙「ちょっと、ネギ臭いです」
日向「それでいい」
雷牙「ええ、眠くなってきました」
日向「眠れ」
雷牙「はい…」
一同「……」
一同が見つめる中そう言って、雷牙は眠りについた。
初「なんか、不思議な光景だね、伊吹ちゃん?」
伊吹「言いたいことは分かる」
日向「弟は」
一同「?…」
日向「雷牙は、これまで一度も風邪を引いたことなど無かった」
かさね「生まれてから、一度もですか?」
日向「ああ」
伊吹「何それ!?」
初「すごーい!?」
日向「何か無理を、してるんじゃ?」
ちなみに、三好兄妹はまた、真昼間から酒を飲んで、よだれをたらしながら寝ていた。
不二子「ハクション!」
日向「だからって、こんな高熱を出すとは!」
グレン「いや、微熱」
つむぎ「ただの、風邪だとおもうわ」
千歌「つむぎの言うとおりよ、日向くん」
日向「風邪は、万病の元だ、私がついていながら、く」
我夢「それを言うのであれば、私もです」
日向と我夢、2人は悔しそうにして拳を畳にたたいた。
かさね「大丈夫ですよ、お兄さんのお兄さん、熱もそんなに高くないですし」
つむぎ「まあ、でも、心配よね、雷牙さんが寝こむなんて」
大吾「馬鹿は、風邪ひかないって言うけどな」
伊吹「馬鹿は、あんたでしょ、バカ大吾!」
大吾「誰が、馬鹿大吾だ、誰が!」
一同が色々と話す中、日向は右手を、我夢が左手をそれぞれ握りしめ、雷牙に話しかけた。
日向「雷牙、必ず、兄さんが助けるからな」
我夢「……」
一同「あーー!?」
夕日が沈み始め、初たちは玄関に出て帰ろうとしていた、それを見送ろうと、日向と海野兄弟も一緒だった。
日向「みな、今日は、ありがとう」
我夢「皆様、今日はお忙しい中、雷牙様のお見舞い、真にありがとうございました、心から感謝いたします」
七海「……」
日向と海野兄弟は軽くお辞儀をした。
初「う、う、別に忙しくないよ、今日は」
伊吹「ええ、今日は部活お休みだったから、来れただけ」
初「ライくん、お大事にね」
かさね「お休みなさーい」
こうして一同は、よろづよを後にして歩き始めた。
初「なんか、改めて、ライくんと日向くんって、すごい兄弟愛だね!」
伊吹「あの兄にして」
大吾「弟ありって」
かさね「感じでしたね」
初(…ライくん……)
(そういえば…私…ライくんと…)
(…キス……しちゃったんだよね…)
(やだ…っ、今まで、考えないように、してたのに…っ)
(何で今頃、思い出しちゃうんだろ…)
初はあの日、雷牙と初めて出会い、ファーストキスをした日のとことを思い出して、頬を少し赤くした。
伊吹「初―! どうしたのー?」
伊吹に声を掛けられて、我に返った。
初「あ…何でもないよ、今行くねー!」
次の日、初たちは高等部の校門に入って行った。
大吾「ちーす」
初「おはよー、よ、大吾」
伊吹「おはよう」
そんな、いつもどおり登校していた、その時。
キュ
登校中の生徒たち「……?」
一台の車・リムジンが校門前で止まった。そこから出てきたのは、
初「あ、ライくんだ!」
大吾「おっす、兄弟~…」
雷牙「よ…」
目つきが鋭くなった雷牙が手を振ると、彼の周りから黒い羽が舞ったようように見えた。
それを見た、登校中の生徒たちは、
大吾「ん…」
初「えっ」
伊吹「ひぇえ?」
ドッキとして、中には頬を赤くする生徒もいた。
そして、後ろには雷牙のカバンを持って歩く、我夢、それに、走、グレンといつもの面々も一緒だった。ただし、日向と七海を除いて、
初「なんで?」
伊吹「なんで?」
大吾「いつもの兄弟なら、おはようございますって、元気よく、さわやかに言うのに?」
雷牙「そうか、まあ、どっちでもいいけどな、俺的には」
3人(俺?)
