ウルトラリリカルキュアファイト《リメイク》   作:JINISH

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ニンテンドースイッチのゲームをして、執筆が進んでいませんでしたが、投稿できました。

先週、職場体験を月、火、木、金の4日間してきました。
場所はコメントを控えますが、充実した体験でした。


新たなる戦士との共闘

デザート王国でボガールが突然変異した怪物、ボガールモンスが現れ、それをメビウスが対抗する。

ボガールモンスにピンチを追い込まれたメビウスだが、突如現れた巨人、ウルトラマンネクサスに助けられた。

メタフィールドに閉じ込められたボガールモンスはネクサスによって倒される。

その一方、妖精学校でプリキュアパーティが始まろうとする時、異変が起きる。

エクセル達はその異変が発生した場所、妖精の滝へ向かった。

その妖精の滝では・・・

 

「マシェリポップン!」

「アムールロックンロール!」

 

HUGっとプリキュア、スタートゥインクルプリキュア、ヒーリングっどプリキュアが乱闘していた。

三組のプリキュアが戦っているのは、スナッキーの集団である。

 

「もう!しつこい!」

「プリキュアパーティが開かれる妖精学校に行こうって思った時に!」

 

スパークルとソレイユがぼやく。

グレース達はすでに疲れを見せていた。

スナッキー達は続々と押し寄せていく。

その時、青白い火の玉と青い光弾がスナッキーを命中し、消滅する。

グレース達は振り向くと、そこにキュアスピカと九尾の狐をモチーフにした衣装を身に纏うプリキュアがいた。

そのプリキュアこそ、ルナが変身するキュアナインテイルである。(詳しくは『ULCF エクストラストーリー』より)

 

「スピカ!」

「グレース!みんな!久しぶり!」

 

スピカはグレース達との再会に嬉しさを込み上げる。

 

「スピカ、この方達は?」

「私が空間の歪みで地球に漂流された時に会ったプリキュア達よ。後で紹介するわ。」

「そうしましょう!」

「モチ!一緒にやろう!」

「ソウラ達は隠れてて!」

 

グレース達にスピカとナインテイルが加わって、スナッキーの集団に立ち向かう。

 

 

 

 

同じ頃、スピカ達のような戦いは他にも起こっていた。

その場所は、ホープキングダム。

Go!プリンセスプリキュアが絶望の魔女・ディスピアが率いるディスダークとの戦いを繰り広げられた王国である。

ディスダークとの戦いが終えた後、国民を絶望の扉から解放した事で、ホープキングダムに平和が訪れた。

そのホープキングダムに黒い昆虫のような怪獣30体が16人の少女達と乱闘していた。

まず、黒い昆虫のような怪獣は、宇宙悪魔・ベゼルブ。

レイフ星人・ドクター・サイキが生み出した集団で行動する怪獣である。

尻尾の毒針で怪獣を操る事ができ、コスモスの浄化技でも洗脳を解けない。

一方、ベゼルブに立ち向かっているのは、Go!プリンセスプリキュア、魔法つかいプリキュア、キラキラ☆プリキュアアラモード、そして、ヴィヴィオとアインハルトである。

 

「全く、でかい虫がゾロゾロと!」

「見た目も不気味です~!」

 

ジェラートとカスタードは襲い掛かってくるベゼルブを回避し、クリームエネルギーで動きを止める。

そのベゼルブをヴィヴィオとアインハルトが殴り飛ばす。

 

「ヴィヴィオちゃん、アインハルトさん。まのんちゃん達もプリキュアパーティに誘ったの?」

「誘ったけど、まのんは風邪で寝込んじゃってて、真理奈に看病させたの。」

「ミコトさんはシンさんとセレナさんが戻ってくるまで待ってるそうです。」

「そうだったんだ・・・」

「ミコトちゃん、本当にシンさんの事、大好きなんだね・・・」

 

ミラクルはヴィヴィオ達に真理奈達の事を聞いたが、まのんは海外出張から帰ってきてから現在、風邪で寝込んでしまい、そこでヴィヴィオとアインハルトから真理奈にまのんの看病するよう伝え、真理奈を留守番にさせた。

ミコトはシンとセレナが戻ってくるまで待つことにしたらしい。

その時は、フーカとリンネも一緒に行くとも。

フローラとホイップはミコトが待つ理由を容易に想像できたので苦笑いしていた。

 

「ラインハルト王女、貴女もプリキュアになっていたなんて、思いもしませんでしたわ。」

「そいつぁ、お互い様だろ、トワ。いや、今はキュアスカーレットだったか?元気そうで安心したぜ。」

 

スカーレットと背中合わせに会話しているのは、巫女のような恰好をした袴スカートの女性である。

彼女はキュアコアトル。

その変身者はラインハルト・ジェラルダイン、愛称・ライハ。

エブラーナ国第二王女のくノ一である。

ザナルカンド遺跡で悪の忍者・カゲミツを倒し、母・リディアを救い出した。(詳しくは『ULCF エクストラストーリー』にて)

スカーレットとコアトルの会話からして、一国の王女と言うだけあって知り合いらしい。

二人は近づいてくるベゼルブの追撃を避ける。

 

「燃えよ、炎よ!プリキュア・スカーレットスパーク!」

「プリキュア忍法!電光一閃!」

 

コアトルは光刀・タケミカヅチを構えると、全身に電気が迸り、近づいてくるベゼルブ達を雷光の速さで斬り捨てる。

タケミカヅチを鞘に納めると、ベゼルブが消滅する。

スカーレットはプリキュア・スカーレットスパークでコアトルと同様に近づいてくるベゼルブを焼き払う。

ベゼルブ達が全滅した事を確認した後、フローラ達は変身を解く。

 

「他にもプリキュアがいるなんて驚きだよ!」

「へへっ!アタイもディスダーク共を退けた先輩達に会えるなんて感激だぜ。」

 

ライハはみらい達との交流に感激する。

 

「お前さん達がヴィヴィオにアインハルトだな?よろしく!」

「あ、はい。アインハルト・ストラトスです。」

「高町ヴィヴィオです!私達の事、ご存じなんですか?」

 

ヴィヴィオはライハから自分とアインハルトの事を知っていたので、質問する。

 

「あぁ、ジーク達から聞いてな。あいつらがこの世界に彷徨っていた所をアタイの城まで連れて来たんだ。そん時にウチの母ちゃんが攫われちまったけど、ジーク達に助けられたんだ。あいつらには感謝してんだぜ。」

 

ライハはジーク達との出会いやジーク達と共に戦った日々の事を語る。

 

「ジーク、ヴィクターさん、エルス選手にハリー選手、ご無事で何より。」

「折角だ。パーティついでに会わせとくぜ。今はG.Fに保護されてっから、エブラーナ王女の特権って奴で妖精学校に来させておくよう連絡してやんよ。」

「ホントですか!?」

「あぁ!」

 

ヴィヴィオ達はライハの口からジーク達と再開させると聞いた時、嬉しくなった。

ライハはG.F本部に保護されているヴィヴィオの友達をプリキュアパーティの開催地である妖精学校に招待するため、G.F本部に連絡した。

そして、ライハもヴィヴィオ達と一緒に妖精学校に同行する事にした。

 

 

 

 

そして・・・

 

「プリキュア流春光拳!螺旋紅蓮拳!」

 

フローラ達同様、別の場所で戦いを繰り広げられていた。

一方は赤いチャイナドレスのような衣装を身に纏う女性、もう一方は西洋風の鎧と武器を武装した機械人形と交戦していた。

まず後者から正体を明かそう。

その機械人形は傀儡兵と呼ぶ。

この人形はプレシア・テスタロッサに作られた機械人形である。

彼女がアルハザードに向かう際に侵入者の妨害の為に送り出したが、なのは達の手によって全滅した。

そして、その傀儡兵を相手にしている女性はキュアウーコン。

その変身者はウォン・シャンティ。

エスタ共和国にある春光拳道場の拳闘士であり、G.Fの一員でもある。

魔力の暴走が原因で父・ウーロンに勘当されたが、エスタ共和国で起きた事件をきっかけに春光拳道場に戻る事ができた。(詳しくは『ULCF エクストラストーリー』にて)

彼女が今いる場所はスカイランドである。

 

「こいつら!今までのプリキュア達が戦った敵とも違う!空間の歪みで別の敵が現れたって言うの!?」

 