大吾「ってか!?」
初「ライくんだよね?」
雷牙「ああ」
我夢「この方は、まぎれもなく」
走「…真田…雷牙…」
3人「……」
初「そう言えば、ライくん?」
雷牙「……」
初「熱は下がったの?」
雷牙「ああ、それが、まだあるんだけどな、兄貴が薬草を煎じて、飲ませてくれたんだ。そしたら、とってもいい気分になったから、来た」
初「でも」
伊吹「まだ、熱があるのなら、休みなさいよ」
大吾「兄弟の兄弟も心配してただろ」
雷牙「黙って来たから、分からないと思うぜ、こんないい日に寝てられないぜ」
雷牙「行くぞ、お前たち」
雷牙がそう言うと、走たちはその後に続き校舎の中に入って行った。
それを見ていた初達は呆然としていた。
初「何かが引っ掛かっているのって、私だけ、伊吹ちゃん?」
伊吹「いや、全員、引っ掛かっているはずよ」
大吾「ああ、兄弟、キャラ変わっていたよな」
初「熱で、おかしくなったのかな?」
その頃、よろづよでは、日向が雷牙の為に焼いたネギを持って、雷牙の部屋にやって来た。しかし。
日向「雷牙、ネギ持ってきた、ぞ?」
そこには、誰もおらず、蒲団だけが綺麗に畳んであった。
日向「雷…牙?」
雷牙たちは、校長室を通り過ぎようとしたさなか、校長室では何やら、何かをヒソヒソと話していた。
校長「そうですか」
中年男性「ええ、残念ながら」
校長「……」
そして、2年生の教室では、2年生全員ざわめいていた。
それもそのはず、雷牙が自分の足を机に乗せ、我夢に肩もみさせ、偉そうに椅子に座っているのだから。
雷牙「……」
我夢「加減は、いかがでしょうか、雷牙様」
雷牙「ああ、丁度いいぞ、我夢」
東海林「どうなってんだよ、あれ? 真田…だよな?」
西「いつもと様子が違うね…」
雷牙「我夢―お茶をくれー」
我夢「かしこまりました」
東海林「どういう、ことなんだ、中津川?」
初「えーと…」
東海林に質問されているさなか。
雷牙「初」
雷牙が、手招きしながら、初を招きだし、そして。
雷牙「寒い」
初「れっ、うっ」
伊吹「初って、今!?」
大吾「呼び捨て、したよな!?」
左手で膝をたたいて、初を誘うかのように膝に乗せて、我夢が持ってきたお茶を飲みながら、初の頭を撫でた。すると、初は口を閉じたまま頬を赤くするのだった。
初「……」
伊吹「ちょっと、あんた!」
雷牙「なんだよ、見せもん、じゃねーぞ」
3人「いや」
東海林「どうみても」
西「見せ」
大吾「もんだろ、兄弟」
初「……」
大吾「それにしても、いつもの兄弟は、花が飛んでいるけど、今日の兄弟は、黒い羽が舞っている感じだぜ?」
西「大吾!」
大吾「ん?」
東海林と西「そのたとえ、合ってる!」
伊吹「ともかく、初から離れなさい」
と言って伊吹は、初の手をつかみ、引っ張り突き放した。
初「伊吹ちゃん」!
伊吹「は、は、は」
雷牙「なんだよ、伊吹、やきもちか?」
伊吹「だ、誰が、あんたなんにやきもちやくのよ、馬鹿じゃないの」
そう言って、伊吹は初の手を引いて、教室を出て行った。
あっという間に、時が過ぎ、昼休み、生徒達は昼食を済ませて、自由に過ごしていた。
初はデザートを食べ、伊吹は読書、大吾はと言うと、雷牙に。
大吾「頼む、兄弟」
雷牙「……」
何やら頼み込んでいた。
大吾「お金を貸してくれ」
雷牙「いくらだ?」
大吾「五千円」
雷牙は、懐から財布を出し、五千円札を渡した。
雷牙「ちゃんと返せよ」
大吾「分かってるって、兄弟」
女子K「ねぇ」
雷牙「……?」
クラスメイトの女子たちが、群れを成して、雷牙の前に現れた。
女子K「真田くん?」
雷牙「なんだよ?」
女子K「私たちも」
女子G「南国原と同じで」
女子F「お願いがあるんだけど」
女子D「いいかな、お願いが」
女子たちからのお願いとは?
女子K「キャー❤」
女子D「キャー❤」
お姫様抱っこだった。
それを横目で見ていた、初達は小声で話していた。
東海林「なぁ、あいつどうしたんだ?」
西「僕に聞かれても?」
伊吹「って言うか、完全にキャラ変わっているし?」
大吾「てか、兄弟の兄弟、言っていたよな、風邪は万病の元だって」
初「それがどうか、したの、大吾?」
大吾「もしかしたら、兄弟の奴、あれなんじゃないのか?」
4人「……」
初「……?」
大吾「生まれて初めて、熱を出したから、頭がオーバーロードしてるとか!?」
伊吹「そんな馬鹿な、たかが、37℃で!?」
我夢「でも、ありえなくはないですね、日向様はこうなることを恐れていたのかもしれませんね?」
西「海野くんが、そこまで言うって!」
東海林「どんだけ!」
小声で、話しをしつつも、雷牙は女子達にお姫様抱っこを、続けていたのだった。
雷牙「さぁ…」
伊吹「このまま、あの調子だったら、どうするのよ!?」
西と東海林「こえー!」
初「それはそうだけど、元のライくんに戻れるのかな?」
我夢「私にも、わかりません」
キコーン、カーン、コーン
南国原先生「チャイムが鳴ったぞ、席に就け」
こうして、昼休みが終わり、そして、午後の授業もあっという間に過ぎ、放課後、雷牙たち校門を出ようとしていた。
初「ねぇ、いいの、ライくん?」
雷牙「何が?」
初「今日、おごってくれるって?」
雷牙「ああ」
初「やったー」
初が飛び跳ねた次の瞬間。
雷牙「ハ」
一同「?」
雷牙「ハ、ハクション」
一同「!」
大きなくしゃみをした。
雷牙「あれ?」
一同「?」
雷牙「私は?」
初「ライくん?」
雷牙「初殿?」
伊吹「雷牙! さっき、殿って!」
大吾「兄弟?」
つむぎ「雷牙さん?」
我夢「雷牙様?」
走「…雷…牙…様…?」
グレン(雷牙様?)
一同が注目する中、雷牙は、
雷牙「?」
一体何がどうなって、いるんだど、言う顔をしていた。
雷牙「我夢、私は一体?」
大吾「兄弟、お前!」
我夢「元に戻られたのですね、雷牙様」
雷牙「何が一体どうなっているんだ、誰か説明を!?」
と思ったその時。
日向「雷牙!」
七海「……」
校門の外側から、日向と七海が走ってやって来た。
日向「雷牙!」
七海「……」
雷牙「兄さん!」
我夢「……」
日向は雷牙に駆け寄って来た。
日向「ダメではないか、まだ、熱があると言うのに!」
雷牙「すみません、勝手に学校に来てしまい」
そう言いつつ。
日向「心配したぞ」
雷牙「……」
日向と雷牙・真田兄弟は、互いに抱きしめあった。
それを、初達はなかばあきれ顔で横目で見ていた。
そして、次の日の朝5時、真田兄弟は毎朝の日課で、ジャージに着替え、体を鍛えた後、汗まみれの2人は、
木製武器、雷牙は十文字槍型で、日向は双刃刀型をそれぞれ手にして
手合わせしている。
雷牙「やー」
日向「は」
やり合う中結果は。
雷牙「たぁー」
日向「あー」
勝者は弟・雷牙。日向は負けた拍子に、尻餅をついた。
日向「昨日、熱を出したと言うのに、絶好調だな、また、お前の勝ちだ、雷牙」
そんな、尻餅をついた日向を、雷牙は手を差出、日向を立たせた。
日向「さて、今日の所はこの辺にしておくか、雷牙」
雷牙「はい、兄さん」
そして、2人はそのまま風呂まで直行、湯につかるのだった。海野兄弟は端で控えていた。
雷牙「ふー、やはり、一番風呂は良いですね、兄さん」
日向「……」
雷牙「兄さん?」
日向「あのな、聞きたいことが、あるんだが」
雷牙「なんですか?」
日向「お前、昨日」
雷牙「昨日って、人生初風邪大事件の事ですか?」
日向「ああ、そうだ」
雷牙「うーん、私、よく覚えていません」
日向「そうか、別にいいんだが」
つづく