ウーコンは傀儡兵の攻撃を躱しながら分析する。

しかし、ウーコンは油断した。

ウーコンの背後に別の傀儡兵が襲い掛かってきた。

 

「危ない!」

 

ウーコンの背後に襲い掛かってきた傀儡兵を別のプリキュアの介入により、ウーコンは無事だった。

ウーコンは振り向くと、キュアスカイがいた。

 

「君はスカイ!」

「大丈夫ですか!?ウーコン!」

「うん!君がここにいるという事は・・・」

「プリキュア・おてんとサマーストライク!」

「プリキュア・プレシャストライアングル!」

 

ウーコンは周りを見渡すと、すでにトロピカル~ジュプリキュア、デリシャスパーティプリキュア、ひろがるスカイプリキュアが傀儡兵と戦っていた。

 

「トロピカル~ジュプリキュアとデリシャスパーティプリキュア、それにひろがるスカイプリキュアまで!」

 

プリズム達の介入により、傀儡兵を次々と倒していく。

 

「私達が来たからには、もう大丈夫ですよ!」

「ありがとう!一緒に戦おう!」

「はい!」

 

スカイとウーコンは近づいてくる傀儡兵の攻撃を躱しつつ、一撃一撃打撃を与える。

 

「行くぞ!スカイ!」

「はい!」

 

スカイとウーコンは止めと言わんばかりに傀儡兵を接近する。

 

「ヒーローガールスカイパンチ!」

「プリキュア流春光拳・奥義!天光炎龍脚!」

 

スカイはヒーローガールスカイパンチを繰り出し、傀儡兵を倒す。

ウーコンは右足に光を収束し、ジャンプすると、そこから炎の龍が現れる。

炎の龍がウーコンの背後に回り、右足を突き出すと、炎の龍と共に傀儡兵に突撃し、傀儡兵の体を貫く。

傀儡兵が全滅した後、ウーコンとスカイ達は変身を解く。

 

「シャンティさん。」

「助かったよ、ソラちゃん。君達も。」

 

シャンティはソラ達に感謝する。

 

「お久しぶりです、シャンティさん。」

「元気そうだね。」

「久しぶり、ツバサ君。エル様も。」

 

ツバサとエルとの再会に喜ぶシャンティ。

 

「ソラちゃんとお知り合いみたいだね。」

「そのようだね。」

「私達以外にもプリキュアがいたとはな。」

「はにゃ~、しかもらんらんと同じタイプのコスだったね~。」

 

ましろ達はシャンティを見て、それぞれの思っている事を言う。

 

「ところで、どうしてここに?里帰りってわけじゃないみたいだけど?」

「あ、はい。実は妖精学校でプリキュアパーティを開かれると聞いたので、ここで落ち合ってたんです。」

「妖精学校で?」

「はい!これから行くところなんです!」

「そうなんだ。」

 

シャンティはソラ達がスカイランドにいる訳を聞き、納得する。

 

(プリキュアパーティか・・・前に妖精学校の生徒が影水晶の企みでプリキュアオールスターズが水晶にされたって聞いたけど、今回もそうなのかな・・・)

「?シャンティさん?」

「いや、なんでもないよ。」

 

その瞬間、シャンティが所持しているハートキュアウォッチから通信が入り、その通信を繋いだ。

 

『あ、シャンティちゃん。』

「ユミナ!」

 

シャンティに通信してきたのは、ワンサイドアップの長髪の女の子である。

彼女の名は、ユミナ・アンクレイヴ。

聖ヒルデ魔法学院中等科のクラス委員長であり、ナカジマジムのバイトリーダー兼選手部門マネージャーである。

尚、このユミナは別人で、シャンティと同じG.Fの一員で、白魔導士部隊兼医療部を任せている。

 

「どうしたの、ユミナ?私の任務は終わったとはいえ、通信してくるなんて。」

 

シャンティはユミナに通信してきた理由を聞く。

 

『実はね、ついさっきエブラーナ王国のラインハルト・ジェラルダイン王女から通信が入って、妖精学校で行なわれるプリキュアパーティにリオちゃん達をご招待したいって言ってきたの。』

「そっか。ちょうどソラちゃんからプリキュアパーティの事を聞いた所なんだよ。」

『そうなんだ。それをリュックさんに話したら、シャンティちゃんと一緒に羽休めのつもりで参加してきてって。』

「へっ!?私も!?」

 

ユミナからの話によると、G.F宛ての通信にライハから、妖精学校で開催されるプリキュアパーティにリオ達にも参加させたいと要望が入り、その事を同じG.Fの局員であるリュックに伝えるとシャンティとユミナも参加するよう勧められており、それをシャンティに伝える事にしたそうだ。

シャンティはそれを聞いて驚く。

 

『リオちゃん達にもこの事を伝えたら満場一致で賛成したんだけど、シャンティちゃんはどうかな?』

「あ、でも・・・」

 

シャンティはプリキュアパーティに参加するべきか迷った。

 

『シャンティ、聞かせて貰ったわよ。リオ達の護衛任務のつもりで行ってきなさい。』

 

ユミナとの通信にエディスが割り込み、シャンティに護衛任務と言う建前でプリキュアパーティに参加するよう言い出す。

 

「いいんですか?」

『他の任務はアビドスとバステトに引き継がせておくから心配しない。だから楽しんできてね。』

「・・・分かりました。」

 

シャンティはエディスの説得に折れ、ユミナとリオ達と一緒に妖精学校へ行く事になった。

一先ず、スカイランドで起きた事をG.F本部にいるレティに通信で報告する事にした。

 

 

 

 

その頃・・・

 

「エニアゴン・シーリング!」

 

ナインテイルは9つの青白い炎を九角形になるようにスナッキーの集団を囲い、三複合正三角形型に成形した紋様を浮かび上がると、スナッキー達が青白い光に包まれ、スナッキー達の体に電流が流れるように身動きが取れなくなる。

 

「チェーンバインド!」

 

スピカはチェーンバインドでスナッキーの軍団を捕縛する。

 

「エール!みんな!今よ!」

「OK!」

 

エール達はメモリアルキュアクロックを用意する。

 

「メモリアルキュアクロック!マザーハート!ミライパッド・オープン!」

 

エール達はマザーハートスタイルにフォームチェンジし、プリキュアミライブレスを装着する。

 

「HUGっとプリキュア!今ここに!」

「ワン・フォー・オール!」

「オール・フォー・ワン!」

「ウィー・アー!」

「プリーキュアー!」

「明日にエールを!」

「ゴーファイ!みんなでトゥモロー!」

 

HUGっとプリキュアはみんなでトゥモローを放ち、スナッキーの集団を浄化する。

戦闘終了後、スピカ達は変身を解く。

身を隠していたソウラも戦闘が終わった後、エクセルと合流した。

 

「エクセルちゃん、改めて久しぶり!」

「元気そうね。」

 

はなとエクセルはハイタッチする。

 

(話には聞いてたけど、姉さんやネッシー、ランスロットの他にもプリキュアがいるなんて・・・)

(HUGっとプリキュア、スタートゥインクルプリキュア、ヒーリングっどプリキュア・・・)

 

ルナははな達を見てそう呟き、ソウラは3組のプリキュアが目の前にいる事に感動を覚えた。

 

「ワン!」

「ラテさん。ヒーリングガーデン以来ね。」

 

ラテはソウラの事を知っているのか、笑顔で挨拶した。

 

(ラテ様、知り合いラビ?)

「ママと一緒にヒーリングガーデンに旅行に行った時にちょっとね。」

 

ソウラの話によると、ラテがソウラの事を知っているのは、ソウラが母と一緒にヒーリングガーデンに訪れた時にラテと会ったとの事。

 

「お知り合いには会えましたか?」

「そりゃあもう、あの後にトランプ共和国のテロ事件に巻き込まれた時はハラハラしてたけど・・・」

 

ラテ達とのやり取りとは他所に、エクセルがのどか達と別れてからの経緯を話した。

エクセルが言っていたテロ事件とは、ユグドラシル残党のトランプ共和国襲撃の事だろう。

なのは達と再会した直後に、ユグドラシル残党と乱闘していたので、エクセルはハラハラしていた。

オマケになのはとユーノが少年少女の姿で再会した時は感動と言うより驚きの再会だったわけで・・・

 

「なぎさ先輩から聞きましたけど、その後に新しいプリキュアが誕生するなんて驚きなのです。」

「私も正直驚いたの。この娘もその一人なのよね。」

「初めまして、ルナ・グウェンと申します。」

 

ルナははな達に自己紹介する。

はな達も自分達の自己紹介をする。

 

「私だって・・・皆のように・・・」

 

ソウラは先程のスピカ達の戦闘を見て、自分でもできると自信を持つ。

その時、どこからか悲鳴が響き渡る。

 

「なに!?」

「学校の方からだわ!」

 

今聞こえた悲鳴は妖精学校の方からだと理解する。

 

「ハッ!?ソウラ!あの生物は!?」

「えっ!?チビ!?」

 

ソウラは周りを見渡すが、一緒にいたはずのチビの姿が見当たらない。

 

「今は学校の方へ行きましょう!」

「はい!(うん!)(えぇ!)」

 

エクセル達はチビの事は後回しにし、一先ず妖精学校へ向かうのであった。

その様子を木陰から窺う小さな存在が薄ら笑いを浮かべる。




『G.F(ガーディアン・フォース)ショートドラマ』
第五話 ソラ・ハレワタール

シャンティは現在、洞窟の中で戦闘中にあった。
その相手は地面から現れた巨大なアリジゴクのようなモンスター・アントリオンである。
大人しい性格のモンスターだが、ゴルベーザが不穏な動きを見せたり、アレクサンドリア王国の侵攻の前触れにより暴れ出した。
産卵時に出す分泌物から『砂漠の光』と呼ばれる高熱病の治療薬が作られ、セシル、リディア、ギルバートは高熱病に罹ったローザを治す為、アントリオンの洞窟に足を踏み入れた。
つまり、シャンティがいる洞窟はアントリオンの洞窟である。
シャンティがアントリオンの洞窟に足を踏み入れた理由は、スカイランドの国民からの依頼の為。
その依頼は高熱病で倒れた少年を治してほしいという依頼で、本来はダムシアンかフィガロの兵士に依頼したものだが、アントリオンの洞窟に住むアントリオンが人を襲う程に狂暴になっており、『砂漠の光』を採取できずにいたのだ。
そこで、この依頼をG.Fに依頼し、シャンティをアントリオンの洞窟に派遣したという事だ。

シャンティ「くっ!流石はアントリオン!セシル陛下やフライヤさん達が苦戦しただけはある!」

シャンティはアントリオンに苦戦していた。
アントリオンは目の色によって物理攻撃に対する反撃や魔法攻撃に対する反撃を仕掛けてくるので、厄介なモンスターである。
アントリオンはサンドストームを使い、シャンティを目つぶしにし、瀕死に追い込んだ。

シャンティ「ぐっ・・・!まずい・・・このままじゃ・・・」

シャンティはアントリオンに目つぶしされ、窮地に追い込まれる。
アントリオンはそんなシャンティに止めを刺そうとする。

?「危ない!」

その時、誰かがシャンティを担ぎ、アントリオンの攻撃を躱した。
その直後に目が見えなくなったシャンティの目が潤うように目が良くなった。
目が見えるようになったシャンティは先程の人物を見ると、青い髪のワンサイドテールの女の子がいた。

?「大丈夫ですか?」
シャンティ「君は?!」
ソラ「青の護衛隊のソラ・ハレワタールです!」

シャンティを助けたのは、ソラ・ハレワタールだった。
彼女はスカイランド出身で、ひろがるスカイプリキュアのキュアスカイとして、アンダーグ帝国の侵攻を阻止した戦士の一人である。
今は青の護衛隊の一員として活動している。

シャンティ「そうか!君がひろがるスカイプリキュアの・・・」
ソラ「はい!助けに来ました!」
シャンティ「助かるよ。私はG.F所属、ウォン・シャンティ。G.F宛ての依頼で高熱病で倒れていた人の治療に使う『砂漠の光』を採取する為にここに来たんだ。協力してくれるかい?」
ソラ「勿論です!一緒に行きましょう!」

ソラはシャンティにエリクサーを与え、万全な状態にさせる。
よってシャンティは回復し、立ち上がる。

ソラ「ヒーローの出番です!」
シャンティ「ヒロインだろ?」

シャンティはソラの発した言葉にツッコみを入れるが、そうは言ってられる状況ではない。
シャンティとソラはそれぞれ、ファンタジラインとスカイミラージュを手に取る。

ソラ「スカイミラージュ!トーンコネクト!ひろがるチェンジ!スカイ!」
シャンティ「ファンタジック・ダウンロード!」
ソラ「きらめきHOP!さわやかSTEP!はればれJUMP!」

シャンティはキュアウーコンに、ソラはキュアスカイに変身した。

ウーコン「岩をも砕く功夫魂!キュアウーコン!」
スカイ「無限にひろがる青い空!キュアスカイ!」

ウーコンとスカイは変身直後にアントリオンとの戦闘を開始する。
苦戦はしたが、アントリオンは身の危険を感じ、地中に逃走した。
その後、巣の周りにある『砂漠の光』を採取する事に成功した。
ウーコン達は変身を解き、テレポストーンでスカイランドに移動。
『砂漠の光』を依頼主の元へ届けに行った。
その依頼主は・・・

?「大丈夫、ツバサ?」
ツバサ「はい、だいぶ良くなりました。」

なんと、スカイランドの王女・プリンセス・エルだったのだ。
そして、高熱病で倒れた少年は夕凪ツバサだった。
二人共、ソラと同じひろがるスカイプリキュアのキュアマジェスティとキュアウィングである。

シャンティ「まさか、依頼主がエル様だったなんて・・・」
ソラ「シャンティさんのおかげで、ツバサ君が元気になりました!ありがとうございました!」
エル「私からもお礼を言わせて。ツバサを助けてくれてありがとう。」
シャンティ「あぁ、いえ!G.Fとして当然のことをしたまでです!」

シャンティは王女の前だからか、慌てる様子を窺える。

シャンティ「報告書を読ませてもらいましたが、ソラちゃん達はフェイスワールドでアンダーグ帝国と戦ってきたんだね?」
ソラ「はい。私とツバサ君にエルさんは元々スカイランド出身で、ここにはいませんけど、ソラシド市のましろさんやあげはさんと一緒に戦ってきました。」
エル「私がアンダーグ帝国のカバトンに攫われた所をソラが助けてくれた時にワープ空間に入って、そこからソラシド市に辿り着いたのが、始まりだったね。」
ソラ「はい。でも、一人ぼっちを恐れない、それがヒーロー、それが信条になってましろさんがキュアプリズムになった後も一人で戦おうと意固地になっていました。」

ソラはましろとのファーストコンタクトを思い返す。

ソラ「それに、ましろさんは初めての友達でしたので、友達を傷付くのは怖いから一人で叩くと意地を張っていたんです。」
ツバサ「そんな事情があったんですね・・・」
ソラ「でも、ましろさんは大切な友達だからこそ心配してくれてたんです。助けたい気持ちは同じでした。だから、今の私がここにいると思うんです。」

ソラはましろと一緒にカバトンのランボーグとの戦いを振り返りつつ、今の自分の事を見つめ直す。

シャンティ「なるほど、分かる気がする・・・」

シャンティはソラの話を聞いて、過去の自分を振り返った。
シャンティは魔力の暴走が原因で父親に勘当され、フィガロ王国の兵士として活動していたが、魔力の暴走のトラウマで春光拳を使う事を禁じられていたが、リオ達との出会いや、マッシュとティファの特訓、ユミナの支え、そして、父親が自分を家から追放した真意が魔力の暴走を克服するきっかけになった。
シャンティも誰かに助けられて、今の自分がいるのだ。

シャンティ「私だって支えてくれる人達に救われた。今度は私達がその人達を支える番だよ。これから先、住む世界の違う者達と一緒に戦う事になると思う。」
ツバサ「ウルトラマンと時空管理局、ですね?」
エル「まだ会ってないけど、一緒に戦えたらいいな。」
ソラ「はい!楽しみです!」
シャンティ「その時は彼らと一緒に力を合わせて戦おう!」
ソラ「はい!よろしくお願いします!」

シャンティは拳を突き出すと、ソラも拳を突き出し、グータッチする。
しばらく休んだ後、シャンティはスカイランドを後にし、G.F本部に帰還した。

~~~~~完~~~~~
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